メイク・ライフ・オンライン 作:umaru
「えーと・・・何すりゃいいんだろ」
【ステップ1 まず、鍛冶の基本を練習します】
おお、鍛冶か。ファンタジーと言えば鍛冶だよな。俺の知ってる小説だと、スキルレベルだけが完成度に影響するのと、リアルスキルが必要な物があるけども。
【このゲームで生産する時に難しい操作は必要ありません。多くの場合は、素材とレシピがあれば一瞬で作品を作り出せます。完成後の評価には、スキルレベルが影響します】
ほー。楽な方か。正直鍛冶の知識とかほぼ無いし嬉しいな。
【金床の近くにある椅子に座り、メニューから短剣のレシピを取り出して下さい】
俺の知識の限界が分かった。金床という言葉に一瞬戸惑った。ともあれ、取り敢えず椅子に座り、メニューを開く。すると、さっきまでは無かった《短剣:改のレシピ》というアイテムが。・・・後半見なかった事にしよう
【そして、生産スキルを発動すると、作成出来るアイテムが一覧で表示されるので、そこで選び、生産可能な場所で特定の行動をするとアイテムが作成されます。鍛冶の場合は素材を金床に置き、叩くだけです。素材は、青銅がメニューのプレゼント欄に入っています】
おお、青銅か。いかにもな初心者用な感じだ。
メニューから青銅を取り出す。
青銅×10
備考
銅と錫の合金。金属の中では柔らかく、加工難易度は低い。
うん、素材は普通ので良かった・・・
と、奏汰は思っているが。普通の人は鉄で、加工難易度が高く、成功率がとても低い。更に、一つだけなので失敗すると鍛冶は終了である。
「鍛冶スキル」
目の前に、見慣れてきた半透明のウィンドウが現れ、大部分が灰色となって、明らかに作れない雰囲気を出している中で短剣:改の部分だけ文字が明るい。そこをタップして、青銅を取り出す。どうやら短剣:改は、青銅一つで作れるようだ。金床に置き、叩く。1度では何も変わらず、何度か叩かねばならないようだ。
カンカンカンカンと、青銅を叩き続ける事、3分くらいだろうか。現実では有り得ないだろう速度で、青銅のインゴットが無骨な短剣に変わっていた。
短剣:改☆ 評価10
備考
タダの短剣だが、刃に返しがつき、攻撃力が上がっている。
攻撃力 5
《》
特に特別さは無いようで良かった。しかし、評価10か。青銅が簡単だからなのか、スキルのお陰なのか・・・
その後、調合、木工、調理などの代表的な生産を終え、出来たものは、
0級HPポーション☆×28
備考
HPを40回復するポーション
0級MPポーション☆×19
備考
MPを40回復するポーション
短剣:改☆×5
青銅の腕輪☆×1
備考
青銅製の腕輪
防御力 3
最大HP+5
《》
青銅の指輪☆×1
備考
青銅製の指輪
防御力1
消費MP軽減ー3
《》
木の盾☆×1
備考
普通の木で作られた盾
防御力8
《》
木剣☆×1
備考
普通の木で作られた剣、脆い
攻撃力1
不殺
耐久力低下
《》
野菜炒め 評価8
様々な野菜の炒め物
1時間獲得経験値上昇+3%
うーん、野菜炒めに未練が残るな・・・木工は、盾はレシピがあったので、そのまま作った。例に漏れず、最高評価だ。木剣は、自分で考えて作ったのだが、刃が薄すぎたのか、なんなのか。脆くなってしまったらしい。そして、調理は撃沈。レシピが無かったので貰った食材で野菜炒めを作った。スキルのお陰で高評価ではあるが、なければthe フツーの野菜炒めが出来上がっていただろう。まぁ、高校生の男子なんてこんなもんだって・・・