暁と電の恋愛事情   作:ふぶきん

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なんだか書いているうちに前回のものよりこちらのほうがタイトルに合ってるんじゃないかな?と思ってしまったふぶきんです。
と言うわけでパートⅡです。



電の嫉妬大冒険パートⅡ

電たちは今、鎮守府の食堂にいるのですが、・・・・・暁ちゃんと漣ちゃん・・・羨ましいのです。

 

漣「だからさぁ、綾波や吹雪のことは姉さまって言ってるのに、この漣さまのことはなんで姉さまってつけないのよ?」

暁「はぁ?漣はつけてほしいわけ?」

漣「いや、正直どっちでもいいんだけどね。」

暁「なによそれ(-_-;)」

漣「いやいや、それでも特型駆逐艦として見れば私だって暁のお姉ちゃんなんだからおかしくないでしょ?」

暁「知らないわよ。吹雪姉さまや綾波姉さまと比べたらあんたなんて漣って呼び捨てで充分でしょ。なんせ漣なんだから。」

漣「にゃんだとーー!!私なんだからってなんだ!?お子さまレディのバカツキのくせにーー(>_<)」

暁「お子さま言うな!それにバカツキってなによ!?」

 

・・・・・・暁ちゃんと漣ちゃん、とても仲良さそうなのです。二人ともケンカみたいなじゃれあってるけど何だかんだで楽しそうなのです。

電はあんな心から気安い感じがするようなじゃれあい?はほとんどしたことないのです・・・なんか羨ましいのです。

 

電「んーーーーっ(´・ω・`)」

暁「電?さっきからなんか唸ってるけどどうかしたの?」

漣「電ちゃん、大丈夫?気分でも悪い?」

気づけば暁ちゃんと漣ちゃんの二人が下から覗き込むように電を見つめていた。自分で思っていたよりも考え込んでいたようだ。

電「むーーーっ電の本気を見るのです

漣「えっ?どしたの電ちゃん。」

電の声が小さかったからか更に顔を近づけてくる漣ちゃん。

電「電の本気を見るのです!!ふしゃーーーーっ!!」

漣「あいたーーーっいきなり何するの電ちゃん!?」

 

・・・・視点変更・・・・

 

あまりに突然すぎてよくわからないのだけれど電が漣の頭に嚙みついてるわ。

漣「いったーーーっΣ(T▽T;)、ちょ、ちょっとほんとに痛いんだけど電ちゃんやめて(-_-;)。どしたのさ!?って言うか足で体をホールドするのもやめてーー!!っつうか、ボケっと見てないで早く助けなさいよ!?暁!!」

はっ!?突然のことですっかり思考が停止していたわ。さすがに電をやめさせないと!

暁「電、やめなさい!漣菌に感染しちゃうから!!早くぺっしなさいぺって。」

漣「こらーーー菌ってなんだ!?菌って!?あたしゃ病原菌か!?ってだから痛いってーーー(ToT)」

電「うーーーーっ」

いったいどうしたのかしらね?いきなりこんなことする子じゃないはずなんだけど

とにかくさすがにそろそろふざけないで止めないとまずいかしら?

暁「頭なんて噛みついていたらばっちいから早く離しなさい電!!」

漣「ばっちい言うなぁ!!ちゃんと洗っとるわぁ!!!!」

暁「漣の頭なんかどうなってもいいけど電の口が穢れるのはよくないわ。だから、口を離しなさい電。」

漣「穢れるってなんだ!?・・・暁!あんた、ほんとに私を助ける気あんのかーーー!?ってだから痛いってーーー(T△T)」

 

 

それからまた時間はかかったけどなんとか電を漣から引き離すことに成功した。

っでとりあえず、私と一応被害者である漣とで電から話を聞いているわけなんだけど・・・

電は涙目で手を胸元でもじもじさせながら俯いてしまっている。

こういう表情の電もなんか可愛いわね?でも、今はどうしてあんなことしたの聞かないとね。

 

暁「漣の頭は悪くなろうがどうでもいいんだけど、電ほんとにどうしたの?いきなり噛みつくなんて。」

漣「頭が悪くなるってなんだおい(# ̄З ̄)ってもまあ私も気になるかな?電ちゃん」

電「グスッ頭悪くしちゃってごめんなさいなのです漣ちゃん。」

漣「いや、気になってるのそこじゃないから電ちゃん、意外に毒舌だね。こんな時でもバカツキの言葉になんか乗らなくていいから」

暁「バカツキってなによ!!・・・んで、電は結局どうしたの?」

電「なんか…二人の様子が羨ましかったのです。」

ん?・・・二人ってのは私と漣のことよね?私たちの何が羨ましかったのだろう?

電「二人の・・・その・・・なんだかんだで仲の良さそうなじゃれあいが・・・羨ましかった・・・のです。」

電の言葉を受けて思わず漣と顔を見合わせてしまう。

何を言ってるんだろうかこの子は?

漣「隣の芝は青く見えるってやつなんですかねこれは?」

暁「どうなんでしょうねこれは。」

漣はあまり物事を引きずらない性格だし電のこともすぐに許してくれたけど、結局よくわからないまま夜を迎えてしまった。

夕食も食べて暁型姉妹で買ったおそろいのパジャマに着替えて私と電の部屋で4人でおしゃべりをしていた。

 

・・・・視点変更・・・・

 

夕食後に部屋で4人そろっておしゃべりをしていたのですが、暁ちゃんと雷お姉ちゃんが言い合いになったのです。なったのですが・・・

暁「そこまで言うことないでしょう?」

雷「暁姉は甘過ぎるのよ!!」

暁「雷は少し気にしすぎよ。少し落ち着きなさい。」

雷「私は落ち着いてるわよ!バカツキ姉!」

暁「バ!?ほほ~お姉ちゃんに向かってそんなことを言うとはお仕置きが必要かしら?雷。」

暁ちゃんが手をワキワキさせながら雷お姉ちゃんに近づいていく。あの感じだとまたくすぐり攻撃辺りでしょうか?雷お姉ちゃんって案外くすぐりに弱いから・・・・(  ̄▽ ̄)

・・・・・・でも、電はああいった感じのじゃれあいを姉妹間でもほとんどしたことがないのです。みんな多かれ少なかれ電には甘いところがありますし。

 

やっぱり少し羨ましいのです。そういえば、暁ちゃんのあんな感じの親友同士みたいな笑顔はあんまり見たことないのです・・・・・・

気づいたら雷お姉ちゃんが暁ちゃんのくすぐりから逃げようと後ずさりして私のそばまで来ていました・・・暁ちゃんの後ろには呆れ顔の響お姉ちゃんの姿も見える。

 

電「うーーーっ・・・・・・ふしゃーーーーっ」

雷「ってまたーーーー!?」

暁「え!?」

響「雷!?電!?」

 

雷「痛い痛い!?ちょ!?電、やめなさい!!・・・だからお姉ちゃんの頭齧るなーーー!?」

暁「・・・・・・は!?ちょっと電!?漣と違ってさすがに駄目よ!雷が放してあげて!?」

 

・・・視点変更・・・

 

      ?(私と違ってってなにさ!?)

・・・なんだか今幻聴が聞こえたような気もしたけど気にしている暇はないわ。

早く雷を助けてあげないと。

暁「なんだかよくわからないけどひとまず落ち着きなさい電!」

響「そうだよ電。いくらなんでも雷がかわいそうだよ。」

雷「いったーーー。響、暁姉、早く助けてよう」

普通にやってたんじゃだめかしらね。仕方ない。大切な恋人である電にこんなことはしたくないんだけど、雷だって大切な妹だからね

暁「電、ごめんね?」

平手チョップを電の頭頂部に・・・・・・っではなく、側頭部におみまいする。頭頂部になんかやったら噛みつかれている雷にまで下手すると衝撃がいっちゃうしね。さすがに今の状況でそれはよくない。

 

暁「んで、少しは落ち着いたのかしら電?」

電「・・・・・・っはい グス

私に叩かれて泣きべそを掻いて正座して座っている電を私と嚙まれた頭を片手で押さえてなぜか恋人であるはずの響ではなく私にしがみついて慰められている涙目の雷で見下ろしている。響はというと私に雷を慰めるポジションを取られたせいか私をジト目で睨んできている。・・・・・・正直居心地が悪いわ。

暁「そう・・・で、雷は?噛まれた頭のほうは大丈夫?怪我はしていない?」

雷「うう、なんとか~~」

暁「ならよかったわ。電と二人で今回の件についてきちんと話しをしたいからあなたの恋人さんの・・・響のところに行っててくれる?」

雷「・・・・・・うん、そうする。」

雷はあなたのところに返してあげるからいつまでもそんなジト目で睨まないでほしいわ。

雷が響のところに行ったのを見届けて私も電の正面に正座で座る。

さて、暁型の家族として、特型の姉妹として、何より大切な恋人としてしっかりと話しをしましょうか?

 

・・・視点変更・・・

 

暁ちゃんが私の正面に座っていよいよ話し合いの始まりなのです。

暁ちゃんに怒られると思うとやっぱり怖いのです。・・・さっきのチョップもすごく痛かったですし・・・

暁「ほんとにどうしたの?気になることがあるなら遠慮せず言っていいのよ?」

電「・・・羨ましかったのです。」

暁「・・・またか。・・・・・・昼間と同じね。」

うう、そうとしか言えないですし。暁ちゃんも少し困っている感じでしょうか。

電「お姉ちゃんたちのケンカというかじゃれあいというかを見ていたら電はそういうことあまりしたことないなって・・・雷お姉ちゃんなんかは暁ちゃんとたくさんしてるのに・・・」

雷「隣の芝は青く見えるってやつ?すん

暁「昼間の漣と同じこといってるわよ?雷。」

雷「あら、そうなの?」

「くすん」

暁「えーっと、電は雷や漣としてたみたいなことしたいみたいだけど・・・私は電とはこういった感じの方がいいかな?(^-^)」

暁ちゃんはそう言って私に近づいて私のことを抱き締めてくれていた。

電「ふにゃ」

抱き締められるとふにゃーーってなっちゃうのです。とても気持ちいいのです。

暁「私は雷たち相手みたいにふざけあうのも悪くないけど電とはこうやってお互いの温もりを分けあったりしているほうが好きかな(//∇//)」

そう言って私を放す前におでこにキスをしてくれる。

電「はわわ。い、電もこれがいいのです(///ω///)♪」

顔が暑くて仕方なくなってしまったのです。暁ちゃんから赤くなった顔を隠したくて今度は電から抱きしめ返す。

暁「あらあら。」

 

雷「へぇー。良かったわね?い・な・づ・ま~。」

電「ふぇ?」

なんだか不穏な声が聞こえて振り向かないほうがいいと思いつつ後ろを振り返る。

まぁ、予想通りというか怖い笑顔をした雷お姉ちゃんが仁王立ちしていた。

電「えーーーっと・・・・ご、ごめんなさい?」

できるだけ可愛く上目遣いで謝ってみる。

雷「可愛く謝ってもダメなものはダメよ。覚悟しなさい!!」

電「ぜ、前回と同じオチなんて最悪なのですよーー(T0T)」

暁ちゃんの傍は離れがたかったけれどそうも言ってられないのです!!ーー(>_<)

電「はにゃーーーーっ」

雷「待ちなさーーい!」

 

暁「二人とも、夜中だってのに元気ね~。」

響「姉さんから雷をなんとしても取り返さないと!!」

暁「あんたもバカなこと言ってないでもう少ししたらあの二人止めるわよ(-.-)」

響「ハイハイ。了解だよ姉さん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

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