俺のパンツが無い。   作:彼是

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ひさしぶりに書いたので変かも?仕方ないね。
難産だったのでちょっと長め。しかも終わらない。咲の方もまだなのに・・・


ある休日の河川敷で お昼

 個人的に遊びとは全力でやるからこそ面白いと思う。例えばテスト期間中に少しだけ遊ぶよりテストが終わってから遊んだ方が楽しいはずだ。つまり何が言いたかって?全力で遊んだ。

 

 

 

 埼王ベイブレードは草野球チームでは無くボランティア団体だ。元々は学業の一環で地域の子供と遊んでいた集団が定期的に集まり、名前が付けらて明白な目的が出来た集団。それが結城天が名前を付けた埼王ベイブレードだ。

 

 北海道デストロイは隣町で出来た集まりで埼王ベイブレードのずいぶん後に出来た集団だ。こちらは元々は一人の女の子が中心の仲良しグループで草野球なんてやった事も無い集団だった。きっかけは結城天。大体アイツのせいである。

 

 結城天には謎が多い。普段遊びに遊んでいるが、どんな遊びをしているか知らない。そして今回の話はその謎のせいで起きた話だ。

 

 

 

「ふぅ・・・」

 

 私は自分のチーム北海道デストロイのベンチに座る。チームメイトに貰ったタオルで珠の様な汗を綺麗に拭き取り、お気に入りの蜂蜜入りのレモン水を飲み干し喉を潤す。程ほどに冷たくした適温であっというまに無くなり、少し勿体無い飲み方をしたと後悔した。

 

「響、お疲れ~」

 

 タオルをくれたチームメイトが支給された安物のスポーツドリンクを持って来てくれた。タオルに飲み物すごく助かる。今度お礼をしようと心のメモに書きつつお礼をいい受け取る。あまり美味しくは無いけど喉を潤せるだけマシだ。

 

「いや~今日のフォームも綺麗だったね~」

「だね!めっちゃ早いし、相手殆ど打てなかったしね・・・天以外・・・」

 

 チームメイトが私の投げ方を褒めてくれる。そしてアイツ・・・結城天の事を話題に出す。結城天とは小学生の頃のクラスメイトでそれから続く友人(好敵手)だ。昔から気に食わなかった(気になった)。勉強は圧勝だがスポーツだけは僅差だ。特に向こうは私と違い努力している雰囲気は無く遊び呆けていて、努力している私と同じぐらいスポーツが出来る。納得いかない(うらやましい)

 

「お~い届いたぞ~」

「お!待ってました!」

 

 いつも通り保護者からのお弁当が届き、お腹を空かせたチームメイト達がそのお弁当に群がる。この年頃の女の子は食欲=性欲>睡眠欲だから仕方ないか。かく言う私も早くお弁当を食べたい。

 

「今日は幕の内か~出来れば大盛りか、もう一つ欲しいよね~」

「私的にはおにぎりがよかったな。男の子の手作りなら最高」

「男の子の手作りなら炭でもいいわ」

 

 わかるわ。男の子の手作りの料理とかヤバイわ。それだけでご飯3杯はいける。料理下手とかただのスパイスだしね。

 

「ね、ねぇ!あ、アレ!」

 

 妄想に浸りつつお弁当を受け取っていると一人のチームメイトの焦った声上げた。どうしたのだろう?もしかしたら、私達は幕の内弁当1つに対して向こうのお弁当が豪華だったとかその程度だろう。ふと気になり埼王ベイスターズの方を見た。

 

「・・・へ?」

 

 私から普段出ないような変な声が出た。ありえない、見たくない、殺意が沸く光景がそこにはあった。

 

 

 

 

 

「よっしゃぁぁ!ご飯だ!昼飯だ!」

「ちょっと待って。私冷たいお茶飲みたいから買ってくるね。天ちゃん達何かいる?」

「ペプシ!」

「コーラ!」

「力水」

「私以外炭酸なんだね・・・」

 

 じゃんけんで負けた2人が追加で買い物に付き合い、他のメンバーはレジャーシート等を大きく広げ食事の準備をする。試合中に休憩で私達は芝生?の上にレジャーシートを広げて予め買っていたコンビニ弁当をみんなで用意する。向こう・・・北海道デストロイはいつも通りの出前のお弁当。比べてあたし達は朝コンビニで買った太陽の熱であったまり非常にやばそうな状態のお弁当だ。

 

「うわ~ほんのかあったかい所かそれなりに熱い」

「ふふふ。私はあえて黒い布を置き、熱々にしているわ」

「お前天才か」

「あ、中身卵サンドだった」

 

 バカなチームメイトの会話を聞きながらお弁当を開けようとして、チームメイトが呆然と私の後ろを見ていることに気が付き、ふと後ろを見る。

 

「ん?」

 

 そこにはにんまりと笑顔の圭にいがいた。

 

 

 

 

 俺は家に着いて、まずは着替えてからお弁当を作る。中身は出来るだけ俺が作って貰いたいメニューにする。ピーマンの肉詰め、だし巻き、唐揚げ、おにぎり、フルーツ等色々な種類を用意する。作業開始して1時間か・・・思ったより時間がかかったがまあいいだろう。出来るだけ可愛らしいこっちの男の子が好きそうな柄のランチョンマット、ランチクロス、水筒を用意する。

 

「あ、あれ?圭さん?」

「ん?ああ雪か」

 

 階段を降りる音と共にリビングに入ってきたのは私服姿のラフな格好の雪だった。手には大きめのカバンを持ち今から出かけるように見える。

 

「お、おはようございます・・・」

「おはよう雪。どうしたんだこんな時間に?」

「え!?えっと・・・せ、洗濯!洗濯に来たです!」

 

 ほう。洗濯ねぇ二階から降りてきて?しかもカバンを持って?なり得るか?

 

「そうなのか。ありがとう!」

「い、いえ・・・どういたしまして・・・」

 

 そんな罪悪感を満載の顔をしながら言われたら確定だろう・・・コイツ何かしてたな?つまり俺のパンツが無くなったのは雪?

 

「えっと・・・その・・・」

 

 疑いの目で見ていたら目線をずらしたり、キョロキョロと流れを変える切っ掛けを探しているように見える。これは叩けば誇り(ホコリ)が山ほど出そうだがそれはbad endを迎えてしまう予感がする。

 

「えぇっと・・・ええっと・・・」

 

 あ、雪の目が濁ってきた。な、なんとかしないと・・・ど、どうしよう?そうだ!

 

「な、なんってな!アレだろ?父さんに着替えの替えを頼まれたんだろ?」

「え?」

 

 昨日両親がまた仕事で大変だと言っていたのを思い出した。と、とりあえずこれでゴリ押す!

 

「あ!時間がヤバイなぁ~!雪、後はよろしく!」

「あ、圭さん!」

 

 忘れずお弁当を持ってこの場を脱出する。このままいれば雪のbad endルートに入ってしまうだろう。それはちょっと勘弁して欲しい。ある程度家から離れ河原に向かう。少しお弁当が傾いたかも知れないがそれはそれはありだろう。

 

 河原に着き時間を見ると調度いい時間だった。さて、どこにいるのかなぁ~居た!天が騒ぎながらベンチなんて無かった・・・レジャーシートに向かっている。俺もそっちの方へ向かう。

 

「あの~すみません」

「あ、はい!な、なんでしょうか?」

 

 ここに集まってる子達より少し年齢の高い帽子を被った女性が話かける。この中で少し離れているしコーチ?監督的な人だろう。この人に話を通していれば大丈夫だろう。

 

「天の為にお弁当を作って来たんですが持って行っていいですか?」

「え?ええ・・・」

「じゃあ失礼します」

 

 放けている彼女は放置して天の元へ向かう。さ~て今日は遊ぶぞ!!

 

 天と目があったので笑ってやった。ほら、わざわざ気合をいれて着替えてきたんだ。天に似合う感じのスポーツが出来そうな(ボーイッシュ風)服装にだ。この世界では相当攻めてる服装だ。そのせいか視線が凄い。

 

「お弁当作って来ちゃった」

「け、圭にぃ・・・どうして」

「・・・もしかしてダメだったか?」

 

 あれ?思ったより嬉しそうじゃないぞ?俺の予想ならもっと喜んでお弁当早よ!みたいなノリだと思ったんだが・・・

 

「い、いやいや!嬉しいよ!?」

「なら、よかった。飯まだだろ?弁当作ってきたし食べようぜ」

「ファ!?」

 

 どうしたんだろう?いつもの天らしくない。いつもだったらもっとこう・・・思春期の男みたいな感じなんだが・・・

 

「・・・」

「・・・・・・」

 

 ああ・・・なるほど。周り友人が気になるのか。確かに今の俺は()にお弁当を作ってきた()か。

 

(おや?これはそれなりに面倒な話では?)

 

 俺の予定ではこのままお昼を食べてから草野球に誘って貰う予定だったんだが、そんな感じでは無くなっきたぞ?

 

「・・・えっと・・・」

 

 考えろ。このままだと天の彼氏と勘違いされるぞ。ここは幼馴染ぐらいに思われたい、出来ればみんなでスポーツがしたい。

 

「よかったらみんなもどうぞ」

「ちょ!」

「本当ですか!」

「よっしゃあぁぁぁ!!」

「痛っった!っちょ!?まっっ!?嗚呼ァァァァァ!!」

 

 今日の教訓は軽はずみな事はしない(言わない)事だな。本当にあっという間に無くなった。ちなみにどさくさにまぎれて俺のケツ触った奴誰だ?怒らないから出てこい。

 

「「「御馳走様でした!」」」

「いや~男の人の手作りの物食べたのひっさしぶりだった」

「ひさしぶり?」

「嘘乙」

「いやいや。私ほどのイケジョになれば、たまには食べれたよ」

「ハハハ。鏡見た事ある?」

 

 お弁当に群がった方々は満足されたそうだ。天は残念だけどたぶん一口も食べてない。てかお弁当に群がるついでにボコボコにされていた。肩を叩かれ、体制を崩し、押し込まれ、踏まれ、引っ張られていた・・・見れば髪はぐちゃぐちゃ、服も破れ、腕もピクピクと動いているから生きてはいるだろうな。

 

「・・・ぅ・・・ぅぅ・・・」

 

 休憩時間は後15分程だが大丈夫か?俺の見た所、咲に半殺しされた時と同じぐらいのダメージだろう。

 

「天・・・大丈夫か?」

「け・・・けぃにぃ・・・」

 

 天はプルプルと震えながら俺に手を伸ばす。さて、このまま手を握って介抱するのが普通だが・・・

 

「天、後は俺に任せろ」

「・・・ぇ?」

「傷ついたお前の代わりに試合に出てやるからな」

「「「ええぇぇぇぇ!?」」」

「本当に?天のお兄さん!?」

「草野球ですよ!?」

「でも天のお兄さんでしょう?なら強そうじゃない?」

「強そうww」

 

 よし!この流れなら俺が天の代わりにスポーツが出来るぞ!体育ではバトミントンやバレーにランニング・・・しかもこの世界の男子はジュン以外女みたいな性格だからクッソ面白くなかった。たまには昔みたいにみんなでスポーツがしたいんだ!

 

 

 

 

 




ぶっちゃけ全部書き直したくて仕方ない。適当でいっか。
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