俺のパンツが無い。   作:彼是

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楽しんで貰える様に色々思考錯誤しています。
しかし中々上手くならないので長い目で見てください。

久遠 愛さん。遅くなりましたが誤字報告ありがとうございます。


あれ?

 朝起きていつもの様に着替えようとして気が付いた。

 

 

 あれ?俺のTシャツ減ってね?

 

 

 1、2、3、4・・・やっぱり1枚白いTシャツが無い。

クローゼット、洋服棚も探したが見当たらない。

パンツが無くなる事は今までにあったがTシャツは初めてだ。

 

 

 いやパンツが無くなる事の方がおかしいのだが、人は環境に適用出来る様でそこまでのダメージは無い。

下着泥棒の被害に遭う女子高生、尚且つ犯人が近所の幼馴染と言うすごく限定的なシチュエーションの気持ちはすごくわかる。

 

 

 転生?したので精神年齢はみんなより上だ。そのおかげ?でみんなが言うセクハラは可愛いイタズラにしか思えないのだ。

 

 

 Tシャツが無くなった理由を考えよう。

個人的に考え事をする時は椅子が欲しくなる。こう頭が冴える気がするんだ。

部屋にある椅子にどっかりと座り、まずは何故Tシャツなのかを考える。

 

 俺が逆の立場なら気になる女の子のTシャツを勝手に拝借する・・・犯罪である。バレたら一発で絶交、または警察レベルの案件だろう。

しかしこの世界では前提が違う。

 

 

 まずこの世界の女子は非常に性欲、欲望に忠実だ。

これは成人女性が前の世界の思春期真っ盛りの男性レベルなのだから、思春期真っ盛りの女子学生は相当ヤバイだろう。

 

 

 更に俺は昔から容認してきた。靴下、パンツ、小物等小さな・・・それこそ小学校に入る前から遊んできた(セクハラをされて)

そのせいでコイツの物は盗っていいいと思われているのだろう。

 

 

 今までTシャツを盗られた事に気が付いてなかったのか、はたまた盗られたかはわからない。

しかし使うにしてもTシャツか・・・わかる!

 

 

 次は誰が盗ったかを考えるか。天?唯?・・・ん~誰でもあり得る。そういえば少し前に雪が家に居たな。雪か・・・雪かぁ・・・

藪をつついて蛇を出すカエルにはなりたくないな。

でも気になるな。

 

 

「って事なんだがどうよ?」

『お前マジで言ってのか?』

「ああ。気になって仕方ないんだ」

『違う。そこじゃない。俺が言ってるのは盗られても平気なお前の頭だ』

 

 

 気になったが相談出来る相手がジュンぐらいしか居ないのを思い出し、早速電話した。もちろん前世の事は誤魔化した。

その結果、頭おかしいと言われたわけだが・・・

 

 

『圭。俺はお前が変わってるのも知ってるけど、流石に犯罪はを許容するのはどうかと思うよ?』

「・・・確かに」

 

 

 ジュンと話していたら盗られてそのままにしていたのはどうかと思えてきた。

 

 

 キィと背中を伸ばすと椅子の軋む音がする。

ゆっくりと考えれば確かに犯罪はダメだと思ってきた。

 

 

『それに相手の為にならないよ?圭のせいで歪んだ性癖を持ったらかわいそうだろ?』

「・・・おぉう・・・せやな」

 

 

 残念。確実に既に一人やらかした。

 

 

『でどうするの?家族に相談するなら付いていこうか?』

 

 

 それをしたら結城家がやばくなると思う。てかなる。母さんがヤバイだろうな。主に天。

 

「いや。相談はしないけど何か考える事にするよ」

『そう?なにかあればまた相談してよ』

「ああ。今日はありがとうな」

『いいよいいよ。じゃあお疲れ~』

「お疲れ~」

 

 

 電話を切りもう一度椅子を軋ませ、もし次に無くなったらお仕置きをすると心に決めた。

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