2度目の挑戦   作:ふぶきん

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今回、いよいよ艦娘が全員集結します。

と言っても、文中に出てくるのはほんの僅かな人数ですが(汗

艦娘が集結したからってそんな大勢なんか捌ききれません(^_^;)
実力不足ですはいm(._.)m



艦娘、全員集結!

皆での休日からまた数週間がたったある日、私たちは司令官に呼び出された。

「現時点でかなりの数の艦娘が確認された。今まではそれぞれが各個に深海棲艦を撃破してきたが、この度部隊を編成し直すことが決定した。」

それを聞いた瞬間、皆それぞれで嬉しそうな顔をしている。他の姉妹や戦争時、同じ部隊だった子など気になる子はそれなりにいるんだろう。

「やっと艦娘大集結ですか。存外に時間かかりましたねご主人様?」

「まぁ、秘密裏な調査でもあったからな。」

「なるほど?それで集結場所は何処になるんです?」

「横須賀だ。」

いよいよか。もう少しでまた皆に会える。

不安もあるけど、やっぱり楽しみだな。

 

 

数日後

 

 

司令官と一緒に私たちも横須賀にやって来た。

基地の大会議場には日本のそこかしこからやって来た艦娘で溢れている。

「そこにいるの五月雨じゃない?おーい五月雨ぇーー!!」

「あれは・・・白露お姉ちゃん!?それに白露型のみんなも?」

白露型の皆を見つけた五月雨が離れていく。

「五月雨ちゃんも他の白露型の姉妹と再会できて良かったのです。」

「そうですね。」

「だね~」

「電じゃない!?」「ほんとだわ!」「やっと再会できたね。」

声のした方を見てみると電と同じくらいの背格好で制服にⅢ型バッチをつけた子たちー暁型ーがいた。

「お姉ちゃんたち!?」

「ずっと会えなかったから心配してたのよ電?」

「でも、会えて良かったわ。」

「!!暁お姉ちゃん、響お姉ちゃん、雷お姉ちゃん!!!」

電はそのまま3人に近寄って抱きつく。良かったね電(^_^)

 

「お?あれは、曙たち第9駆のみんなですね。ちょっくら行ってきます。」

「変なことをすんじゃないわよ漣?」

「品行方正な私に何を言いますかね?叢雲は。」

「どこが品行方正よ。」

私も白雪も苦笑しながら漣を見送る。まぁ、あれで真面目なところもあるから大丈夫だろう。

「吹雪姉、いた。」 「お?ほんとだ。吹雪!」「よかった。吹雪姉さん。」「見つけられてよかったですね。磯波姉さん。」

前回でも聞きなれた妹たちの声が聞こえたため、後ろを振り向くと予想通りな面子がいた。

「久しぶりだね。初雪、深雪、磯波、浦波。」

「これで吹雪型再集結ですかね?」

「久しぶりねあんたたち。」

『あと10分ほどで艦隊結成式が開始されます。艦娘は各艦種ごとに並んでください。』

っと、もう始まる。艦種ごとに早く並ばないとね。

          ・

          ・

          ・

『・・・では、各鎮守府の編成に関しては1時間後に各自に書面にて通達するものとする。』

ふ~~、相変わらず偉いさんのお話しって言うのは長いよねぇ(-_-;)

「お・ね・え~ちゃん!」

「おわっと?」

いきなり後ろから抱きつかれた。それに今聞こえた懐かしい声は綾波?

「えへへ~、久しぶりーーお姉ちゃん\(^o^)/」

「あはは(^_^)うん、久しぶりだね綾波。」

後ろを振り返ってみるとやっぱり綾波がいた。他にも敷波を始めに7駆や6駆の皆がいた。

「皆も久しぶり。まだ顕現していない姉妹もいるみたいだけどこれでとりあえず特型姉妹が揃ったね。」

「そだね。久しぶりかな?吹雪姉。」

「うん、久しぶりだね吹雪姉さん。」

「ふん。私たちとの再会が遅すぎるのよクソ姉貴は。まったく」

「そ、それはしょうがないんじゃないかな?曙ちゃん。」

「違う違う潮。ぼのお嬢様は吹雪お姉ちゃんになかなか会えなくて寂しかったって言ってるんだよ。」

「おいこら漣!?」

「漣は相変わらずね。吹雪姉様もお久しぶり。」

「久しぶりだ吹雪姉さん。」

「久しぶりね吹雪姉。これからは私に頼って良いのよ?」

「6駆の皆も久しぶり。さすがにこの全員が同じ鎮守府所属にはならないだろうけど同じになったらよろしくね。」

「特型駆逐艦の力、みせてやりましょう!」

「そうですね。かつて世界を震撼させた私たち特型駆逐艦の力、みせてやりましょう!」

みんな、変わってないなぁ。さすが私の誇れる姉妹たちだね。

 

「それは無理だと思うわよ~?」

ん?また誰か来た・・・って陽炎?

「私は陽炎型駆逐艦の一番艦、陽炎よ。よろしくね?」

そう言って、陽炎は握手を求めてくる。

「特型駆逐艦吹雪型の一番艦、吹雪です。よろしく。」

拒否する理由もないため、私も握手に応じる。っと応じた瞬間、グッと手に力が込められる。

「ほんと、会ってみたかったのよ。吹雪あなたにね。」

「私に?」

陽炎の手を傷つけないようこちらも合わせて力を込める。

「えぇ、かつて世界を震撼させた吹雪たち特型駆逐艦と帝国海軍駆逐艦の集大成的な立ち位置にいる私たち陽炎型駆逐艦。どちらが上なのかはっきりさせたいと今回顕現してから常々思ってたのよ。」

「・・・・夕雲型は?」

「・・・え?」

「だから夕雲型。防空駆逐艦の秋月型を除けば駆逐艦の最終型は夕雲型だと思うんだけど?」

「・・・・あのさ。夕雲のあの性格を知らないの?」

「ん?」

「一言で言うならマイペース。どこまでものんびりふんわりしたマイペース人間よ?どちらが上かなんて興味あるとは思えないわよ。それに陽炎型も夕雲型も同じ甲型駆逐艦だからね。似たようなものよ。」

「・・・・・・そう、かもね。」

・・・そんなことはない。陽炎がいなくなった前回で夕雲は陽炎とどちらが帝国海軍駆逐艦の真の集大成なのか決着をつけたかったと静かに悔しがっていた。

駆逐艦らしい負けず嫌いや闘争心は夕雲だって持っている。陽炎が知らないだけ、勘違いしているだけだ。

「・・・ただ、私に挑むんだったら陽炎型と夕雲型のどちらが上なのかはっきりさせてからにしてくれないかな?万が一にも遺恨は残したくないでしょ?」

「ふ~ん?まぁいいわ。同じ鎮守府になったらよろしくね。」

陽炎は前回では私のライバルの1人だった。演習もよくやっていた。今回は・・・沈ませたりしない!

 

それから一時間後、予定通りに書面で通知がくることになった。

ちなみに鎮守府は日本国内北方と南方に1つずつ横須賀に2つの計4ヶ所に設置されるらしい。そこから徐々に体制を整えながら鎮守府を増やしていくつもりのようだ。

「さて、私は横須賀第二鎮守府だったよ。みんなはどうだった?」

「11駆はわたしと吹雪姉さん、叢雲以外の初雪、深雪が横須賀第一鎮守府ですね」

「19駆は綾波が第二、それ以外のみんなが第一鎮守府ですね。」

「7駆は漣が第二、それ以外が第一だったよ。」

「6駆はみんな第二ね。」

「・・・なんで漣が第二で私は第一のほうなのよ。」

「おや~?ぼのお嬢様は吹雪お姉ちゃんと一緒が良かったってことなのですかな~?」

「な!?そ、そんなわけないでしょ!?吹雪姉さんと一緒が良いなんて・・・」

「・・・あ、うん。わかった。わかったから目尻にたまってる今にも溢れそうなその涙は拭いておけ。ね?」

アハハハ。なんと言うか、みんな元気だよねぇ。

これから改めて鎮守府の運営が本格的に始まるんだ。

今度こそ、みんなを守ってみせる!場合によっては乙型艤装を使用してでも守るんだ。




お気に入りしてくださっている方々、本当にありがとうございます。

特型姉妹のしゃべり方、ちゃんと表現できていたでしょうか?
一言二言だけでも慣れないと難しいですね(-_-;)

次回から本格的に鎮守府が運営されていきます。相変わらずの見切り発車ですが楽しんでいただければ幸いです(^o^)
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