なかなか筆が進まず投稿が遅れました。
大筋では話は出来ているのですが、遅々として話が進められない今日この頃です。
少しでも楽しんでくれれば幸いです。
私は今、横須賀第二鎮守府が本格的に発足して数週間がたって、建造システムの確立の進捗具合を聞きに行くため、執務室に行こうと廊下を歩いていると前からここ数日で見慣れてしまった4人がこちらに来るのが見えた。
「ねぇ暁、時間あるならこれから一緒にお茶に行こう?」
「あら、レディーらしくて良いわね。時間もあるし4人で行きましょうか?」
「それは良いですね。暁さんとのお茶なら楽しめそうです。二人ほど邪魔な虫がいるようですが」
「ぴゃん。お茶も良いけど私は暁と二人でお散歩とかしたいな。」
我が妹の1人である暁に睦月型の弥生と三日月の2人に何故かいる軽巡洋艦の酒匂さん。
いったい何があったのかここ数日でよく一緒にいるのを見かけるようになった。
・・・・酒匂さんを取られたと泣いていた阿賀野さんが印象的だったのを覚えてる。面倒なことにならなければいいなと密かに願ってるんだけど無理かなぁ・・・
「吹雪姉様!これから時間はあるかしら?」
こちらに気づいた暁が足早に近づいてくる。
「吹雪さん・・・こんにちは。」
「こんにちはです、吹雪さん。」
「やっほう。吹雪ちゃん。」
「こんにちは、暁、弥生、三日月、酒匂さん。それと、私はこれから執務室に行かなきゃいけないからごめんね暁。なにか用だった?」
「ううん、もしよかったら散歩かお茶でも一緒にと思ったんだけど仕方ないわね。」
「「「・・・・・」」」
うん。たぶん予定がなくても断ったんじゃないかな?
3人の目がすごく怖いし。もう、断れ断れってビンビンに伝わってくるし。
「ごめんね。また今度、一緒にお茶をしよう?」
「うん!待ってるわ。それじゃあね。」
そのまま4人が歩いていくのを見送る。
「・・・あれっていったいなんなんだろう?」
ここ数日で見慣れたとはいえ少し呆気にとられながら暁たちを見送る。
まぁ、仲が良いのはいいことだと再び執務室に足を向けようとしたところで後ろから良く知った気配が近づいてくる。
「お姉ちゃん、見~~つけた♪」
予想通りに綾波が抱き着いてくるのを背中で受け止めて振り向いて確認する。
「やっぱり綾波だったね。それに白雪もいたんだ。こんにちは(^-^)」
「こんにちはです吹雪姉さん。」
私に頬擦りしてくる綾波はとりあえず放置して白雪が話し掛けてくる。
「姉さんはこんなところで何を?」
「執務室に建造システムの完成具合を聞きに行くところだよ。」
「なるほど。第2期、第3期のための建造システムですか。」
「なら私たちも一緒に行く~~♪」
相変わらずの綾波の様子に苦笑しながら白雪に大丈夫なのか尋ねる。
「私は問題ありませんよ。この後に何か用事があるわけではありませんし。」
「そう?なら、一緒に行こうか。」
綾波と白雪の頭を一撫でして執務室に三度足を向ける。
ちなみに二人を撫でたのは一方だけを撫でるともう一方がほぼ必ず拗ねるからだ。数日前に良く実感した。
執務室に三人で入り、山本司令官の元へと向かい三人で敬礼する。
「うん、それで今日は三人でどうしたんだ?」
「私たち二人は吹雪お姉ちゃんの単なる付き添いだから気にしなくていいですよう。」
綾波の言葉に司令官が私の方に顔を向けて、先を催促する。
「艦娘の建造システムの完成具合が気になったので聞きに来たんです。」
「あぁ、あのシステムか。吹雪は特に気にしていたからな。」
「今の艦娘の人数では対応しきれなくなる時が必ず来ますからね。」
実際に前回がそうだった。建造システムを確立するのにほぼ0からの研究だったこともあって3ヶ月もかかってしまっていた。
その3ヶ月の間に敵からは通常の種よりも上位種になるエリート級が現れ五月雨を含む何人かの艦娘が犠牲になった。人数が増えれば解決するものではないけれど、人員がカツカツの現状では疲れも溜まる一方で良いことが無い。
エリート級の存在を司令官やほかの艦娘に仄めかして対応できるよう訓練の見直しも日々行なっているが、あまり芳しいとは言えないだろう。
「まぁ、吹雪が言うならそうなのだろうな。・・で、肝心の進捗具合だが」
「はい。」
「良いところ60%といったところか・・・」
「60%・・・ですか。」
60%
「ああ、さすがに工作艦の明石と言えどなかなか大変みたいだ。」
「・・・わかりました。教えてもらってありがとうございます。」
「なに、気にするな。吹雪がそういうことを気にするのはある意味で仕方が無い事だ。だが、あまり焦りすぎるなよ?」
「・・・・はい。それじゃあ失礼します。」
「一体なんなの?」
白雪と違って綾波は私の前回の事を知らないから司令官とのやり取りが気になったんだろう。
「ん?特に何もないよ?建造システムの事が気になったから聞きに来ただけなんだから」
「それだけじゃない気がしたけど?吹雪お姉ちゃんが焦ってるってどういうこと?」
何か言いたそうな白雪を制して綾波に答える。
「・・・・あれは司令官の気にしすぎ。私は別に焦ってはいないもの。」
「・・・・・・そう?本当にそうならいいんだけどさ。」
半分は嘘だ。刻一刻と五月雨が轟沈した日が迫っていると思うと不安でたまらなくなる。
今の自分の力なら決してイ級エリートにも遅れはとらない。その場にいれば守れるはずだ。
っでも、それでももしかしたらを思うと怖くなる。前回とは違う出来事がおきている以上尚の事だ。
守るんだ。今度こそ!私の手が届く限り。
・・・私ガミンナヲ守ラナキャナラナインダ・・・
いつのまにか暁がハーレムを作ってました。しかも、軽巡まで巻き込んで・・・
私の綾波は安定の緩さです。日常ではですが・・・
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