モンスター達の人理修復   作:蹴翠 雛兎

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炎上都市冬木編始まったぞおおお!!
さぁ、ゲーム(救済)を始めよう。

では、第六話/炎上、どうぞ!

(にしても、話がいつもより長くなった…)

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現在、活動報告の方にて、タマミツネ♀を早めに出そうかのアンケートを取っております!
タマミツネ♀を早く出したい方は、お早めに!
(感想の挨拶などに一狩行こうぜにしても、カウントするお!)



第零章 特異点f 炎上都市冬木
第六話/炎上する世界《前》


「––––これで最後・・・ね」

 

そう言って、私は本を閉じる。

あれから、数時間、色々な本を読んだ。

このカルデアの事が書かれたもの、この世界のこれまでの歴史が書かれたもの、少年少女が見るような教育書、幼い子に聞かせるような絵本、様々な種類の本を読んだ。

そうして、気がついた時には、私は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

おそらく、元々、竜の頃から本を読んだり、読み聞かせしてもらったりするのが好きな上に、理解して読むスピードもかなり早いからだろう。だから、こんなにも、読むスピードが速いのだろう、と最初はそう思っていた。

しかし、次第に本を読む内に私はある事に気がついた。

 

それは––––。

 

(––––まさか、私・・・人間になったせいか、竜の時より視界が広がった上に自分の能力全てが上がっている・・・?)

 

それは、驚く事に()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

試しに、竜化して翼脚でロマ二さんに持ってきてもらった英霊用の握力測定器で測って見たら、昔よりどう考えても上がっていた(190キロは普通に出てた)から、確実に、おそらく英霊(?)になったお陰で能力が上がったのだろう。

まぁ、同時に、おそらく原因はそれだけじゃない、という気も私はしてるが・・・。

しかし、この際、私だったらどうでもいい事。

あの狼竜みたいに、単純にただの体当たりで、自分の数倍はありそうな奴ら、(例:雪山の奥にいるスコップさん、砂漠から時折出てくる体がお宝のロリコンエロジジイども)をよろけさせるどころか、横へと転ばせてる程の力なんて竜の時からないのだから。

・・・まぁ、そうとはいえ、もし私みたいにあの人(?)が人間になり、カルデアに来たら、下手すれば、今頃、ここは大惨事になっていると思うけど・・・・。

 

と、まぁ、そんなことは置いとくとして。

 

今は、読み終わったこの本をどうするか・・・ね。

片付けようにも、どこに片付ければいいのか、わからないし・・・。

とりあえず、ロマ二さんに––––。

 

あっ、ダメだ。

 

ロマ二さん、なんか、ニコッニコッニー!と言っている女の子のゲームをして、完全にマイワールドに入り込んでる。

 

となると、立夏・・・もダメだわ。

今、なんか、白を基調に、赤く発光するラインが入った、ロボットをすごい集中力で作ってる・・・。これは邪魔出来ない・・・・。

 

となると、残る二人に・・・は、頼まない方が良さそうね・・・・。

 

なんか、完全に、ロマ二さんに勝つためのポ○モン議論とかいうのひらいて二人だけの世界に入り込んでるし・・・・。

 

うん、そうなると…ますます、どうしましょうか、この本・・・。

 

とりあえず、一回……。

 

と、その時だった。

 

《ピピピピッ!ピピピピッ!ピピピピッ!》

 

どこからか、謎の音が鳴り始めた。

 

「んっ?んー?お兄ちゃーん。この音って・・・」

「確かこれって、ドクターの回線機の音じゃなかったっけ?」

「そうだよね・・・ドクター!回線機が鳴ってるよ!」

「んっ?あ、本当だ。ありがとうね!」

 

そう言って、ロマ二さんはなんかの機械を操作した。

 

「はい、ロマ二・アーキマンです」

『––––ロマ二、あと少しでレイシフト開始だ。すまないが、万が一に備えてこちらに来てくれないか?Aチームの状態は万全だが、Bチーム以下、慣れていない者に若干の変調が見られる。これは不安からくるものだろうな。コフィンの中はコクピット同然だから』

「やぁレフ。それは気の毒だ。ちょっと麻酔をかけに行こうか」

『あぁ、急いでくれ。いま医務室だろ?そこから二分で到着できる筈だ。よろしく頼む』

 

そういうと、回線が切れたのか、《プー、プー、プー…》と部屋に鳴り響いた。

 

 

「「・・・ねぇ、ドクター」」

「・・・なにかな?藤丸兄妹」

「「ここ、医務室じゃないですよね?」」

「………あわわ……それは言わないでほしい……ここからどうあっても五分はかかるぞ……」

 

そう言って、その場で頭を抱えるロマ二さん。

 

「・・・まぁ、ある意味、話自体は終わったのに、そのまま遊んでた人が悪いと思うけどね・・・」

「うっ…!ノワールさん、それ、言わないで…!」

「あら、事実を言っただけだけど?」

 

私がそう言うと、さらにorzの形になったロマ二さんなのでした。まる。

というか、その時に、

あっ、とどめ刺しちゃった…。

って言う声が聞こえたのは気のせいかしら?

 

「…ふふふ、ふははははは。もういいや。少しくらいの遅刻は許されるよね。Aチームは問題ないようだし…」

 

そんなロマ二さんの呟きが部屋に響く。

 

…うん。

ロマ二さん、とどめ刺しちゃってごめんなさい。

 

そんなことを思いながら、ロマ二さんに心の中で謝る。

 

そういえば…。

 

「さっき話をしてた人は一体…」

「ああ、さっきの人は、レフ・ライノールと、言うんだ。疑似天体(カルデアス)っていうものを見るための望遠鏡––––近未来観測レンズ・シバを作った魔術師だ。シバはカルデアスの観測だけじゃなく、この施設内のほぼ全域を監視し、写し出すモニターでもある。ちなみにレイシフトの中枢を担う召喚・換気システムを構築したのは、前所長。その理論を実現させるための疑似霊子演算機(ぎじりょうしえんざんき)……いわゆるスパコンだね、これを提供してくれたのがアトラス院。このように実に多くの才能が集結して、このレイシフトのミッションは行われるんだ」

「なるほどね…」

「まぁ…ボクみたいな平凡な医者が立ち会ってもしょうがないけど、お呼びとあらば行かないとね。落ち着いたら医務室に訪ねに来てくれ。美味しいケーキくらいはご馳走するから。それじゃ––––」

 

と、ロマ二さんが行こうとしたその瞬間だった。

 

急に周りが暗闇に包まれたのだ。

 

この時、私は何か、嫌な予感がしていた。

言葉に出来ないような…不気味な予感がだ。

一体、何に対して、嫌な予感がしたのかは、わからない。

けど、こういう時、私、いや、私達は悪い予感がした時、野生の勘でも働くのか、良く当たるのだ。

実際、これまでもそうだった。

私があの二人に会う前、あの狼竜は、嫌な予感して、あの二人と共に散歩しに言ったら、村にあの風を操る鎧野郎が来ること気にがついたらしいし。

狐竜のあの子に関しては、もはや、予感自体が1/3の確率で当たる上に、悪い予感がした時には必ずと言ってもいい程、必中していたのだ。

だからこそ、私は暗闇の中、立夏達のいる場所を確認した。

何かあってはいけないから。

幸い、ゴア・マガラ本来の能力は健在らしく、暗闇でもこの部屋にいる全員の体温と居場所が分かった。

 

「にしても、一体何が––––」

 

その後の言葉を言おうとしたその時だった。

 

《ボガンッッッ!!!!!》

 

大きな爆発が聞こえ、すぐさまアラームが鳴り始める。

 

『緊急事態発生。緊急事態発生。中央発電所、及び中央管制室で火災が発生しました』

 

–––– 一体、なぜ!?

 

私は、いきなりの火災に驚いた。

とは言えど、火災自体に驚いた訳じゃない。

火災が起こったことに驚いたのだ。

これは、マリーさん達から聞いた話なのだが、カルデアには火災そのものが起こりにくいように注意がされているらしい。

その為、例え、小規模の火災が起こっても、すぐさま鎮火して、被害を最小限にするようになっているらしいのだが…。

 

––––でも、この感じは…!

 

少しずつ、少しずつ、嫌な感じが強まっていく。

先程よりも深く、強く、不気味で、怖い感じが。

 

『中央区間の隔壁は90秒後に閉鎖されます。職員は速やかに第二ゲートから退避してください。繰り返します。中央発電所、及び中央––––』

 

「今のは爆発音か!?一体、なにが起こっている……!?モニター、管制室を映してくれみんなは無事なのか!?」

 

ロマ二さんがそう言うと、テレビの電源がつく。

そこに写っていたのは––––。

 

「…っ!?」

 

真っ赤に燃え上がる世界だった––––––––。




はい、第六話でした!
なんと言うか、今回、軽くネタ満載&いつもより長くなったなぁ。
まぁ、それは置いといて。
次回、ノワール達、大・活・躍!
お楽しみに!
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