色々と予定があり、長い間またせてしまいました…
もしかして、忘れられてるかもしれないですが…。
では、後編!
第八話/炎上する世界《後》、どうぞ!
「––––とりあえず、マシュの上にある瓦礫を退かさないとね…」
そんなことを呟きながら、私は周りを見渡す。
現在、私達は、この管制室の中の、燃え盛る炎の中にいる。
正直、私は目の前にいる三人が心配だった。
–––私達、モンスターや、それに乗る
私が見るにこの管制室の中の温度はざっと150℃は、超えている。普通なら、皮膚が焼けてもおかしくない温度のはずだ。
それでもなんとか目の前の三人が大丈夫なのは、私が冷気を出し続けているから。
だから、私達がいるところだけ、温度が低い。
しかし、それでも、それをしても、まだ50℃はある。
どうすれば…?
と、そこまで考えた時。
ふとあることを思い出した。
それは––––。
「––––そういえば、私…生前、あの中に…」
「どうしたんですか…?ノワール…さん…?」
「マシュ。私がここに現れた時、何かポーチとかってなかった?」
「ありました…けど…それがどうか…されたのでしょうか…?」
「今、それどこにあるか、わかるかしら…!?」
「確か…うっかり一緒に…持ってきて…しまって…向こうに…けほっけほっ…!」
「マシュさん!しっかりして!」
「ノワールさん…!」
「わかっているわ…!ごめんだけど、そこで二人共、マシュを見ていて!」
私はそう言うと、マシュが指した方向に進んでいく。
お目当は––––。
「マシュが指した場所を多分、このへんのはずよね…っと、あったわ。これよ、これ…!」
私のアイテムポーチだった。
––––アイテムポーチ。
普通それだけを聞けば、小物だけを入れるものをこの世界のみんなは思い浮かべるだろう。
しかし、私の世界のものは、今日、読んだ漫画の中にあった、4次元ポケットに近いのだ。
実際、向こうでは普通に、そんなものが入るのだろうか…?というような、大樽爆弾や大食いマグロなどをしまっている。
前に、どうして、そんなに…?と思った拾われたばかりの、小さい頃の私は気になり、その作られる元を探し、見たのだが…。
まさかの竜人族がポーチなどの作成元だった。しかも、気のせいか、ポーチが作られているだろう所から、なんか呪文的なものが……と、脱線する前にだ。
とりあえず、今、必要なものは、二つ。この中から…。
「…あった」
「ノワール、それは?」
「ちょっとした飲み物よ。とりあえず、立花、立夏。二人とも、飲んで」
そう言って、私はクーラードリンクを二人に渡す。
クーラードリンク。
それは簡単に言えば、体を冷やし、火山などの暑さを軽減する飲み物である。
なお、生前、知り合いのハンター達がこのクーラードリンクの影が薄いせいか、うっかり所持するのを忘れることが多くあったな。と言う感じの記憶がある。
なぜなんだろう?必需品なのに…。これ、影が薄いのかしら…?
あと、どうでもいいけど、今、思ったけど、カルデアとカルデラって似てるわね…?
「…っと、二人共飲んだ?」
「あっ、うん!飲んだよ!」
「なんか、飲んだら、体が冷え始めて、暑さを感じなくなったけど、これは一体…?」
「それ?うっかりと忘れてしまう程、ただの影の薄い飲み物よ…っと、後はマシュに––––」
っと、その時だった。
「っ⁉︎お兄ちゃん!あれ!」
「⁉︎…嘘だろ…⁉︎」
「あ…」
『観測スタッフに警告。カルデアスの状態が変化しました。シバによる近未来観測データを書き換えます。近未来百年までの地球において、人類の痕跡は 発見 できません。人類の生存は 確認 できません。人類の未来は 保証 できません』
「カルデアスが……真っ赤に、なっちゃいました…。いえ、そんな、コト、より––––」
『中央隔壁 封鎖します。館内洗浄開始まで あと 180秒です』
「…隔壁、閉まっちゃい、ました。…もう、外に、は」
「そうね。閉まっちゃったわね」
「…だけど、なんとかなる筈さ」
「だね」
「フォウフォーウ」
「………」
私達の返答に、黙り込むマシュ。
しかし、その沈黙の中には、確かな安心と落ち着きがあった。
『コフィン内マスターのバイタル 基準値に 達していません。レイシフト 定員に 達していません。該当マスターを検索中・・・発見しました。適切番号48 藤丸 立夏 適切番号49 藤丸 立花 を マスターとして 再設定 します。アンサモンプログラム スタート。霊子変換を開始 します』
「……あの………せん、ぱい たち。手を、握ってもらって、いいですか?」
「わかった」
「了解!」
「いいわよ」
そう言ってマシュの手を握ると同時に、カウントダウンが始まった。
『レイシフト開始まで あと 3』
––––何が起こるかわからない。何があるかわからない。
『2』
––––でも、それでも、今いる三人だけは。仲間として認めた人達は。
『1』
––––なんとしても。なんとしてでも、絶対に守る。
『全工程
私がそう覚悟すると、同時に、私達は光の中に包まれていった––––。
さて、今回、いかがだったでしょうか?
正直、うまくかけているか心配です…。
次回、特異点fに本格突入!
ノワールの強さはいかに…?
お楽しみに!
ps.次回、投稿してから2日後にタマミツネのアンケートを締め切ります。
アンケートの回答、まだしてねぇええ!!!
って方はお早めに!