覇王の冒険   作:モモンガ玉

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覇王の回想と決心

(騙された・・・!!)

 

今、エンリは床に正座させられている。

ガゼフから敵の情報を聞きながら村に帰ったエンリを待ち受けていたのは、安堵の表情を見せる村人たちと、目を赤く腫らした家族だった。

 

今も父親が顔を真っ赤にして怒鳴り続けている。母など再び泣き崩れそうだ。

聞けば、エンリが村長宅を出てから一向に戻ってこないため、全員で村中を探し回っていたらしい。脅威がすぐそこまで迫っているというのに逃げることなく自分を探してくれたみんなに、嬉しさと申し訳ないという気持ちが沸きあがってくる。

 

だが、今頭に渦巻いている感情は、違うことに向いていた。

話は数時間前に遡る。

 

 

●◎●◎●◎●

 

 

「私を守れ! 最高位天使を召喚するッ!!」

「えっ!」

 

(あれは魔封じの水晶!? ユグドラシルのアイテムもあるわけか・・・最高位天使ということは熾天使(セラフ)クラスか?これは本気を出さないとまずいな。)

 

モモンガが言っていることの意味は一切理解できないが、最高位天使が相手だとしてもなんとかなりそうな口ぶりに安堵する。

 

「ハハハ! まさかこれを使うことになるとはな。見よ!最高位天使の尊き姿を!――威光の主天使(ドミニオン・オーソリティ)

 

エンリは敵の掲げた水晶が砕けて出てきた怪物(モンスター)をみて、恐怖を覚えた。しかし、見た目は言い繕っても異様としか形容できない天使だが、何故か神聖なものの様に感じる。

あんな天使とまともに戦えるなんてすごいなぁと他人事のように考えていたが、

 

(モモンガさん・・・?)

 

モモンガが絶句していることに気づいた。

これはもしかしてモモンガが知っている魔法ではあり得ないような――というのは経験済みなので、落ち着いてモモンガに問う。

 

(あの、モモンガさん? どうしたんですか?)

(あれが最上位天使・・・? 適当なことを言って切り抜けようとしているのか? ――ああそうか、第3位階が最高の魔法なんだったな。)

 

事情を話さずに1人納得するモモンガに、不満げな顔をするエンリ。

それを知ってか知らずか漸くエンリへ反応を見せるモモンガだが、その内容は信じられないものだった。

 

(ちょっと実験したいことがあるんだけど、いいかな?)

(なんですか?)

 

言い知れぬ不安を感じて微妙な返答になる。

 

あのモンスター(ドミニオン・オーソリティ)は第7位階魔法の《善なる極撃(ホーリー・スマイト)》を使えるんだけど、それを受けてみようと思う。)

(えええ!?)

 

ここへ来る途中、モモンガの能力によって大抵の攻撃は無効化できることを知った。

それがエンリの肉体に及ぶのかどうかは魔法詠唱者(マジック・キャスター)との戦闘で確認できたが、その効果は驚くべきものだった。

雨あられと降り注ぐ魔法が目前で霧のように消え、時折飛来する鉄球が顔に命中しそうになっても、その直前で壁にぶつかったように跳ね返る。

反射的に目を閉じそうにはなるものの、エンリは何の痛痒も感じなかった。

 

しかし、実験というのだから、あのモンスターの魔法は無効化できないのだろう。そもそも第7位階魔法など神話の領域ではないか。

それほどの魔法を受けても無傷で済むと思えるほど、自分の体が頑丈だとは思っていない。

 

(い、いやですよ!死んじゃうじゃないですか!)

(大丈夫だよ、蘇生アイテムを用意するから。)

 

そういってモモンガは周囲に気づかれないように手を空間に差し込む。

遠隔視の鏡(ミラー・オブ・リモート・ビューイング)を取り出すときになんども見せられた光景なので、今更驚くことはない。

空間から取り出したひとつの指輪を、一瞬だけガントレットを消して素早く指に嵌める。

 

(この指輪があれば死んでも即座に復活できる。まぁそうなったときに俺がどこに行くのかまでは分からないけどね。)

(それって結局2回死ぬだけじゃないですか!)

 

そうかもしれないね。そう呑気に笑うモモンガからは、不安を感じない。

モモンガが冷静でいられるのには理由があった。

自分の中に意識を集中させると、残っているHPやMPが把握できるのだ。相手の攻撃によって死ぬことは絶対にないと言い切ることができた。

では何故こんな実験をするのかというと、単にダメージを負う感覚を体験してみたかっただけなのだが、それを言うとエンリに怒られるため伏せておいたのだ。

 

「逃げるんだ! 君の身体能力なら振り切れる!」

 

ガゼフの声が聞こえてくる。

 

(私だってそうしたいよ・・・)

(まぁそう怖がらないで。エンリの体で俺の力が発揮できることはこれまでの戦いで分かってるじゃないか。だったら防御力も俺のものが宿っているはずだろう?)

(うぅ、それは・・・)

(きっと大丈夫だよ。)

 

モモンガはそう言って目に浮かんだ涙を拭い、ガゼフを投げ飛ばすと、落ちてくる光の束を見上げた。

 

 

●◎●◎●◎●

 

 

(騙すなんて人聞きの悪い。こうして無事に帰ることができたじゃないか。それにあの実験は今後のためにも必要なことだよ。)

 

モモンガの言うように、旅に出るのなら自分の状態を調べることは必要だっただろう。それに結果的には痛みすら感じなかった。

ただムズムズするような感覚を受けただけで、体にはなんの異常も無かった。攻撃を受けた感想が「すごく眩しかった」で済むようなレベルで自分の体が頑丈になっていたのだ。

 

だが、その結果だけを見て納得することはできなかった。

エンリは、自分の危機とモモンガの危機が直結するため、無暗に危険に飛び込むことはしないだろうと考えてモモンガを受け入れたのだ。

それがどうだ。今回モモンガは、自ら率先して第7位階魔法(神話の領域)に直撃しに行ったのだ。信じられない。

モモンガは死なない自信があったんだろうし、万一に備えて即時復活するという英雄譚ですら聞かないあり得ないアイテムまで保険に用意した。

万全の状態だったのは理解できるのだが、天から落ちてくる光を眺めている間の恐怖は、帝国騎士(どうやら偽装らしいが)が可愛く見えるほどだった。

 

(すごく怖かったんですよ!? 死ぬかと思ったんですから! 大体ですね、一撃で倒すことができるのにわざわざ攻撃に当たりに――)

(わ、分かった、もうしないから。許してください。)

 

放っておくといつまでも続きそうな勢いに、思わず言葉を遮る。

ダメージを負う感覚は体験できたし、自分の力が攻守含めてエンリと共有されていることも確認できた。この分なら他のプレイヤーに敵対されない限りは死ぬことはなさそうだ。

 

――プレイヤー、か。

ガゼフから得た情報では、あの魔法詠唱者(マジック・キャスター)の集団はスレイン法国の特殊部隊だろうとのことだった。

村を襲った騎士もその名を出していたし、間違いないだろう。

そして敵の指揮官が持っていた魔封じの水晶と、それに込められていた魔法。この世界の住人ではあれを再現することは不可能だろう。

ならば、法国には他のプレイヤーがいると考えるのが自然だ。その人数も分かっていない段階で不興を買うのは絶対に避けたい。

偽装兵は皆殺しにしてしまったが、特殊部隊を全員生還させたのだから我慢して貰えるだろう。

それに、モモンガは特に悪事を働くつもりはないのだが、相手がそうだとは限らない。

今後は慎重に行動する必要がありそうだ。

 

面倒なことがまたひとつ増えたが、嬉しいこともあった。

炎の上位天使(アークエンジェル・フレイム)を見たときからある程度予想はついていたのだが、死の騎士(デス・ナイト)はこの世界にも存在していたのだ。

しかし指揮官の様子からあまり公にされていない情報らしいため、軽率に死の騎士(デス・ナイト)を生み出すのは控えよう。

 

(ちょっとモモンガさん、聞いてるんですか!?)

「おいエンリ、聞いてるのか!!」

 

それは奇しくも同じタイミングだった。

エンリがモモンガへの抗議に集中する余り、上の空になっていたのを見咎めた父親が怒鳴ったのだ。

名を呼ばれたエンリはビクリとする。

 

「まあまあエモットさん。娘さんが心配だったのは分かりますが、それくらいにしてあげてください。」

 

余りに長い説教を見兼ねたガゼフが助け舟を出す。

 

「しかしですな・・・」

「それに、エンリ殿が助太刀して下さらなければ、我々は全滅していたのですから。」

「え?」

 

父親が――いや、周囲の村人全員が、あっけにとられた顔をする。

何を言っているんだ?と声に出さずとも聞こえてきそうだ。両親を含めた村人は皆、エンリが野次馬根性で戦場を見に行ったものと思っていた。

エンリは頭を抱えた。

 

「それは――どういうことですか?」

 

ガゼフはエンリの様子を見て、しまったと思う。村人には秘密にしていたのだろう。

その理由は分からないが、今更どうしようもない。覆水は盆に返らないのだ。

内心でエンリに謝りながら事のあらましを伝えた。

 

話を聞いた者は皆一様に黙り込み、エンリを見つめる。

これまで共に村で生活してきて、そんな素振りを見せたことなど一度もないのだから仕方ないだろう。感じる視線の中に異様な存在を忌避する類のものが無いのが救いか。

どう説明したものかと悩むエンリに、モモンガが声をかける。

 

(大丈夫だよ、言い訳は考えてある。俺が言うことを繰り返すんだ。)

 

「えっと、実は――」

 

エンリの話した内容を要約するとこうだ。

逃げ込んだ森の中で妙な格好をした魔法詠唱者(マジック・キャスター)と出会った。その魔法詠唱者(マジック・キャスター)は自分を追いかけてきた騎士を難なく倒し、エンリの傷を癒してくれた。

彼が「飲めば力を得られる」と差し出した怪しげな薬を、どうせ死ぬならと自棄になって飲んだところ、力が漲ってきて、いくつか不思議な魔法を使えるようになった。

鎧を呼び出す能力もそのうちのひとつだ。

 

「そんなことが・・・すまないエンリ殿。話さないほうが良かったのだろう?」

「いえ、口止めされていた訳ではありません。内緒にしておいたほうがいいのかなって勝手に思ってただけなので。」

 

無論、この返答もモモンガの入れ知恵である。

まだ出会って1日も経っていないエンリの口調を真似る自信などモモンガにはなかった。

そんなことで、エンリとは長い付き合いの村人や家族を騙せるはずもない。

 

話に出てくる魔法詠唱者(マジック・キャスター)が怪しすぎるような気もするが、事実を伝えると面倒なことになりかねない。

エンリの人付き合いに変化が生じるのは確実だ。

できるだけエンリの生活を壊したくはなかった。

 

「では、この村を襲っていた騎士を皆殺しにしたという強力なアンデッドもその御仁によるものだと考えていいのか?」

「はい、魔法詠唱者(マジック・キャスター)様が何かを唱えると突然現れました。」

 

それを聞いたガゼフは安堵した表情を見せ、考え込む。

 

「その御仁は今どこにいるのか分かるか?」

「いえ、それは・・・両親を探すために別れてからのことは分かりません。」

「そうか、是非とも礼がしたかったのだがな。」

 

そう言ったガゼフの表情からは邪な思いを感じない。

本当にただ感謝の気持ちを伝えたいだけなのだろう。どう考えても怪しすぎる魔法詠唱者(マジック・キャスター)だというのに先入観を持たないその姿勢は、ガゼフの人柄を如実に表していた。その実直さに、モモンガは彼のことが心配になったほどだ。

 

「あの、ガセフさん。あの人(架空の人物)は私にとって恩人なんです。できるだけ迷惑をかけたくないので、彼のことは秘密にしておいて頂けませんか?」

 

もっともな理由を付けてガゼフを口止めする。

ガゼフは王国戦士長だ。おそらくそれは王国の戦士として最高の立場だろう。そんな彼の周囲には王族や貴族などの面倒な連中がいることは確実。

謎の魔法詠唱者(マジック・キャスター)について調べられると面倒どころの騒ぎじゃなくなる。唯一の接触者であるエンリは連日招集を受けるだろう。異世界に来てまで嫌なしがらみに縛られるのはご免だ。

それに、その怪しすぎる存在などは最初からいないのだから、根掘り葉掘り聞かれると非常に困ってしまう。そうなるとエンリに猜疑の目が向けられるだろう。

 

「ああ、約束しよう。エンリ殿の恩人なのだ、私も迷惑はかけたくないからな。ところでエンリ殿はこれからどうされるのだ?」

 

ガゼフの質問に村人が首を傾げるが、モモンガはその質問の意図を理解していた。

これだけの力を持つ人間を放っておくのは余りに愚かだ。取り込めば絶大な戦力になるが、逆に敵につくと脅威になるのだから。

だからここははっきりと意思を示しておかなければならない。

 

「私は旅に出ます。」

「エンリ!?」

 

両親の驚愕をそのままに、話を続けようとする。

しかし、続きを話したのはモモンガではなかった。

 

「救ってくれた魔法詠唱者(マジック・キャスター)様と約束したんです。旅に出て、この世界を見て回るって。恩返しのために、どんなに遠くても未知を探しに行くって決めたんです。それに、魔法を使えばいつでもここ(カルネ村)に帰ってこれると言ってくれました。

だから私は、旅に出ます。」

 

そう言った少女の顔は、決意に満ちていた。

その表情を見て異議を唱える者などいなかった。

 

「そうか。少し残念だが恩人との約束なら仕方ないな。ならばもし王都を訪れることがあれば是非私の家を訪ねてくれ。エンリ殿は私の恩人なのだ、歓迎しよう。」

 

その奇妙な連鎖的関係に、室内は穏やかな笑いに包まれた。

 

 

●◎●◎●◎●

 

 

村長宅を後にし、村人は各々の家へ帰った。戦士団は薬草による簡単な治療を済ませ、一晩借りることになったいくつかの空き家で休んでいる。

普段は日の入りと共に1日を終える村人にとって、今はかなり遅い時間だと言える。

村はすぐに静かになった。

しかし、そんな村を歩く1人の少女がいた。

 

(さっきは随分かっこよかったじゃないか。エンリも旅が楽しみなのかい?)

 

モモンガが上機嫌に問いかける。

 

「楽しみじゃないと言えば嘘になりますけど、さっき言ったことは紛れもない本心ですよ? モモンガさんにはたくさんの命を救ってもらったんですから。でもまた無茶なことしたら意地でも村から離れませんからね。」

(ははは、心配しなくてもいい。君を死なせたくないからね。)

 

本当にモモンガは口が上手い。

英雄に憧れていることを知られて羞恥していたほどなのだから、今のも特に深い意味は無く無意識なのだろうが、それだけにたちが悪い。

もう騙されないぞと心に誓う。

彼の口車にのっても碌な目に合わないというのは今日のことで身に染みた。彼の言葉をそのまま鵜呑みにすることは控えよう。

 

(それにしても、エンリは働き者なんだね。今日1日であれだけのことがあったのに。)

 

エンリは片手に水瓶を提げていた。

これまでは水が入っていない状態でも両手で抱えていたのだが、モモンガと同化してからはその体躯ではあり得ないような力を発揮できるようになった。

水瓶の口を指でつまんで悠々と歩いている今のエンリを、もし両親が見ようものなら卒倒してしまうだろう。

 

「何言ってるんですか、モモンガさんの所為ですよ? いっぱい汗かいちゃったんですから。」

 

モモンガから動揺が伝わる。これから何をするつもりか理解したのだろう。

やはりさっきのは無意識で言ったに違いない。

 

(え?い、いや、俺の体力も共有されてるはずだから汗なんて掻いてないと思うんだけど。)

「私が掻いたのは冷や汗ですからね。」

(あ・・・)

 

モモンガはそれきり静かになった。

何を言っても口撃の対象になるのは明らかなのだから当然だ。正直エンリはまだまだ言い足りないのだが、反省しているのは事実な様なので自分からクドクド言うのはやめた。

 

そうこうしているうちにエンリの家に到着する。胸は先ほどから高鳴りっぱなしだ。

零れそうなほどに水を注いだ瓶を小脇に抱えて、戸口を開く。

 

(あの、モモンガさん。)

(え゛っ! な、なにかな?)

(・・・)

 

感情の共有など必要ないほどに動揺がダダ漏れだった。

対照的にエンリは冷静に告げる。

 

(あのですね、今モモンガさんは私で、私はモモンガさんなんですよ?)

(そ、そうだね。)

(つまりこの体もモモンガさんなんです。自分の体にドキドキしてどうするんですか。)

(そうは言ってもなぁ・・・。)

 

呆れたような物言いをするエンリだが、正直なところ悪い気はしなかった。

決して裕福とは言えない暮らしの中では女を飾る余裕はない。毎日の畑仕事で少し筋肉がついてしまった体に焦りを覚えていたのだ。

 

しかし男であるモモンガは私の体にドキドキしている。それは女としての自信を取り戻すのに十分なことであった。

無論誰にでも肌を晒すつもりはないが、モモンガは自分の中でノーカウントである。

何より肌を晒しても襲われる心配はない。

 

エンリは着ていたお気に入りの服を脱ぐと、下着も綺麗に畳む。

桶に水を少し移して、タオルに染み込ませてから軽く絞った。

村には浴場という高級なものは無いので、村人が身を清めるときはこうして布で拭くか川辺に水浴びに行くのが普通だった。

 

大きく屈んで足首から上に向けて丁寧に拭き上げていく。時折タオルを軽く洗ったり水を入れ替えるのを忘れない。

太ももの辺りで心臓が大きく跳ねだすが、彼が慣れるまでは仕方ないだろう。こんな気持ちで身を清めるなど初めての経験だった。

 

両の足を拭き終えると次は腕。

やはり少し筋肉がついている・・・農具を振るい続けた掌は少し硬くなっているのだが、モモンガさんはどう思うだろうか?

 

背中側が終わって、最後は正面だ。

下腹部からへそ、鳩尾、決して小さくはない双丘へと差し掛かり―――床に落ちた赤い水滴に気が付いた。

 

慌てて鼻の下を拭うと、やはり。

 

(モモンガさあああん!!!)

(ひぃ、す、すみません!)

 

 

 

 

 

―――結局2人は最後まで気づかなかったことだが、胸の高鳴りは決してモモンガだけのものでは無かった。

そう簡単に割り切れるほど、村娘は達観していなかったのである。

 




後半はオマケのようなものです。
モモンガ様が慣れる日は来るのか…!

さーくるぷりんと様、NKVD様
誤字報告ありがとうございます。

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