遂に投稿してしまいました。きっかけはガルバのイベントですよね。アフグロのイベントがやっと来て発狂しています。ガチャは爆死でしたが……。
トリニティセブンの方もよろしくお願いします。
バンド―――それは五人という少ないメンバーで音楽を奏でるもの。優れたバンドが奏でる音楽のハーモニーは音楽を知らない人達ですら魅了させ、虜にする。
これは幼馴染六人の少年少女達が、時には熱く、時には悲しく、時には楽しい思い出を作りながら音を奏でていくバンドの話である。
☆☆☆☆☆
「ふぅ、今日はこれくらいにしとくか」
「……そうだね」
息を整え、左肩からぶら下げていたギターを外し、黒いギターケースに直しにかかる。
俺の名前は
去年まで羽丘学園は女子校だったのだが、年々入学生徒数が減少しており、終いには一年のクラスが一クラスだけという高校では壊滅的な危機に陥っていた。このままではいけないと考えた校長は共学化にすることを決心し、今年から羽丘女子学園は羽丘学園という名前に変更になったのだ。
―――とまぁ、羽丘学園の成り立ちはここまでとして、今俺がいる場所はとあるライブスタジオ。時間の許す限り幼馴染のメンバー五人とセッションをしていたのだ。そして、スタジオを使える制限時間が終わりに近づき、そろそろ帰宅するかと言ったところだ。
「ふぁー……今日も疲れたよー……」
「そうだねひまりちゃん」
「お疲れ、ひまり」
俺が終了の知らせをかけると、ひまりと呼ばれた少女はベースをベーススタンドに置きかけ、肩を落とす。残りの四人もそれぞれ弾いていた楽器から離れ、近くの椅子に腰掛ける。
「ほら、よく頑張ったお前らにご褒美」
手提げカバンから取り出したのは、大きな袋。
「わぁ〜。パンとジュースだ〜」
「海君。いつの間に買ってたの?」
「ここに来る途中で買ってきた。丁度、山吹ベーカリーが半額だったからな」
「おー、それは帰りに寄らなくちゃいけないね〜」
「……今食べるのにまだ買うの?」
「しかもモカの分、10個ぐらいあるように思えるんだけど………」
「とりあえず、明日の朝食と昼食と夕食……」
「どんだけ食うんだよモカ……」
幼馴染のパン好きにある意味恐れを感じた俺はため息を吐きながら、一人一人に渡していく。
渡された幼馴染五人は、ほっぺたが落ちるかのような嬉しそうな表情で食べていく。
今のうちに幼馴染五人の紹介をしておくと、ギター&ボーカルを務めていてメロンパンを黙々と食べているのが
髪の毛の一部分だけを赤色に染め、後は黒のショートカットをした女の子で、俺たちと話す以外はほぼ無表情を貫いている。一見突っかかりにくい性格だと思われがちだが、俺たちは知っている。可愛いものを見たら少しは笑みを零すし、褒めたりなどしたりすると、顔を赤くして照れ始める。自分では嬉しくないと言い張ったりしているが、内心喜んだり嬉しい思いをしているのを俺たちは知っている。俗に言うツンデレというやつだ。
幼馴染二人目はドラム担当の
髪は赤というより赤紫色に近い色に染めていて、蘭とは違う長髪。巴は一言で言えば頼れるお姉さん的な存在だ。よく商店街の人達や友人から頼み事をよくされているのを見かけたこともあり、人望が厚いと言ったほうがいいのかもしれない。あまりにも大人達との仲が良すぎて、昔は同い年とは思っていなかったほどだ。
幼馴染三人目はギターの
薄い銀色と蘭と同様でショートの髪型が特徴的で、マイペースなところを除けば絡みやすいやつである。蘭と同様、幼馴染歴が長いからもしれないが話しやすいことに変わりない。後、特徴があるとしたら大食いなところ。今も大好きなチョココロネを頬張っている。因みにあれで4個目だ。
幼馴染四人目はベース担当
幼馴染五人目は
そして、最後にこの俺―――平沢海。担当は一応、ギターだ。一応というのはどの楽器も経験しており、ある程度弾けていた。その中でもよく弾いていたのはギターだから担当はギターになるわけだ。
―――以上が俺と幼馴染五人の紹介。Aftergrowというバンド名で日々活動し、練習している。