汚いさすが悪人汚い!
~ドモン視点~
俺は、師匠東方不敗マスターアジアとともに修行したある日。
突然、師匠は俺にキングオブハートの称号を渡し、そのまま姿を消した。
俺はネオジャパンに戻るとネオジャパンの軍関係者に声を掛けられある人物が会いたいと言われて今その人物がいる部屋へと入った。
「おお、ドモン君よく戻った。」
「あんたは?」
「まあ、とりあえず座りたまえ。」
部屋の中に入るとそこには顔半分を仮面で覆い、軍服を着た1人の男がいた。
男の案内で部屋の中にあるソファへと案内される。
「さて、はじめまして。私はウルベ・イシカワ少佐だ。」
ウルベ・イシカワ・・・。
この男、まるで隙がない。
こいつできる!
「はっ、初めましてドモン・カッシュです。」
「まあまあ、そう固くならなくていい。」
ドモンは師匠東方不敗の元で修行していた経験があった為、ウルベの隙のない動きに対して緊張していた。
「さて、ドモン君。前置きはそこまでにして単刀直入に言う。」
ウルベの雰囲気が変わり、ドモンもさらに気を引き締める。
「君のご家族、カッシュ一家がネオジャパンに謀反を起こした。」
「えっ?」
最初、何を言っているのか分からなかったが。
父さんや母さん、それに兄さんが、謀反を!?
あまりのことで理解ができず、ドモンは椅子から立ち上がる。
「そんな!?なにかの間違えじゃ!?」
「いや、事実だ。」
そんな、父さん達が・・・。
ドモンはあまりのショックに椅子にドサッっと座り込む。
「カッシュ博士はデビルガンダムと呼ばれる兵器でネオジャパン、いや、この全宇宙を支配しようとしているのをミカムラ博士が私に教えてくれた。」
「デビル、ガンダム」
「そうだ、どのような兵器かはまだわからないが、カッシュ博士はこのガンダムの細胞を使った兵器で宇宙を滅ぼそうとしていた。」
父さん達はそんな悪魔のような兵器を作っていたのか。
「だが残念ながら、デビルガンダムもカッシュ博士も逃がしてしまった。」
「父さんは?母さんや兄さんはそのあとはどうしたのですか!?」
「カッシュ博士たちは謎の人物に奪われたデビルガンダムとは別行動で現在は行方不明だ。」
「謎の人物?」
「ああ、これを見てくれ。」
ウルベ少佐はモニターのリモコンを押して、映像を写し出す。
そこにはガンダムのような機体と紙袋を被った謎の人物がいた。
一見ふざけていそうな人物だがモニター越しでも分かる。
こいつは危険だと。
「これが謎の人物だ。恐らくカッシュ博士たちはこの人物によってこのガンダムを開発していたのだろう。」
「こいつが?」
「ああ、映像の続きを見てくれ。」
映像の続きを見ていると、まるでデビルガンダムが・・・・・まさか!?
「気がついたか?そう、このガンダムがまるでこの人物を守っているように見えるだろ?
つまり、この男こそこの悪魔のような兵器を作り、カッシュ博士たちをたぶらかした張本人だ。」
こいつが父さんたちを・・・。
父さんたちを騙した人物に対して、いまにも張り裂けそうな怒りがこみ上げてくる。
「怒りがこみ上げてくるのは分かる。そこで、君に提案がある。」
「提案?」
「君にはこれからガンダムファイトに参加してもらう。」
「ガ、ガンダムファイト!?」
ガンダムファイト。たしか師匠が以前優勝したと言われるあの試合か!
「うむ、カッシュ博士を追うのとデビルガンダムと戦うにはガンダムが必要になる。
だが、軍に就いていないきみに機体を渡すわけにはいかない。そこで、ガンダムファイトに参加した君にならネオジャパンのガンダムを渡すことができる。」
なるほど、確かに生身ではデビルガンダムと対峙するのは無謀だ。それにガンダムがあれば。
「それと、もしカッシュ博士たちを説得できれば、カッシュ博士たちの罪を帳消しにしてあげよう。」
「ほ、本当か!?」
「ああ、この事を知っているのは私とミカムラ博士のほか一部だけだ。
それと、恐らくカッシュ博士はあの謎の人物に脅されている可能性があるので罪はなんとかなるかもしれない。」
説得できれば父さん達をあの謎の人物から救うことができる。
「本当なら、私が出たいところなのだか、デビルガンダムとの戦闘の影響でいまの私では。」
ウルベは悔しそうに拳をぐっと握る。
「任せろ。父さんたちとデビルガンダムは必ず俺が何とかする。」
「ドモン君・・・!すまない!」
ウルベはドモンに対して頭を下げ、礼を言う。
しかし、ウルベが頭を下げているのでドモンは知る由もなかった。
ウルベの黒い笑顔に・・・・。
ちなみにドモンの登場は未定です。
ドモン)アアアアアア!?怒りのシャイニングフィンガー!!
主)ぐふっ!?
次回も本編とは別のお話です。