機動戦士Dガンダム~悪魔の兵器の物語~   作:クニクニ

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本日2話目


第24.5話 幕間 彼のいない日常

時は遡り、ZEUTH一員が合流しシベリアの「氷の運行部長」カシマルとの戦闘が終わりあとの休息の話。

 

「今日の敵・・・おかしな奴でしたけど手強かったですね。」

 

ゲイナーはそこらにある石の上に座り休息をとる。

 

「ああ、だがそれよりもゲイナーの告白は中々のものだったな。」

 

シベリアでのゲイナーによる告白。

氷の運行部長カシマルとの戦闘でプラネッタというオーバースキルとデスネッタ・リオンネッターを持つことで人間の心に作用するオーバースキルを持つオーバーマンで心を読まれてしまう為、ゲイナーは隠さずにはっきり口で告白することによって撃退した。

 

「ゲ、ゲインさん。」

 

「それにもっと手強い敵も来たしな。」

 

ゲインが言う方向を見るとゲイナーの元にはものすごい顔で迫ってくるサラがゲイナーに無言で迫っていた。

 

「サ、サラ!?」

 

「ゲイナー。覚悟できてるんでしょうね!」

 

はっきりとした告白を言われたため周りから視線で恥ずかしそうに顔を真っ赤にしたサラ。そしてそんなサラにおびえているゲイナー。

さっきまで戦闘していたのがまるでウソみたいにみんなが楽しそうにしており、そんな平和なのをセツコ達は見ていた。

 

「まだ全員とは言えないがみんなと合流できてよかったぜ。」

 

甲児は時空振動で離ればなれになってしまったみんなとの再会できてうれしそうに話をする。

 

「ええ、そうですね。あとは他のみんなと、あと隆司さんがいれば・・・。」

 

「セツコさん、隆司さんって誰ですか?」

 

セツコの呟きがレントンに聞こえて、レントンはセツコに隆司のことを聞く。

 

「そっか、レントン君はまだ会ったことないんだっけ。

えっと、隆司さんは皆と出会う前に一緒にいた人よ。」

 

「僕達より前に?」

 

「ええ、とても優しい人で強いのよ。」

 

「隆司さんか・・・。最初はおっかない人かと思ったけど、いざ本人を見たら普通の人だったしな。」

 

「そういえば、エイジは隆司さんがコックピットから出てきたとき緊張していたね。」

 

「べ、別に緊張してねぇよ!」

 

エイジは初めて隆司と会ったことを思い出しそれを斗牙はありのままの事をい言うがエイジは恥ずかしそうな顔をする。

 

「セツコ君!いま隆司って言ったのか!」

 

セツコ達の会話を偶然聞いていたアムロがセツコの肩をつかみセツコに目を強張らせて迫る。

 

「ア、アムロ大尉?」

 

「隆司と言ったのか!いま!!」

 

「え、えっと、はいそうです。」

 

「髪が黒くて日本人だったか!」

 

「はい、確か隆司さん髪が黒くて自分の出身は日本と言っていました。」

 

「・・・そ、そうなのか。」

 

アムロはセツコの肩から手を放してさっきまでの強張った顔から嬉しそうに笑っている顔変わっていた。

 

「アムロ大尉?」

 

「生きていた、生きていたんですね。隆司さん」

 

「アムロ大尉も隆司さんと面識が?」

 

「ああ、彼は一年戦争でお世話になった人なんだ。」

 

「アムロ大尉のですか?」

 

「いや、正確には俺達ホワイトベースの乗組員のみんなと一年戦争で初めて出た戦闘やそれ以外の戦闘でも助けてもらったことがある。」

 

「アムロさんにそんなことを言わせるなんてすごい人なんですね。」

 

「ああ、あのときの彼は戦闘には出てなかったが、ホワイトベースの艦橋で指揮をしていたこともあった。当時シャアすら撃退した人だ。」

 

「赤い彗星をですか!?」

 

赤い彗星。

一年戦争を知っているものであれば知っている名だ。

ジオン軍のエースパイロットで、ルウム戦役で五隻の戦艦をシャア一人で撃破したともいわれる人物。

一年戦争のア・バオア・クーで行方不明となり現在は生きているのかさえ分からない人物。

 

「隆司さんってそこまですごい奴だったのか。」

 

甲児は共に戦場にいた経験もあった為、一年戦争の英雄とも言われるアムロ・レイの言葉に驚く。

一年戦争でまず名前が挙がるとしたら『連邦の白い悪魔』とも言われたアムロ・レイだ。

そのアムロ・レイが隆司さんのことを絶賛しているとなると彼の認識は飛躍的に上がり、彼と会ったことない者は隆司と言う男に期待するのだった。

 

「だが、俺たちは共に地球へ降下したんだが俺が帰還したときには彼はいなかった。

一年戦争の間に情報を集めたり、戦争が終わった後も彼のことを探しに行った者や情報集めをした者もいた。

しかし彼の情報は一つも入らなかった。正直覚悟もした。

だがようやく隆司さんの情報をようやく聞けた。」

 

アムロのその顔はとてもうれしそうに笑っていた。

 

「ええ、隆司さんとは一緒に戦場で共に戦いました。けれどユニウスセブンでの戦闘で行方が分からなくなってしまって・・・。」

 

「あの人ならたぶん生きているはずだ、あの人がそう簡単にやられるはずがない。」

 

「そうですね、いつかまた会えますよね。」

 

(姉さん、皆さんが会ったこのある隆司さんという人はどうやらすごい人みたいです。)

 

レントンはまだあったこともない隆司という男性に憧れと期待を寄せて目を輝かせる。

 

いまはいない人物。

彼と再び会えることを思い今日も一日が過ぎる。

 

これはシベリアでのわずかな休息。

しかし、彼らに待っているのは過酷な運命だった。




↓やってみたかった

次回予告 cvストーカー

戦いが終わり休息するZEUTHチーム。
しかし、魔の手は忍び寄り戦士達に襲い掛かる。
悲しみが渦巻く中現れた謎の人物。
素手でMSを倒す奴は一体何者なのか?

それでは次回もガンダムファイト!レディィィ、ゴォォ!
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