五月蝿いだけの大型スクリーンに、サイケデリックな広告塔。そして、頭のネジが5、6本は軽く飛んでる人達。それが
数十年前か数百年前か知らないけど戦争か何かで、地上は汚染され人間が住めなくなったらしい。そこで国か企業かは知らないけど、大規模なコロニーを建てて、生き残った人達を押し込んだ。
まあ、後は皆様の想像通り治安の悪化とかなんやらあって、コロニー群は、国だか企業だか手を離れ独立を宣言し始めた。 全てのコロニーが独立した訳では無かったが、多くのコロニーは独立した。中には滅んだコロニーもあったらしい。
でもそんな大昔の話を聞かされても、私には何がなんだか理解出来ない。だって、私が住んでいる街は此処で外の世界は知らないのだから。
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「先生、起きてますか?起きてますよね?起きないと起こしますよ」
「起きてるから、布団を無理矢理剥ぐのは辞めてくれないか。」
私の布団を嬉々として剥がす彼女–名前は4番というらしい–の頭を軽く小突き、着替えは何処だったかなと箪笥を漁り、適当に服を取る。ふむ、やはり私にはファッションセンスがないらしい。
「そういえば今日のお客様、何時に顔合わせでしたっけ?」
「確か11時の筈なんだが…」
そう言い時計を見ると、短い針は『10』という文字を指していた。
ああ、成る程、これは寝坊という奴だな。
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時計の針は11と6の文字を指している。
「来ませんね〜。お客様」
「まあ、仕方ないのかもな。『傭兵団』なんて物騒な名前だし」
「ずっと気になってたんですよねその名前。なんでそんな名前なんですか? 『探偵事務所』とか『何でも屋』って名前の方が有ってますよね」
「大3地区の筋肉集団と、第8地区のインテリ集団は分かるよな?」
「はい。え、もしかして?」
「そのもしかして。筋肉が『何でも屋』。インテリが『探偵事務所』。そして、第6地区の
「そうですか・・・あ、来ました。建物の前です」
「その能力便利だねぇ」
チリンチリーンと鈴の音が鳴る音。
「御免なさい!遅れてしまいました。」
「大丈夫だよ、普段誰も来ないからね。さて御客人、いらっしゃい、ようこそ傭兵団へ。じゃあ、依頼を聞こうか」
※ ※ ※ ※ ※
依頼を告げると、何か用事があるのかお客様は直ぐに帰ってしまった。
「浮気調査ですか。私が出た方が良いですね」
ポツリと4番が呟いた。
「ああ、頼むよ。盗撮能力はお前さんが一番だからな」
「それじゃあ、早速探ってみますか」
「ああ任せたよ。食費は経費で出るからと言ってお高い料理を頼むんじゃないぞ」
「分かってますよ」
行ってきますと言い残し、彼女は鼻唄交じりに玄関から出て行った。
「はぁ、久々のちゃんとした仕事だ。」
よし、寝よう
今週中には続き書きたい