厳しい特訓が半月に渡り続き、今日で
終わる。
授業中に窓の外を見ながら、
あの時は凄く疲れたなー、楽しかったなー
とか思っていると、先生に注意された。
学校が終わり、いつもの裏道に向けて出発
した。
最終日は、私とさやかが戦闘するという
予定になっていたが、そこに行くと既に杏子がいた。
いつもは、一番最初に来ることはなかったの
で、不思議に思い
「あの、どうしたんですか」
と聞く。
「いや、ちょっと急用が出来てね」
「急用って?」
と言った瞬間に、さやかが来た。
「お待たせー」
「さやかさんも来たんですね」
「さっきの話の続きをしようか」
「さっきの話って?」
さやかが不思議そうに聞く。
「今日は、急用が出来てさやかとヒカリ
の戦闘は出来なくなった」
と言い、続けながら
「魔女を見つけたんだ
3人で行けば大丈夫だろ」
3人?私も入ってる?
「私も一緒に戦うんですか」
驚きを隠せなかった。
1度も魔女と戦った事がないけど
この辺で、実戦を積まないといけないかも
だけど
「そりゃあ、当たり前だろ」
と笑顔も向けてこっちを見てきた。
さやかがはぁ... と溜息をつき
まぁ仕方がないか
ボソッと言った。
「魔女を見つけた経緯は...」
と話し続け10分が経過したぐらいで
終わった。
その話を要約すると
とある交差点で、最近になってやけに
交通事故が発生するという。
それを気にかけていた杏子はその場所に
ついて調べていた。
すると、その事件の元凶が魔女だったと
いう事が分かった。
という感じだ。
「それじゃあ、行くか」
杏子の掛け声で残りの2人が
「行きますか
行きましょうか」
と言い、交差点に向けて出発した。
交差点に着き、杏子がソウルジェムを
取り出し地面にかざす。
すると、そこに底の見えない穴が出来ていた
それじゃあ、行くか
の一言で順番に穴に飛び込んで行く。
穴の底に着くと、着地を失敗してしまい
尻餅をついてしまった。
「大丈夫か?」
と先に着いていた杏子が手を差し伸べ
言った。
「大丈夫です」
と応え、杏子の手に掴まる。
少し遅れて、さやかも到着した。
それも、私とは違って華麗に着地した。
「3人とも集まった事だし、変身するか」
と言い、一斉にソウルジェムを取り出し
はぁぁっ、と力を込めると3人の髪が
舞い上がり全身が光に包まれた。
光がおさまると、全身の服装が変わっていて
ヒカリは本を、杏子は槍を、さやかは剣を
手に持っていた。
「変身完了だな
それじゃあ、魔女討伐に行くか」
と言い、彼女たちは暗闇に向かって走り
出した。