「はぁぁっ!!?」
ガチン!!
放課後。俺は昨日の鈴との約束通りアリーナを借りて鈴を鍛えている。そして今俺は鈴にIS用ブレードを喉に向けている。
「ま、まいりました」
「お疲れ。どうだった??久しぶりに俺と模擬戦をした感想は??」
「一撃ぐらいいれれると思ったけど・・・まだまだみたいです」
「当然だ。ISを動かしている年期が違う。簡単に負けるわけにはいかないだろう」
「それでも、第二世代の打鉄(うちがね)で第三世代の甲龍(シェンロン)が負けるなんて」
そうなのだ。今俺が乗っているのは日本が作った打鉄(うちがね)であり、この機体は性能が安定していて使いやすいため訓練機としては最適なものなのだ。
そして鈴が乗っているのは中国の第三世代甲龍(シェンロン)。燃費の良さと安定性を第一に考えられて作られたISだ。そしてこの甲龍には隠しだまとして両肩にある衝撃砲がある。そして武器に青龍刀がある。
「それがお前の悪いところだ。性能が良くて自分も国家代表候補だから強い。だから俺に一撃を入れることができると油断があったからだ。大人だって子共に喧嘩で負けることだってある」
「どんな相手でも全力で戦う」
「そうだ。なら、今度やるクラス対抗戦でやることは??」
「一夏を全力で叩きのめす。手を抜くことはしない」
「正解だ。そのために俺から一つ技を教えてあげよう」
「技をですか??」
「そう。俺の十八番であり。接近戦のISなら絶対に覚えておいて損が無いもの。鈴、お前瞬時加速(イグニッション・ブースト)は使えるか??」
「一応使えます」
「いまから教える技はその応用だ。難易度はSSだ」
「SSって・・・」
鈴が固まるのも無理が無い。瞬時加速(イグニッション・ブースト)でも難易度Sはあるのにさらに高いものを今から教えるのだから。だが、これが使えるようになったら国家代表の上位に行けるのは間違いない代物だ。
「鈴。今から俺にその双天牙月で斬りに来い」
「え!!でも・・」
「いいから来い」
「は、はい」
そして鈴は俺に向って双天牙月を振り下ろした。しかしそれは空を斬った。
「う、うそ」
「これが、お前に教える不可視(ステルス)だ。」