謎のISの強襲から一週間が経ち、篠ノ乃の停学が取れやっとクラス全員が揃った所でまた新たな転校生が一組に来るそうだ。山田先生また残業だな。
ちなみに転校生の一人はラウラ・ボーヴィッヒで、千冬が一年俺が半年教官していたドイツIS部隊の教え子だ。会った瞬間『お久しぶりです。織斑教官、ち・・黒羽教官』と呼ばれたときは、千冬の目が怖かったな。『どうゆうことだ』って感じで睨みつけてくるもんな。普通の人ならあの目で死んでたな。それに、ラウラ。お前絶対に『父』と呼ぼうとしたな。
ブン!!
ヒョイ
「・・・ちっ!!」
「千冬。今の当たったら死んでたぞ」
「殺すつもりでやったからな」
おお怖。出席簿で殺人とか前代未聞だよな。これ、新聞の一面取れるんじゃないか。『剣帝、出席簿で死す』って題名で。
「ラウラになぜ教官と呼ばれている??」
「俺も一時期ドイツの教官をしていたんだよ。ラウラとはその時に出会った」
「お前が人に教えるとはな」
「その時色々あったんだよ。天災、ウサミミ、ニンジンのせいで」
あの時は本当にしんどかった。軽く二回は死んでたね。核誘導ミサイルとか人に向けて討つ代物じゃないし。
「そうか」
俺の説明で一応納得はした千冬。どうみても俺の顔で悟ったな。
俺達は教室へ向った。
SIDE:織斑一夏
箒の停学が終わり俺たちはトーナメントに乱入してきたISについて話していた。
「しかし、あの無人機はなんだったんだろうな」
「わかりませんわ。詳しい事に関しましても極秘扱いにされてますし」
「あたしと一夏も口外禁止って千冬さんに言われた」
鈴の言うとおり、俺と鈴は事件の次の日の朝に千冬姉からきつく言われた。それも未確認ISだけでなく黒羽先生が戦闘をした事もだ。
だから、あのISを倒したのは俺と鈴と事になっている。それによって、クラスの皆から期待の目がより一層強くなっのにはマジで勘弁して欲しい。
「けど、黒羽先生の早業にはマジビックリしたな」
「一夏は、先生の事どれ位知ってるの?」
「ええ~~と、世界で初男でISを動かした事ぐらいかな」
「「「はぁぁぁぁっ!!」」」
箒、鈴、セシリアの三人が同時で信じられないって反応してきた。
「し、信じられませんわ。黒羽剣斗と言えばIS界での三帝と呼ばれている御方ですのに」
「一夏。あなた本当に知らないの?三帝とかも?」
「なんだ、その三帝って?」
その質問に箒が答えてくれた。
「一夏。千冬さんが女帝。つまり、ブリュンヒルデって呼ばれているのは知っているな」
「それくらい知ってるぞ」
「それに黒羽先生は剣帝とアメリカ人のナターシャ・ファイルスの魔帝。三人合わせて三帝と呼ばれていたんだ」
「へ~~~。黒羽先生ってそんなにすごかったんだ」
「そして、黒羽先生はIS学園初代生徒会会長をしていましたのよ。織斑先生とナターシャさんが副会長でしたわ」
「ま、まじか」
セシリアの追加の言葉に俺はさらに驚く。
「当然よ。あたしの先生なんだから」
「そういえば、凰さんはどちらで黒羽先生と御知り合いになったのですか?」
セシリアが鈴に聞いている。おそらく中国にいる時だろうな。
「あたしが中国に帰って一週間が過ぎたぐらいに、お母さんが先生を連れてきたの。なんでもサイフを落としてそれを拾ってくれたみたい。それで、お礼に夕飯をご馳走したら先生とお母さんが意気投合して、あたしにISの乗り方を教えてくれたってわけ」
「そんなことがあたんだな」
「その御蔭で国家代表候補まで行けたんだけど」
鈴の話を聞いてセシリアと箒は鈴の強さに納得がいったみたいだ。確かにあの強さ見せられてその人に教えてもらったら強くなるわな。
そしてチャイムが鳴って、ドアから山田先生が入って来た。それに続いて初めて見る生徒も入って来た。
「皆さんおはようございます」
「「「おはようございます」」」
「まずは、皆さんにお知らせがあります。今日からこのクラスで、皆さんと一緒に勉強するシャルル・デュノア君とラウラ・ボーデヴィッヒさんです」
まさかの男の転入生が来た。