P……カチ
「はぁ~~~~」
現在時間午前5時。
ジャージ姿に着替えた俺は日課の鍛錬のために寮から出て寮の周りを10周する。朝はこのランニングと基礎筋力、腕立て、腹筋、背筋等を鍛え夜は剣術の鍛錬。学園に来てからはプラス学園業務となかなか良い日々を送っているな。
今日は織斑弟とオルコットの代表決定戦だ。
発案者である俺が試合の審判をしないといけないみたいだが、その辺は管制官の子にでも頼むとするか。
鍛錬が終わりシャワーを浴びてスーツに着替えると時計は7時を指していたのでそのまま食堂に向かった。
SIDE:織斑一夏
今日はとうとうオルコットとの対戦の日だ。けど、俺は全然集中ができていない。なぜなら昨日の夜千冬姉が部屋に来てこんなことを言ってきたからだ。
『一夏。お前は昔誰かを守りたいと言っていたな。それは今も変わりないか??』
『あたりまえだよ、千冬姉。どうしたんだ。いきなりそんなこと聞いてきて?』
『……なら、剣斗を見続けろ』
『え??』
どうして、そこで黒羽さんの名前が??
『いいか一夏。あいつは………剣斗はお前と同じで誰かを守るために心を剣に変えた。そうして誰かを守ろうと正義の味方になろうとした。お前に人を傷つけても守るその覚悟があるか??』
『そ、それは………』
『別に今決めろとは言わん。だが、いつかは決める時があるかもしれん。そうなればお前はどうするか、今からでも考えて損はないはずだぞ。それと、今後あるかどうかわからないがもし剣斗がISに乗れば何でもいいから何かを学べ。いいな』
その時の俺はただ頷くだけしかできなかった。
そして気がついたら放課後になっていた。
「なぁ箒」
「………………」
「俺ISについて教えてくれって言ったよな」
「…………(プイ)」
あっ!!目をそらすな!!
「し、仕方がないだろう。お前のISはまだ届いていないのだから」
「だったら。乗り方のコツを教えてくれるなり色々あっただろうが」
「う、うるさい!!」
どうすんだ俺。負ける気なんてさらさら無いけどこのままじゃ……
「仲が良いな。お二人さん」
「「!?」」
「く、く黒羽さn(スパーン!!)いっ!!」
「黒羽先生だ」
「だって千冬n(スパーン!!)」
「織斑先生だ。馬鹿者」
千冬姉に同じ所を二回殴られて俺の頭はタンコブができてないか心配だな。
「お、織斑君」
「なんですか?山田先生」
「やっと来ました。織斑君のIS」
「お、俺だけのIS」
「そうです。織斑君だけのIS≪白式≫です」
「俺だけの………IS」
俺はゆっくり白式に手を当ててみると。感じる。馴染む。此奴とならいける!!
「織斑弟。そろそろ時間だからさっさと乗ってくれないか??それと初期設定等は戦いながらやれ」
「え??ちょっ!!」
「背中に預けるように。あとはシステムが最適化してくれるはず??」
「どうしてそこで??がでるのですか!?」
「それじゃ、カタパルトに足を乗っけて」
「無視ですか!!」
「でわ。負けてらっしゃい」
「え、えぇぇぇぇぇぇ!!」