IS sword of wing   作:星光の破壊者

8 / 18
第八話

 

 

 四月の下旬。ようやく基礎知識を身につけた一年生は、本格的にISを使っての実技指導が入るわけだが。

 

 四月の下旬だと暖かくて眠気が出るんだよね。本当日本の四季はいいもんだ。

 

 「今日からISの実施訓練を始める。とりあえずオルコット、織斑弟。展開して飛んでみろ」

 「はい」

 「・・・はい」

 

 オルコットは言い返事だが織斑弟はすこし不満そうだな。

 

 「黒羽先生は乗らないのですか??そのラファールに」

 「乗るには乗るが、折角専用機持ちがいるんだそいつ等もやらせたほうがお前等もいい刺激になるだろう」

 「そっかぁ~~」

 「そうゆうことだ。オルコット、織斑弟展開しろ」

 

 そう言いつつ俺の後ろにはラファールを用意してるけど。なぜか千冬が持て来て。

 

 「遅い!!熟練した操縦者なら展開までに一秒も掛からんぞ」

 

 相変わらず厳しいな千冬は。一年生に一秒で展開させr・・・・・・弟だからか??贔屓だな。

 

 「集中しろ」

 

 ああ。女子の目の色が百合色に輝いて「何時か私も」と言ってるよ。本当に大丈夫かこのクラス。おっと俺もその間にラファールに乗るとするか。

 

 「展開が出来たみたいだな。そこから急上昇だ。飛べ!!」

 

 俺の指示に従い二人とも大空へと飛び立った。しかし白式の方が出力上じゃなかったか。まぁ使い手が悪いだけか。

 

 「遅い。スペック上の出力なら白式の方が上だぞ」

 

 千冬が怒ってる。たしかにあんなにノロノロ飛ばれたら怒りもしますか。

 

 「わかっていると思うが、飛行に一番大事なのはイメージだ。自分にあったイメージを探し出すように」

 『は~~~い』

 「ちなみに黒羽先生はなにですか??」

 「俺か。俺は戦闘機とか鳥とか空を飛んでいるモノをイメージしてるな。実際にそういうのをイメージすると以外とスピードだ出たりするからな」

 「ふぉへぇ~~~」

 「それじゃ、俺も飛びますか」

 

 膝を少し曲げ助走をつけて一気に織斑弟のいる所まで上昇する。それを見ていた千冬が下の生徒に説明をしていた。

 

 「今のが世界トップレベルの技だ。アレをしろとは言わんが出来るだけ早く上がるよう心がけろ」

 『はい』

 「は~~い。織斑先生も出来ますか??」

 「私も黒羽みたいにスムーズに出来んが、一応出来るぞ」

 「ほぉ~~」

 

 さてさて、どうやらオルコットと織斑弟はなかなか良い雰囲気を出しているがコレを見ていると

 

 《一夏!!いつまでそんな所にいる!早く降りて来い!!》

 

 ほれ、篠ノ乃が怒ってるぞ。しかも山田先生のインカメ奪い取って

 

 「それじゃ、急降下から完全停止でもやろうか。目標は10cmでいいだろう」

 「なに、そのいい加減さ」

 

 無視無視。

 

 「千冬。今から急降下からの完全停止やらすか」

 《わかった。目標は何cmだ?」

 「一応10cmを言っている」

 《了解した》

 「それじゃ、誰から行く??」

 「わたくしから行きますわ。一夏さん見ていてくださいね」

 

 一夏にウィンクしてオルコットが急降下し地面から10cmのところで完全に停止した。当然の結果だな。

 

 「ほれ、次はお前だぞ」

 「は、はい」

 

 織斑弟が急降下して行ったそして

 

 キュウゥゥゥーーーーーーーズドォォォォン!!

 

 地面に激突し大きな穴を開けた。

 

 《バカモノ!!誰が地面に衝突しろと言った。グラウンドに穴を開けよって》

 

 千冬がお怒りになり織斑弟はシュンと小さくなっている。これ、まじで笑える。

 

 「くくく・・・」

 《黒羽。お前を何時までそこにいるつもりだ。早く降りて来い》

 「はいはい」

 

 完全停止・・・1cm位でいいかな。あまりにすごすぎても勉強にならないし。

 

 俺は急降下し地面から1cmの所で完全停止した。

 

 『おおぉぉぉ』

 「全員の目標は10cmな。専用機持ちは5cmだ。いいな」

 『はい』

 「あと、織斑弟はこの穴を授業終了と同時に埋める事。もちろん一人で」

 「わ、わかりました」

 

 まぁ、IS使えばすぐに終わるだろうから次の授業には間に合うだろう。

 

 「織斑、武装を展開しろ。それくらい自在にできるだろう」

 「はい」

 

 千冬。俺の仕事取らないでよ。俺いる意味無いじゃないか。

 

 織斑弟はイメージし雪片弐型を展開するのだけどやはり遅いな。これじゃ、敵のいい的だ。

 

 「遅い!!0.5秒で出来るようになれ」

 

 弟には厳しいですね。千冬。

 

 「セシリア、武装展開してみろ」

 「はい」

 

 オルコットはさすが代表候補の事あってなかなかのスピードだ。だが、誰を撃つきなのかね。

 

 「流石は代表候補生といったところか」

 「ありがt「ただし」・・」

 「そのポーズはやめろ。銃身を真横に向けて一体誰を討つ気だ」

 「で・・ですが、これはわたくしのイメージを纏めるに必要な・・」

 「直せ。いいな」

 「は・・・はぃ」

 

 鬼の睨みまさにこれだな。おそろしい。くわばらくわばら。

 

 「黒羽。何へんな事を考えてるんだ。さっさとお前も展開して見せろ」

 「はいはい」

 

 返事と終わりに俺の両手には二丁の銃が織斑弟とオルコットに向けている状態にした。

 

 『おおぉぉぉ』

 「いいか。黒羽はこれでも手を抜いてやっているんだ。お前達もコレくらいになれるように昇進しろ」

 「あ、あの速さで手抜きって」

 「さすが剣帝と呼ばれた御方。すてきです」

 「あの~~。武装展開のコツはなんですか??」

 「一番いいのは武器そのものをイメージする事だが、無理な場合はそれに近いものをイメージする事だな。例えば剣類なら俺や千冬をイメージすると出やすいんじゃないか」

 「なるほどぉ~~。ならわたしは千冬様をイメージする!!」

 「あ!!ずるい。ならわたしは剣斗様を想像するは!!」

 

 女子から薔薇色の声が出始め山田先生はおどおどしながらも鎮めさせようとしているがここは鬼の一言で黙るだろう。

 

 「静かにしろ!!」

 『・・・・・』

 

 ほら、千冬の一言で止んだ。

 

 「ふぅ。時間も丁度いいし今日は此処まで。全員次の授業に遅れないように着替えてくる事。織斑弟は言ったとおり穴を埋めてから来るように。以上解散」

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。