魔法剣士アカギ   作:音無 蕾菟

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今日から生徒になりました

「…よし」

 

アカギは、朝稽古をする為に朝早く起きた。道着に着替え、刀を持ち部屋から出て、1階に降りてきた。何処でやろうか考えていたら

 

「おはようございますアカギさん。何処に行かれるのですか?」

 

茶々丸が手を拭きながら、台所から出てきた

 

「あ、茶々丸さん!おはようございます」

 

お互い挨拶した

 

「朝稽古をやろうと思って、でも何処でやろうか迷ってて」

 

「この家の裏に少し開けた場所があるのでそこはどうでしょうか?」

 

「本当ですか!ありがとうございます」

 

「いえ…朝食になりましたらお呼びしますね」

 

「はい、お願いします。では行ってまいります」

 

そう言って茶々丸が言った場所に向かったアカギ、茶々丸は、アカギが見えなくなるまで見送ったあと、台所に戻り朝食の準備を再開した

 

 

 

 

 

そして茶々丸は、朝食の準備が終わったのでアカギを呼びに来た。するとそこには、刀を構えて、目をつぶっていたアカギがいた

 

「…」

 

すると何もして無い葉っぱがひらひら落ちてきたと思ったら、全て真っ二つに切られ落ちていった。茶々丸はアカギを見ていたが手が一瞬動いたところしか見えなかった。何が起きたか分からないと考えていると、アカギがこちらに気づき近寄ってきた

 

「すみません。夢中で気付かなくて…」

 

「いえ、それで先ほどのは…」

 

先ほどの事が気になった茶々丸は、アカギに聞いた

 

「居合…と似たものです」

 

「居合に似たものですか?」

 

「はい、僕に剣を教えてくれた人が一番得意としていた «瞬»…速さを売りにした技です。先生は、これより速く、威力がありましたが」

 

刀を鞘に収めながら話した

 

「…アカギさんに剣を教えた人は何者なのでしょうか?」

 

「先生は、旅人と言ってました」

 

それほどの使い手が…と茶々丸が考えていると服を引っ張るアカギがいた

 

「そろそろ戻りましょう。お腹がすきました」

 

「…そうですね。マスターを起こして朝食をしましょう」

 

アカギが茶々丸を引っ張って家に戻って行った。戻ると、エヴァが起きていた。なんでも朝から学園長から連絡が来てアカギを学園長室に連れてきてほしいそうだ

 

「そう言えば、お前達どこいってたんだ?」

 

「僕は朝稽古をしに、茶々丸さんは、朝食が出来たから僕を呼びに…」

 

「ほう…」

 

と話すとエヴァが茶々丸の方を見てニヤニヤしていた

 

(ぼーやが来てから茶々丸が少しずつ変わってきたか。嬉しい限りだ)

 

茶々丸は、自分を見てニヤニヤしているエヴァを見て「マスターどうかしましたか?」と首を傾げた。アカギは、茶々丸が作った朝食を美味しそうに食べていた。

 

 

 

そして、朝食を終え、アカギを学園長室に連れてきたエヴァ達。中に入ると、疲れ切った学園長がいた

 

「…大丈夫ですか、学園長…」

 

「フオッフオッ、何とかのぅ…」

 

「何かあったのかジジィ?」

 

「…お前さんの事で、封印を解く事を反対している者達の説得しとったんじゃよ…」

 

「ふん、…自業自得だ」

 

学園長が今までエヴァの為に、説得していたらしく顔が疲れきっていた

 

「…すみません。本当は、僕がしなきゃいけないんですが…」

 

「良いんじゃよ、これは、ワシ自身にも責任があるからのぅ」

 

学園長がアカギの頭を撫で、エヴァの方を向いた

 

「今も封印が溶けてないようじゃな…スマンのぅエヴァ、本当は自由にしてやりたいんじゃが…」

 

「気にするなジジィ、まだ此処に居るつもりだこらな…それでこんな事を話すために呼んだわけじゃないんだろうな」

 

学園長が「うむ、少し待っとれ」と言って部屋の隅から箱を持ってアカギに渡した。アカギはその渡された箱を開けると、制服、教科書といったものが入っていた

 

「アカギ君制服のサイズが合ってるか確認したいから、隣の部屋出来越えてきてくれんかのぅ」

 

「分かりました」

 

アカギは隣の部屋に制服を持って行った。暫くするとアカギが出てきた

 

「…どうでしょうか。変なところ無いですか」

 

とその場でクルッと回った

 

「ほう…似合ってるぞアカギ」

 

「お似合いですアカギさん」

 

「ふむ、サイズはピッタリだのぅ」

 

皆アカギの制服姿を褒めた。アカギは、それが嬉しいのか、恥ずかしいのか、顔を赤くしていた

 

「本当は、女子の制服を着させようかと思ったんじゃが…冗談だがのぅ」

 

「学園長!何いってるんですか!?エヴァさん達少し引いてますよ…エヴァさん達何故女子の制服を持って近づいてくるんですか?あの、エヴァさん、茶々丸さん少し怖いです。落ち着いてください!茶々丸さんどこに連れていくんですき!?学園長見てないで助けて…あ、アアアアアアアッ」

 

アカギは、エヴァと茶々丸に隣の部屋に連れていかれ、その部屋から一人の叫び声が響いた。暫くして、エヴァと茶々丸がキラキラした状態で、部屋から出てきた

 

「何故お主らは、そんなにキラキラしてるんじゃ…それにアカギ君は、どうした」

 

「アカギならほら」

 

と言って扉の方を指さした。そこには、一人の少女?がいた

 

「…まさかアカギ君かのぅ?」

 

「…はい」

 

スカートを押さえながら近づいてきたアカギ、それをエヴァは、ニヤニヤしてみていた。茶々丸は、アカギの姿を写真に収めていた。学園長は、まさかここまで似合うとは思わず、驚いていた。アカギは、顔は、女よりで、髪も長く、女性にしか見えないのだ

 

「…アカギ君、もうそれでいいんじゃないかのぅ」

 

「駄目にきまってます!」

 

「アカギ、似合っているから良いんじゃないか?」

 

「アカギさん、そちらの方が、凄くお似合いです」

 

先ほどの男子の制服より高評価な感想にアカギは、驚いていた

 

「流石に…恥ずかしい///」

 

「仕方ない、女装は家でさせるか…」

 

「え…家で女装させられるんですか…」

 

「エヴァ、その時呼んではくれんかのぅ」

 

アカギを家で女装させることが決定した。アカギは、諦めた表情で、男子の制服に着替えた。エヴァ達は、自分の教室に行ったらしく、学園長室にいなかった。何故、朝からこんなに疲れているんだと考えていたら

 

「学園長、失礼致します」

 

ネギが扉から入ってきた。入ってくるネギにアカギは、挨拶した。ネギも返した

 

「学園長ご用途は」

 

「ネギ君、アカギ君を2-Aに連れていってあげてくれんかのぅ」

 

「分かりました。それじゃぁ、アカギ行こうか」

 

「うん、学園長失礼致します」

 

2人は、学園長室から退出した。ネギはアカギにクラスのことを話しながら2-Aに向かっていた

 

 

 

そして2人は、2-A教室の所にいた

 

「じゃあ、僕が呼んだら入ってきて…ごめん」

 

「分かったよ。兄さん」

 

最後にネギが何か言ったような気がしてけどアカギはきにしなかった。中が少し騒がしくなったけど、すぐ静かになった。そしてネギがアカギを呼んだ。アカギが扉を開けたらなにか降ってきたのでキャッチした

 

「何だろ…黒板消し?」

 

今度は、バケツが降ってきた。それを蹴り上げ、矢が飛んできたので、黒板消しでガード、最後にタライが降ってきたので、バックステップで避けた

 

「…ネギ兄さん、此処罠だらけ何ですけど…」

 

「はは…」

 

ネギは、軽く笑っていた。多分このことを知っていたのだろう。クラスの皆さんは、先ほどの光景にポカーンとしていた

 

「…もしかして、引っかかった方が良かったですか?」

 

「プッ、アハハハハハハハッ!」

 

エヴァが腹をかかえて笑った。

 

「気にしないで…それよりアカギ、皆に自己紹介お願いします」

 

「あ、はい!」

 

アカギは、壇上の上に上がり、黒板に自分の名前を書いて、クラスのみんなの方に向いた

 

「ききき今日から、此処に転校してきました。ああアカギ・スプリングフィールドです。よよ、よろしくお願いします!」

 

エヴァは、アカギの緊張した姿に笑っていた。茶々丸は、アカギを心配そうに見つめながら写真や録画をしていた。ネギは、「僕より緊張してるな〜」とアカギを見つめていた。すると

 

「「「「か…」」」」

 

「か?」

 

「「「「「かわいい〜!!」」」」」

 

「!」

 

2-Aの生徒達がアカギの方に近づいた

 

「ネギ君と兄弟なの?」

 

「ねえどこから来たの?」

 

「かわいいけど男子の制服着てるけど、男の子?」

 

「勝負するアル!」

 

生徒達は、アカギに興味があり、沢山の質問をしている。ネギは、慌てた

 

「皆さん!落ち着いてください!アカギは、人見知り…」

 

だが遅かった

 

「う…ウワァァァァァァァン」

 

アカギが泣き出した。アカギが泣き出したことに生徒達が慌てて慰めようとしたが、なかなか泣き止まない

 

「ネギ君!どうしたら泣き止んでくれるの!」

 

「アカギは、泣き止んだらなかなか終わらないんです。泣き止められるのは、お姉ちゃんか、おじいちゃんぐらいしか…あれ?」

 

さらに慌てた生徒達。だが、いつの間にか、アカギが静かになっていた。

 

「アカギさん、大丈夫ですか?」

「アカギ、あの位で泣くな。あいつの息子だろ」

 

「…グスン。すみません、まだ知らない人が怖くて…」

 

茶々丸がアカギの頭を撫で、エヴァが落ち着かせていた

 

「え…あのアカギが泣き止んだ!」

 

「ネギ君どうゆうこと?」

 

「分かりません。今まで、こんなこと無かったのに。人見知りが激しくて人に近寄ろうとしなかったアカギが…」

 

だが、茶々丸とエヴァのお陰で、アカギが泣き止んだことは事実、ネギは未だに信じられない顔をしていた。そこに、一人の男の人が来た

 

「コラッ!静かにしない…「ウワァァァァンッ!」え…」

 

「あー!新田先生が、せっかく泣き止んだ、アカギ君をまた泣かせた!」

 

とまき絵が言った。アカギは、新田が大きな声にビックリして茶々丸の後ろに隠れ、そしてまた泣いてしまった

 

「新田先生!アカギ君に謝って!」

 

「あ…あぁ」

 

アカギに新田が近づいて

 

「…すまない。君がアカギ君か。学園長から話は、聞いている。このクラスは、騒がしいけど…いいクラスだから安心してくれ」

 

新田は、アカギに謝りながら頭を撫でた。アカギは、エヴァと茶々丸のお陰で、何とか泣き止んでいた。新田は、「もっと静かにしなさい」とちっちゃな声で言って教室から出ていった。そして、エヴァと茶々丸が「2人は、アカギ君とは、どんな関係なの!」と朝倉を中心に質問攻めされていた。アカギは、茶々丸から離れるとみんなの方向に向き

 

「…すみませんでした」

 

先ほどの事を謝った。生徒達は、「こっちもごめんね。いきなりで怖かったよね」とお互い謝った。暫くして、ネギが壇上の上に立って

 

「それじゃ、自己紹介も終わったので、皆さん席についてください。アカギの席は、エヴァンジェリンさんの隣で」

 

生徒達が皆自分の席につき、アカギもエヴァの隣の席についた。ネギが今日の1限が英語に変わりますなどの連絡をしていた。

 

「…そして、修学旅行一週間前になりました!皆さん、準備は大丈夫ですか」

 

クラスの生徒達が元気よく返事をした。

 

「…修学旅行ですか。皆さん楽しそうですね」

 

とアカギが、呟いた。それに気づいた明日菜が

 

「ネギ、アカギをどこの班にするかきまってるの?」

 

と明日菜が言うと、忘れていたらしいネギは、慌てていた

 

「どうしょう!アカギを1人にする事は、駄目だし…どこかの班に、入れてもらうしか」

 

「ネギに…先生、僕は、1人でいいですよ。皆さんの楽しい修学旅行に僕が居たらご迷惑になるだけなので」

 

アカギは、皆の邪魔になるだけだと断ったが

 

「アカギ君も楽しまなきゃダメだよ。一人で居るより皆でいた方が楽しいよ」

 

「まき絵さんの言うとおりですわ。では、私達の班に…」

 

「あー!委員長ずるい!アカギ君、私達の班に…」

 

次々にアカギ君を私達の班にと生徒達が言ってきた。なかなかアカギの班が決らない。ネギが流石にこれ以上は、決まらないと判断した

 

「く、クジで決めましょう!良いよねアカギ」

 

「…はい。皆さんが良ければ」

 

そしてくじ引きで決める事になり、班の代表がくじを引いた。結果

 

「マスター、やりました」

 

「良くやった、茶々丸」

 

茶々丸があたりを引き、6班がアカギを獲得した。ほかの班は、「良いな〜」と悔しそうにしていた。

 

「えーと、では、アカギは6班になりました。それでは、皆さん修学旅行の準備はちゃんとしておいて下さい!」

 

「「「「はーい!」」」」

 

そして長く続いたSHRが終わった。ネギは、SHRが終わった時に来たしずな先生に学園長室に行くように言われたので向かった。アカギは、先ほどでは無いけど、いろんな人から、いろんな質問をされていた。そんなことが続き、今日の授業が終わった。学校が終わった後に、クラスの生徒達がアカギの為に歓迎会を開き、何事もなく終わった。今アカギは、帰り道の公園のベンチに座っていた

 

「…疲れた。でも、皆さんいい人そうなので良かった。まさか僕の為に歓迎会を開いてくれるとは…」

 

手に持ったジュースを飲んで、このあとのことを考えていた

 

 

 

「あ、修学旅行の準備しないと…今週までに揃えないと…場所が分からないし、茶々丸さんにお店の場所でも教えてもらいましょ」

 

アカギは、手のジュースを捨てるとエヴァの家に帰っていった

 

 

 

 




アカギの魔法の始動キー考えてない。どうしょうか…
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