もこたんのヒーローアカデミア   作:ウォールナッツ

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もこたん、USJに行く 1

 次の日、再びヒーロー基礎学の時間がやって来た。教壇に立った相澤が『RESCUE』と書かれたプレートを生徒に見せて説明を始める。

 

「今日のヒーロー基礎学だが、俺とオールマイト、そしてもう1人の3人体制で見る事になった。内容は災害水難なんでもござれの人命救助(レスキュー)訓練だ」

 

 相澤はコスチュームの着用は各自で判断し、訓練場まではバスで移動すると言い放ち、すぐに準備を始めろと生徒たちに告げた。

 

 自分のコスチュームを手に取りながら、今回も大変そうだと呟く上鳴に対して、切島は人命救助こそがヒーローの本分だと熱を入れる。切島の『硬化』は、その名の通り自身の身体をガチガチに硬化させる個性である。二次災害が心配される危険な現場でも存分に力を発揮する事が出来る個性といえた。

 

 

「水難なら私の独壇場、ケロケロ」

 

「なるほど。では私の独壇場は火災現場だな。炎熱耐性には自信がある。消火活動は出来ないが、救助活動ならば…」

 

「藤原さんはソレに加えて飛行能力も持っていますから、ビル火災などでは特に活躍が見込めますわ!」

 

 妹紅たちが女子更衣室でコスチュームに着替えていると、蛙吹が意気込んでいた。『蛙』の個性を持つ彼女ならば、水難救助は正にうってつけだろう。

 一方、妹紅も負けてはいない。八百万が言った通り、『不死鳥』の特性である炎熱耐性、飛行能力、再生能力を駆使すれば、危険な高所や火災現場にでも踏み込む事が出来る。また、火災だけでなく多くの災害にも対応出来る個性でもあった。欠点は火気厳禁の場所に立ち入れない事ぐらいだろうか。少しでも怪我をすれば炎が傷口から溢れ出るのだから、そのような場所への立ち入りは周囲を危険にさらしてしまう。

 

 

「バスの席順でスムーズにいくよう番号順に二列で並ぼう!」

 

 準備を済ませてバスが待機している場所へ行くと、飯田がキビキビとした動きでクラスメイトを並ばせていた。だが、乗り込んでみるとバスの席は対面するタイプだったので意味が無く、飯田は落ち込む。妹紅の隣に座っていた芦戸が『意味なかったなー』と慰めなのか駄目出しなのか分からない言葉を飯田にかけていた。

 バス内では、個性がオールマイトと似ていると言われた緑谷が妙に焦っている姿が印象的だったが、爆豪がキレて急に騒がしくなり、相澤が低い声で注意するまで騒がしかった。

 

 大きなドーム状の建物の前でバスが止まる。相澤に引率されて中に入ると、そこには某アトラクションテーマパークに似た光景が広がっていた。

 

「水難事故、土砂災害、火事、etc.……あらゆる事故や災害を想定し、僕が作った演習場です。その名も、ウソの災害や事故(USJ)ルーム!」

 

 そんな説明をしてくれたのは雄英教師であるスペースヒーロー、13号。宇宙服に似たコスチュームを着ていて素顔は見えないが、災害救助の場でめざましい活躍をしており、紳士的なヒーローとしても人気が高い人物である。

 麗日はファンだったらしく13号の登場に歓声をあげていた。

 

「えー、訓練を始める前に、お小言を一つ二つ…三つ……四つ……」

 

 13号の増えていく小言の数に困惑しつつも生徒たちは彼女の話に耳を傾ける。

 彼女の個性は『ブラックホール』。なんでも吸い込みチリにしてしまう個性だが、その個性で災害から人を救い上げている。だが、それは同時に簡単に人を殺せる力でもあると彼女は言う。また、今の超人社会は一見成り立っているように見えるが、一歩間違えれば容易に人が殺せるような状況にある。そのような個性を個々が持っている事を忘れないように、と皆に訴える。

 そして、この授業では心機一転して人命救助の為に個性の活用法を学んでいこう、と13号は朗らかに言うのだった。

 

「君たちの力は人を傷つける為にあるのでは無い。助ける為にあるのだと思って下さい。以上、ご静聴ありがとうございました」

 

 13号が自身の胸に右手を添えて恭しく頭を下げると、妹紅を含めた生徒の多くが万雷の拍手で答えた。麗日は黄色い声援を13号に送り、飯田に至ってはブラボー!と何度も感極まった声をあげる。

 

「そんじゃあ、まずは…。……?」

 

 早速授業を始めようとした相澤が何かに気が付いたかのように振り返る。何人かの生徒が視線につられて同じ方向に目を向けると、広場の噴水の前に黒いモヤが漂っていた。火災救助訓練用の黒煙でも漏れてきているのか?と考えた時である、正体不明のそのモヤは瞬く間に大きくなっていき、漆黒の渦を巻き始める。そしてモヤの中から悪意に満ちた瞳がこちらを覗いた。

 瞬間、相澤は叫んだ。

 

「一固まりになって動くな!13号、生徒を守れ!」

 

 急激に増大した黒いモヤからは悪趣味な格好をした人間が次々に姿を見せる。しかし、ほとんどの生徒は状況を把握しておらず、相澤の声に対して、呆けたような反応を示していた。

 

「動くな!あれは(ヴィラン)だ!」

 

「どこだよ、オールマイト…せっかくこんなに大衆引き連れてきたのにさ…子どもを殺せば来るのかな?」

 

 だが、相澤の警告と体中に手を貼り付けた男から発せられた悪意によって、生徒たちは否が応でも気付かされる。ヴィランの襲撃。その事実に生徒の多くが目を見開き、顔を引き攣らせてしまう。

 

「ヴィラン!?バカだろ!?ヒーローの学校に入り込んでくるなんてアホすぎるぞ!」

 

「何にせよセンサーが反応してねぇのなら、向こうにそういう事が出来る個性(ヤツ)がいるって事だな。バカだがアホじゃねぇ。これは何らかの目的があって用意周到に画策された奇襲だ」

 

 轟は冷静に状況を判断して言い放つと、場の緊張度が更に増す。相澤も轟と同様の判断を下し、すぐに的確な指示を飛ばし始めた。

 

「13号避難開始!学校に連絡試せ!センサー対策も頭にあるヴィランだ。電波系の個性が妨害している可能性もある。上鳴、お前も個性で連絡試せ」

 

「っス!」

 

 上鳴は慌てながらも『放電』を利用した連絡を試す。失敗しても諦めず、あの手この手で試すが結果は振るわない。妨害されているのは間違いないようだ。

 相澤はヴィランたちを睨みつけながら今度は妹紅へと声をかけた。

 

「藤原、お前の鳥を校長とオールマイトの元に飛ばせ。恐らく居場所は校長室と仮眠室だ。あの2人ならそれだけで異常事態を察する。襲撃がUSJ(ココ)だけならすぐに応援が駆けつける筈だ…おい、藤原、聞いているのか?」

 

「妹紅!?せ、先生!妹紅が!」

 

 葉隠の叫びに周りのクラスメイトたちも後ろを振り返り、そこでようやく妹紅の異変に気が付いた。

 妹紅は両膝を地面につけ、頭を抱えて酷く苦しんでいる様子だった。顔色も恐ろしく悪く、冷や汗が滝のように流れ、呼吸も荒い。身体の震えは痙攣かと見間違うほどに激しく、呻き声を上げては頭皮や顔の皮膚などを自身の爪で掻き毟り、自傷と再生を繰り返す。その姿は正に異常そのものだった。

 隣に居た葉隠が慌てて妹紅の両手を押さえて自傷行為を止めようとするが、葉隠の力では我を忘れた妹紅の手を封じる事は出来ない。

 

「妹紅!やめて!」

 

「離れて葉隠さん!俺の尻尾で藤原さんの腕を押さえる」

 

 そこに近くに居た尾白が声をあげた。尾白の個性、それは『尻尾』である。頑丈で力も強く、第三の手のように自在に操る事が出来る異形型の個性であった。

 尾白は尻尾を巧みに操り、妹紅にクルリと巻き付けて身体ごと両腕の自由を封じる。

 

「妹紅!大丈夫!?」

 

「うう…大…丈夫…だ…大丈夫……」

 

 葉隠の問いかけに妹紅は辿々しく返答するが、その苦痛に塗れた表情に説得力は無い。相澤は眼下のヴィランたちを警戒しつつ、妹紅の様子を窺う。

 

(クッ、恐らく精神干渉系の個性。意識はあるようだが、個性を使えるような状態では無いか。だが何故、教師(プロヒーロー)ではなく生徒の無力化を?人質として狙われたか、それとも藤原だけが発動条件を満たしていたのか…藤原だけ?いや、まさか……クソ、考えるのは後だ。とにかく生徒たちを避難させなければ)

 

 相澤の『抹消』は個性使用者を視ただけでその個性を消す事が出来るが、発せられた個性そのものを視たとしてもソレは消す事が出来ない。妹紅の異変の原因がヴィランの精神干渉系個性に起因するならば、その個性の持ち主を見つけ出し、視る事で個性を『抹消』しなければならない。

 

「とにかく避難しろ!尾白、そのまま藤原を連れて行け!」

 

「先生は!?1人で戦うんですか!?」

 

 相澤はゴーグルを着けて首元に巻いている捕縛武器を構えるが、緑谷はそんな臨戦態勢をとった彼を引き留める。ヒーローオタクの緑谷はイレイザーヘッドの戦闘スタイルまでも詳しく、彼がたった1人で正面戦闘を行う事は無謀だと知っていた。

 

「一芸だけじゃヒーローは務まらん。13号、生徒を任せたぞ」

 

 相澤は階段を飛び降り、大勢のヴィランへと真っ直ぐに向かっていった。個性を消されて混乱しているヴィランを捕縛武器で絡め取り、更に打撃を与えて次々に沈黙させていく。

 

「すごい…!多対一こそ先生の得意分野だったんだ」

 

「分析してる場合じゃない!早く避難を!」

 

 飯田に急き立てられ、緑谷も慌てて避難を開始する。妹紅もそのまま尾白に担がれて避難を始めていた。尾白の近くを轟と13号が併走する。

 妹紅の異変の原因をヴィランの精神干渉系個性による攻撃と即座に判断した轟は、妹紅の暴走を最も危惧した。今は自傷行為だけに留まっているが、受けた個性次第では、彼女の炎が味方(クラスメイト)に牙を剥く可能性もある。その為、氷という対抗策を持つ自分が適任であると瞬時に判断しての警戒である。また13号も同様の考えであり、妹紅が我を忘れて炎を発した場合、すぐに炎を『ブラックホール』で吸い込める立ち位置を維持しながら、生徒たちに避難を的確に指示していた。

 担がれる妹紅の重力を消して尾白の負担を軽くしようと、麗日が『無重力(ゼログラビティ)』を発動する為に妹紅の身体に触れる直前の事だった。突然黒いモヤが避難する面々の目の前に立ちはだかる。

 

「初めまして。我々はヴィラン連合。僭越ながらこの度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせて頂いたのは平和の象徴、オールマイトに息絶えて頂きたいと思っての事でして」

 

 そのヴィランの言葉に生徒の多くが息を呑んだ。理解出来ない、いや理解したく無かった。オールマイトを狙って来たのならば、つまりヴィランたちにはオールマイトを殺せる算段があり、それ程の戦力で襲撃しに来ている事になる。だというのに、ここにはオールマイトが居ないという事実が生徒たちに重くのしかかっていた。

 

「まあ、それとは関係なく私の役目はこれ」

 

 そう言って黒いモヤのヴィラン、黒霧はユラリと動きをみせるが、13号は『ブラックホール』を構えて黒霧を牽制する。轟は右手を構えつつも考えを巡らす。

 

(あいつの個性は空間移動(ワープ)、もしくはモヤの中に人や物を閉じ込めて収納する事が出来る個性か?どちらにしても氷結は出来そうにねぇが、気体相手なら13号先生の『ブラックホール』は相性が良い筈だ。ここは下がるか)

 

 轟は黒霧の個性をある程度推察していた上で、妹紅を担いでいる尾白に後ろに下がれと促す。今の位置では13号が全力で戦えないからだ。尾白もそれに頷き、目の前のヴィランを刺激しないように後ずさり距離をとる。そんな尾白たちを守るようにクラスメイトたちが間に入る。皆緊張した面持ちだが、同時に戦いの覚悟を決めた顔だった。

 その時、先手必勝とばかりに切島と爆豪が黒霧に襲いかかった。飛び出した2人に対して轟は舌打ちをする。2人の立ち位置は13号の前であり、そこは『ブラックホール』の射線上だった。

 

「その前に俺たちにやられる事は考えてなかったか!?」

 

「ダメだ!どきなさい2人とも!」

 

「危ない危ない。そう、生徒といえど優秀な金の卵。散らして、嬲り、殺す」

 

 爆豪の『爆破』によって黒いモヤが一瞬散るが、すぐに集まり再び姿を現す黒霧。13号は2人に下がるように大声で注意するが、相手が上手だった。黒霧は爆豪と切島を盾にしてモヤを周囲に展開する。

 13号は『ブラックホール』で必死に吸い込むが、黒いモヤは一向に消える気配は無く、ついに生徒たちを包み込んでしまった。

 

「皆!」

 

 しばらくして黒いモヤは晴れた。だが、その場にはヴィランと13号、そして6名の生徒しか居らず、14人の生徒たちが忽然と姿を消してしまっていた。愕然とする13号とクラスメイトたち。

 黒いモヤのヴィランが不敵に笑う中、飯田のクラスメイトを探す声が辺りに響いていた。

 

 

―USJ・火災ゾーン―

 

 尾白は全身を黒いモヤに覆われた時、尻尾で妹紅を担いだまま身構える事しか出来なかった。だが次の瞬間、謎の浮遊感がその身を襲い、直後に地面へと叩き付けられる。思わぬ衝撃に尾白の尻尾から妹紅がこぼれ落ちてしまう。慌てて立ち上がり、妹紅を担ぎ直そうとした瞬間、尾白は硬直してしまった。尾白と妹紅の周りを10人以上のヴィランたちが取り囲んでいたのだった。

 

「お、来たか。2人だな。可哀想になぁ、哀れな人生だぜ。クックック」

 

「ははは、片方は既にぶっ倒れているじゃねーか。広場の奴らがずいぶん張り切ってくれたみてぇだな」

 

「男の方は単純な異形型だし、こりゃ楽勝だな。チョロい仕事だぜ」

 

 火災ゾーンで待ち構えていたヴィランはニヤニヤとしながら口々に囃し立てる。尾白が辺りを見渡すと自分のすぐ後ろに蹲る妹紅がいる。更に聞き覚えのある声も聞こえてきた。

 

「妹紅!尾白くん!」

 

「その声は葉隠さん!?でも他の皆が居ないって事は、まさか分断されたのか!?あの黒いモヤの奴の個性か!」

 

 この場に居るのは3人のみ。他には教師の姿もクラスメイトの姿も無い。つまり、尾白と葉隠は倒れた妹紅を連れてこのヴィランたちの包囲を突破しなければならない状況におかれていた。

 絶望の二文字が脳裏によぎる尾白。ヴィランたちはどこからか聞こえた第三者(葉隠)の声に警戒を示して攻撃を控えているが、それも僅かな時間稼ぎにしかならないだろう。奥歯を噛み締めて考えた末、尾白は窮余の策をとった。

 

「葉隠さん。あいつらは俺が抑える。必ず隙を作ってみせる。その間に藤原さんを連れて逃げてくれ」

 

「お、尾白くん!?ダメだよ!危険だよ!」

 

 ヴィランに聞かれないように葉隠に小声で伝えると、尾白は葉隠の制止を振り切ってヴィランたちの前に立つ。そして拳を構えて大きく叫んだ。

 

「お前らの相手は俺だ!かかってこい!」

 

 だが、尾白の決意をヴィランたちは下品な笑い声で愚弄する。

 

「ははは、格好良いねー、流石はヒーローの卵だ。だが残念!こちとら異形型相手に近接戦なんざやるつもりは無いんだよ!そら、猿の丸焼きだ!」

 

「ククク、どこかにもう1人隠れているみてぇだが、まずはお前から始末してやるぜ!」

 

 ヴィランたちは火災ゾーンで待ち構えていただけはあって炎熱系の個性持ちが半数を占めていた。彼等は尾白を狙って四方から一斉に炎を放つ。妹紅が戦闘訓練時に見せた炎と比べると遙かに劣る威力であるが、それでも尾白や葉隠にとっては脅威となる攻撃である。

 尾白は迫り来る攻撃を何としてでも避けて、決死の覚悟でヴィランたちに挑むつもりだった。周りを囲まれているのならば、とにかくヴィランたちの包囲を一点突破して、妹紅と葉隠をこの場から脱出させる必要がある。無論、突破した後の殿(しんがり)も、尾白は命を賭けて務めるつもりでもあった。

 

 しかし尾白が攻撃を避ける直前、ヴィランたちが放った攻撃は突如として現れた炎の壁に阻まれた。桁違いの火力に尾白は反射的に身を屈めて目を瞑る。

 だが、目蓋越しにも煌々とした炎の明りを感じるものの、身体を焼く熱さなどは無い。むしろ、包み込むような優しい温かさを感じた。不思議に思った尾白は目を焼かないように手を目にかざして恐る恐る炎の壁を見上げる。尾白たちを囲むそれは壁では無く、巨大な鳥の翼を模した炎であった。

 

「はっは…流石クラスの最強候補の1人」

 

 尾白は顔を引き攣らせながらも笑みを浮かべた。これで形勢逆転だと心から確信してしまう程の安心感が、その炎の翼には宿っていた。

 一方、ヴィランたちは突如として現れた巨大な炎に下品な歓声を上げていた。これほど大きな炎を扱える仲間(ヴィラン)が居た事に気付かなかったが、とにかくあの炎に飲み込まれたガキ共は焼き殺されたと推測するのは容易かった。故に炎が静まり、尾白の無事な姿を確認すると、ヴィランたちは面倒臭そうに舌打ちをして、口々に文句を言う。

 

「おいおい、スゲェけど俺たちの炎が飲み込まれて消えちまったし、あの猿死んでねぇじゃねぇか。何やってんだ」

 

「ったく、誰だよ。ちゃんと狙え馬鹿」

 

「私だ」

 

「あ?」

 

 その文句に返答があった。不機嫌な表情と共にヴィランたちが声の主を探すと、その人物はすぐに見つかった。先ほどまで蹲っていた少女が立ちあがっており、その両手には炎を纏っている。

 

「すまない、尾白、葉隠。迷惑をかけた。少し伏せていてくれ。こいつらは私が焼き払おう」

 

 直後、身体から炎が迸り、長い白髪が天へと逆立つ。ついに不死鳥がUSJに降り立った。

 

 




妹紅が心配で近くに居た葉隠も一緒に火災ゾーンに飛ばされました。ただし同じく近くに居た轟は原作通り土砂ゾーン飛ばされています。後の面々は原作通りです。



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