いやー、昨日はアニメかんsy...ゲフンゲフン、
ネタ探しをしてまして決して執筆をサボったわけではないですよ?( ̄▽ ̄;)
「皆な、おはよー」
ドアを開け明るいあいさつを交わし教室に入っていく秦野さん。
気のせいだと思うんだけど、さっきから皆の視線が痛い。
チラチラこちらを見て、内緒話をする女子や男子たち...
これと言って何か目立つことをしたわけでもないはずなのに、
皆なこちらに奇異の目を向けてくる。
「おい、葵」
ふと後ろから声を掛けられる。
振り向くと中学からずっとクラスが同じだった親友の恭介が立っていた。
「あっ、おはよう恭介」
親友にいつも通りの挨拶を返すが、恭介は少し気難しいそうな顔でこちらを
凝視してくる。
「えーっと恭介?...まだ何か用か?」
親友のあまり見たことのない表情に少し警戒しながら、声を掛ける。
「何か用か?か.....ならば単刀直入に聞こう!!」
恭介は少し声を張り上げた。恭介の言葉はクラスメイトたちにも聞こえたらしく
皆黙ってこちらを見ている。
「葵、お前秦野さんと付き合ってるのか?」
一瞬空気が凍った気がした。
が、僕はすぐに意識を取り戻し
「ば、ばか!!んなわけねぇだろ!!
俺と秦野さんなんてどう考えても釣り合わないし...」
自分で言ってて悲しくなってきたが、事実だ。受け入れる他ない。
「じゃあ何で今日秦野さんと一緒に登校してきたんだよ
しかも手を繋いでっ!!」
そうだそうだという声がクラスメイトたちからも上がる。
どうやら教室の窓から見えていたらしい。
しかし、手を繋いでいた?僕自身にはその様な記憶は無いh...
あっ、一緒に登校する事になった時だ!!あの時腕を引っ張られそのままだった気が...
いや、それ手を繋いでるって言わなくないか?
「そ、それは...」
クラスメイトたちの意識が親友の恭介によって僕に集められていく中、
秦野さんが口を開いた。
クラスメイトたちの意識が一斉に秦野さんへ向けられる。
「私と葵くんはたまたま登校中に会って、流れで一緒に登校しただけで
私も葵くんも遅刻しそうだったから、私が手を引っ張てただけだよ...」
秦野さんはスカートの布を握り、もじもじしながら朝の出来事を皆に説明する。
結果、僕と秦野さんが付き合っているという誤解はすぐに解けたが
男子の間でもじもじしている秦野さんがエロいなどなんのしばらく話題になっていた。
そして午前の授業が終わった昼休み。この時間を使って皆な昼食をとる。
僕は親友の恭介と机を向かい合わせて座っていた。
「いやー、朝は悪かったな...」
苦笑いで朝の一件に対する謝罪をする親友。
僕はもう気にしてないが、秦野さんが少し心配だった。
「だから良いって、もう謝らないでいいから...」
何度も頭を下げる親友。これ以上謝られるとかえって気まずい...
「だからもう良いって、謝るなら秦野さんのところに謝りに行ったら?」
「それもそうだな。でも気を付けろよ?一難去ってまた一難って言うし...」
おいおい、それはマジで勘弁してくれよ。僕は心の中でそうつぶやきながら
カバンから弁当を出そうとした瞬間。
ガラガラガラッ
物凄い勢いで教室のドアが開けられた。
そして開けられたドアに立っていたのは、いかにも怒っています!!
と言った表情をした妹のくるみだった。
「あー...葵、俺はちょっと席外すわ.....」
一言断って席を立つ親友。あっこれ見捨てられたわ...
一難去ってまた一難、先程の恭介の言葉が耳に痛い。
くるみは、何も言わずに謎の威圧感のある笑顔で教室に入ってくると
僕の机にお弁当を置く。その置かれた弁当箱はどう見ても僕のお弁当だった。
「兄さん...お弁当家に忘れてたよ?」
くるみの口から低く冷たい声が放たれる。
こういう時のくるみは冗談抜きで怖い...
「ご、ごめん次から気を付けるよ...」
「そう次からね...なら良いわ兄さん
でも私、兄さんのお弁当を取りに行ったせいで遅刻したんだよね...」
くるみが怒っている理由がようやくわかった。
くるみは僕がお弁当を忘れた事に対し、お怒りなのではなく
皆勤賞がダメになった事にお怒りにな様だ。
くるみの様な、勉強も出来スポーツも出来る人間にとって皆勤賞などは
取って当たり前のものだろう。
しかし、それを今日実の兄のせいで逃してしまった。
そうくるみの完璧なキャリヤに傷が入ってしまったのだ!!
「す、すみませんでしたっ!!」
くるみに土下座をして謝罪をする。我ながら凄いみっともない光景だが
今はそんな事を言っている場合ではない。
僕の謝罪を受けてから、くるみは一つため息を吐くと
「皆さんすみません。こんなダメダメな兄さんですが、どうかよろしくお願いします」
それからくるみは深々と頭を下げると、失礼しましたと一言残し教室を出て行った。
結局僕は食欲を無くし、午後の授業にも身が入らなかった。
...............
............
.........
......
...
学校が終わり帰路に僕は帰路に着いていた。
足が重い。別に物理的に重いわけでは無く、精神的な意味で重いのだが...
しかし歩みを進めていれば、最終的には目的地に着いてしまうわけでして
気づいた時には、目の前に家のドアがあった。
気が進まなかったが、僕はドアノブに手をかけて軽く捻る。
「鍵は...かかってないな......」
鍵がかかっていない。それは妹が先に帰宅している事を意味している。
合わせる顔が無い僕としては、先に帰って自室に引き篭もっていたかったが、
それは叶いそうにない。
「はぁー...」
僕は覚悟を決めて、ドアノブを回し玄関の扉を開く。
ドアを開けた先にはくるみが立っていた。
そう、涙で顔をぐしゃぐしゃにした妹のくるみが...
「お兄ちゃ~ん!!」
泣きついてくる妹のくるみ。学校での威圧感あふれる姿はどこへやら...
「ごめんねお兄ちゃん。くるみ、学校でお兄ちゃんに酷いことしたよね?
ごめん!!本当にごめんっ...だから嫌いにならないでぇ.....」
泣きつき謝罪しながら懇願してくる妹をなだめるいつものことだが、
これが結構疲れる。だがそんな理由で突き放すわけにもいかないので
「よしよし、いい子だから泣くな?なっ?頭撫でてやるから...」
最近気づいたのだが、こういう時の妹は頭を撫でてやると段々落ち着いてくる。
そうすると、次は泣きつかれたのか抱っこを要求してくる。
正直、学校での妹と家での妹が同一人物なのか疑いたくなってくる事もある。
でも学校では周囲から浮かぬように気丈に振舞い、勉強もしながら家事もやってる。
そんな妹を見てるとどしても甘えさせてやりたくなってしまう。
特にうちは両親が研究職のため海外にいる。
だから、寂しいとっていうのもあるんだと思う。
「お兄ちゃん...?」
泣き止んできたくるみが話し掛けてくる。
とにかく泣き止んでくれて良かった...
「どうしたくるみ?」
「一緒にお風呂入らない?」
「.....いいよ」
やっとプロローグ終わったーっ!!
この話だけで2750文字...疲れた(。-∀-)
というわけでプロローグは終了
次回から本編です。
えっ?そのままお風呂シーン書けよって?そんなのありましたっけ?(*´з`)