聖戦士ダンバイン・リの国の聖戦士様伝説   作:試行錯誤

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緊急事態! 俺が王様!? リの国は俺が守る! 手始めに人材把握、兵器開発、そして世界征服だ!

 

 私こと、イザワ・シュンジ。

 改めシュンジ・イザワはリの国の王様になってしまいました……。どうしてこんな事に。

 

 

 

 ドレイクさんから、色々協力しようね。って言われたからとりあえず共同で強獣退治とか、ガロウ・ラン退治とか(ヤバヤバな人達の事なんだってさ)をしてたんだけど。

 

 何回目かのガロウ・ラン退治の時に、ゴート王が酷い火傷を負ってしまった。

 火球を食らってしまったのだ。敵を片付けた後で油断していた、いきなり何処かから飛んできたのを避けられずに食らってしまったのだ。

 致命傷だった。……敵は片付けたはずなんだよなあ。

 

 リの国の上層部は混乱状態になってしまった。隠蔽してるから国内は全然だけど。国政に携わる人達は大変だ。

 

 なんて他人事で考えてたら、ゴート王から遺言で王に指名されてしまったのだ! なんて事ですか。

 跡取りとかいないのか? いませんか、そうですか。

 聖戦士の看板に頼りますか。

 

 王様が殺られちゃうとヤバいから、聖戦士が代わりに立つ! んですね。

 

「……後をお願いいたします、シュンジ殿」

 

 そう言って、ゴート王は静かに眠りについてしまった。

 とんでもない事になってしまった。

 

 

 

 俺の王様生活が始まった。

 とりあえず偉そうに玉座に座っていて欲しいらしい。

 側近の人が言ってくれた。

 面倒な内政とかは側近の人が片付けるみたいだ。

 

 そうですよねぇー、いきなり素人がアレやれコレしろは無理がありますよねぇ。

 傀儡政権って楽でいいね。

 

 てな訳にもいかない。

 とにかく俺も出来る事をやろう。側近の人が働いているのにサボる訳にいかないよね。

 さて、王様か……王様の仕事って何だろう?

 

 色々あるけどやっぱり、滅亡だけは避ける事か?

 

 

 となると世界征服だ。

 

 

 よし、覇権を握ろう。

 リの国をバイストンウェル最強にしちまえば滅亡も何もないだろ。全ての敵を片付けたら負けるも何もない。

 

 預り物だからね。

 潰さないように周辺の危険な存在をぶち殺すに限る。

 

 黒くなってリの国を守れるなら何でもやりますよ。

 居候でしたから。

 ゴート王の後は俺が守る!

 

 聖戦士の俺に出来る事は、戦いでこの国を守る位ですよ。何か俺強いみたいだし。

 よし、まずはこの国の戦力を確認しよう。

 

 出でよ精鋭たる騎士団!

 

「ザンであります」 うん、騎士団長ですね。

「ナラシです」 良いとこの息子さんて感じ。

「バラフです」 渋い人だな。

「ラージャです」 立派なヒゲのある人だ。

 

 

 以上。

 ん? ……え、終わり?

 嘘でしょ、少なっ!

 これしかいないの!? これしかいないの!?

 いや、歩兵とか、弓兵とかは色々居るよ!?

 けど精鋭の騎士団はこれしかいない訳! ちょっと待ってよ!

 

 「レンであります! 聖戦士様!」

 

 おや? どなたですか? 騎士団長のザンさんの息子さんですか。

 まだ若いけど有望な騎士ですか。

 ゴート王の志を絶やさぬ為にリの国を守る? うん、頑張り屋さんだね、よろしくね。……これでも5人かあ。

 

 隣国がキナ臭い。

 戦力の強化は必須だな。

 王様としての第一歩は、リの国のオーラマシン開発計画にゴーサインを出すことだ!

 

 ドレイクから何か一つ買ってきて、調べる所からか。

 うーん、買えるのか? あのオッサン、そういう所に目端が利きそうだからなあ。

 取引みたいな感じにしてくるかもしれん。しばらくは敵対しない為にも、友好的にいくしかないか。

 

 それから、サーラさんていうガロウ・ランの女の人を紹介された、俊敏さを生かして情報屋みたいな事をやってる人じゃないガロウ・ランらしい。

 そういう人じゃなくってガロウ・ランが居たのか……ゴート王は分かってる人だったらしい。

 

 問題は、王様も前線に出張るくらいの戦力不足な事んだよなあ。

 しばらくは俺が100人分ぐらい頑張るしかないかなあ。

 

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