逆転和平
1938年アメリカは中国大陸に進出していた日本に対して石油やくず鉄の禁輸や中国からの完全撤兵を記したハルノートを要求する。しかし、当時内閣だった東条英樹は天皇の御声談を信じて中国から完全に撤兵と更に資金を確保する為に南満州鉄道をアメリカに売却する条件で和平に成功する。
日米軍縮会議
逆転和平により、アメリカは日本に対して軍縮を要求する。陸軍には六割の兵力の削減と海軍には主力戦艦の六割を退役または練習戦艦へ移行する事を要求された。御膳会議の結果、戦艦扶桑、山城が即退役し伊勢型戦艦も1941年を目処に退役、長門型は世界情勢を見て練習艦へ移行する事を公表した。
しかし、日本は戦艦は全て秘密裏にドッグ入りさせて扶桑型は空母に改修。伊勢型、長門型は建造中だった大和型に近い改修を決定する。
新八・八艦隊計画
新しいドクトリンの航空機主兵論により、空母の増産や戦艦の高速戦艦へ改修する計画。
正規空母は四つの種目に別れる。
侵攻空母
装甲空母を指した空母群である。艦名を上げるなら、加賀や大鳳などが当て嵌まる。
高速空母
艦載数と速力に重点を置いた空母。艦名を上げるなら、赤城や翔鶴型、飛龍型、雲龍型など
巡航空母
改装空母や小型空母を指す空母。艦名を上げるなら、飛鷹型、祥鳳型、龍讓など
防空空母
1943年に新たに追加された項目で防空が専門の空母。艦名を上げるなら、神鷹や改飛鷹型など
戦艦は大和型の設計図を元に速力の強化や防空能力強化が上げられる。この計画で伊勢型と長門型は準大和型へ改装し主砲を41cm砲に変更している。従来型の金剛型戦艦は艦命の延命処置に加え対空兵装の強化のみ。
そして、大和型戦艦の建造中に計画されたのは高千穂型高速戦艦で大和型戦艦の図面を元に単略化と縮小して設計されて建造された戦艦。元の計画は四隻の建造計画だったが鹵穫されたノースカロライナ級の改装に三番艦と四番艦の資材を流用した為にニ隻の建造で終わっている。
この世界の太平洋戦争は1942年12月から1945年8月までの期間を指す。
アメリカ軍はウルシー泊地と東京に原子爆弾を投下したが東京には落下せずに偏西風に流され、銚子沖で原子爆弾が破裂して日本が条件付きで降伏した。
アメリカが条件付きで降伏を認めた理由は鵯越作戦で大量の石油を無くしたり、第ニ次珊瑚海戦で大量の艦艇を失った事や冷戦体制で日本の海軍力が必然的に必要だった為でもある。
鵯越作戦
鵯越作戦は1944年に決行された作戦で伊号四百型潜水艦と準同級によるハワイへの空襲作戦である。攻撃目標は真珠湾の石油タンクで参加した潜水艦はイ-400、イ-401、イ-402、イ-403、イ-404、イ-13、イ-14、イ-15、イ-16の九隻が参加。艦載機である晴嵐に80番葡萄爆弾を抱いて真珠湾を空襲し燃料タンクを全て炎上させたが参加した艦載機は全て未帰還だった。
第ニ次珊瑚海戦
日米最後の決戦で両軍合わせて九千機の航空機が導入され、艦艇に限っても日米両海軍は述べ三百隻以上の艦艇が参加した海戦だった。しかし、運は日本に味方してアメリカ海軍はハリケーンによる被害で半数を超える被害を出し、日本側は各基地航空戦隊と第一機動艦隊から第十機動艦隊による連合艦隊からの航空攻撃によりアメリカ海軍は指で数えるだけしか艦艇は残らず敗走する。
ウルシー泊地
トラック泊地に並ぶ日本海軍の一大拠点の一つ。機動艦隊なら三つまでが湾内に入れる広大な湾を形成している。原子爆弾投下された後は反撃に出たアメリカ軍により占領されるが、放射能汚染が酷いために戦後の現在でも立入禁止である。
高千穂型高速戦艦
日本海軍が大和型建造後に建造した戦艦。見た目は完全に大和型と酷似している。主砲は旧八・八艦隊計画で大量に在庫がある41cm砲を使用している。大和型との違いは主砲もさることながら対空戦闘を最初から考慮され尽くされた設計とかなりゆとりのある造りである。
艦名は高千穂と穂高のみ。
所属艦隊は第一機動艦隊であり、高千穂は第一機動艦隊の旗艦でもある。