半神半人の言魂使いの魔法世界   作:ZENGI

1 / 3
どうもZENGIです!1作目が終わってないけど、まぁいっかみたいな気持ちで書いてますw
リアルや1作目の事もあってかなり投稿ペースは遅いと思います
超駄作ですがそれでもよろしいって方はゆっくりしていってね!


第1話ホグワーツ入学

 

 

〜魔法の森〜

 

「zzz」

 

魔法の森の中に家が1件

そしてその中に彼は住んでいた

 

コンコンコン

 

ドアがノックされた

 

「おーい、龍牙いるか〜?」

 

外から呼ぶ声がした

 

「んあ?もうちょい寝かせろよもう…」

 

そういって彼は寝返りを打ち、二度寝をしようとした。

 

「まったくもう…龍牙は…」

「おい!龍牙!!さっさと起きないとスペルカードぶっぱなすぞ!!」

「なぬっ!?スペルカードは勘弁してくれ!」

 

壊されたらかなわんと彼は飛び上がって玄関に行き、外にいる人物を出迎えた。

 

「やっと起きたか、この寝ぼすけ」

「魔理沙か、何の用だよ」

 

外にいる人物は、自称普通の魔法使い霧雨魔理沙だった

 

「紫から伝言だよ」

 

やれやれと言わんばかりに魔理沙はそう言った

 

「紫から伝言?なんでそりゃまた、本人が来ればいいだろうに」

「紫が『家が近いから良いでしょ?』だってよ」

「なんだアイツ、スキマを使えば一瞬で俺の家に来れるだろ」

 

彼は呆れた顔でそう言葉を零した

 

「まぁ、いいや。紫からの伝言を言うから良く聞いとけよ」

「了解」

「『紅魔館に話があるからさっさと来なさい。勿論準備も忘れずにね』」

「それだけか?」

 

と彼は聞き

 

「それだけだ」

 

と返す魔理沙

 

「紫からの伝言を伝えたし私は帰るから、じゃあな。」

「おう、ありがとな」

 

 

魔理沙は箒に乗って飛んで帰っていった。といっても魔理沙の家から歩いて五分かかるかかからないかだから箒に乗って飛んで帰る必要はない。

ということは博麗神社に行ったか

 

俺は紅魔館に行くために、寝巻きから普段来てる服に着替え、ナイフが大量に入っているケースを腰のベルトに付けた。

 

〜5分後〜

 

 

「よし、行くか」

 

家から飛び立ち、紅魔館に向かった。

10分くらい飛んだところに紅い館が見えた

門に立っている人物が1人

 

「ぐぅぐぅ、すやぁ…」

「相変わらず美鈴は寝てるなぁ〜。まぁ、いつもの事だが。おーい美鈴起きろ〜」

 

ペチペチと顔を叩き、起こそうとしたが

 

「すやぁ…」

 

と寝たままだ

 

「うーん…起きないな…どうすっかな〜…」

 

ギィ〜と重い扉が開く音がした

 

「あら、龍牙じゃない。どうしたの?」

 

紅魔館のメイド、十六夜咲夜が声をかけてきた

 

「紫に紅魔館に来いって言われたから来たんだ。美鈴が寝てるから起こそうと思ったんだが…結果はこの通り」

「まったく美鈴は…ごめんなさいね。わざわざ手を煩わせちゃって」

「いや、いいよ。それより紅魔館に入っても良いか?」

「良いわよ、美鈴は後でちゃんとしめておくから」

 

 

おぉ、怖い怖い

 

紅魔館に入り、紫を探した。

 

「まったくどこにいるんだよ…あんの野郎…人に来いって言ってるんだから、いなかったら承知しねぇからな」

 

そう言葉を零し、再び捜索を進めた

 

「そう言わなくても、私はちゃんと居るわよ。龍牙」

 

紫がスキマから身体をだし、話しかけてきた

 

「で、なんで紅魔館に呼んだんだ?」

「理由は、図書館で話すわ。それじゃ図書館で」

「あっ、ちょっ…まったく…」

 

半ば呆れつつ図書館へ向かった

図書館には咲夜、美鈴除く紅魔館のメンバーと紫がいた。

 

「久しぶりね、龍牙」

 

そう話しかけてきたのは、紅魔館の当主レミリア・スカーレットである

 

「久しぶりだな、レミリア」

「えぇ、半年ぶりかしらね」

 

クスクスと笑いながらレミリアは言う

 

「龍牙久しぶり〜。」

 

俺の腰にくっついている、フランドール・スカーレットが話しかけてくる。

 

「おう、久しぶりだなフラン。元気だったか?」

「元気というより、龍牙がまったく紅魔館に来てくれないから暇だったよ」

 

フランがふくれっ面で言う

 

「ごめんごめん、今度弾幕ごっこに付き合ってやるから機嫌を直してくれ、な?」

「本当!?絶対だよ!!」

 

どうやら機嫌を直してくれたようだ

 

「で、もう良いかしら?龍牙」

「おう、で何の用だ?紫」

「単刀直入に言うわ。龍牙、魔法世界へ行く気はないかしら?」

 

一瞬はい?ってなったが、理由を紫に聞くことにした

 

「魔法世界?外の世界か?そりゃ、なんでだ?」

「近々、その世界で大規模な戦争が起こりそうなのよ。少しくらいの戦争だったら幻想郷に影響は無いんだけど、大規模な戦争が起こるとなると幻想郷に少なからず影響が来るから、龍牙に行ってもらって戦争の規模、または戦争を鎮めて欲しいのよ」

「なるほど…で、行くとしてどれ位居れば良いんだ?」

「そうね、大体戦争はあと8年以内に起こるわ」

「8年…結構長いな。俺がいない時に異変が起こったらどうするんだ?」

「そこらへんは自分達で何とかするわよ。」

「それじゃあ、危険過ぎるな。他に行ける奴は居ないのか?」

「霊夢、魔理沙、紅魔館のメンバーとかさ」

「ダメね、霊夢は博麗大結界を管理する義務があるし、白黒の魔法使いと紅魔館は戦力になるし、なにより吸血鬼だからどっちにせよ無理」

「人ならざる者は杖を持ってはいけないからね」

「龍牙は人間だし幻想郷最強クラスの実力を持っているから適任だと思ったのよ」

「いや、俺も半分人じゃないんだが」

「半分神でも神格化することなんて余程のことじゃない限りしないでしょ?それなら大丈夫よ」

 

それで良いのだろうか…と不安になるが、まぁ良いか。いざとなれば戻れば良いだけだしと思い、魔法世界に行くことにした

 

「わかった、行くよ。で、どうすれば良いんだ?」

「龍牙にはある学校に入ってもらうわ。その学校はホグワーツ魔法魔術学校よ」

「へぇ〜魔法を習う学校なんてあるのか」

「その世界は特殊でね。魔力を持つ生徒はなんであれ、魔術学校に入れられるのよ」

 

結構特殊だなと思った

 

「学校って言うくらいだからなんか必要なものとかあるんじゃないのか?」

「大丈夫よ、その辺はちゃんと全部揃えてあるから」

「さすがだな、仕事が早い。いつ行けば良いんだ?」

「今日よ」

 

は?

 

「まてまてまてまて、今日!?」

「今日よ」

「だから準備してさっさと来なさいと言ったじゃない」

 

マジかよ…

 

「ちょい待ってくれ、俺、お祓い棒博麗神社に忘れてきたままなんだが」

「そこの所は心配無いわよ」

 

後ろから声がした

 

「あら、ちょうどいい所に来たじゃない。霊夢」

「どっかの忘れん坊寝ぼすけさんのせいで、ここまで行かされることになったわよ…」

 

霊夢が呆れた顔で「はい、お祓い棒」と渡してきた。そんな顔されるとなんも言えんよ…

 

「ついでにこれもね。その中には制服や、教科書などが入っているわ」

 

と紫がトランクを渡してきた

 

「軽っ!え、この中に本当に教科書とか入っているのか?」

「そのトランクには魔法がかかっているからね」

 

これまで、口を一切開かなかったパチュリー・ノーレッジが言った

 

「あと、これも」とパチュリーは巾着袋を渡してきた。

 

「それにナイフとか色々としまっておきなさい。紅魔館くらいなら余裕で入るわ」

「ロンドンのキンクズ・クロス駅に続くスキマを開いたわ。キンクズ・クロス駅に着いたら9と4分の3番線に向かいなさい。そこにホグワーツ行きの列車が出るわ」

「あ、杖は梧桐と不死鳥の羽根30cm、強靭。あなたなら使いこなせるでしょう」

 

俺はスキマの前に立った

 

「みんな本当にありがとうな。助かった。俺がいない間幻想郷を頼む」

 

スキマを通り、キンクズ・クロス駅に出た

 

「人がいっぱいいるな〜」

 

9番線に着いたが、通り道も何も無い

だが、「9」と「10」に向かって進んでいく人物が見えた

 

「あぁやって行くのか」

 

理解したので、「9」と「10」に向かって進んだ

進んだ先には紅色の蒸気機関車が、乗客でごった返すプラットホームに停車していた。ホームの上には『ホグワーツ行特急11時発』と書かれていた

俺は列車の中に入り、席を探した。

最後尾から二番目の車両に席を見つけ、 トランクを置いた

笛が鳴り、列車が走り出した

コンパートメントの扉が開いて、黒い髪の男の子と赤毛の男の子が入ってきた。

 

「ここ空いてるかい?」

 

黒い髪の男の子が俺の向かい側の席を指して尋ねてきた。

 

「ここ以外どこも人でいっぱいなんだ」

 

と困ったように赤毛の男の子が言った

 

「別に俺だけの席じゃないからいいよ」

 

俺が了承したのを聞いて、黒い髪の男の子と赤毛に男の子は空いた席についた

 

「僕、ロン。ロン・ウィーズリー。君たちの名前は?」

 

赤毛の男の子が自己紹介し、名前を聞いてきた

 

「僕はハリー。ハリーポッター」

 

黒い髪の男の子も自己紹介した

 

「え?君、ハリーポッターなの?じゃあ、あの本当にあるの?ほら…あの…」

 

ロンはとても言いにくそうに言った。

ハリーは前髪を掻き上げて、稲妻型の傷跡を見せた

 

「これが、『例のあの人』の…」

「でも、なんにも覚えてない。ただ緑色の光がいっぱいだったのは覚えてる」

「話に割り込んで悪いが、『例のあの人』ってなんだ?」

「え?『例のあの人』を知らないの?」

 

と、ロンは驚いたように言った。

 

「俺は無知だからな、この世界のことは何も知らん。」

 

隠す必要も無いので正直に言った

 

「そういや、忘れてたな。俺の名前は卯月龍牙だ。こちらの名前の言い方で言えばリュウガ・ウヅキだな。よろしく」

「よろしく、えっと…龍牙って呼んでもいい?」

「おう、好きに呼んでくれ」

「えっと、じゃあ龍牙。『例のあの人』の説明をするよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜少年説明中〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へぇ〜。そんなことがあったのか」

「うん。だから皆名前を呼ぶのを恐れて、『例のあの人』って呼んでるんだ」

 

通路でガチャガチャと音がし、えくぼのおばさんがニコニコした顔で戸を開けて「車内販売よ。何かいりませんか?」と聞いてきた

 

ハリーは一つも買い損ねたく無いとばかりにどれも少しずつ買っていた。

俺は蛙チョコと大鍋ケーキ、かぼちゃパイなどを買った。

空いている席にお菓子を置いて、少しずつ食べることにした。

 

 

車窓は荒涼とした風景が広がっていた

 

コンパートメントをノックして、泣きべそをかく男の子が入ってきた。

「ごめん、僕のヒキガエルを見かけなかった?僕から逃げてばっかりいるんだ」

 

俺は見かけてないので首を横に振った

そうしたら、男の子は泣き出した。

 

「なぁ、そのヒキガエルの名前はなんて言う?」

「えっ?えっと、トレバー」

「トレバーか、ありがとう」

 

男の子からその蛙の名前を聞き出し、言魂を使うことにした。

 

『トレバー、俺の所まで来い』

 

そう言葉を発し、待った。

そして、どこからか蛙が飛んできて俺の手に収まった。

 

「ほら、君の蛙だろ?次から逃さないようにな」

「トレバー!!本当にありがとう!!」

 

喜びながら男の子はコンパートメントから出て行った

 

「ねぇ、今のどうやってやったの?どんな魔法?」

 

コンパートメントから声がした。

 

「ん?あぁ、あまり気にするな」

 

俺はそう言葉を返した。

 

「教科書を丸暗記してもそんな魔法なんてなかったわ。あ、私ハーマイオニーグレンジャー。あなた達は?」

 

「僕はロンウィーズリー」

「俺は卯月龍牙」

「僕はハリーポッター」

 

と次々に自己紹介した。

 

「ほんとに?私、あなたのことを知ってるわ。《近代魔法史》《黒魔術の栄枯盛衰》《二十世紀の魔法大事件》なんかに出てるわ」

「僕が?」

 

ハリーが呆然としたように言う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少女お喋り中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの子のいない寮に行きたいな」

 

ロンは杖をトランクに投げ入れながら言った。

 

「そうか?知識を求める魔女って悪く無いと思うんだが」

「なんて言うのかな〜…あまりあぁいう子と関わりたく無いと言うかなんと言うか」

 

とロンは着替えながら言葉を零した

既に苦手意識をもってしまったのならまぁ、仕方がない。

それから俺達はクィディッチとか言うこの魔法世界でのスポーツの話をした。

 

 

そしてまたコンパートメントの扉が開き、3人の男の子が入ってきた

 

「ほんとかい?このコンパートメントにハリーポッターがいるって、汽車の中でその話が持ちきりなんだけど」

「そうだよ」

 

とハリーが答えた

 

俺はあとの2人に目をやり、ガタイはガッチリしていて意地悪そうなやつだなと思った

 

「あぁ、こいつはクラップで、こっちはゴイル」

 

俺とハリーの視線に気づいた青白い男の子が無造作に言った

 

「そして、僕の名前はドラコマルフォイだ。間違ったのは付き合わないことだね。そこら辺は僕が教えてやろう」

 

マルフォイはハリーに手を差し出して握手を求めた

 

「そういうのは自分で判断できるさ。どうもご親切さま」

 

ハリーは冷たく言い放ち、握手に応じなかった。

マルフォイの青白い頬にピンク色がさした。

 

「ポッター君、僕ならもう少し気をつけるよ。もう少し礼儀を心得ないと、君の両親と同じ道を辿ることになる。君の両親も何が自分の身になるか知らなかったようだしね。そんな下等な連中といっしょになると、君も同類になるだろうね」

 

ハリーもロンも立ち上がった

 

「そして君の名前は?」

 

マルフォイが名前を尋ねてきた

 

「生憎、お前みたいな人を家柄や血とかで差別するような奴に教える名前は無いな」

 

マルフォイは不満足そうな顔をした

 

「今すぐここから出ていけ」

 

ハリーが言う

 

「僕達とやるつもりかい?」

 

せせら笑うマルフォイ

 

「出ていく気分じゃないな。自分の食べ物は全部食べちゃったし、ここにはまだあるようだから幾つか貰ってあげるよ」

 

と、マルフォイとゴイルが傍にある蛙チョコに手を出してきた

そこで俺は隠し持っていたお祓い棒で手を叩いた。

「こいつ!」

クラップが後ろから殴りかかってきた

「遅せぇよ、俺を殴りたいならもっとパンチのスピードを早くした方がいい」

それを避け、霊力で強化した鞭のような大幣で足を薙ぎ払って転ばせた

そして飛びかかってきたマルフォイとゴイルにクラップと同じような事を繰り返した。

「クッソ、こんなことをしてタダで済むと思うなよ!」

戦意喪失したのか、悪役がよく言う捨て台詞を吐いてズコズコと逃げて行った

「寝言は寝てから言えし」

俺はそう零したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あと5分ほどでホグワーツに到着します。荷物は学校に届けますので車内に置いていってください」

 

とのアナウンスが入った

 

ハリーとロンは緊張からか顔を青白くしている

 

やがて列車が止まり、俺達は列車から降りた。

 

「イッチ(1)年生!イッチ年生はこっちだ!!お、ハリー元気だったか?」

「もうイッチ年生はいないな、足元に気をつけろ。いいか!イッチ年生!ちゃんとついてこいよ!」

 

俺は全身に霊力を纏わせ、滑る道や険しく狭い小道を大男に続いて降りた

 

「みんなホグワーツが間もなく見えるぞ」

 

大男が振り返りながら言った。

 

狭い道が開け、大きな湖のほとりに出た。向こう岸に山がそびえ立ち頂上に壮大な城が見えた

 

「4人ずつボートにのって!」

 

大男は岸辺に繋がれた小舟を指さした

 

俺とロンが乗り、続いてハリーと蛙に逃げられていた男の子が乗った」

「みんな乗ったか?」

 

大男が大声を出した。

 

「よーし!では進めぇ!!」

 

ボート船団は一斉にうごきだし、湖を滑るように進んだ。

 

「頭、下げえー!」

 

先頭の何そうかが崖下に到着した時、大男が声をかけた。一斉に頭を下げた

 

城の真下と思われる暗いトンネルをくぐると、地下の船着き場に到着した。全員が岩と小石の上に降り立った

 

「みんな、いるか?」

 

大男はそう声をかけ、大きな握りこぶしを振り上げ、城の扉を3回叩いた。

扉が開いた

 

「マクゴナガル教授、イッチ年生の皆さんです」

「ご苦労様、ハグリッド。ここからは私が預かります」

 

マクゴナガル先生は扉を大きく開けた

壮大な大理石の階段が正面から上へと続いている。

マクゴナガル先生について石畳のホールを横切っていった。ホールの脇にある小さな部屋に1年生を案内した。

 

「ホグワーツ入学おめでとう」

 

マクゴナガル先生が挨拶をした

 

 

 

 

 

 




やばい、次からこんな書けないwww

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。