リト デビルーク王への道   作:童貞中学生

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4話 仲良し3人娘と

 俺が大人の階段を駆け上った後のこと、愛し合った俺たちは余韻に浸るように甘い微睡みの中2人してベッドに横になっていた。残っていた最後の理性と前世で育んだ技術で秋穂さんが痛がらないようにすることはできたと思うが、やはり興奮は治らなくかなり無理をさせてしまったように思う。秋穂さんと交わってから自分でも驚くほど理性で興奮を押し留めることができるようになった。

 

「もう、結城君のバカ。あんなに凄いなんて思ってなかったよ。初めては痛いだけなんて聞いてたのに......」

 

「ごめんごめん。生まれ変わってからちょっと興奮が抑えられないようになっててさ」

 

 秋穂さんが敬語はやめてほしいと言ったので普通に話している。

 

「なにそれ、ハハハ。......あのさ。さっき言ってた、女の子に言い寄られたら応えちゃうって話、やっぱりいいよ?」

 

「え? 急になんで?」

 

「だって、どう考えてもあれを私だけで相手するなんてこの先体持たないしね〜。まだ実は満足してないんでしょ?」

 

「イヤ。十分満足したって」

 

「ウソ。さっきから偶に硬いの当たってるし。悔しいけどもう私はヘロヘロだから、私1人でなんて結城君が可哀想だもん......でも! そういう人が出てきたらちゃんと紹介すること!!」

 

「それは勿論、辛い思いさせてごめんね」

 

「ううん。いいの。それ以上に幸せにしてくれるんでしょ?」

 

「それは勿論、地球で......いや、宇宙で一番幸せにしてみせるよ」

 

 気怠さの残った空気の中にまたもやピンク色が混じり始めたとき、秋穂さんの家の電話が着信を知らせてくれた。秋穂さんは俺と顔を見合わせて笑った後、疲れの見える体を引きずって電話の元へ向かう。

 

「はい。西蓮寺です。............はい、結城君なら雨が降ってきたときに一緒にいましたのでうちで雨宿りをしてもらっています。............いえ、すいません。濡れてしまったのでお風呂に入れていたら連絡を忘れてしまっていました。............はい、雨が弱くなってきたら私が責任を持って送らせていただきます。............はいはい。それでは失礼します」

 

 どうやらウチから電話がかかってきたようだ。そういえば、買い物をしに出かけてたんだった。色々なことがありすぎて忘れてしまっていた。会話が終わったのか受話器を置いてこちらに戻ってくる。

 

「秋穂さん、ごめんね。家に連絡するの忘れてた」

 

「ううん。私の方が今はお姉さんなんだから、しっかりしなきゃね。さっ、ドロドロになっちゃったしもう一回お風呂に入ろっか。今度はちゃんと洗ってあげるからねぇ」

 

「それはわかったけど、秋穂さん体はもう大丈夫なの?」

 

「大丈夫大丈夫! さっきちょっと眠れたからもう元気だよ」

 

 いつもよりテンションの高い秋穂さんに手を引かれて本日2度目の西蓮寺家のお風呂へと向かう。この構図だけ見ると仲のいい姉弟にしか見えないだろう。ドロドロな体を除けばだが。

 宣言通り隅々まで洗ってもらった。そのときにまた反応してもらってごそごそしたのは完全に余談だろう。

 

 お風呂を上がった頃には、アスファルトを叩き割らんばかりに降っていた雨も弱まっていたので今度は傘を貸してもらい秋穂さんと共にウチへと向かった。送らなくても大丈夫だとは言ったが、お母さんとも約束したからと言われ、強引に付いてきた。なによりせっかくだしもっと一緒にいたいという気持ちが透けて見えていたので、何も言わずに付いてきてもらうことにした。俺としても一緒にいたい気持ちは一緒だったからだ。

 

「春菜のことなんだけどね」

 

「西蓮寺がどうかした?」

 

 聞いてみたはいいが、大体のことはわかっている。恐らく秋穂さんは妹の気持ちを知っているのだろう。さっきまでは幸せな夢見心地だったから良かったのだが、冷静に考えられるようになると罪悪感が湧き上がってきたんだと思う。こういう場合は話を聞いた方が話す方も自分の気持ちと向き合うことができる。

 

「春菜の好きな人のこと知ってる?」

 

「自惚れじゃなければ......」

 

「うん。直接聞いたことはないけど、そうだと思う。はぁ、私妹の好きな人に手出しちゃったのかぁ」

 

「俺から説明しようか?」

 

「いや、やっぱり私からした方がいいと思う。姉妹だしね」

 

「そっか。拗れそうになったら俺のことを悪者にしてもいいよ?」

 

「ダメだよ。それじゃあ、私も春菜も結城君もみんな悲しくなっちゃう。でも、迷惑はかけちゃうかもしれない」

 

 秋穂さんと西蓮寺のことで迷惑なんて思うことはないんだが、本当に拗れそうになったら無理矢理にでも介入しよう。あんなに仲のいい姉妹が俺のせいで仲違いしてしまうのはあまりにも悲しい。

 

 決意している秋穂さんと他にも色々なことを話していると案外早く家に着いていた。楽しい時間はあっという間らしい。母さんと美柑が出迎えてくれた。秋穂さんは母さんや美柑と二言三言話したら帰って行った。本当は送って行きたかったがきりがないので断念した。

 俺が買い物を忘れてきたことを伝えると母さんは呆れ笑いを浮かべながら許してくれだが、美柑は拗ねてしまった。買い物を忘れてきたことより秋穂さんと一緒にいたことに反応してしまったらしい。自分が心配していた兄が女の人と仲良くしていたことが気に食わなかったらしい。美柑は西蓮寺の家に連れていった時に秋穂さんに会っていて結構仲が良かったはずだがそれでもダメだったようだ。至極もっともなので母さんが苦笑いするほど全力で甘やかした。その甲斐もあって今夜一緒に寝ることで許してもらえることになった。

 

 

 ご飯を食べてすぐにうとうとしていた美柑を寝かしつけた後に思うのは西蓮寺のことだ。今日は籾岡達とお泊まりをしているはずだから秋穂さんが話すとしたら明日か。明後日からは西蓮寺の様子をこまめに見るようにしよう。美柑の寝顔を見ながらそう思った。

 

 

 ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 俺が秋穂さんと結ばれてから2日目の朝、テレビの音をBGMに朝食を仕事でいない親父抜きで食べていると美柑が声をかけてきた。

 

「これって秋穂さんのところの高校じゃない?」

 

 美柑の指差す先には生真面目そうな男性アナウンサーがニュースの原稿を読み上げているところだった。

 

『彩南町の迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕されたのは県立彩南高校の校長緒川賢二容疑者(54歳)です。警察によりますと緒川容疑者は昨夜10時ごろ、同町内にて経営されております、銭湯の女湯において大胆にも全裸で侵入し、覗き行為がバレ、逃げ出そうとしたところを銭湯に偶々居合わせた女性警官が取り押さえました。緒川容疑者は取り調べに対し「今まで大丈夫だったから今回も大丈夫だと思った」や「私はただ覗きがこないように見張りをしていただけ」という意味不明の供述をしており容疑を否認しています』

 

 確かに秋穂さんの高校だった。派手なスーツにサングラス、蝶ネクタイといういかにも怪しい風貌をした男が写っている。全裸で侵入って逆に凄いな。秋穂さんは大丈夫だろうか。彩南高校は今頃マスコミの対応に追われているだろう。

 テレビでも彩南高校の生徒がインタビューを受けている。インタビューを聞いてみると結構これまでもこの校長はやらかしてしまっていたみたいだ。なぜ捕まらなかったのだろう。彩南町の住人達はおおらかというか小さいことはすぐに忘れてしまうような穏やかな住民性のため今まで事件にならなかったのだろう。

 

「いやねぇ、美柑も気をつけるのよ? 最近は歳の小さい子も狙われることがあるって聞くしね」

 

「私は大丈夫だよ! リトが守ってくれるもん!」

 

 妹の期待がすごい。まあ、美柑の為なら一般人には使うなと師匠に言われている秘技を使ってでも守り抜こう。朝から覚悟を新たにしていた俺はいつものように美柑と2人で登校した。

 

「結城君!!」

 

 教室に入るやいなや大声で声をかけて来たのは西蓮寺だった。週末の学校で怠そうな皆を驚かせるには十分な声量だった。おとなしい彼女にしては珍しい大声だがおそらく理由はあのことだろう。

 

「おはよう西蓮寺」

 

「あっ、うん、おはよう......それで今日うちに来てくれる?」

 

「ああいいよ。俺も話さないといけないことがあるし」

 

 交わす言葉は少なかったが、真剣な西蓮寺の様子に気を引き締める。俺には彼女と向き合う義務がある。

 

 その日の学校では何事もなく過ぎていった。彩南高校の校長が逮捕されたから提携校であるうちの小学校でも何かあるかもしれないと思ったが少し話があっただけだった。

 

「結城君いこ?」

 

 夕日が差し込む教室で俺に声をかけた西蓮寺と一緒に彼女の家へ向かう。何故か籾岡と沢田も付いて来た。理由を聞いて見たら秋穂さんに呼ばれたらしい。何故だろう?あの話をするだけなら西蓮寺だけでいいはずなんだけど。

 西蓮寺の家への道のりは驚くほど静かだった。いつもは騒がしい籾岡や沢田でさえ口数が少ない。不思議に思って2人を見るが俺と目が合うと顔を赤くして目をそらしてしまう。

 

「お姉ちゃんただいま」

 

 最初に家に入っていった西蓮寺に続いて俺たちも挨拶をしながら入って行くと秋穂さんは既に待っていた。両親はまだ帰ってこないらしい。

 校長のことで大丈夫だったか聞いて見ると学校全体がついに捕まったかという空気で特に支障は出てないらしい。学校全体にそう思わせるなんてある意味信頼されていたんだろうか。

 話をするために秋穂さんの部屋へと5人で向かった。着いてみんなが座ったタイミングを見計らって俺は一番気になっていたことを秋穂さんに聞いた。一応敬語で。

 

「ところでなんで籾岡達がいるんですか?」

 

「その前に結城君こっちに来て?」

 

 俺の疑問を華麗にスルーした秋穂さんに呼ばれ近づくと唐突にキスされた。

 

「ちょっと!?」

 

 こんなことをしたら西蓮寺が!と思って西蓮寺の方を見ると思っていた反応とは違って顔を真っ赤にしながらこちらを見ていた。籾岡や沢田も同様の表情でこちらを見ている。秋穂さんが固まっている3人に話しかける。

 

「ほらね? いった通りだったでしょ?」

 

「秋穂さんどういうことですか?」

 

「昨日ね、この子達を呼んでいろいろ説明したんだ。私が結城君と付き合ってることとキス以上のえっちぃことをしたってこともね」

 

「それとキスすることがどう関係あるんですか?」

 

「キスしたのは本当だって証明したかっただけ。それでね、説明した後、みんなで結城君を共有しないかっ?って提案してみたのよ」

 

「へっ?」

 

 驚いて西蓮寺を見てみると首を縦に勢いよく振っていた。他の2人も同様だ。

 

「えっと、どういうことだ? 西蓮寺はともかく籾岡と沢田はなんでそんなことになってるんだ?」

 

 ともかくって何!?と大声で叫んでる西蓮寺はこの際置いておいて2人に困惑した視線を向けると2人はまだ顔を赤くしたまま固まっている。

 

「もう。結城君って鈍感なわけじゃないんだけど、女心ってものがわかってないなぁ。2人とも結城君が好きだったってだけの話だよ」

 

 疑問に思うもそれ以外の理由は思いつかなかった。

 

「そうなのか?籾岡、沢田」

 

 籾岡と沢田は顔を向き合わせて小声で何かを囁いていた。暫くして意を決したように籾岡から話し出す。

 

「私は結城のことが好きだよ?他の男子達とは比べらんないくらい頼りになるし」

 

「私も好き。私のファッションの話とかずっと聞いてくれるし、話も合うしね〜」

 

「そう......だったのか、ごめんな。今まで気づけなくて」

 

 籾岡から引き継いだ沢田もそう言ってくれる。本当に好きでいてくれるならとても嬉しいのだが彼女達はまだ小学生だ。早すぎる気がする。しかも相手がこんなに悪い男で複数同時だなんて。

 

「結城君、私も好きなんだよ?」

 

「それは知ってたけど......」

 

「知ってた!? なんで!? そんなにわかりやすかったかな?私......」

 

「春菜。あんたあれで誰にも気づかれてないと思ってたわけ? 多分クラスの全員気づいてたわよ」

 

 籾岡の言葉で魚のように口をパクパクさせ始めた西蓮寺。いつもの空気が戻って来たようで安心していたが、言っておかなければいけないことがある。

 

「あのさ、3人とも......3人はまだ小学生なんだしさ。もうちょっと大きくなってからでも遅くはないんじゃないか? せめて中学生になってそれでもまだ俺のことを好きでいてくれたら付き合うとか」

 

「何言ってんのあんたも、小学生なのに秋穂さんの彼氏なんでしょ?」

 

「いや、実は......」

 

 籾岡の指摘を受けて、 俺は3人に自分には前世の記憶があることを話した。前世の事についてペラペラ話しているかもしれないが、この3人なら大丈夫だという身勝手な信頼を寄せている。

 

「はぁ〜、凄いこともあるもんねぇ」

 

「本当だね〜。びっくりしちゃった」

 

「だから、大人っぽかったのかな?」

 

 籾岡、沢田、西蓮寺の反応も先日の秋穂さんのように軽いものだった。俺を好きになってくれる人たちは前世の記憶を持っている人間に対して寛容すぎる気がする。

 

「だから、3人は今焦る必要はないと思うんだ。俺なんかよりもっといい人が現れるかも......」

 

 そこまで言った時に西蓮寺がずいっと顔を寄せて唇にキスをして来た。赤く染まった頰を気にもせず俺の目を見つめてくる。そして秋穂さんの妹だと印象づけるような悪戯な笑みを浮かべながら言った。

 

「結城君、私たちは結城君が好きなの。それにね、女の子は今を生きてるんだよ? 将来のこととかよりも今好きな人と一緒にいたいんだよ?」

 

 後ろの方で籾岡たちから西蓮寺を茶化す声が聞こえる。西蓮寺の顔がますます赤くなっていくが俺の目から逸らすことはしない。

 

「はあ。分かった。そこまで言われちゃ断れないよな。将来3人が俺のことを選んでよかったって心から思えるように頑張るよ」

 

「はい、話はまとまったわね? じゃあ、これからの予定を決めましょう?」

 

「これからの予定って何? お姉ちゃん」

 

 今まで静観していた秋穂さんがぱんっと小気味好い音を立て手を鳴らしみんなの注目を集めた。

 

「結城君を共有するにしてもデートしたりとかいろんなことをする時間が被っちゃったりしないようにみんなで時間を決めるのよ」

 

「そういうことなら美柑の時間を多くもらってもいいかな? 今はまだ美柑も小さいし、できるだけ一緒にいる時間を取ってあげたいんだけど」

 

「うんうん、相変わらず家族を大切にできる子ねぇ」

 

 秋穂さんは先日のように頭を撫でて来たりせず代わりにキスをしてくれた。

 

「ちょっと春菜達2人だけずるいんじゃない? ねえ、未央」

 

「そうそう。秋穂さんと春菜だけキスしちゃってさ〜。私たちにもご褒美欲しいな〜」

 

 そう言ってくれたので2人にもキスをした。未央は恥ずかしさよりも嬉しさが勝ったようで嬉しそうに微笑んでいる。その表情は見ているこっちも幸せになる。籾岡は自分で言い出したのに恥ずかしかったようだ。照れた表情も可愛かった。

 

 

 気持ちの通じ合った俺たちだったが浮かれてばかりもいられない。今の俺たちにはいちばんの難関が存在するのだ。そう、親への挨拶。普通の恋人同士でも場合によっては一触即発の空気になる挨拶は俺の場合、4股という事実が難易度をさらにあげる事になっている。

 

 その次の日、俺はまず自分の両親へと話した。当然親父には殴られたり叱られたりしたが、相手の親御さんへの説明に付いて来てくれる事になった。俺がお前を許すかどうかは相手の親御さん次第だと言われたから。

 

 それから俺たちは4人の親御さんの元へと向かい、両親とともに頭を下げ続けた。両親に頭を下げさせる事に申し訳なく思ったが、西蓮寺と里紗の家ではそこまでの事態にはならなかった。自分の娘が大切だが信じてもいると、その娘が選んだ子なら大丈夫だろうと。もちろん娘を大切にしてくれと頼まれたが直ぐに了承した。西蓮寺家に至ってはアドバイスいうなのただの惚気を聞かされたぐらいだ。

 

 問題だったのは未央の家だ。彼女の父親は結構厳格だと未央に聞いていたので波乱の予感はしたがその通りになった。説明の途中で殴られボコボコにされた。あまりの事に未央の母親とうちの両親、未央が止めに入ろうとしたが、皆には口出ししないように告げ、頭を下げて言葉を続けた。将来のことや自分が今考えていること、彼女たちへの真剣さ。次々と溢れる言葉を放っていると突然拳の雨が止んだ。

 

 一応、俺の真剣さだけは認めてはもらえたらしい。そしてせめて中学までは清い交際を続けることを条件に許してもらえた。聞けば彼女の父親は若い頃に相当やんちゃをしていたそうで自分の娘にはそうならないような人生を歩んで欲しいと思っていたという。俺が小学生にしてはいろいろ真剣に考えていると思ってくれたようだ。もちろん許したといっても今の時点だけで娘を悲しませたら殺すとまで言われた。目が本気だったのでこちらも覚悟を持って頷いた

 

 ボロボロになりながら、未央に見送られて未央の家を後にした。家に帰ってからも両親とくれぐれも相手の子を悲しませる事だけはしないという約束を交わした。こうしてボロボロになりながらも、なんとか彼女たちのことを許してもらう事ができた俺はボロボロの体で泥のように眠った。




ヒロインが主人公を好きになった理由が一番難しいです。日常ものって明確な理由づけが出来るんですかね?気づいたら好きって感じが一番納得できるような気もしますが、

それと覗きって条例違反なんですね。法律じゃなくて。
皆さんもお気をつけください。

あまりにも主人公が不誠実に思えたのでラスト変更しました。前の方がいいと思ってくださるかもしれませんがこっちでいこうと思います。
当分秋穂さんに無理をしてもらう形になります。
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