マイナー能力者が往く異世界記   作:じろー

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第42話

「さて皆さんお待ちかね、期待のルーキーを加えその勢いは止まることを知らない第17小隊! 対するは変則的な攻撃とコンビネーションで勝ちを奪う第5小隊だ!」

 

 司会者が大げさな素振りで捲くし立てる。

 会場が声援で鳴り響く中、第17小隊一行は各々の配置へ着こうとしていた。

 メイシェンも2度目なのか割とリラックスしながら集中する事ができている。

 

『準備は大丈夫?』

 

「うん、平気」

 

 メイシェンにとって2回目となる学内対抗戦。

 この戦いに向けてやれることはできるだけやってきた。抜かりは無い。

 

「HEAVEN'S WIND」

 

『彼女に祝福を!』

 

「『GIVE&GREAT HER HAPPINESS!!』」

 

 京を武装形態に変え装備する。

 

『適応率35%、問題なし』

 

 メイシェンが纏う武装はレイフォンと戦ったときと比べて大分増えていた。

 手を覆っていた手甲は更に装備化が進み肩まで白い鎧で覆われるまでになっていた。同時に足も太腿の辺りまで装備化が進み基礎能力が上がってきていることが伝わってきている。

 以前よりも強くなったメイシェン、分析をされ、ある程度の手の内を読まれてどこまで戦えるか、今回の課題でもある。

 手を握り、足を踏みしめ自分の状態を確認した。

 隣を見ればレイフォンがいて、背後にはニーナが、そして更にその後方にはシャーニッドが気配を消してそこにいる。そして自分達をサポートするようにフェリがいる。

 大事な仲間達だ。

 頑張ろう、そう心に決めて開始のブザーを待つ。

 

 そしてブザーが鳴った。

 

「さて、始まりました! まず動き出したのはぁ……!!」

 

 メイシェンとレイフォンは互いに頷き、一直線に敵に向かって直進する。

 

「期待の1年ルーキーの2人組だぁ!!」

 

 今回もこちらの攻め、相手のフラッグを落とせばこちらの勝ち、そして隊長のニーナを倒されれば自分達の負けだ。

 自分達の作戦はレイフォン、メイシェンが先行しできるだけ相手の注意を引き付け、ニーナには不利にならない程度に粘ってもらう。そして狙撃手だとばかり思われていたシャーニッドが拳銃を使った格闘術「銃衝術」を使えることを利用し殺剄で気配を消し、隙を突いて敵陣に潜入しフラッグを破壊するというものだ。

 

 高速で駆け、敵陣へと迫っていく。

 敵の影は見えない。相手は待ち伏せか、奇襲を狙っているのか

 するとその時

 

「…! メイッ!」

 

 レイフォンが咄嗟にメイシェンに呼びかける。

 メイシェンも呼びかけに反応するも何に注意を喚起したのかわからなかった。

 目の前にキラリと光に反射してガラス片のようなものが一瞬だけ見える。

 もう遅い。

 

「……!?」

 

 その瞬間、メイシェンの目の前で爆発が起こる。

 レイフォンは即座に回避したもののメイシェンはそれを食らい。見事に吹き飛ばされた。

 念威爆雷、念威操者が使うことのできる唯一の攻撃方法だ。触覚として辺りの偵察を行う念威端子を爆雷として使うというもの。本来空気中に分散されている念威端子をある程度固める必要があるため目視での判断も光の反射などで可能ではあるが慣れないものは見つけず辛く、地中に埋められ地雷代わりにされれば防ぐ手段はあまり無い。

 

「ぅっ……」

 

 防御もする事ができず吹き飛ばされ地面に転がる。

 メイシェンの持つ圧倒的な防御力は今の爆発でもビクともしないが足止めされ、レイフォンと分断されたのは確かだ。

 見事に戦闘初心者であることを突かれ、相手の術中に嵌まってしまった。

 

『大丈夫?』

 

「うん…、でも」

 

 状況はあまりよくは無い。相手がこれからどう動いていくのか分からないのだ。

 予想外の状況にメイシェンは困惑が隠せない様子だった。

 そして、それも相手の予想の内だ。

 

『メイ! 上だ!』

 

「っ!」

 

 先程の爆発でできた煙を突き破り、上方から敵が襲撃を掛けてきていた。

 京の叫びを聞き、咄嗟に後方に跳躍することでそれを回避する。

 ズドンとメイシェンのいた位置にクレーターが発生する。

 目の前に現れたのは一人の男だった。

 身長は190もあろうかという巨漢、愛嬌がありそうな顔に険しさを貼り付けてこちらを睨んでいた。

 

「避けたか…」

 

 あくまで冷徹に今の結果を相手は呟く。

 

『メイ、気をつけろ。こいつは隊長のゴルネオ・ルッケンスだ』

 

 突如として現れた敵の隊長、鬼気迫るような迫力を発しながら威圧している。

 後退りしそうになりながらもグッと堪えてメイシェンは構えた。

 

「お前の相手をしている暇は無い」

 

『野郎…』

 

 眼中に無い、早く終らせる。そう相手は言っている。理由は知らない。相手が一年だから舐めてかかっているのか、腕に覚えがあるのか、それとも標的がいるのか

 その言葉に不快感を示したのはメイシェンでなく京だった。

 京は知っている。今までのメイシェンが行ってきた努力を、それを無為にするような言動は許さない。

 

『あいつの纏っている錬金鋼はおそらく紅玉錬金鋼(ルビーダイト)、化錬剄を使ってくる筈だ』

 

 自身の不快感は無視し、サポートに徹する。

 数ある錬金鋼の中でも剄を変化させ易い性質を持つ錬金鋼、紅玉錬金鋼(ルビーダイト)、剄を火や雷に変質させる化錬剄使いとはすこぶる相性が良い。

 ゴルネオの纏う手甲と脚甲は赤い輝きを放っていた。相手も格闘戦主体というわけだ。

 レイフォン、ニーナ、シャーニッドなどの模擬戦を経てある程度対処方法など経験したが格闘戦はまだだ。やり辛い相手になるだろう。

 

 出方を窺う暇なないとゴルネオが消える。

 疾剄による高速移動、レイフォンとニーナに体で覚えこまされた。

 メイシェンが腕を振り上げると同時にギシリと音がする。

 

「む…」

 

 ゴルネオの繰り出した手甲とメイシェンの手甲が火花を散らしていた。

 見るな感じろ、散々言われ続けたことだ。レイフォンのダメージを殆ど受けないからと放たれた無数の斬撃はトラウマに近いものだった。お陰で殺気にはなんとか反応できるまでになっている。

 

「せい!」

 

 打撃を受け止めた右手を力任せに払う。

 そのまま一気に踏み込みゴルネオの懐に入っていこうとした。

 だがメイシェンの目の前が真っ赤に染まる。

 

「グッ…、あうっ」

 

 吹き飛ばされ地面に沈む。

 ゴルネオが行ったのはカウンターの蹴り、ただ読まれていただけだった。

 頭にモロに直撃した。それでもなおヨロヨロと起き上がる。

 しかし、そんな隙を許すほどゴルネオは甘くない。

 

「ふんっ!」

 

 即座に接近されゴルネオから豪打が炸裂する。

 メイシェンはそれをなんとか捌き、機を狙う。

 相手は何か修めているのだろう。動きに型が見え隠れしていた。

 メイシェンの早く、鋭くても素人のような動きでは全て見抜かれる。

 

「む…ぅ…」

 

 隙が一分も無い。

 それを焦ったメイシェンが攻撃に転じようと動き出してしまった。

 それを見計らったようにゴルネオの手甲はメイシェンの胸を捉え、強打し宙を舞わせる。

 

「ぁぁあ!」

 

 小さく呻くメイシェン、ダメージが蓄積してきていた。

 だがゴルネオの追撃は終らない。

 先程手甲が当たった胸部から細い糸の様な物がゴルネオの手甲から伸びて繋がっていた。

 

―――蛇流

 

 瞬間、糸を伝って凄まじい衝撃がメイシェンを襲った。

 

「かふっ」

 

 外力系衝剄の化錬変化、蛇流、それは剄を糸へと変質させそれを繋げた相手に衝撃を伝えてダメージを与える技である。

 成す術もなくそれを食らい再び地面に墜落した。

 圧倒的、そう言わざる得ない。相手は5年生、それも隊長だ。身体能力以外の全てが上回っている。

 倒れ伏すメイシェンを一瞥してゴルネオは次の標的であるレイフォンの元へと足を向けた。

 

「強い…ね」

 

『あぁ、強いね』

 

 メイシェンは倒れ伏したまま手を握り締める。

 全く手が出なかった。それが悔しい。でもそれは事実でどうしようもない差だったのだ。

 だけど

 

「でも、まだ諦めないよ」

 

 まだ動ける。全力を出し切ってはいない。

 そう、だから 

 

『舐められたままで溜まるか』

 

「うん!」

 

 ギシリ、ギシリと音を経てて装備化が更に進む。

 そして

 地面を踏みしめ、一つの弾丸と化して特攻した。

 

「はぁぁぁああ!!」

 

 不意を突かれたのはゴルネオだった。

 咄嗟に防御するも何の変哲も無いメイシェンの蹴りは片方の錬金鋼に罅をいれそのまま弾き飛ばす。

 

「むぅっ!」

 

「まだ、終ってないです」

 

 レイフォンの元に向かおうとするゴルネオを不意討ち、立ち塞がった。

 

「私はまだ、負けてません」

 

 京が一つの武器を発現させる。

 メイシェンが扱える唯一の武器といっていいものだ。

 手に現れるのは不気味な目玉が突いたピンク色のステッキ、プリンセスロッド。

 

「リリカル トカレフ キルゼムオール」

 

 メイシェンが唱えるとプリンセスロッドに付いた目が極限まで見開かれ変形を始める。

 ステッキが2m程まで伸び、3つに別れた。

 その名は

 

「プリンセス三節棍(トライロッド)…!」

 

 それはただの巨大な三節棍だった、特に能力は無い。

 三節棍の先端をメイシェンは掴む。

 そして、思い切り振り回した。

 

「らぁ!」

 

 振り回し、叩きつける。それだけの使い方、本来の使い方にあるまじき使用方法だがメイシェンにはそれしかできない。

 だが効果はある。

 

「ちっ!」

 

 あれでも一応魔法少女のステッキなのだ。強度はかなりある。そして今のメイシェンの腕力から繰り出される三節棍の攻撃は地面を削り、敵を削る。

 だがゴルネオも負けてはいない。

 腕を振り上げ、地面に思い切り腕を突き刺す。

 

―――暴槍撃

 

 地中に剄が走り、土石の錐となった剄がメイシェンの足元から突如生えた。

 

「…!」

 

 メイシェンは突き刺さんとする土の槍を跳躍することで回避、そしてそれを見計らったように高速で向かってくるゴルネオに向かって三節棍を投擲する。

 2人がいるのは空中、避けることはできず三節棍をガードし、隙を作り出す。

 メイシェンが手に印を結ぶ。

 

「天・上・天・下・唯・我・独・尊・三・界・皆・苦・吾・当・心・此」

 

「喝っ!!」

 

 結び終えると共にメイシェンの目に光が灯る。

 新たに宿ったその能力こそは

 

 

 

 

 

 

 すもももももも 〜地上最強のヨメ〜より犬塚孝士、代折羅不動心眼流古武術

 

 

 

 

 

 

「六道超越捕縛衝ぉ!!!!」

 

 メイシェンの目から光が発すると同時にビームのようなものが発射されゴルネオに当たると光は全身を覆うように拘束した。

 

「なっ!?」

 

 今もメイシェンの目から光が発生しゴルネオを拘束していた。

 傍から見ればそれはとても不可解で恐ろしいものに映るだろう。

 メイシェンは疾風の如く駆ける。やっと作り出したチャンス、逃しはしない。

 

「きてっ!」

 

 メイシェンの呼びかけにプリンセス三節棍が反応し、独りでに宙に舞いキャッチされた。

 メイシェンがゴルネオと肉薄する。

 

「ガ…アァァァアアア!!」

 

 ゴルネオが力任せに拘束を引き千切る。まだ覚えたばかりの技、気の練りが悪かった。

 だがもう遅い。

 メイシェンの持つプリンセス三節棍はゴルネオの首に巻きつき、宙に吊るす。

 そして思い切り締め付けた。

 

「プリンセス絞首刑(ハンギング)!!」

 

 これで終わりだとメイシェンと京は思った。

 だが

 ギシリと音がした。

 肉と関節が潰れている音ではなく、金属が軋んでいる音だった。

 目を向ければそこには顔を真っ赤にしながらもメイシェンの技を耐えているゴルネオがいる。

 

―――金剛剄

 

 活剄による肉体強化と同時に衝剄による反射を行う防御用の剄技、難易度の高く優秀な技だ。

 一瞬で昏倒させなければこちらが持たない、そうメイシェンは察し一気にプリンセス三節棍に力を入れた。

 そしてそう思っているのはゴルネオも同じ。

 メイシェンの締め付けとゴルネオの全力の衝剄が行われたのは同時だった。

 

 バキンッ

 

「っ!?」

 

 持たなかったのはプリンセス三節棍、中ほどから砕け真っ二つになる。

 メイシェンの腕から抵抗がなくなった瞬間、2人は同時に後方に跳躍した。

 離れた距離ならこちらが有利と踏んだのだ。

 ゴルネオが半瞬動いたのが早い。

 

―――風蛇

 

 衝剄の衝撃波を化錬剄によって発射方向を捻じ曲げ、弧を描くように相手の側面から攻撃する剄技。

 対するは

 

「狼王ファイナリティギャラクティカギガレイザー!!」

 

 メイシェンの目から猛烈なよくわからないビームのようなものが発射される。

 撃った瞬間、ゴルネオの放った風蛇がメイシェンに直撃。

 

「ぐぅっ」

 

 顔が少しだけ逸れた。

 直撃するはずだったメイシェンのビームのようなものはゴルネオの右手に当たり錬金鋼を消し飛ばすほどのダメージを与える。

 そして、メイシェンの攻撃はそれでも収まらず、周囲にビームを撒き散らした。

 

「ちぃ…」

 

 右腕から煙を上げて庇うように左手で抑えていた。

 メイシェンも向かい合うように対峙する。精神的な疲労がピークに達し、フラフラと足元がおぼつかない。

 次で終わり、そう二人は互いに突撃し合い。

 そして

 

 ブザーが鳴った。

 

「え!?」

 

「……」

 

 その瞬間、2人の拳は互いに触れる寸前で止まっていた。

 試合終了を知らせる合図、2人が戦っている間に終っていたのだろう。

 

「……っ! しっ失礼しました! え、えーと結果は…、第17小隊の勝利です!!」

 

 思わず目を奪われていた司会が我に帰り、結果を通達する。

 周りを見渡せば、小隊の仲間達が見える。

 互いに何があったかわからないと言う様子だった。目標を撃破するはずだったシャーニッドも肩を竦めている。

 フラッグがあったであろう方向に目を向けるとそこには地面を穿った焦げ目が転々とし、その穴の一つにフラッグの残骸が無残な姿を晒していた。

 

「どうやらメイシェンの放ったビームみたいなものが偶々フラッグに当たってしまったようだ!」

 

 司会が説明を入れる。

 衝剄によって狙いがそれたメイシェンの狼王ファイナリティギャラクティカギガレイザーは逸れた分だけビームを撒き散らし、それが偶々フラッグに当たってしまったのだろう。仲間でなくて良かった。

 

 正直パッとしない終わり方だった。

 不完全燃焼、そういうのが適切な表現だろうか

 歓声が上がる中、素直に喜べないメイシェンとニーナ、勝ったんだからいいじゃないかと笑うシャーニッドとレイフォン、どうでもよさそうにするフェリだった。

 

 

 

‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡

 

 

 そして、夜。

 京は一人、公園にいた。

 メイシェン達は試合の打ち上げに行っている。

 楽しそうにしている中に意識だけの自分がいるのは邪魔だろうと誰もいない公園で一人、カリアンから貰った資料を読んでいた。

 都市の情報を載せた資料、目ぼしい物が乗っていないかと細かに読み進んでいく。

 興味対象は都市が他と比べてかなり特殊なものかということ、そういう場所で事は起こり、重要な人物もいるものだろう。

 その中で京は1つ1つ選別していく。

 

「仙鶯都市シュナイバル…かな」

 

 特に興味を引いたのがこの都市だった。特徴は複数の電子精霊がいること、そして電子精霊が生まれ、旅立つ場所だということだ。

 唯一の電子精霊の発生場所なだけに何かがあるだろうという考えがあった。

 そしてそれに次いで興味がそそられた都市。

 

「槍殻都市グレンダン」

 

 武芸の盛んな都市、汚染獣が特に多い場所を拠点とし、汚染獣と年中戦い続けている猛者揃いの都市だ。

 それだけなら京の気に止まる程度だった。

 しかし、カリアンが手書きで注釈として補足説明が入れられていた。

 それが京の興味を引く

 

「天剣授受者、ねぇ」

 

 槍殻都市グレンダンの中で最も強い12人に与えられる称号と武器、天剣と呼ばれ全ての種類の錬金鋼のメリットを兼ね備えた最強の錬金鋼、いかにもといったものではないだろうか

 そして槍殻都市グレンダンには女王がおり、女王が都市を指揮しているのだそうだ。

 最強たる12人の武芸者、会ってみたい。できれば話をしてみたい。何か重要なことを知っているか、関わりがあると予想できる。

 

「何をしているんですか?」

 

 今後の予定が定まりつつあり、口を吊り上げて笑っていた京の横にフェリがいた。

 

「打ち上げはどうした?」

 

「人が多いのはあまり好きではないので」

 

「そっか」

 

 トスンと隣に座るフェリを横目に資料を読んでいく。

 それを興味なさげにフェリは見つめていた。

 

「天剣授受者に興味があるんですか?」

 

 ふとフェリが口を開く、先程まで京がブツブツと独り言を漏らしたのを聞いていたのだろう。

 

「あぁ、あるね」

 

「それは、どうして?」

 

 天剣授受者にどうも食いついてくるなと京は少しだけ疑問に思うが特に隠し事でもないので素直に答える。

 

「ちょっと探し物があってね、その情報を知っていそうだからかな」

 

「そうですか、探し物とはなんですか?」

 

 やけに突っ込んでくる。

 これは京が素直に答えられる質問ではなかった。

 

「秘密」

 

 そう言って喋らないよとジェスチャーした。

 

「……そうですか」

 

 フェリが立ち上がり京から離れていく、何をしにきたのだろうか

 そしてふとフェリは足を止め、横目で京を見つめた。それは何か不愉快そうにしているようだった。

 

「秘密ばかりしていると嫌われちゃいますよ」

 

 それは誰に対して、とはフェリは言及しなかった。

 改めてフェリはスタスタと早足で去ってしまう。

 再び静寂が京の周りを満たした。

 

「…わかってるよ」

 

 そう一人誰もいない空間に搾り出すように声を出すのだった。

 




能力40個目追加!
こんなに出せるとは思わなかった、まだまだ出します。
ふと思ったらまともな名前の技をメイシェン覚えてなかった。まぁそれは追々…
メイシェン強化計画は着々と進行中です。
天剣授受者とまともに戦えるようになるのはいくつ目からでしょうか

原作名:すもももももも 〜地上最強のヨメ〜
ジャンル:漫画&アニメ
使用者:犬塚孝士
能力:代折羅不動心眼流古武術
主に目からビームを出す古武術。
熱線だったり、ビームだったり、拘束の光だったりと多種多彩。
犬塚孝士としての奥義は…

と すもももももも 〜地上最強のヨメ〜でした。
ちょっとえちぃラブコメ漫画、だったはずが後半がシリアス、バトルメインでギャグが極端に減ります。
なんだかんだで面白く、笑えるのでお勧めです。
最後は主人公も武術家という名の人外に両足突っ込んじゃったのがもう…
アニメは原作準拠なら…といった感じ、ちょっと急展開でしたがまぁまぁ面白いです。
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