そこにいたのは正直に言うと俺が苦手な福与恒子アナウンサーだった。
「すこやんおはよう」
「おはよう恒子ちゃん」
「おはようございます福与アナ」
「あれ?祐介君もいるんだね」
「俺の事を知っているんですか?」
「祐介君が個人戦に出て優勝したのを見ていたからね」
「そうなんですか?」
「けど何で個人戦しか出てないの?団体戦にも出れば良かったのに」
「それなんですが俺が今いる土浦女子は最初の頃は男子が俺だけしか、いなかったんですよ。そして県予選の個人戦を優勝した事で先生に頼んでみたら俺の他に男子を4人も入れてくれたんですよ。しかもこの4人は全員が転校生で全員男子麻雀部に入りました」
「そうなんだ。じゃあ今年は団体戦には出られないけど来年は出るのかな?」
「そうですね。今の所は来年の団体戦は出ようと考えてます。ポジションは先鋒か大将かな?っと思います」
「本当は、もっとゆっくり聞きたいけどデートのジャマしたくないしね」
「デートじゃないよ!」
「俺は健夜さんに頼まれた物を渡してたんですよ。その後は健夜さんと一緒にお手伝いをしようと思ってますが」
「祐介君は、すこやんと付き合ってるの?」
「付き合っては無いですが良く話をしてますね。」
「じゃあ付き人?」
「でも無いですよ。それに俺は高校生ですから普段は学校に行かないといけないので付き人は卒業しないと無理ですね」
「まあ確かに、そうだよね。でも今日は平日で学校ある日だよね?」
「実は強化合宿が終わったので今は大丈夫なんですよそれに男子の個人戦は女子の団体戦が終わったらなので俺は全国の準決勝ぐらいで合流する予定なんですよ」
「そういう事なら何となくわかった気するよ」
「じゃあ祐介君は準決勝までは何をしている予定だったの?」
「その間は女子のメンバーの為に他の学校のメンバーを分析したりアドバイスをする為の勉強しようとしてましたね」
「じゃあ祐介君は気になる人いる?」
「そうですね・・・・・永水女子の神代さんとか同じく永水の大将の岩戸さんとか白糸台のチャンピオンですね」
「チャンピオンに関しては今の女子高校生の中で1番強いからね」
「けどチャンピオンは最初に様子見してから動いて来ますけどツモ・ロンなどをさせなければ大丈夫ですよ」
「どうして大丈夫なの?」
「チャンピオンは小さい点数から少しずつ大きく点数が上がってきますからチャンピオンの他にツモ・ロンする人いたら最初からやり直しなのでそこを気を付けなければなりませんから」
「つまり誰かに差し込んだりして流れを変えればいいんだね」
「そういう事です。後はチャンピオン以外の3人が組んで協力しながらやれば大丈夫かと思いますよ。協力するか、どうかは人にもよりますがチャンピオンが相手なら他の3校は組むでしょう」
「確かに自分よりもチャンピオンの方が強くて困っていればそうなるよね」
「それに先鋒戦で終わりじゃありませんからね。大将戦までありますからその時に点数も増えてたり減っていたりしていますからね」
次回は、まだまだ健夜さんと一緒に行動しています