伊奈帆、韻子、騎士ユニコーン
剣之介、由希奈、ソフィー、セバスチャン、ムエッタ
キラ、シン
万丈
彼等はナデシコから離れて別行動に。
そして合流するのは、万丈が手を貸す事になった
鉄華団
という組織です。
地球外縁軌道統制統合艦隊の許可を得て、小型突入艦で大気圏を突破した地上部隊。
単機突入のクロムクロとダイターン3も難なく着陸する。
事前に情報があった小さな島には既に鉄華団の姿が。
「ナデシコ部隊、指揮官の界塚伊奈帆です」
「わざわざすまねぇな。俺は鉄華団団長。オルガ・イツカだ。隣がビスケット・グリフォン。それと三日月・オーガスだ」
オルガが伊奈帆から視線を外す。
「あんたが代表だと思っていたぜ万丈」
「あくまで僕はアドバイザーであり、出資者さ」
万丈はビスケットに手紙を渡す。
「妹さん達からだ。通信も受けているかも知れないが、読んであげてくれ」
「あ、うん……」
万丈はビスケットが何処と無く元気が無い事が気になった。
「ねぇ万丈。剣之介とアキトも来てるの?」
三日月が木の実を食べながら聞く。
「アキトくんは宇宙だ。剣之介なら外にいる」
「そう。ありがとう」
フラッと退室していくのを見送る。
伊奈帆は三日月の背中が気になった。
「阿頼耶識が珍しいか?」
「そうですね。初めて見ました」
半ば呆れた顔のオルガに対して無表情で。
「まぁ僕も左目に異物を埋め込んでいる身ですから、気になりませんが」
その頃、外で剣之介を見つけた三日月。
「お、三日月か。」
「久しぶり剣之介。ムエッタも来てたの。それと」
剣之介の隣にいる由希奈と、騎士ユニコーンに目がいく。
「…………………………………………?」
「えっと、騎士ユニコーンだ。よろしく」
「あ、うん。よろしく」
三日月は初めてみた不思議な存在に目を白黒させながら、ぎこちなく握手する。
「新型のガンダムフレームなの?」
「君達と同じ命を持った存在だ」
「へぇ……あぁそうだ剣之介。頼みたい事があったんだ」
「俺に?なんだ?」
「刀の使い方教えてよ」
「……どうしてだ?」
「バルバトスに支給された武器を使いこなせなくて。正直戦い辛い」
「そうか……まぁ構わんが」
歯切れの悪い剣之介の態度に由希奈は、数時間後に訊ねてみた。
「悪鬼羅刹……三日月の眼から感じるのは正にそれだ」
「そんなもの感じてよく教えたね……」
「一朝一夕で身に付くものでもない。三日月には刀での斬撃より向いてる戦い方がある……それより由希奈」
「なに?」
「宇宙でテンカワと会った時、どんな男に見えた?」
「アキトさん?えっと……ちょっと影がある感じだけど、優しそうな人……かな?」
「間違いではないな。ただ、俺とムエッタ殿が初めて会った頃の奴は……復讐鬼であり表情に乏しい一面があった」
「復讐鬼……」
「かつて鬼を斬ると執着した俺と、歌い手殿の影響を受けたアキト。人は変われる……そんな可能性を誰にでも感じていたのだが……」
「さっきからどうしちゃったの?剣之介」
「先程の三日月から感じた歪みは、何があっても変わらないような気がしてな……」
最新話を投稿しているpixivで、若干投稿ペースが遅れ始めているのが気掛り。
いやだね、社会人は。