スーパーロボット大戦Re・disk2   作:jupi

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11話-離島決戦

 次の日の朝、多くの見送りを背にダイターン3は先行して出発した。

 

 地上での移動を選択したナデシコ部隊は一時的に名義上鉄華団と名乗る事になり、彼等も昼前に出発する予定でいた。

 

 クーデリアがモンターク商会に頼んだ大型タンカーに積み荷を乗せて、後は護衛となる機体の搬入のみとなる。

 

「敵機接近!ギャラルホルンが空から、それと地球軍別働隊が海上から!」

 

「やっぱり来やがったか!」

 

 オルガの読み通り、追っ手が来た。

 

「海上にはスーパーロボットを確認!」

 

 伊奈帆が鉄華団団員の言葉に反応して左目で分析。

 

「ダイミダラー。リッツさんから情報のあった美容室プリンスというテロリストの特機。何故地球軍と」

 

「変な名前。強いのかなぁ」

 

 ハーシェルのモニターを通して韻子が呟く。

 

「問題ない。スーパーロボットの相手はなれてる」

 

 伊奈帆の指示で迎撃の割り振りが行われる。

 海上の部隊には伊奈帆、キラ、ソフィー、ムエッタ、ラフタ、アジー。

 降下してきた部隊には剣之介、三日月、シノ。

 さらにタンカーの護衛にシンと騎士ユニコーン。

 高台からの狙撃に韻子と昭弘。

 

 戦闘開始直後に、キラは異変に気付いた。

 

「ビームを弾かれる……これは……」

 

 キラに通信で伊奈帆が。

 

「ナノラミネートアーマー……地球軍が戦艦の装甲に使用しているものをMSにも使っている。でもやり方はいくらでもある」

 

 スレイプニール改はバルバトスが放置した太刀を掴み、ストライクフリーダムに投げ渡す。

 

「いつも通り頼みます」

 

 フリーダムが飛び立つのを見てから。

 

「ラフタさんとアジーさんは島に近づいてきた敵を頼みます。ムエッタさん、ソフィーさんは僕と一緒に来てください」

 

「了解」

 

「承知した」

 

 スレイプニール改、GAUSカスタムが波の上を滑るようにダイミダラーへ接近。

 メドゥーサは海中を進む。

 

「指ビーーーム!」

 

 ダイミダラーから発せられたビームを容易く回避するソフィー。

 

「お見事でございますお嬢様」

 

「大したこと無いわ。大出力がウリの機体のようですが、動きは予測できる」

 

「片腕だけアンバランスで大きすぎますから。それでは指示通りやりましょう」

 

「よしなに」

 

 スレイプニール改が囮をしながら、GAUSカスタムがダイミダラー超型・孝一に対してペイント弾を当て視界を奪う。さらに粘着榴弾、チャフを使用する。

 

「もう一機からの攻撃は回避に専念してください」

 

「了解。頼みますムエッタ!」

 

「出番だな!」

 

 海中から飛び出すメドゥーサは、ダイミダラー超型・孝一の頭部ロウソクと左肩を切り落とす。

 

「今は退け!殺されたくなければな!」

 

 出力が落ちて動きを止めるダイミダラー超型・孝一を抱き抱えるダイミダラー6型・霧子。

 なにも言わず後退していく。

 

「随分呆気ないというか……」

 

「本気で戦ってないですね。韻子さんの狙撃を警戒したのかも知れませんが……伊奈帆さん?」

 

 ソフィーはスレイプニール改が何かを拾ったのを目にする。

 

「ロウソクを拾った……今度会ったときに返そう」

 

「何なんでしょうね。頭にロウソクって」

 

「お二方。まだ戦いの最中です。ムエッタさんは既に動いていますよ」

 

 

 

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