スーパーロボット大戦Re・disk2   作:jupi

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5話-信念の行方

 ---FLAY-AWAY.FLAY-AWAY.信じる限り。TRY-AGAIN.TRY-AGAIN.明日を愛せるさ---

 

 何処からともなく現れた真紅の可変戦闘機バルキリー。

 VF31改ネオファイヤーバルキリー。

 フォールドクオーツを内蔵して自在に長距離フォールド航行が可能になり、サウンドブースターとスピーカーポッドを標準装備。さらにはサウンドバスターキャノンという特殊な装備もある最新型。

 乗り手は熱気バサラ。

 マクロス7船団のファイヤーボンバー所属の放浪者。

 

 

「もう充分じゃねえか?木原」

 

 曲を歌いきり、グレートゼオライマーの近くまで移動する。

 

「バサラか。笑いにきたのか?」

 

「……別れの挨拶だ……」

 

「似合わん事をするな。俺はもう引っ込む。もう一人に任せるが……美久に一曲聞かせてやってほしい」

 

「俺は歌いたいときに歌う。まぁ考えてやってもいいけどな。」

 

 ナデシコの面々は二人のやり取りを聞きながらも警戒を緩めない。

 

 木原マサキは意識を失い、グレートゼオライマーも完全に沈黙した。

 

「こいつの事を頼みたい」

 

 バサラはガンバスターに対して通信を入れる。

 

「意識が戻ったらこいつはもう、お前らの仲間だ。協力させるのは勝手だが、利用するってのは気に入らねぇ」

 

「わかりました。彼はエルトリウムに連れていき、しかるべき対処を行います……それで、あなたは?」

 

「……そうだな。あんたらと行くか。俺は歌えればそれでいい」

 

 ガンバスターからナデシコに通信が入り、そのままバサラは乗艦する事になった。

 

 

 

 グレートゼオライマーをガンバスターが担いで宇宙へ向かったのを確認すると、ナデシコは鉄華団を追った。

 

「思った以上に損害は大きいですが……得たものはかなり大きいです」

 

 ナデシコの作戦室で集まるユリカと総士、エルエルフ、キラ。

 

「グレートゼオライマーと熱気バサラ。今後の戦いを有利に運べるカードを揃えた」

 

「その代わり界塚小隊が壊滅的ダメージを受け、ヴァルヴレイヴ二号機はエラーを起こし、メドゥーサは暫く使えない」

 

 エルエルフはエラーについて嘘の報告をする。

 

 遅れて入ってくるのはハサウェイとアキト。

 さらに騎士ユニコーンも。

 

「ご協力感謝します。ハサウェイ・ノアさん」

 

「……罪ほろぼしのつもりで参加させてもらいました。あなた方を海上で攻撃した時の事ですが、あれはラクス・クラインからの裏ルートの偽情報によるものだった。」

 

「……ラクスがエフィドルグに洗脳されていたのは艦長から聞いている。アセイラム姫の件もそうだ。解決方法はある」

 

 既に月での襲撃については地上部隊にも話してあった。

 

「すみませんでした。今後は力になると約束します」

 

 ハサウェイの謝罪を受け入れ、ユリカはアキトに対して。

 

「それで、二人はどういう知りあいなの?」

 

「俺が地球に戻った時に一時的に行動をともにしていたのさ。俺とハサウェイ。それにマクギリス・ファリド」

 

「確かギャラルホルンの准将。そんな人が協力を……というか、ハサウェイさん……。’お家の事‘はいいのですか?」

 

「………もう関係ありませんから……」

 

 一瞬静まり返るが、再び口を開いたのはエルエルフだった。

 

「騎士ユニコーン。お前に来てもらったのは他でもない。先程のはなんだ?戦略兵器が複数回使用可能とは聞いてなかったぞ」

 

「ドラグーンが特別なだけだ。それに、わたしもあの展開は予想していなかった」

 

「……騎士ユニコーン」

 

 ハサウェイが近付く。

 

「何か?」

 

「俺とマクギリス・ファリドの仲間に君達と同じ種族の者がいる。太陽騎士ゴッドという猛者だ」

 

「そうか……」

 

「だが彼の合流予定はまだ無いし既に単独で戦い続けている」

 

「そうだろうな……」

 

 総士が口を挟む。

 

「その太陽騎士とやらは他と違うのか?」

 

「召喚については同じだが……奴は召喚を必要としていない。普段の力でも生身、素手でMSやフェストゥム、エフィドルグくらいなら殴って倒せる……グレートゼオライマーが相手でも最前線にいただろうな」

 

「単機でも充分やれるというわけか」

 

 話を切り替えるエルエルフ。

 

「まだ案件はあるぞ。……キラ・ヤマト」

 

「あぁ……三日月の件だね」

 

「本来なら作戦室ではなく反省室がいいのだろうが、反省するつもりは無いのだろう?」

 

 味方である鉄華団の戦力に、直接手をかけようとした。

 

「これからまた鉄華団と行動を共にするんだ。あのようなトラブルはやめてもらい」

 

「……僕も彼も、自分のやり方を変えるつもりはない……だから、解決策を探すよ」

 

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