スーパーロボット大戦Re・disk2   作:jupi

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8話-無敵の炎

 

「ユリカ!地球に跳ぶぞ!」

 

「待ってアキト。敵の戦艦はナデシコという目標物を失ったら艦同士で激突しちゃう」

 

「それにあくまで今のナデシコは慣らし運転です。ジャンプには5分ほどかかります」

 

 次第にナデシコのレーダーに映る艦影が増え始めるに見ながらルリが補足した。

 

「ユリカ艦長!行ってください!」

 

 突如としてガンバスターから連絡が入る。

 

「ガンバスターはナデシコと一緒にジャンプ出来ません。それにネルガルに残してきたエルトリウムが気がかりです。」

 

「戦艦の50隻くらいなら無力化できます。」

 

「でも貴女方達は」

 

「大丈夫!奇跡は起きます!起こして見せます!」

 

 ユリカの指示を待たずして、総士が。

 

「全機帰艦だ。ボゾンジャンプの用意を」

 

 ナデシコに機体が戻り始めたのを確認すると、ガンバスターは高々と飛び上がる。

 

「バスタァービーーーム!」

 

 周辺にいた敵機体に直撃させずに、爆風と衝撃波だけで吹き飛ばす。

 

「ホーミング……レェーーザァーーッ!」

 

 次々と戦艦のエンジン部を焼ききり、航行不能にする。

 

「やはり50隻というのは嘘ね……ダミーを交えても倍、いや、現在も増え続けている」

 

「エフィドルグがやる兵隊の現地調達は健在ね。おまけに……」

 

 爆煙の中を突き進む黒い機体をノリコが確認する。

 

「スレインくんのディオスクリア……もうエフィドルグに使われるなんて」

 

 ターゲットを視認した直後、ディオスクリアが多方向からのミサイル攻撃を受ける。

 

「不要かも知れんが、助太刀させてくれ」

 

「え……MS?」

 

 現れたのは二機のMS。

 その内の一つはナデシコ部隊には見覚えがある。

 

「マフティー」

 

 地球で襲撃してきた敵機体が援護してきたのだ。

 ブラックサレナが、アキトがオープンチャンネルを開く。

 

「ハサウェイ!俺だアキトだ!」

 

「アキト!この場は任せてもらう!俺と……」

 

「マクギリス・ファリドが立ち回らせてもらおう」

 

 クスィーガンダムとグリムゲルデがディオスクリアの前に立ち塞がる。

 ガンバスターはそれを見て再び戦艦の迎撃に入る。

 

「……ルリちゃん」

 

「準備完了してます」

 

「では、ナデシコ……地球へ」

 

 ナデシコがボゾンジャンプ。

 月から離脱する。

 

 

 

「ファリド公。行きます」

 

「あぁ……ここで倒れては三日月くんに笑われてしまう」

 

「彼は笑わないでしょうけどね。」

 

 再びファンネルミサイルで攻撃。

 

「ハサウェイくん……見えたよ。充分だ」

 

 グリムゲルデが単身、ディオスクリアに剣を向ける。

 

「いくら強固な壁があろうとも、乗り手に魂がこもっていなければ、ただの的だ」

 

 剣を一刺し、ディオスクリアのバリアの隙間を貫き動きを止めた。

 

 一方のガンバスターも全ての戦艦の動きを止める。

 

「援護に感謝します。ハサウェイさん。ファリド公爵」

 

「すまないがそちらの艦と合流したい」

 

 




普通に戦ったらガンバスターが秒単位で勝利出来るイベントなんですがね、出来る限り敵を殺さずにするのは困難なんです。
スパロボでいうなら‘てかげん’を毎戦闘で使わなくてはいけない情況。

とりあえず月面での戦いには終止符。

次回は外伝や機体設定などになるかと。
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