......アスタリアとかレイズとか白猫のイベントやってたら遅れました。 ドゲザァ-
才斗「はぁ...じゃあプロフィールで鳳凰天駆の字...天駆の「駆」が「空」に間違っていたんだけどそれは?」
......ダァッ!!!
才斗「フレアトーネード!!」
ギャアァァァァァ!!!
皆様すみませんでしたァァァァ!!
才斗「クソ! 何で邪竜がこんな所に!?」
禍々しく光る眼のような模様に黒い巨体...
正に白猫プロジェクトで一番最初の島ボス、破滅の邪竜そのものだった。
邪竜「ギャアァァァァ!」
邪竜はその巨大な前足を振り下ろしてきた。 振り下ろした先は...
子タヌキ1「キュ...!?」
子タヌキ2「キュー!?」
星タヌキ「キュウ...!!」
邪竜の狙いは星タヌキの親子だった。
振り下ろされた前足は星タヌキの親子を容赦なく踏み潰していく...
才斗「やらせるかァ!!」
邪竜「ギャアァ!?」
しかし才斗はそれを許さなかった。
才斗は邪竜の前足をディムロスで弾き返したのである。
バランスを崩した邪竜はその場で倒れかけたが何とか体勢を立て直す。
そして自分の邪魔をした者を探すが、その姿はどこにも居なかった。
才斗「俺はこっちだ! 蒼破刃!!」
才斗は邪竜の目の前まで跳躍して顔面目掛けて蒼破刃を放った。
蒼破刃は風の刃を放つ技であり魔神剣と同じく遠距離から撃つことができるのである。
邪竜「ギャアオオウ!?」
顔面に直撃してしまった邪竜は苦しみだしてその場でもがき始める。
才斗「よし...今のうちに!!」
才斗は星タヌキ親子を抱き抱えて邪竜とは反対方向に走り出した。
そして森の茂みに星タヌキ親子を下ろした。
星タヌキ「キュッ!?」
才斗「君達はここで隠れてくれ。 大丈夫! 君達は俺が守るし俺もやられるつもりはないから!」
そう言うと才斗は再び邪竜に向かって走り出した。
邪竜「グオォォォォォォ!!!」
何度も邪魔をされた邪竜の怒りは頂点に達し森を震わせるほどの咆哮を放った。
才斗「待て!」
邪竜「!?」
才斗「お前の相手は...この俺だ!!」
才斗は邪竜の前に立ちディムロスを構えた。
邪竜「グオォォォォォォ!!!」
これまで邪魔をしてきた獲物を捉えた邪竜は怒りに任せて前足を振り下ろした。
才斗「当たるかよ!」
しかし才斗はその攻撃を難なく回避する。
すると無駄だと感づいた邪竜は今度は体を回転させて尻尾を振り抜いてきた。
すると才斗は尻尾に当たらないように邪竜の真下までスライディングをして再び回避する。
才斗「獅子戦吼!」
才斗は左手に貯めた闘気を獅子の形に変えて相手にぶつける「獅子戦吼」を邪竜の腹部辺りにおもいっきり叩き込んだ。
邪竜「ギャアァァァ!?」
腹部に直撃した邪竜は痛みに耐えきれず、その場で崩れ落ちた。
才斗は踏み潰されないように何とかその場から逃げ出した。
才斗(どうやら攻撃方法はゲームと一緒のようだな...これなら...ん?)
才斗は邪竜の顔を見て違和感を感じた。
よく見ると邪竜の口回りから炎のようなものが吹き出している。
才斗(...まさか!?)
マズイと思った才斗は邪竜の前からすぐさま離れた。
すると邪竜は立ち上がり邪竜の口から広範囲に渡り炎のブレスを吹き出した。
ゴォォォォォォ!!!
才斗「!!?」
先程まで才斗がいた場所から後ろは燃えている箇所はあるがほとんどが灰と化していた。
才斗(なんて威力だ!? あんなもの...もし星タヌキ達の方に向けば...)
ただではすまない...そう感じた才斗は、一気に勝負を着けるため、ディムロスを構えた。
才斗「一気にケリをつけてやる!!」
そうは言うと邪竜に向けて走り出した才斗。
それを見た邪竜は才斗に向けて再び前足を振り下ろした。
しかし才斗はその攻撃を紙一重で回避して、前足に乗りその場で大きく跳躍した。
今度は邪竜よりも高く飛び上がった。
才斗「鳳凰天駆!」
すると才斗はディムロスの炎の力を借りて鳳凰の形に変えて邪竜に向けて急降下した。
邪竜「グギャァァァァ!?」
そして鳳凰天駆は邪竜の頭から直撃してそのまま邪竜の後ろに着地した。
才斗の全力の鳳凰天駆をまともに食らった邪竜は最早虫の息だった。
邪竜「グゥ...オォォォォ!!!」
しかし邪竜もただでは倒れない。
後ろにいることに気がついた邪竜は力の限り尻尾を才斗に振り下ろした。
才斗「これでトドメだ! 獅吼爆炎陣!!」
才斗は先程の獅子の闘気をディムロスの力で炎に変えて叩き込み、さらにディムロスを振り下ろして炎を爆発させた。
邪竜にとって小さな爆発も最早虫の息である邪竜にとっては致命傷だった。
邪竜「グオォォォォォォ.....」
そして邪竜はそのまま力尽き、倒れこんだ。
そしてボフン!! と音と煙と共に邪竜は消えてしまった。
才斗「勝った...倒れかたもゲームと一緒なんだ...」
才斗はディムロスを鞘に戻し一息ついた。
才斗「そうだ! あの星タヌキの親子は!」
才斗は先程の森の茂みに隠した星タヌキ親子の身を心配してその場に向かった。
子タヌキ1「キュー!」
子タヌキ2「キュッキュー!」
才斗「おわ!?」
すると茂みから先程の星タヌキの子供達が才斗に向かって飛び込んできた。
子供達は才斗にすり寄ってくる。
星タヌキ「キュー!」
そして、遅れて星タヌキが茂みから出てきた。
才斗「よかった! 無事だったんだな!」
才斗は皆の無事を確認すると安心した。
星タヌキ「キュー、キュッキュッキュー!」
星タヌキはそう言いながらペコリとお辞儀した。
才斗「もしかして...お礼を言ってるのか?」
星タヌキ「キュー♪」
才斗「あはは! いいよお礼なんて! 当然の事をしたまでさ!」
才斗は星タヌキの頭を撫でた。
子タヌキ1、2「キュー!」
星タヌキ「キュッキュー」
才斗「もう行くのか?」
星タヌキ「キュウ!」
子タヌキ達は親タヌキの元に行くとその場から離れるように去っていった。
才斗「また会おうなァー!!」
星タヌキ「キュー!!」
子タヌキ1、2「キュッキュー!!」
才斗も手を振り別れの挨拶をした。
星タヌキもそれに答えるように親子星タヌキも鳴き声で別れの挨拶をした。
才斗「...さてと、これからどうしようかな~...」
才斗も歩き出しこれからの事を考えた。
才斗「ん...? あれって...」
森を抜けると建物のようなものが建っていた。
才斗「何処かで見たことあるような...行ってみるか!」
才斗はその建物に向けて走り出した。
ー???ー
才斗「やっぱりこの建物見たことある!!」
才斗は建物がある場所までついた。
そこには、剣や斧のついた訓練所みたいな所や武器庫のような所が建っていた。
才斗「ここは...飛行島だ!!」
ゴゴゴゴゴゴ...!!
才斗「な...なんだ!?」
才斗が驚いていると、飛行島は空に向けてゆっくりと飛び上がった。
才斗「凄い! 本当に空を飛んでいる...俺、本当に白猫プロジェクトの世界に来たんだ!!」
才斗は本当に白猫プロジェクトの世界に来たと再確認すると、ワクワクが止まらなかった。
ここから自分の第二の人生が始まる...!!
そう思うと胸が踊らずにはいられなかった。
???「アラ? 見かけない人ね?」
才斗「あぁ! 君達は!!」
才斗に話しかけてきた方向を見ると、そこにはゲームではよく見かける二人と一匹の猫の姿があった。
オマケスキット
「戦闘後」
才斗(やっぱりあの星タヌキもそうだけど邪竜も若干だけどゲームと違うな~...他のモンスターもこんな感じに変わってきたりするのかな~...)
才斗「それにしてもさっきの鳳凰天駆と獅吼爆炎陣...修行していたときよりも威力が跳ね上がってるような...?」
才斗「............まぁ考えても仕方ないか! 何とかなるだろ♪」
次回「ようこそ飛行島へ!」