白猫プロジェクト 受け継がれし転生者   作:マツ・オカ

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第3話 ようこそ飛行島へ!

才斗「あぁ! 君達は!!」

 

才斗が声の方向を振り向くとそこには才斗がよく見かける二人と一匹の猫の姿があった。

一人は白と青と赤のトリコロールの服を着た赤髪の少年。

一人は黒と銀のドレスに銀髪の長髪、そしてその髪には青い花形の髪飾りを着けた少女。

そして最後の一匹は白い毛並みに少女の髪飾りと同じ首輪を着けた子猫がいた。

 

???「あら? アンタとは初めてよね? 何処かであったかしら?」

才斗(あっ...しまった...!)

 

才斗は思わず反応してしまった。

才斗は彼らをよく知っているとは思うが彼らは自分を知らないのだ。

当然彼らも不思議そうに才斗を見ていた。

 

才斗「......いや~実は君達の噂を何度か耳にしたことがあったからもしかしてって思ったんだ!」

???「あら! そうだったのね。 フフン、私も随分有名になったものね!」

???「もう...キャトラったら、調子に乗らないの」

???「υ」

 

少女が子猫、「キャトラ」をなだめた。

 

才斗「改めて自己紹介するよ。 俺は...(ん...? 待てよ...このまま普通の名前で名乗るのはちょっとおかしいよな?)」

 

白猫プロジェクトの世界には例外はあるが基本的には外国名に直される傾向がある。

その為、このまま如月才斗と名乗るのはおかしいと思った。

そこで才斗はこう名乗ることにした。

 

サイト「俺はサイト・キサラギ! サイトって呼んでくれ!」

キャトラ「サイトね、よろしく! 私はキャトラよ!」

アイリス「はじめまして、アイリスと言います。 これからよろしくお願いします。 そしてこっちが...」

シュウ「シュウだ、これからよろしく。」

サイト「えっ!?」

シュウ「!?」

サイト(今...喋ったよな!?)

 

サイトは驚きを隠せなかった。

白猫プロジェクトのシュウ...すなわち主人公は基本無口であり喋ることはほとんど無いのだ。

 

キャトラ「何? シュウがどうしたのよ?」

サイト「いや...ごめんごめん! 知り合いの名前と一緒だったからビックリしちゃって!」

アイリス「へぇ...! そうなんですね!」

シュウ「♪」

サイト(いや本当にビックリしたぁ~...まさかいきなり喋り出すとは...ルドガーみたいな感じなのかな?)

 

サイトはテイルズオブエクシリア2の主人公、「ルドガー・ウィル・クルスニク」を思い出した。

彼もシュウと同じで無口だがある条件を満たせば選択時のみだが喋るのだ。

.........まぁそんな話はさておき。

 

キャトラ「所でアンタ、もしかしてさっきまでアタシたしが着陸していた島にいたりした?」

サイト「うん、確かにいたけどそれが?」

シュ.ア.キャ「「「!!?」」」

そう答えると二人と一匹は驚いた様子で此方を見てきた。

 

キャトラ「ちょっと! 何でよりにもよってあんなところに!?」

アイリス「大丈夫でしたか! お怪我とかありませんか!?」

サイト「ちょっ! ちょっと待って落ち着いて! 俺は怪我とかもしてないしこの通りピンピンしてるよ! 一体どうしたんだよ?」

アイリス「実はあの孤島に普段なら生息しない狂暴なドラゴンが大暴れしているとギルドから報告があったんです。」

キャトラ「その地域の生態を狂わせかねないって事でアタシ達が依頼としてそのドラゴンを討伐するためにあの島に行ったのよ。 そしたら争った形跡はあるんだけどどこにも居なくて...」

サイト「あ~...そのドラゴン...俺が退治しちゃったかも...」

アイリス「えっ!?」

キャトラ「にゃ!?」

シュウ「!?」

 

サイトの爆弾発言により二人と一匹は更に驚いた。

 

キャトラ「ちょっと! 一体どういう事よ!? 分かりやすいように説明しなさい!!」

アイリス「キャトラ落ち着いて!」

シュウ「υ」

サイト「わ...わかったよ...えーとあれは確か......」

 

............

.........

......

 

 

サイト「ってな訳で今に至るって訳だけど...どうかな?」

キャトラ「どうって、呆れたわよ...旅の途中で船が壊れて流されたとは言え、あんな所で修行してたなんて...」

アイリス「ふふ...けど優しいのですね、星タヌキの親子を助けてくださって。」

シュウ「♪」

サイト「ハハ、ありがとう! それとアイリス、別に敬語とか使わなくても別に大丈夫だぜ? 気軽に接してくれよ!」

アイリス「...わかったわ、じゃあそうさせてもらうね?」

 

サイトは今まで起こった出来事を皆に話した。

流石に少しだけ嘘は織り混ぜてはいるがそれ以外は正直に全て話した。

 

キャトラ「しかし困ったわね...ギルドにはどう説明すればいいのかしら...」

アイリス「ん~...正直に言うしかないと思うわ。」

サイト「あー...その...なんかごめんな?」

アイリス「気にしないで? ここは私達が何とかするから。」

シュウ「♪」

 

しかしシュウにの中にある罪悪感は消えることは無い。

そこでサイトはある提案をしてみることにした。

 

サイト「なぁ、皆は今からギルドに報告しに行くんだよな?」

キャトラ「えぇ、そのつもりだけど?」

サイト「俺もギルドに連れてってくれないか? 俺も行けば話がスムーズに進むし、何よりいい加減俺も登録しようと思ってさ。」

キャトラ「なるほど...確かにいい考えだわ!」

アイリス「じゃあお願いするね?」

サイト「あぁ! 任せてくれ!」

 

こうしてサイト達はギルドに報告&登録するために飛行島をギルドに向けて進路をとった。

 

 

 

 

 

        ー宿屋ー

 

 

アイリス「この部屋を使ってもらっても構わないわ。」

サイト「ありがとう。 ありがたく使わせてもらうよ!」

 

サイトはアイリスとシュウに宿屋に案内されていた。

 

アイリス「それじゃあ着いたら起こしにいくわ。 おやすみなさい。」

シュウ「♪」

サイト「あぁ、おやすみ!」

 

アイリスとシュウはそのまま部屋を出て扉を閉めた。

 

サイト「.........ふぅ~」

 

サイトは装備を外してベットにダイブした。

 

サイト(疲れた...今日だけで色々あったな...)

 

サイトは今日起きた事を思い出した。

破滅の邪竜との対決、飛行島の発見、そして彼らとの出会い、そしてこれからギルドに行き報告と登録をしに行く。

やることは一杯だ。

 

サイト(とにかくこれからギルドに行くんだから今は休もう...そう言えば...ストーリーは...一体...どこ...まで...)

 

サイトがそう思っているとまぶたがどんどん降りていき、遂に閉じて眠りについた。




オマケスキット
「古くさい剣」

キャトラ「そう言えばアンタの背中の剣なんだけど...」
サイト「ん? ディムロスがどうかしたのか?」
キャトラ「いや、ちょっと古くさいな~って思って。」
アイリス「キャトラ! 失礼だよ!」
キャトラ「ご、ごめん! そんなつもりで言ったんじゃないわよ!?」
アイリス「ごめんなさい! でも、年期が入っていてカッコいい剣だと思いますよ! ねぇシュウ?」
シュウ「♪」
サイト「あはは...別に気にしてないよ。」
サイト(古くさい...か。 そう言えばスタンさんが最初にディムロスを手にした時の名前って「古びた剣」だったよな...ディムロス本人が聞いたらきっと怒るだろうな~...)

サイトは称号「古くさい剣の持ち主」を手に入れました!

次回「ギルド登録試験」
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