正義のあり方―僕の正義を貫くために   作:マーグ

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今回は説明回だから早くあげました~
僕の拙い文を最後まで読んでくれるとうれしいです


3話―僕が説明される話

打ち抜かれたリーチャー達がだんだんと肌の色が変わっていく・・・

グレーに近い色から人間の肌の色へ・・・

 

「ええええええええええええ!?」

あ...ありのまま今起こった事を話すぜ!

僕はリーチャー達が打ち抜かれたと思ったらだんだん人間に変化していった

な...何を言っているのかわからねーと思うが

僕も何をしたのかわからなかった…

頭がどうにかなりそうだった…

変装とか変身だとかそんなチャチなもんじゃ断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

 

「さて、帰りますか」

「ちょっと説明してくださいよ!」

僕は説明を乞うが「また今度ね~」と簡単にあしらわれ、ワープで戻らされた…

 

場所は変わって警視庁特殊課…

 

咲さんが僕らが帰ってくるのを待っていたころ…

「チッ、笹山死ななかったか…」

「聞こえてるぞー山田ァ!こっちはわざわざ世界中を駆け巡ってデータを取ってきたんだぞ!敬意を払え」

 

かなり咲さんに偉そうな態度をしている男が特殊課の扉を開け、持っていたトランクを机に置いた。

男は、今まで自分の身を守っていた物を一枚ずつ剥がし終えると、机に置いたトランクを手に取り、土産だと言って、中の取り出した。

 

それを見ると2人は旧知の間柄のように、タメ口を交わしながらやつら、リーチャーについて語り始めた。

 

「…外国では出現情報がまったくと言っていいほど無いねえ、やっぱりまだ日本にあいつらは居るのかねぇ?」

「そうとは限らんだろ、日本の地理を知り尽くしてるから、動かしやすい所で動かしているかもしれんぞ?

その証拠にやつの実家の周りではそれなりに多いし」

「最近そこは少ないわよ?主にここの周りでよく出てるからあの2人が疲れてひーひー言ってるわ。」

「へえ....」

 

言い合いがひと段落した頃、男が、今度は旅行の土産だ、と言って旅行用バッグと入り口近くに置いていたダンボールの中から、様々なぬいぐるみを取り出した。

 

スヌ〇ピー、ムーミ〇、チェブラ〇シカ他..... 

色々な著作権キャラが混じったぬいぐるみを見て咲さんの目は輝き始めた。

その可愛さに、思わずその中の一つを抱きしめて、頬ずりをした。

 

「ありがと笹山!ほんとお前にこの手の物選ばせたら天下一品だな!」

「当たり前だろうが、男子でもこれくらいの物を愛でる気持ちぐらいあるぞ」

抱きしめながら頬ずりをしてハートマークを飛ばしてる咲さんを見て男は呆れ気味だ。

だが、これが初めてと言う事ではないのだろう、その眼差しには何処と無く親が子供の世話をしてる時のような、そんな雰囲気があった。

 

「ありがとうついでにこの白木陸って子の装備作ってね~」

「は?」

 

咲さんが男の前に差し出したのは陸の身体能力をメモした紙だった。

男は頭を掻きながらめんどくさそうに、薬でアップしたであろう分も記録を書き換える、ちゃんとした記録は後日山田に測ってもらい、大雑把に試作品だけ作るためだ。

 

渡してもらった陸のデータの身体能力の高さが気になり、自前のノートパソコンを使って試しにオリンピック選手の身体能力と比べた。

 

「…にしてもこいつ、あの薬使う前の時点で、握力が50キロほどのとこ以外はオリンピック選手にも引けをとらない、いや平均的なオリンピック選手の数値よりも上をいってるぞ!こいつ何かある!」

 

あまりの身体能力の高さに驚き、危険性を咲さん示そうとしたが、その咲さんは全く焦ろうともしない。

 

「敵に回らなくて心底よかった、と思うでしょ?」

 

咲さんはコップに注いだコーヒーを啜って落ち着いて返事した。

あまりもの正論に男は言葉を返さず、作業を自分の部屋に入ってすることにした。

 

トン、と靴が床に着く音がした。

 

「おっ、いいタイミングで帰ってきたね」

「咲さん、リーチャーって一体何なんですか?」

「それを今から分かりやすく説明するからね~」

 

そういうと咲さんはよく見えないところからホワイトボードを取り出し

説明を始めた

「あなた達がさっき戦ったのが‘リーチャー,よ。私達の阻止すべき目標。

 リーチャー達は大谷正(おおたに ただし)博士が発見したRウイルスであの姿に

 なっていると思うわ。」

「その大谷博士が発見したRウイルスってどんな物なんですか?」

 

「DNAに、あるイレギュラーな遺伝子をむりやり組みこむウイルスよ」

 

「・・・その遺伝子って?」

陸が出会ったリーチャー達には共通点があり、それに陸も気づいている。

だが一応他の姿・・・例えば魚類なら海でもあんなやつらと戦わないといけないと思うとゾッとした。

 

「安心して、爬虫類の動物だけが持っている遺伝子しか今は発見されて無いわ」

 

その一言を聞いて安心した。

今のところ、人間の持っていない力を揮われ、圧倒的大差で負けるなんて事はありえないと分かったからだ。 

 

「そのそのRウイルスのせいで今回で言えば蛇の様な見た目になっていると考えて

 いいと思うわ。

 補足だけどクリスちゃんは1度感染したからワクチンが作れるようになったのよ。

 まぁ、おちつけば見た目の変化は抑えられるから普通の人が感染しても分かりにく

 いんだけど」

 

それって基本人間に害は無いんじゃないのか?

そんな疑問を浮かべながらも陸は咲さんの説明を静かに聞いている。

 

「それで大谷博士はウイルスを使ってリーチャーを作ったわ…

 リーチャーを作った大谷博士はちょうど3年前、G8と呼ばれる世界の首脳陣が集

 まる会議でテロを起こしたわ」

「3年前のG8は僕も知っていますが、そんなニュースどこでもやってなかったと思いますよ?」

「やつらの中に情報統制が出来るやつがいたのよ」

 

それほどやつらは色んな所に蔓延っているのか、と陸は敵の組織の大きさに驚き、世界を渦巻く大きな事件に頭を突っ込んでしまったんだな、と若干後悔した。

それで咲さんの話は終わり、陸は話の壮大さに疲れて寝かかっている。

 

「そういえば陸君、ある事を聞きたいんだが…」

寝かかっている陸を起こしてダースは話し掛けた。

 

「はい、何ですか?」

「リーチャーにされた人々は基本記憶が飛ぶ事もさっき聞いたな?

 1ヶ月前にリーチャーから戻した女性が偶然聞いていたのだが…

 ‘棒状の何か,を知らないか?君に聞くのもおかしいと思うが・・・」

「棒状の何かですか?心当たりはありますけど・・・

 持ってくるのは明日で良いですか?」

「持ってきてくれるのか!ありがとう!

 やつらはそれらしき物を探してるみたいなんだ~」

 

本当に嬉しかったのか、急にダースは肩を組んできた。 

ハハハと陸は受け流して、なぜやつらが探しているのかまでは詮索しなかった…

 

 

翌日、陸はクラスに入ると、窓際の前から2番目の自分の席の横に鞄を掛けてから、そこに座って寝た。 

どうやら陸が説明を聞いていた頃は、夜中だったみたいで、目の下に薄くクマ

ができるほど眠かったらしい。

海はその様子に心配したらしく、横の自分の机に座りながら陸に「大丈夫?」と声をかけていた。

その時陸は、海に心配されて嬉しさのあまり、顔がスライムのように溶けていて、周りからしたら面白くて目の下のクマどころでは無かった事を補足して置こう。

 

「本当に大丈夫?.....あっそうだ陸、今日転入生が来るってさ。」

「転入生?こんな受験シーズン真っ只中にか?」

 

スライムのように溶けていた顔を元に戻し海の話を真面目に聞こうとする陸、だがまだ少し切り替えができないのか、若干溶けている。

 

「そう、しかも2人!何かあると思わない?」

「(2人...2人、か)」

 

「(アニメでは自分が突然事件に巻き込まれて、それを解決できる力を手に入れた

 時、無駄遣いしないように見張りがつくのは割りとテンプレだけど、僕は昨日手に

 入れたのは、ちょっと常人離れした力だけ)」

とだから特殊課とは何の関係も無いと思いながら肘を机に突き高をくくっていた。

 

 

暫くすると、ガラガラっと雑に教室の前のドアが開かれた。

うちの若干不良っぽい担任だ。

今日の服装は、白いTシャツを中に着て、赤い長袖を上に着ている。

ズボンは先生が持っている物では小奇麗な黒い物を履いている。

この担任の服装は、かなり重要な行事などがある時しかしない服装だ。

どうやら、何人かまでは分からないが本当に転入生がこのクラスに来るらしい。

 

「今日は転入生がこのクラスに来る事になった!」

 

クラスは様々な理由でざわついた。

1つは転入生がどんなやつか。

皆色々な予想を立てていく。

その予想にダースとクリスさんの特徴にピンポイントで当たっている物があり、あの人達が来るんじゃないかと、陸は若干不安になった。

 

もう1つは何故今日まで誰も転入生の事を知らなかったのか。

海が気になって先生に聞いてみると、朝、急に決まった事らしい。

編入試験はやらなかったのか、と海は自分の席で頭を抱えていた。

 

「はいはい、話はそこまでにして…ちなみにだが、名前が外国人みたいだが国籍では日本人らしいぞ~」

 

この言葉を聞いてあの2人と思いたくなかったが、陸はたぶんそうだと確信してしまった。

先生がはやく転入生に教室に入るよう急かす。

すると入ってきたのは

 

髪の毛は艶やかな銀色をしていて肌の手入れも整っている。

目の色は日本人らしからぬエメラルドのような色で、透き通るようにきれい。

そんな100人がいたら100人が振り向く美人だった。

 

(び、美人だ!) 

クラスの皆が満場一致で美人と認めるほど整った顔に、陸はどこか見覚えがあった。

 

「もしかして、ク」

「彼女はクリス・ホワイトさんだ。

 賢いから勉強する時手伝ってもらったらどうだ~皆?」

 

 

「あともう一人転入生がいるぞ、はいりなさい。」

あの人だと信じたくなかったが、あの何処に居ても目立つ黄金色の髪の毛と、運動能力に反したがたいが目に入れば、誰でも信じるしかなかった。

 

「彼はダース・ブラックくんだ。運動神経バツグンらしいから運動部スカウトがんばれよ~」

 

もはや予想通りだ、と若干乾いた笑いを浮かべている。

 

「今日は黒田が休みみたいだが、何か理由知らないか陸?お前黒田と仲良いだろ」

これも予測通りなのか、先ほどまでの乾いた笑いを止めて真面目に先生に受け答えする。

「さぁ、僕は知りませんけど…昨日はゲーセンで一緒に遊んでたぐらいですね、知ってるのは。」

そう言って寝たフリをした。 

昨日の事を言った所で信じてくれるはずも無い、信じた所で何か変わるわけでも無い、冷静に状況の整理をしているとフリだけでなく本当に寝てしまっていた。

 

「クリスさんとダースくんの席は…陸の後ろにある2つの席に座ってくれ」

 

陸の後ろに2人が来ていると気づかずに・・・

 

~1時間目終了後~

 

ダースとクリスさんの周りには人が集まっていて、まともに話せる状況じゃなかった

陸は海が編入試験の事をあまりにも気にしすぎて寝るに寝れなかったから聞いてこようと人混みを眺めているが、話を聞けなさそうではないので自分の机の方に戻った。

 

「空何があったんだろうね、家にも帰ってないみたいだし…」

陸が自分の席に座ったら、海が急に話し掛けてきた。

陸はもちろん答えたかった…バケモノに連れ去られた、と 

それでも海を安心させるために嘘をついた。 

「きっとどこかで気楽にサボってるんじゃないか?意外と」

「家にも帰らずねぇ・・・ハハッ空の事だからありえそうね」

 

彼女は彼の嘘で、空を思って今日家にも帰ってないと聞いた時からのしかかっていた肩の重荷が降りたようで、無邪気な笑いを彼に見せてくれた。

 

「(やっぱり海の笑顔は可愛いな…)」

 

海の笑顔を見つめて微笑ましくなった陸、だが空をさらったあいつの事や、リーチャーの事色んな問題が山積みだが

「(今は、やつらの事は深く考えないでおこう…)」

 

 

そして今日は安全に過ぎていく… 




説明回と言いつつ全然分かりにくかったかもです~
そうだったらすみません(だいぶ書き直したのでまだ読める方だと思います)
こんな作者の文を最後まで見てくれてありがとうございました
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