正義のあり方―僕の正義を貫くために   作:マーグ

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今回はラブコメ回です。
クリスの自己中発言なんてなかったんや・・・
※初期構想は自己中発言ありました

やべぇ!題名が手に入れた情報を整理する話のまんまだった!
※これも初期構想では(ry
こんな自称おとぼけ属性持ちの作者の文を最後まで見てくれるとうれしいです~


4話―僕が青春する話

僕が特殊課に入ってもう11日過ぎた。

特にあれからリーチャーが出現したなんて情報もないし、

特に何も無い、平和ないつもの日常…

ダースたちを取り巻く集団もいつもの日常に戻り、勉強に勤しんでいる

 

「すまない、ここの化学式はどうなるんだ?」

ダースは僕達よりかは学力は低いらしく、分からない事は僕達に直ぐ聞いてきた。

「ああ、これはこうして…」

「陸、違うわよ。これはこうしてこうよ」

「ありがとう海。そういえばダース、なんでクリスさんに聞かないの?隣の席なのに…」

「え?なんか恥ずかしいというかなんと言うか…俺にもプライドがあってだな」

ここでプライド重視するの?と一瞬思った。

が、そんな思考は直ぐに止めさせられた・・・

 

「理科室で火事が起きました。至急生徒は避難してください。」

と放送で流れ、クラスはざわつく。

 

「静かにしろーい、できるだけ発火場所に近づかずに逃げろよ~。」

 

この高校の特徴だが、「自分の身は自分で守れ」なんて言う校訓からか、

火事などの時に自分で逃げ道を捜索しなければならない。

これにはちゃんと理由があるらしく、

社会に出て実際にこんな状況になった時、正しい判断をする力を鍛えてるそうだ。

もちろん、先生は消火活動を直ぐにし始めるので、

生徒が火災現場に行ったところで直ぐに止められるはずだった…

 

ふとダースの席の方に見やったが、そこにダースの姿は無かった。

理科室の方から階段の下りる音と水の音が聞こえた。

「クリスさん、ダースは?」

「火事!?何で何で、本当に個別で逃げるの?

 私足を引っ張らない確証はあるの?

 いやまた足を引っ張ってあの時みたいにダースが」

「大丈夫・・・?クリスさん!」

「ハッ、少し取り乱してしまったわ。ごめんなさい。」

「大丈夫?ホワイトさん」

「もう大丈夫よ、ありがとう赤木さん」

少し足をもたつかせながらクリスさんは帰りの荷物を持って運動場へ避難した・・・

 

少し前のダース…

 

「反省文とかは後で書くから先生方、どいてくれ!水に飲み込まれても知らないぜ」

「集水!」

そう叫ぶと両手を上に上げて、空気中の水分を集めて水の玉を創り出す。

それを発火元にぶつけて消火をして、一瞬で火事は食い止めた。

 

一方その頃…

陸たちは避難を終えて、運動場に逃げていた。

「・・・どうする陸?このまま帰る?」

僕らが通っている学校は火災などが起きた場合、個人の判断で直ぐに帰れる。

その後、先生達は全員で会議をしているらしい。

「うーん…ダースがまだ学校の中にいるみたいだし待っておこう」

「…なんでそんなに心配じゃないの?」

「僕らより長い付き合いのはずのクリスさんが心配してないし、

 僕らが心配する必要はないでしょ。」

 僕はクリスさんの方に目をやって少し心配そうに答える。

 

「まぁそうね・・・にしてもあの様子だとしばらく帰りそうに無いわねホワイトさん」

隅っこに縮こまってここが落ち着くんです、

と言いそうな勢いで運動場の隅っこに走ったクリスさんを見て海は言った。

 

「私のことなら気にせずに~ダースを待ってるだけだから~」

「・・・そのダースさん来たわよ」  

「クリス~一緒に帰ろうぜ~」 

「大丈夫だからな~もう火事は止まったぞ~」

 クリスさんが取り乱してしまった事を知ってるかのように話しかける。

 

「そこで待っててダース!」

ダースのそばにクリスさんは駆け寄る

 

「そういえばダース、火事止めたのあんたでしょう?罰は無かったの?」

「今回だけ無かった事にしてくれた優しい先生が居たんだ~」

「それよりもこれからあの海って子陸君に・・・するらしいぞ」

「面白そうね、同化(アシムレイト)してばれない様につけましょ♪」

彼氏と彼女のように寄り添いあった2人は、そう言って風景に溶け込んでいく・・・

 

「私達も帰りましょうか」

「そうだね」

他のグラウンドに集まっていた生徒達も全て帰った後に、陸達は2人寂しく帰り道を歩いていた。 

 

「そういえば何か渡したいものがあるって言ってたけど…」

「はいこれ、少し遅れたけど誕生日プレゼント」

カバンをガサゴソと漁り、海は何かを取り出した。

海が取り出したものは少し前に自分自身が取ったぬいぐるみをある程度装飾したものだった。

「これって前僕が取った・・・」

「しょうがないじゃない!陸にあげる誕生日プレゼントを探してたら・・・」

 

「可愛いクマのぬいぐるみがあったんだから!

 これを誕生日プレゼントにしたら喜ぶだろうなぁって」

「でも私、クレーンゲームの腕皆無だから・・・」 

 

「そっか…でも僕は誕生日プレゼント無くても大丈夫だったかなー」

 

「このクマのぬいぐるみを取った時の笑顔だけで十分すぎたからさ」

「・・・バカ」

 

「(まさか本当に渡すとは・・・)」

「(あの2人青春してるわねー)」 

後からついて来ていた2人はとてもニヤニヤしていた

「(にしてもなんで付き合わないのかしらあの2人?)」

「(絶対両思いなのにな~)」

「(さてと…ここから転移するか)」

「(じゃあ最後に)」

「「(ごちそうさま!)」」

 

そういい残すと同時に彼らはその場を離れた・・・

 

 

 

「で結局このプレゼント貰ってくれる?」

「ああ!当たり前だろ?海が用意してくれたならどんな物でも受け取るさ」

「(素で言ってくるからなぁ陸は///)」

顔を下に向けて、クマのぬいぐるみを押し付けるように海は渡してきた。

その時、陸は耳が真っ赤に染まっていた。

 

「じゃあ、また明日」

そう言って逃げるように帰った海の顔は真っ赤になっていた・・・

 




これはまだラブコメの始まりに過ぎません!
ここからどうやって複数のカップリングを成立させるのか、
まずそのカップリングは誰と誰なのか、色々な事を考察してくれたら嬉しいです!
バトル物のタグが付いているのにバトル要素が少ない(と思う)この作品ですが、
次回も見てくれると嬉しいです
(にしても今回真っ赤になりスギィ!!)
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