自分の文に自信の持てない作者の文を最後まで見てくれるとありがたいです~
どうやら昨日の人は本当にこの学校の新しい教師だったようで、
今、全学年集会で自己紹介している。
「はじめまして!
これから頑張って働くのでよろしくお願いします!」
この原田滉と言う先生、なかなかイケメンで、女子達がこの学校で1位のイケメン(かもしれない)ダースと比べている、状況は五分五分のようだ。
女子達の会話を少し盗み聞きしていると、クリスさんの方に殺気を感じて見てみると、眼光を鋭くしてさっきの話をしていた女子達を睨んでいた。
「もう一人新しい先生が就任する事になっているのだが…大平先生?」
「ずっとここに居ますよ、校長先生」
校長先生の背後でずっと居た女性がたぶん大平先生なんだろう。
まぁただ単に、校長がそこらの人よりかなり身長が高いのと、この先生が低いのと、ちょうどこの先生が視界の境界あたりの所に居たから見えなかったのだろう。
「おお、すまない。見えなかったのでな」
「校長先生地味に身長が高い事自慢してます!?」
「いやそんなつもりは無いのだが…とりあえず自己紹介をしてください」
「分かりました…
女子の保健体育の先生としてこの学校で働かせてもらいます!」
新しい職場だと言うのに、緊張を全くしてないのか、全校生徒が余裕で入る体育館の端から端まで聞こえる程度の声が出ていた。
この大きな声に驚いたのかさっきまで喋っていた生徒は黙り、横で聞いていた先生達は耳を押さえていた・・・・
今日の集会は新しい先生の紹介だけだったようで、紹介が終わった後、いつも長ったらしい校長先生の話も短く、早めに終わった。
生徒が全員教室に戻った後、職員室では大平先生と校長先生が談笑をしていた。
「にしても急に2人も退職した時はどうなるかと思ったよ、これからよろしくね」
「いえ、これからよろしくお願いしますね。」
大平先生は突然意味深な笑みを浮かべ、それを見た校長は理由は分からないが不気味に思い、少し顔を青くした・・・
場所は変わって陸達の教室…
「やっぱりメイド喫茶!女子はかわいい服着れるし損は無いだろ!」
「はずかしいんだよ!今年は1年がやるみたいだし別のにしろ!!」
そこでは集会で余った時間で男子と女子が文化祭の出し物で口論をしていた。
陸達4人は別にどちらの側にもつかず、もしもの事を考え別の案を出し合っていた。
正確に言えば男子は女子2人の出す案を聞いてうなずくくらいしかしてないが。
「ここは普通の喫茶店とか?」
「いや喫茶店やるとしたら男女逆転喫茶やりたいわ」
「…クリスさんって男装趣味でもあったの?」
「いや私はダースの女装をしてどれだけ顔を赤くするのか見たいだけだから」
クリスのSな所に若干引き気味の海は、何故か陸を見つめていたが、陸は引いてる海の顔も可愛いと思い始める超変態タイムに入っていてその視線の意図を理解できるような状況では無かった。
「いやなんで俺が顔を赤くしなきゃならんのだ?
そういう趣旨なら逆に楽しむべきだろ・・・」
「「(まさか女装癖があるの?!)」」
「変な事思ってるから弁解すると女装癖は無いぞ!」
ダースは1秒ほど間をおいて、心を読んだかのように返答した。
「そう思ってるって事は少なからず興味があるんでしょう?面白い所あるわねー」
「そう、ならよかった。」
海はダースの言った事をまったく信じてなかったが、クリスさんは安心した様子で笑っていた。
「で、結局案は纏まったのか?」
対立していた女子と男子に聞くと、まだ!と返ってきたので男女逆転喫茶を提案してみた。
「男女逆転喫茶?」
「あれって女子は男装、男子は女装するやつだよね…」
対立していた男女のリーダー格の2人がクリスさんの出した案を聞いて頭を抱えた。
「客受けも良いだろうけどな…皆はどう思う?」
男子のリーダー格のやつが他の男子に聞いている。
聞こえただけだと、全員乗り気らしい。
「どうするー?皆」
女子のリーダー格のやつも聞いている。
こっちは質問とかが多いが、多分全員乗り気だろう。
「こっちは質問とかが多いけど皆乗り気みたいよ」
「こっちも皆乗り気みたいだし、異論無しで男女逆転喫茶に決定だな」
リーダー格の2人は握手をしながらやっと決まった事に安心したのか、笑っていた・・・
「はい、無事学校に潜入成功。直ぐには動くな、ですか?
何故ですか?この3週間程度で増えたやつも動員させれば簡単に・・・
え?ほとんど進化の方に使ったんですか?
何やってんですか大谷博士…さすがに別の理由で動かさせないんですよね?
…今更何言ってんですか?私達の目標は人類撲滅ですよ・・・
その為には特殊課の殲滅が必要不可欠です。
はい…ああなるほど、文化祭の時の油断している隙を狙うのですね
大丈夫です。やつにもきちんと伝えておきます・・・では」
女性が電話を切り、授業終了の合図のチャイムが鳴った。
「にしてもあの時の子が特殊課だったとはね…
あいつのことなんか無視して
まるでこの女性を称えるかのように・・・
―放課後―
何だかんだ男女逆転喫茶に決まって、
空き時間に色々な事を決めているともう下校時間だった。
今日は珍しく、陸は誰とも一緒に帰ってなかった。
陸は何か考え事をしているらしく、自分のつま先を睨めつけながら、家までゆっくりでおぼつかない歩きで帰った。
「(父さん達珍しくなかなか帰ってこないな…
いつもなら今頃帰って来てるのに・・・
最近は僕の周りで色んなことが起き過ぎてるし、
空だけじゃなく父さん達も巻き込まれたとか・・・)」
「・・・あって欲しくないな」
最低でも空と同じ事は、そう考えながら家のドアを開け、電気をつける。
学校の制カバンをリビングに置き、着替えもせず何気なしにテレビをつける。
「A国で身元不明の夫婦と思われる男女の死体が発見されました。」
「男性の方は何かで体を貫かれた痕があり、
女性は現在指名手配中の大谷博士が発見したRウイルスに感染していて、
手に男性の血液型と一致する血液が付着していたため、
大谷博士に操られ、男性を殺してしまったと現地警察は考え、
大谷博士を逮捕する事に尽力を尽くすと発言しました。」
テレビのアナウンサーはまさに他人事だから自分には関係ないと決め付けた目で台本を読み上げている。
そのアナウンサーを見つめていた陸の目は、少しずつ不安に飲み込まれていく。
「A国って父さん達が出張で行ってたとこだよな…ハハッ、まさかな」
そう言って陸は今にも自分を壊しそうな不安を押さえ込み、ベッドにテレビのリモコンを放った・・・
翌日、文化祭1週間前で生徒は色々忙しくなるこの日。
だが陸は特にやる事が無いから特殊課でシークレットガンの整備をしていた。
「(はぁ、父さん達何してるんだろ?
昨日のニュースの死体が父さん達じゃないといいな…)」
陸は親友だけでなく、肉親までもが死んでいるかもしれない可能性を信じたくなかったが、考えられずには居られなかった。
「親が心配なのか?Rウイルスの研究と言う名目であの夫婦の死体を日本に送ってもらってDNA鑑定することだって可能だが・・・」
偶然特殊課にいたダースは僕の心を読んだかのように心配事を的中させていた。
「(まさか心を読んだの?でもどうやって・・・?)」
「うん、気持ちでもなんでも少しでも時間が過ぎたら記憶に残るだろう?
で忘却の応用で記憶を呼んだってわけ」
「ダニィ!?ってそんな事より本当に鑑定できるの?」
「心が読めるのをそんな事ってお前…一応出来ない事は無いよ、ただ」
「ただ?」
いつもの同級生の気の緩むような目から一転、ダースは特殊課の課長としての威厳を持った目に早変わりして陸の方をしばらく見つめた。
「本当にそうだった時、お前はどうする?」
その言葉は、重かった。
陸にとって自分が一体何をするのか分からなかったから、余計重く感じた。
「警察としてではなく、一組の夫婦の子供としてやつを倒すなら
俺はお前を止めなきゃいかん。
まずお前が特殊課に入ったのだって親友の復讐のためだろ?
そんなやつならもしもその死体が両親だと知ったときに何をするか分からん。」
「だからお前の正しい答えを聞くまで俺はこちらに送らせない」
ダースは立ち上がって、出口に向かった。
それを見つめていると、何だか言わないと、そんな気がして腹の底から自分の本当に望んでいる事をたたき出した。
「・・・その話を聞いて気分が変わりました。
一組の夫婦の子供として両親の生死は一刻でも早く知りたいですけど、
この際僕の親かどうかなんてどうでも良いです。
もしもあの2人のお墓が共同墓地になって、共同墓地に来た人達に
ついでにお参りされるのはかわいそうだから」
もしもあの2人に子供がいたら、僕と同じ気持ちなんだろうか・・・?
「だから僕の両親か両親じゃないか関係なく日本に送ってもらってください!
僕の両親じゃなかったら死ぬ気で個人特定くれます?」
「・・・フッ、分かった、上層部に掛け合って送ってもらうよ」
「ありがとうございます!」
「かんちがいすんなよ、仕事に支障が出たら困るからだ。」
そう言ってダースは腕を振りながら特殊課の一室を出た・・・
今回本気で駄文でしたが最後まで見てくれてありがとうございます!
本当にダースの能力多すぎますね、これでもまだまだ出し切れてないのでやっぱ少なくした方がよかったなぁと思いました。
こんな馬鹿作者の駄文の塊の次回も見てくれると嬉しいです。