今回のラブコメは急に考えたものですからかなり強引な展開があると思いますが
最後まで見てくれると幸いです~
いくら敵でも空気を読んだのか文化祭当日になるまでは仕掛けてこなかった。
それまでに色々な事があってとても面白かった。例えば・・・
キャー!!
「ダース君とクリスちゃんの服装逆転させたらカップルみたい~」
「こんなクリスちゃんならお嫁に行きたい・・・」
「ダースも男が惚れる勢いの可愛さだな!」
ダースとクリスさんがクラスでカップル認定された事や・・・
「ダース君ほんと可愛いね・・・私も惚れそうだよ~」
と海が言って
「何だかんだ言ってあんたは白木にベタ惚れでしょ!」
「ち、違うし///」
とクラスメートにいじられた事もあった。
他にも配布用のチラシを作ろうとしたらコピー機が壊れたり、
ポスターを作ろうとして
クラスのカップルの服装を逆転したので1番合うのを選定していたら
「何であたしらの写真があるわけ!?」
誰かが隠し撮りして陸と海の隣り合っている写真を選定している写真の中入れられてあったり。
特殊課で言えばダースが隠れて生成で服を作っていて
いつの間にか部屋が服まみれになった。
ほとんどが女性物だったから咲さんと笹山さんで
ちょっとした家族会議みたいな事をしたらしい。
「(何だかんだ言って色んな事があって今日を迎えられる。
最近異常な事が多いせいか、こんな事でも平和に感じる。
いや、異常だから以前に考える事も無かった事を考えるようになったんだな。
その点では異常に感謝すべきか)」
「さて今日は文化祭だ!僕らは男女逆転喫茶をやるわけだが…用意はいいかー!」
陸たちのクラスの委員長が意気揚々に言う
それに呼応してクラスメイト全員雄たけびをあげる。
「文化祭、この学校関係者じゃなくても勝手に入ってOK・・・
だから俺は学校内を取り締まるため、
出し物の方には行けないが、皆がんばってくれよー!」
委員長が急いでクラスを出る。
うちの委員長は生徒会会長でもあるからこの日は特に忙しいのだ。
「皆、副委員長としてじゃなく女として質問するけど、
女子の男装って需要あるの?」
クラスがざわついた、当然だ、女子がこんな事を急に言い出したら誰でも気になる物だ。
「女子達~キモッ!とか言うなよー向こうさんが聞いてきたんだから答えるのが礼儀
だよなぁ?」
男子が口を揃えて「あるに決まってんだろ安心しろ!」と言った。
陸とダースは、「(こんなクラスで大丈夫なのか・・・?)」と苦笑を浮かべながら思った。
「ありがとう!おっ、もうこんな時間だ…
私着替えるの忘れてたから学年多目の鍵貸してくれない?」
「はいよ!女子の服は外から見えにくい様にドアの内側に置いてくれ」
ダースが副委員長に学年多目的室の鍵を渡す。
「ありがとね!」
駆け足で出て行く副委員長。
その後は、委員長・副委員長両方不在でしかたなくダースが指揮を執っていた。
「既に連絡はあったはずだが、
1・2班はチラシ配り、7・8は店番、4~6班は一応店番の班の人手が足りない時には
手伝いだが、基本自由時間だ。
2時間ごとにローテーションを組むぞ~」
他にも色んなことを伝えていたらちょうど文化祭開始の時間に副委員長が帰ってきた。
皆、班に分かれて持ち場についていき、陸たちや、他の自由時間の班が談笑をしながら各々が向かいたい場所に向かう。
その中、一人だけ廊下で止まってクラスメイトに応援している子が居る。
どうやら海のようだ。
なんと言っているかまでは分からなかったが、ただ一つだけ分かるのは、クラスメイト全員を応援してると言うより、一人を応援してる感じだった・・・
特に何か考えがあるわけでもなく、4人は出店が固まっている場所で歩いていた。
「ね、ねぇ何処にいきましょ?」
「う、う~ん、そうだなー…」
クリスとダースが何を考えているのか陸には分からなかったが、
隣同士で顔を赤くしているからなんとなく悟った。
「海!むこうに面白そうな出店があるよ!」
陸は海を連れてダース達とは別行動する事にした・・・
「あちょ、陸!…ねえダース、あっちに的当てがあるわ、一緒にやりましょ?」
「お、おう」
まるでさっき新しく出来たカップルのようにぎこちなくまわる店を決めている。
「ねぇダース、欲しいものない?取ってあげるけど」
「俺はいいから純粋にクリスが欲しいものを取りなよ」
「本当にいいの?・・・ありがとう♪」
「あのぉ・・・やるんだったらお金渡してくれる?5発で300円」
「あっ、300円ですね…にしてもクリス、300円は良心的だな」
「そうね、ダース」
言い切った直後にパンッと発砲した音とバタッと賞品が倒れる音がした・・・
「ちょ、陸!痛い痛い!」
ダース達を早く2人にしようと思って、僕は海の腕を必要以上に力を込めていたらしい、海の腕には僕の手の痣が出来ていた。
僕は必死に謝った。
いくらダース達のためとは言え、海を傷つけたのは変わらないから。
海は快く許してくれたが、もうちょっと何かお詫びしたい気分だ。
「にしても何でクリスちゃん達と一緒に行かないの?」
「・・・海って時々鈍感だよな」
「なによ!」
「い、いや、別に....」
「まあいいけど・・・にしても私達、こんな事で遊んでていいのかな?あれから空は学
校に来てないし、家にも帰ってきてない…私達の親友が行方不明なのにこんなとこ
ろで何もせず遊んでていいのかな?」
「・・・」
僕は何も考えてなかった、もちろん今までも空の事を考えなかった日は無い、だけど今日は、今日だけは海や皆が楽しめればいい、それだけを考えてた。
僕は親友の復讐をすると言って、親友の事をまともに考えれてなかった。
空の事を、勝手に自分の中で殺していた。
何故、海のように生きていると信じて、探そうとしなかったのか。
そんなのは簡単だ、自分のこの目で、空がさらわれたのを見たからだ。
ならば何故死んだと決め付けたのか。
それはダースが空を実験台にされると言ったからだ。
「(ならば何故、実験台にされて死んだ事になっているんだ?
実験台にされて生きてる可能性だってあるだろ!)」
「(本当の僕は・・・空に死んで欲しいと、願っているのか?)」
「(・・・そんなのが本当の自分だとしたら、僕はただのクズ野朗だ。)」
僕はこれが、今日一番の胸糞悪い出来事であって欲しかった。
「しみれた話してごめんね…陸、むこうに焼きそば屋があるよー!」
はしゃいで駆け出す海を追って僕も、後を付いて行った・・・
誰もが予測できなかった量を、クリスさんは取った。
ぬいぐるみが片っ端から取られたからか、出店の方から買出しに出た人が2人の横を通った。
「ダース、大量ね♪」
「そうだな…(やっぱり女の子らしく可愛いものが多いなぁ)」
「ん、何?一応言うけどあげないからね!」
クリスはむすっとしてそっぽを向いた。
「フフッ、安心しろ誰もお前のぬいぐるみは盗らないよ」
クリスは顔を赤らめて持っているぬいぐるみに顔をうずめた・・・
「…海、口元が汚れてるぞ。」
「あ、ほんとだ。教えてくれてありがと」
陸と海は学校内に設置されたベンチで焼きそばを食べていた。
「にしても海はよく食べるなーもう財布が空っぽだよ」
自分の財布の口をパクパクさせてお金が無いことをアピールした。
陸が食べている物が焼きそばだけに対し、
海が食べている物は焼きそば、たこ焼き、お好み焼きがあった。
どこからどう見ても大食いであるが、
それに反比例し、海はスレンダーで出るところは出ていた。
「ごめんごめん、後で奢って貰った分だけ私が奢るからさ」
「いや、別に奢らなくてもいいよ。僕が好きでやったことだから」
次の瞬間、耳を覆い塞ぎたくなるような「音楽」が始まった・・・
今回のラブコメパート(仮)どうでした?
悪く思われてないことだけを願ってます~(前半の蛇足から目を逸らしながら)
次回はやっとリーチャー達がまともに仕事(敵として)します!
ダース&クリス組と陸の2組の戦いで(できれば)5話は使うと思いますが
気に入った物が完成したら直ぐに投稿します!
次回からは不定期更新になりそうです~