No likeness and Sameness   作:細胞男

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随分と遅くなってしまって申し訳ないです。ペースはゆっくりですが、まだ失踪はしてない(はず)です。
それではVSリゼ後編、どうぞです。


5.銀海の主―マーメイドクィーン―

「それでは、わたくしのモンスターを見せて差し上げましょう。おいでなさい、【水精鱗(マーメイル)-アビスパイク】!」

 

 水飛沫と共に、リゼさんの足下からモンスターが飛び跳ねる。上半身は金髪の男性、下半身は魚。おとぎ話にはあまり出てこない、男性の人魚が現れた。

 

ATK1600 LV4

 

「人魚……それがリゼさんのモンスターなんだね。でも、私の【磁石の戦士α】の守備力は1700だよ!」

「当然、知っていますわ。【忘却の都 レミューリア】は水属性モンスターを強化するフィールド魔法。【アビスパイク】の攻撃力はその効果により、200ポイントアップしますわ!」

 

ATK1600→1800

 

 地の利……いや、水の利を得た人魚は輝く海を優雅に泳ぎ回る。

 

「【α】の守備力を越えた……!」

「それだけではありませんわ。【アビスパイク】の効果を発動。このカードの召喚に成功したとき、手札の水属性モンスターを墓地へ送ることで、デッキからレベル3以下の水属性モンスターを手札に加えることが出来ますわ。わたくしは【キラー・ラブカ】を捨て、【水精鱗-アビスグンデ】を手札に加えますわ」

 

 手札を入れ換えた……だけ?確かにサーチは戦術を確実にするために大切だけど……一体何を狙っているんだろう?

 

「行きますわ、【アビスパイク】で【磁石の戦士α】を攻撃!」

 

 アビスパイクの突進に対し、αは即座に防御姿勢をとる。しかし一向にアビスパイクからの攻撃が来ない。

 

「あれ、【アビスパイク】が……いない?」

 

 と、思ったのもつかの間。

 

「ダイビングスパイク!」

 

 αの背後の海から飛び出したアビスパイクが、その拳でαの無防備な背中を殴り付ける。

 

「【α】っ!」

 

 αが守備表示だったからダメージは無い。でもあの防御力が突破されるなんて。これがフィールド魔法の力……!

 

「どうかしら?わたくしのモンスター達は。サレンダーは何時でも受け付けますわ」

 

 銀髪のツインテールをかきあげ、得意気な笑みを浮かべるリゼさん。まさに余裕綽々と言った様子だ。

 

「まだまだ!倒されちゃった【α】の為にも、サレンダーなんてしないから!」

「そう。まぁ、足掻けるだけ足掻いてみれば良いですわ。わたくしはこれでターンエンド」

 

 

リゼ LP4000 手札4

モンスター:

水精鱗-アビスパイク

魔法・罠:

忘却の都レミューリア

 

 

「私のターン、ドロー!」

 

 良し!磁石の戦士γが来てくれた!それならマグネット・コンバージョンをセットすれば、次のターンにバルキリオンを召喚出来る。このターンにやるべき事は……。

 

「私は、【磁石の戦士β】を攻撃表示で召喚!」

 

 私の前に現れる2体目のマグネット・ウォリアー。そのステータスはαやγと違い、攻撃に重点をおいた分配だ。

 

ATK1700 LV4

 

「そっちがフィールド魔法で強化するなら、こっちは装備魔法で強化だよ!私は【団結の力】を【β】に装備!その攻撃力は私のモンスター1体につき、800ポイントアップする!」

 

ATK1700→2500

 

「これで【アビスパイク】の攻撃力を上回ったよ!バトル!【磁石の戦士β】で、【水精鱗-アビスパイク】を攻撃!」

 

 団結の力のオーラを纏った磁石の戦士βがアビスパイクに殴りかかる。その拳がアビスパイクに届く直前、水中から飛び出した何かが、その間に割って入る。

 

「え、な、何!?」

「墓地の【キラー・ラブカ】の効果ですわこのモンスターは自身を墓地から除外することで、魚・水・海竜族モンスターへの攻撃を無効にし、攻撃してきたモンスターの攻撃力を500ポイントダウンさせますわ!」

 

 ラブカの決死の体当たりによって弾き返された磁石の戦士βは海に落ち、溺れてしまいそうにジタバタしている。

 

ATK2500→2000

 

「ぐぬぬ……なかなかダメージを与えられないよ」

「そう簡単に与えられると思いまして?」

「ううん!強いんだね、リゼさん。私はカードを1枚セットして、ターンエンドだよ」

 

 

マキナ LP4000 手札2

モンスター:

磁石の戦士β

魔法・罠:

団結の力、セット2

 

 

「わたくしのターンですわ。ドロー!……ではそろそろ、本格的に攻めていきますわ。わたくしは魔法カード【アームズ・ホール】を発動!デッキの一番上のカードを墓地へ送り、デッキから装備魔法……【魔界の足枷】を手札に加えますわ」

「モンスターだけじゃなくて装備魔法までサーチしてくるなんて……」

「そしてわたくしは、手札の【水精鱗-ディニクアビス】の効果を発動。手札の水属性モンスター1体を墓地へ送り、手札から特殊召喚できますわ!」

 

 渦潮の中から現れたのは、巻き貝の槍を持つ亀の様なモンスター。

 

ATK1700→1900 LV7

 

「さらに、【ディニクアビス】召喚のために捨てられた【水精鱗-アビスグンデ】の効果を発動。このカードが墓地へ送られたとき、墓地の【水精鱗】と名の付くモンスターを特殊召喚できますわ!おいでなさい、【水精鱗-メガロアビス】!」

 

 再び渦潮が現れる。先程よりも大きく、強い渦の中から現れたのは、サメの頭を持つ半魚の巨人。

 

ATK2400→2600 LV7

 

「そ、そんなモンスター、いつの間に……」

「【アームズ・ホール】の効果で運よく墓地へ送られた様ですわね。ふふ、貴女は運にも見放されましてよ?」

「くっ……」

「そして、まだわたくしのメインフェイズは終了してませんわ!【ディニクアビス】の効果により、特殊召喚に成功したときデッキから【水精鱗】1体を手札に加える事が出来ますわ。私は【水精鱗-アビスディーネ】を手札に加えますわ」

「またサーチ効果……」

「わたくしのフィールドに【水精鱗】が存在する場合に効果によって手札に加わった【水精鱗-アビスディーネ】は、特殊召喚できますわ」

 

 今までとはうってかわって、可愛らしい小柄な人魚が飛び出す。人魚は私の顔を見ると、ビクリと跳び跳ね、メガロアビスの後ろに逃げ込んだ。

 

DEF200→400 LV3

 

「そして【アビスディーネ】が【水精鱗】の効果で特殊召喚されたとき、墓地から【水精鱗】を特殊召喚できますわ。来なさい、【水精鱗-アビスグンデ】」

 

 カクレクマノミの様な下半身の、快活そうな人魚が海から現れ、私に向けて手を振る。

 

DEF800→1000 LV3

 

「モンスターが一気に……5体も」

 

 サーチと特殊召喚を繰り返し、一気にデュエルが展開する。これがリゼさんの、先輩を倒すほどの戦略……!

 

「ふふ、さぁ、お待ちかねのバトルですわ!【水精鱗-メガロアビス】で、【磁石の戦士β】を攻撃!ディープシー・スラッシュ!」

 

 メガロアビスは巨大な剣を大上段の構えから振り下ろし、ジタバタと慌てている磁石の戦士βを真っ二つに切り裂く。

 

「きゃあっ!」

 

LP4000→3400

 

「続けて、【ディニクアビス】でダイレクトアタックですわ!」

「くっ……させないよっ!罠カード、【ピンポイント・ガード】を発動!相手モンスターの攻撃宣言時に墓地のレベル4以下のモンスターを特殊召喚して、破壊耐性を与える!来て、【磁石の戦士α】!」

 

DEF1700 LV4

 

 私の足下の地面が割れ、磁石の戦士αが這い出てくる。磁石の戦士αは私に向けて飛んでくる巻き貝の槍を受け止め、ディニクアビスへと投げ返した。

 

「……なるほど。特殊召喚されたモンスターはそのターン、戦闘で破壊されなくなるのですわね。これではいくら攻撃しても無駄ですわ。わたくしはカードを1枚セット。ターンエンドですわ」

 

 

リゼ LP4000 手札2

モンスター:

アビスパイク、メガロアビス、ディニクアビス、アビスディーネ、アビスグンデ

魔法・罠:

忘却の都レミューリア、セット1

 

 

「私のターン、ドロー!」

 

 ……来た!リゼさんの罠カードへの対策カード。元からデッキに入っていたけど、このカードなら行けるはず!

 

「ここから逆転だよ、リゼさん!私は手札の【磁石の戦士γ】を捨て、このカードを特殊召喚!」

 

 手札が1枚、光の玉へと変わっていく。泡のようないくつもの光が集まり、形を変え、宝石で造られた巨人が現れる。

 

「おいで、【パワー・ジャイアント】!」

 

ATK2200 LV6

 

「【パワー・ジャイアント】……?」

「このカードは手札のレベル4以下のモンスターを墓地へ送ることで特殊召喚できるモンスター。そして特殊召喚された場合、コストとなったモンスターのレベル分自身のレベルが下がるよ」

 

LV6→2

 

「簡単な条件で特殊召喚できる上級モンスター。いいカードですわね」

「ふっふっふ!まだまだ!私のメインフェイズは、終了してないよ!」

 

 私のそんな意趣返しに、リゼさんはクスリと笑って見せる。

 

「私はリバースカード、【マグネット・コンバージョン】を発動!墓地の【磁石の戦士β】と【磁石の戦士γ】を手札に戻すよ。そしてフィールドの【α】と、手札の【β】【γ】を墓地へ送り、変形合体!」

 

 私の前に現れた3体の磁石の戦士が、その体を分離、変形、合体させ、1つの巨大な戦士になる。

 

「これが私の切り札だっ!【磁石の戦士マグネット・バルキリオン】!」

 

ATK3500 LV8

 

「攻撃力、3500……」

「えっへへー。すごいでしょ、リゼさん!」

「ええ。まさか貴女がここまでやるとは思っても見ませんでしたわ」

 

 攻撃力を3500。それは当然低い値じゃない。だけどリゼさんはバルキリオンを前にして、余裕の笑みを崩さない。

 ……リゼさんのフィールドには、モンスターが5体……まさか。

 

「あら、随分と白熱してるようね」

「遊里ちゃん!デュエルは終わったの?」

「ええ。中等部の人よりも全然強かったわ。今年の編入組は優秀みたいね」

 

 遊里ちゃんはそういうと、デュエルフィールドの近くにあるベンチに腰掛け、私たちのデュエルを見始めた。

 

「中断させてしまってごめんなさい。続きをどうぞ」

「それじゃ遠慮なく!バトルだよ!【パワー・ジャイアント】で、【水精鱗-ディニクアビス】を攻撃!パワフルパンチ!」

 

 パワー・ジャイアントは高く飛び上がると、槍を持つ亀に向けて拳を突き出し流星のように落下する。

 そしてリゼさんは、その宣言を待っていたように笑った。

 

「あははっ!これで終わりですわ!リバースカード、【ポセイドン・ウェーブ】を発動!」

 

 巨大な渦潮が巻き起こり、それが三叉の槍を持つ海神へと姿を変える。

 

「【ポセイドン・ウェーブ】は相手モンスターの攻撃を無効にし、さらにわたくしのフィールドの魚・水・海竜族モンスター1体につき800ポイントのダメージを相手に与えますわ!」

「1体につき、800!?」

 

 えっと、いまリゼさんのフィールドには5体のモンスター……つまり。

 

「4000ポイントのダメージ……なるほど。これがあの先輩を一撃で倒したカードなのね。さて、どうするのかしら?」

 

 海神は人魚たちから力を集め、巨大な水球を作り出す。水球は際限なく脹らみ、私達を飲み込んでいく。

 

LP3400→3400

 

「……!」

「ふ、ふっふっふ!計画どーり!」

「一体、何が起きて……!」

 

 私は水球に飲み込まれた。けどその直前、パワー・ジャイアントが私を抱きかかえ、その膨大な質量から庇ってくれた。

 

「【パワー・ジャイアント】が戦闘を行うとき、私はカードの効果によるダメージは受けないよ。だから私に4000ダメージは通らない!」

「これは……してやられましたわね」

「攻撃は無効になるけどね。でも、【磁石の戦士マグネット・バルキリオン】で、【水精鱗-メガロアビス】を攻撃!マグネット・ソード!」

 

 電磁力を纏った剣が、一瞬にしてサメ巨人を断ち切る。

 

「くっ……!」

 

LP4000→3100

 

「……どうして、【バルキリオン】で先に攻撃しなかったのかしら?」

「リゼさんは、ダメージを受けたくなさそうだったから。それなら一番最初の攻撃で使ってくる。そう思ったんだよ」

「……まぁ、当然ですわね」

 

 リゼさんは深くため息をつくと、嫌そうな顔で話し始める。

 

「仕方ありませんわね、約束ですわ。……わたくしの名前、一度しか言いませんわよ?」

「……うん」

 

 リゼさんは恥ずかしそうに、私から目線をはずし呟くように言った。

 

「……キャンデロロ・キャロル・キャラメリゼ。それがわたくしの名前ですわ」

「……?その名前のどこが嫌なの?可愛いよ?」

 

 リゼさんはあきれたような顔で再びため息をつく。

 

「キャンデロロ……それで名前を気に入っていないのね」

「あら、貴女は分かりますのね」

「……?2人共何言ってるの?」

 

 キャンディみたいでかわいい名前だと思うんだけど……もしかして、可愛いのが気に入らないのかな?

 

「はぁ……このカードが決まっていればデュエルは終わっていましたのに。ダメージを受けないことに固執しすぎましたわね。反省ですわ……さぁ、まだ貴女のターンですわよ」

「うん。といってももう手札は0枚だし、なにもできないけどね。ターンエンドだよ」

 

 

マキナ LP3400 手札0

モンスター:

パワー・ジャイアント 磁石の戦士マグネット・バルキリオン

魔法・罠:

なし

 

 

「わたくしのターンですわ」

 

 リゼさんは手札を見て頷く。

 

「ダメージを受けたとはいえ、わたくしの勝ちは揺るぎませんわ。わたくしは【水精鱗-アビスラング】を召喚しますわ」

 

 水しぶきと共に現れる、2枚の盾を持つガタイのいい男性の人魚。彼は自分よりも大きなモンスターすらも守るように、バルキリオンの前に立ちはだかる。

 

DEF1800 LV4

 

「【アビスラング】の効果によって、わたくしの水属性モンスターの攻撃力は300ポイントアップしますわ」

 

ATK1900→2200

ATK1800→2100

 

「そして装備魔法、【魔界の足枷】を【マグネット・バルキリオン】に装備しますわ!」

「えっ、装備魔法を、私のモンスターに!?」

 

 私のマグネット・バルキリオンを強化してどうするつもりなんだろう。プレイングミス……では無さそうだし……。

 

「なにもモンスターを強化するだけが装備魔法ではありませんわ。このカードのように敵に装備させることによって効果を発揮するものもありますの。【魔界の足枷】は装備モンスターの攻撃を封じ、攻撃力・守備力を100にし、さらにわたくしのスタンバイフェイズに装備モンスターのコントローラーに500ポイントのダメージを与える装備魔法なのですわ」

「で、デメリットだらけだ……」

「だから貴女のモンスターに装備させるのですわ」

 

ATK3500→100

 

 バルキリオンよりも巨大な足枷が現れ、バルキリオンを海の底へと引きずり込んでいく。

 

「バトル!【水精鱗-ディニクアビス】で【磁石の戦士マグネット・バルキリオン】に攻撃ですわ!」

 

 元々の攻撃力で勝っていても、絶大な有利を得たディニクアビスが負けるはずはない。ディニクアビスは深く深く潜っていき、巻き貝の槍でバルキリオンを突き上げる。

 

「きゃぁっ!?」

 

LP3900→1300

 

「そしてカードを1枚セット。ターンエンドですわ」

 

 

リゼ LP3100 手札0

モンスター:

アビスパイク、メガロアビス、ディニクアビス、アビスディーネ、アビスグンデ

魔法・罠:

忘却の都レミューリア、セット1

 

 

「私のターン、ドロー!」

 

 ……来た!マグネット・リバース!このカードでバルキリオンを蘇生すれば!

 

「私は速攻魔法、【マグネット・リバース】を発動!墓地から通常召喚できない岩石族モンスター……【マグネット・バルキリオン】を――」

「いいえ。貴女の負けですわ」

 

 直前のターンにセットされたカードが発動する。快晴の空には暗く厚い雲が広がり、気温はぐんぐんと下がっていく。

 海は凍りつき、風は強くなり、飛ばされる氷の刃がフィールドのすべてを傷付ける。

 巻き上げられた氷の欠片が僅かな光を反射する。それはまるで、

 

「銀色の、海……!」

「罠カード、【ダイヤモンド・ダスト】を発動しましたわ。その効果によりフィールド上の水属性モンスターは全て破壊され、その数1体につき500のダメージが貴女に降りかかりますわ!」

「そんなっ!?」

 

 5体の人魚達が凍り、砕け、刃となって私に突き刺さる。

 

「破壊されたモンスターは5体。さぁ、2500のダメージをお受けなさい!」

「っ……きゃぁぁっ!!」

 

LP1300→0

 

 モーターが減速するような音と共に、凍りついた海が消えていく。

 リゼさんはへたりこんだ私に近づき、手をさしのべた。

 

「……謝罪いたしますわ。確かに貴女は、ドロップアウトでは無かったですわね」

「……ありがとう、リゼさん。凄い綺麗なデュエルだったね。私、感動しちゃったよ!」

 

 私はその手を借りて立ち上がる。リゼさんは私に背を向け、少し照れ臭そうにツインテールをいじりながら言う。

 

「まぁ、その……同じアカデミアの生徒として、分からないところは教えてあげても良いですわよ。……ルーキー(・・・・)

「あら、随分と丸い言動ねキャンデロロさん?」

 

 観客席から降りてきた遊里ちゃんがリゼさんを挑発するような口調で言う。

 

「わたくしをその名前で呼ばないでくださる?」

「私は親しみを込めて、ファーストネームで呼んでいるだけよ?キャンデロロさん?」

「いい度胸ですわねこの化け物。ひょっとして嫉妬しておりますの?あらあら、これだから友達のいない人間は」

「あなただって居ないでしょう!」

「わたくし、今日親友が出来ましたの」

 

 リゼさんはニンマリと笑って私の手をつかみ、腕を組む。

 

「今日からよろしくお願いしますわね?ルーキー」




修羅場。

カタツムリはおろかナガツエエソレベルの更新速度で申し訳ないです。
お久しぶりですみなさま。今回でリゼ戦は決着となりました。以下はキャラの設定とかになります。

キャンデロロ・キャロル・キャラメリゼ
常に尊大な態度を見せる少女。その態度が反感を呼ぶことは多い。順位や点数など、目に見える形での評価を好んでいる。「キャデロロ」は男性の名前であるため自分の名前が気に入っていないようで、相手からは「リゼ」の名で呼ばれようとする。
トップクラスよりは少し下あたりの実力を持つが、それでも並みのデュエリストと比較すれば圧倒的な実力を持っている。また負けず嫌いで努力は怠らない。
明るい銀髪のツインテール。瞳の色は水色。
使用デッキは『水精鱗』。人魚姫というおとぎ話が大好きな彼女が努力の果てに構築したデッキ。

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