...非常に不味い...。
奴がいる。
そこに居たのはイビルジョー。
最凶最悪の俺の母を食ったクソ野郎...
今の俺なら勝てる...いや勝つ。
ここで仇を取るんだ。
「...おいクソ野郎。久しぶりだなァ!?」
イ「グギヤァァァア!!!!!!!!」
「...話は通じねぇかっと...」
実のところ恐怖しかない。
こいつに勝てるのか。
不安もこみ上げてくる。
...いやそんなの吹き飛ばせ、俺。
今やらなきゃ殺られるだけだ。
「行くぞクソ野郎ォオオ!!!!」
ドンッ!
ぶつかり合った2頭のモンスター。
音は鈍く低くも島全体に響き渡る。
不協和音とはこのことだろう。
小鳥は逃げあたりには2頭のモンスターしか居なくなる。
復讐に飢えるラギアクルス
復讐の怒りは僅かにイビルジョーの暴力に打ち勝つ
イ「グォオオオオオウ」
「まだまだァ!お前の弱点は雷だろ!?食らわせてやるよ俺の全身全霊をなあ!」
口から放たれる雷は一直線にイビルジョーの腹を狙う。
「...ハァ...ハァ...だいぶ効いたろ...?」
イ「...」
「ハッ...効いてねぇはずはねぇだろ...なぁ!?」
イビルジョーには効いていないように見えたが古傷を狙い傷を広げた。
「グォオオオオオウ!!!」
「ぐっ...はっ...」
イビルジョーの一撃は重かった。地面が揺れ地震が起きたかのように揺れる。
「てめぇには負けねぇ!!!!」
粘液を吐き出す。
イビルジョーの全身に粘液はかかりそれは爆発する
「グギャアアアウ!!!!」
「こいつは効くだろ...ッら!」
さらに追撃。
鉄で固めた尻尾を剣のように使い背中の肉を削ぎ落とす。
だがひるまない。
「へっ...生きるためには痛覚も必要じゃねぇってか?絶対的強者ってのはすげぇな...感心してやるよ」
確かにダメージは与えている。
イ「ギャァァアアウウア!!!!」
「ッ!?速ッ...クソ!逃げられない!」
イビルジョー攻撃は確実にラギアクルスを陥れる。
体を一気に破壊され普通なら動かないぐらい攻撃しても
やつは微動だにせず無慈悲に攻撃を続ける。
「ならッ...!頭ぶった切ってやる!」
尻尾を振り落とす。
イビルジョーも危険を感じたのか尻尾で弾き返そうとするがラギアクルスの尻尾は鉄のように固く、剣のように鋭い。
イビルジョーの尻尾は切断され瀕死状態のはずだか弱っている感覚すら見せない。
「強者の維持ってやつか...」
イ「ギャァァアアウウア!!!!グォオオオオオウ!!!!」
「しまっ!ぐぁああっ...ぐう...!!!!」
イビルジョーは恐ろしいスピードで首を噛んだ。
「くそっ!このままじゃ死ぬ...ッ!死ぬわけ...にはッ...行かねぇ!」
電撃を放出する。
イ「ギャァァアアウウア!!!!」
背中の削ぎ落とした部分に雷が命中し怯む。
「...そろそろ限界だ...もう決めないと負ける...」
イビルジョーは死ぬまで生きる。
足が無くなろうと死ななければ生きて生にすがり付く。
最凶最悪のモンスターの名に相応しい。
「...電力限界突破。爆破粘菌補充完了。鉄球準備完了。...いくぜ、氷の鎖!」
氷の棘はイビルジョーを貫通し動きを封じる。
「電力最大...超電磁砲...準備完了まで70%...」
イビルジョーはもがき氷を粉砕する
「威力は低いがお前はもうしぬ寸前だ。アイスランスレイン!」
イ「ギャァァアアグゥウウウアア!!!!」
両者次が最後の一撃。
「爆破鉄球膨張...!電撃圧縮...!超電磁砲準備完了...ッ!」
イビルジョーは口に龍ブレスの準備をする。
「超電磁砲...ッッうううう発射ァァァアアアアアア!!!!」
口から放たれた超電磁砲は鉄を溶かし爆発する鉄の液体になる。
それと共にイビルジョーを目掛け発射される。
「まだだッ!氷結!」
鉄は瞬時に固まり1本の長い鉄の槍のようになる。
それは雷を纏い奴を狙う。
イ「グォオオオオオ!!!!」
イビルジョーも龍ブレスを吐き出す。
辺りの地面はクレーターになる程の振動。
「喰らえェエエエエエエ!!!!ゲイ・ボルグ!!!!」
鉄はイビルジョーの龍ブレスを払い除け体を貫通する。
「それで終わりじゃねぇ!ゲイ・ボルグは体を破壊するッ!粘膜爆破ッ!!」
ーーーーーードォオオオオオオンーーーーーー
「...やった...ッか...?」
そこにあったのは一頭のモンスターとモンスターの死骸。
「...はは...やったの...か...母さん...仇は取った...ぜ...ッ...」