あーレアがいるのに騒ぎたくても騒げないラギアだ。
ケガはいくらかは良くなったが動くにはまだ安静にしてる必要がある。
ネルギガンテの敵襲もあったためこの前の会議のときの塔で休ませてもらっている
付き添いにレアとルロスがいる。
レア「...調子はどう...?」
「いくらかは楽に」
レア「...よかった。」
ルロス「本当にあのイビルジョーを倒しちゃったんですよね?流石です。」
「まあこの前も言ったが助けがなかったら死んでた。命懸けの一手だった。」
ミラ「...まだまだね。...私ならすぐに消し炭にできる。」
「流石に古龍は相手にしたくねぇぜ...」
ドシン...ドシン...ドシン!
「この地鳴り...この気配...兄貴か!?」
ラオ「ハッハッハ!よく分かったな。お前がケガをしてると聞いてな。あの時のメンツには多分全員知られているぞ。イビルジョーとの健闘もな。」
「わざわざお見舞いありがとうございます。」
ラオ「何、いいってことよ!」
レア「...」
ラオ「な、なんだ。和解したじゃないか。あの件は。」
レア「...」
ラオ「ぬう。調子が狂う。ドンドルマに喧嘩売りにでもいくか。」
ドシン!...ドシン.....ドシン...
レア「...あの人私が襲って食べようとしたの。たぶんそれで怖がってる。」
「まあ...うん。誰もレアちゃんの兄姉妹に喧嘩売るやつはいないと思うけどな。」
うん?今度は空中に何かが浮いている...?緑っぽい...ん?
空中...浮遊...緑...触手...
ツミ「お久しぶりね。」
「ゲッ...」
ツミ「そんな状況で襲ったりしないわよ。私もそれほど鬼畜じゃないわ。」
「なんか落ち着いてるな。」
ツミ「どっちかと言うとこっちが普通よ。あの時は薬の副作用よ。」
「そうなると新人が来ると毎回何らかの薬を使用して副作用で襲ってるということになるが...?」
ツミ「リレアちゃんの話も聞いてたのね。薬って言っても栄養ドリンクとかよ。それで開発をすすめて自分で試しては副作用の繰り返しであんな感じよ。」
「...あー。その栄養ドリンクの名前モンスターエナジーなんてどうだ?」
ツミ「...痛み止め、持ってきたわよ。別に何も入ってないから飲みな。早く治しなよ。」
「サラッとスルーかよ。また刺すぞ?」
ツミ「...私だって死にかけたんだからね?...氷の冷たさで意識が正常になったとはいえあんなの人間状態で受けちゃ致命傷よ?」
「あのあと治ってたんだな」
ツミ「では私はこれで。」
レア「...人気者ね。」
「あぁ。静かに寝たいんだがな。」
〜次の日〜
一応動けるようになったが無理に動くと傷口が広がりそうだ。
さて、今日も誰か来そうだなっと。
...?
やけに静かだな。
いや、これは本当の嵐の前の静けさってやつか。
遠くにアマツさんが見える。
アマツ「あら、いけない。風圧もっと抑えなきゃ。」
「どうもアマツさん。」
アマツ「こんにちはラキちゃん。レアちゃん。具合はどう?」
「一応動けるには動けます。」
アマツ「その包帯の量。かなりの傷を負ったみたいね。」
今の姿言ってしまえば包帯で胸元を巻いてサラシのようになっている。
服はボロボロになっていたのでレアちゃんが繕ってくれた。
「流石にもうあんなのとは戦いたくないっすね。」
アマツ「...あなたのお母さんの話をしようかしら?」
「...是非。」
アマツ「そうね。あなたの母親のラギアクルス。古龍と同じ強さだったわ。私でもギリギリってくらい強かったわ。」
「...。」
アマツ「なのにあなたの母親はその力を見せずに、あなたの前でイビルジョーに喰われてしまった。私はもちろん抵抗できたと思ったわ。でもあえてしなかったと思うの。すくない母親との時間、なにか言われたことはなかった?」
「...強く...強く育てと。」
アマツ「あの人が何を考えていたのかは分からないわ。でもあなたの母親はしっかりと見守っているはずよ。だから、強くなってね?」
「いずれはやってやりますよ。あのレアちゃんを襲ったクソ野郎を。そしてあのハンターを。」
アマツ「その意気よ。ふふっ。頑張ってね!これ、お土産。気が向いたら食べてね。」
そこにはこんがり肉があった。
レア「...食べる?」
「あぁ。いつもいつも何かやらせてごめんな。」
レア「...いいの。こういうの嫌いじゃない」
肉を何本か食っているとビリビリした気配を感じた。
「...そんなにビリビリさせても今の俺はそこらのジャギィと同じだぜ?」
オウガ「しかたねぇだろ雷光虫が勝手に寄ってきて勝手に放電するんだ。」
イゼ「コントロールというものを覚えろ。」
「なんか...なんだろう...二人ともさ...付き合った?」
イゼ&オウガ「「ちがう!!」」
「ほらやっぱり」
イゼ「...」
オウガ「お、おいなんか言い返せよ!ほんとうにそうみたいに見えんだろ!?」
イゼ「...うるさい!」ドンッ
オウガ「うおっはぁ〜!」
オウガはどこかへ消えていった。
「...なるほど?オウガの近くにいると気が気でならないと?」
イゼ「あぁ。今のお前に言うべきことではないかもしれんが。」
「なーに簡単さ。恋だよ恋。」
イゼ「...うぅ...あんなのに...」
「別に付き合え〜とは言わないが付き合ってみれば案外魅力的に見えてくるかもな。」
イゼ「絶対に嫌だ!」
「そう...残念...」
イゼ「なんでお前が残念そうにするんだ!」
オウガ「いっててて...なにもぶっ飛ばすことはねぇだろ!?」
イゼ「私は帰る。話したいことがあるなら残ってすればいい。」
オウガ「おいまてって...いっちまった。」
「いいもん見せてもらった。ありがとう元気出たぜ」
オウガ「?お、おう。そうだ。雷光虫やるよ。雷の威力アップを測れるかもな。まあ怪我してんならまだやらねー方がいいと思うがな。」
「そっちからプレゼントなんて珍しいな」
オウガ「お前の傷が治ったらまた勝負しろよ?じゃあな。」
レア「...カップル多いね。」
「羨ましい限りだぜ。」
レア「...私達もなる...?」
「いつもの俺ならすぐにレアちゃんに飛びかかっていた。」
レア「...私はいつでもいいよ」
んんんんんんん傷が早く直ればなあああああああああああああ
~またまた2日後〜
「おはよう。...ん?...治ったかな?」
レア「...みたいだね。」
ルロス「ラギアさーん!リレアさんからご飯頂きましたよー!」
「ルロスか。いつもありがとな。」
ルロス「気にしないでください!」
傷は完全に塞がり後遺症もなく完全完治した。
まだ痛みはあるものの充分動ける。
ミラ「ほっほっほ。治ったみたいじゃの。」
「うおっ!?また変なとこから出てきた!?」
ミラ「いい加減慣れたらどうじゃ?」
「慣れようにも何も無いところからいきなり出てくるんだからびっくりするんだよ...」
ミラ「それよりまた会議をする。妾は伝えに行くからここでまっとれ。」
「時空歪めてんのかあれ...」
レア「...あれはミラお姉ちゃんしかできない。」
「そりゃそうだろう。」
まあ祖龍だから外の世界に行ってみたりそこからモノを持ってきたりとか出来るんだろうなぁ。
ルロス「あの...今回の会議って何をするんでしょうか?」
レア「...多分...あの古龍について。」
「ネルギガンテ...か。」
レア「...あいつの言っていた新大陸っていうのも。」
「新大陸...」
あんなのがわんさかいるんだろうか。
考えるだけでゾッとする。
レア「ラキちゃん。」
「なんだ?」
バサッ
「うおっ積極的ィ!」
レア「...傷が治ったから」
「あ、まって。レアちゃんに抱かれたまま眠りたい。」
レア「...いいよ。おやすみ」ナデナデ
ルロス(...なんだか複雑な気分...。)
イビル「なんか新大陸に俺を気取ってるやつがいるって聞いたんだが?」
ラージャン「あーなんか爆発するやつか?」
イビル「ちょっと喝いれにいくか。」
ラージャン「まてまてお前が行ったら生態系が崩れるだろ。」
イビル「極力喰わないようにする」
ラージャン「お前の極力はぜんぜん少なくないんだよ!」
イビル「あいつがこっちに来てくれりゃいいんだがな。」
ラージャン「それはそれで困るわ。馬鹿強かったらどうすんねん。」
イビル「俺らのコンビの2つ名忘れたか?生態系クラッシャーだぜ?行けるだろ。」
ラージャン「それはお前だけだ。俺は別にキリンの角しか食ってねぇよ。」
イビル「いやそれも問題あるわ。キリンキラーかよ。」