ISと無気力な救世主   作:憲彦

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前回は最後で本音の出産を数年後と間違えて入力してしまい、申し訳ありませんでした。間違いに気付いてすぐに直そうとしたんですが、既に何名か見ていたので、疑問に思った方が居ましたら、すみません。

そして今回も疑問に思うことがあるかも知れませんが、大きすぎる疑問で無い限り流して貰えるとありがたいです。

後、一夏死んでませんから。ガッツリ生きてますから。


あれから16年

ファイズ、織斑一夏。彼が居なくなってから約16年。まだ国の中に女尊男卑の色が濃く残っていたので、一夏の捜索をたったの数年で終了。証拠が無いまま正式に死亡を発表した。

 

この事に、スマートブレインが珍しく強気に反発し、事の全てを公表した。だが、スマートブレインの行動でも、一夏の捜査を再開させることは出来なかったが、全てを知った者は一夏の事をこう呼ぶ様になった。

 

世界を救った救世主『仮面ライダー』と。

 

そして時が流れて16年。この時間で、スマートブレインの製作したライダーズギアは世間に浸透し、女尊男卑も緩くではあるが消え去っていた。

 

IS学園もほぼ女子校から共学の学校に姿を変え、ISの操縦だけではなく、製作・整備に関わる専門知識や量産型ライダーズギアの使い方等を含める専門学校となった。

 

そして入学式の今日、見覚えのある無気力な目をした男子生徒が1人、名を織斑一音。織斑一夏、本音の息子だ。因みに、目の無気力加減と口の悪さは一夏譲り、背の小ささは本音譲りだ。(気にしてるので言わないであげてね。)

 

「織斑一音だ。嫌いな物は面倒な物に退屈な物。後、熱い物だ。」

 

「え、えーと……。他には?」

 

「自分の事を詳しく言うわけが無いだろ。」

 

十数年前に見たことがある光景だ。まぁ、今回の話はここではないので、時間を何ヵ月か早送りしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3ヶ月程進んだ夏休み直前の授業参観日。高校の授業参観日と言うのは、生徒にとっては悲鳴を上げたくなる程に嫌な物だ。まぁ、見られるのが座学ではなく、ISやライオトルーパーの操作の実技等であることが唯一の救いだろうか。

 

女尊男卑が殆ど無くなり、平和な時代。だが全てが無くなった訳ではない。人間の深いところまで女尊男卑に染まってしまった人間は、変わることが無い。昔よりも質が悪く、凶悪になる女尊男卑者が増えたのだ。なので、

 

「我らの理想とする世界のため!神聖なISを汚し、無能な男共と手を結ぶ貴様らを断罪する!!行け!!!」

 

↑の様なバカがかなり増えて、色々な場所を襲撃するようになったのだ。まいど何処からISを出してきてるのかが不思議なくらいだ。しかも、女尊男卑に熱心なヤツがデータの破棄をされていない束の研究所を見つけ出し、そこにある無人機を大量に持ち出したのだ。

 

「ッ!?皆さん!早くシェルターへ!急いで下さい!!」

 

逃げろと言っても、雨の様に降ってくるレーザーの中、下手に動く方が危険に思えるのだが。

 

「たく!何でこんなことに!」

 

『913』

 

『ENTER』

 

「変身!」

 

『Complete』

 

本音の付き添いで来ていたのだろうか、千冬と草加が居た。

 

「千冬!皆を!」

 

「はい!」

 

草加はカイザで襲撃者の足止めを、千冬は全員の避難を誘導するようだが、無人機40体位いるけど大丈夫なのか?

 

カイザを確認すると、全て地上に降りて攻撃を始めた。生徒やその他参観に来ている人に攻撃が行かないようにしているが、1人であの数を相手にするには無理がある。必然的に防御中心の戦い方を強いられる。

 

『Ready』

 

「デリャア!!」

 

カイザブレイガンにミッションメモリーをさし込み、ブレードモードで斬っているが、減ってる感じがしない。

 

「ヤバイ!?」

 

防ぎきれず、何体か抜けていってしまった。そして、それは一音の元へと、

 

「ッ!?ウワァ!!」

 

『Exceed Charge』

 

「……ファイズ……!」

 

「いっちー……」

 

カイザギアとは違う電子音がし、恐る恐る目を開けると、ファイズが立っていた。

 

「ほれ。」

 

特に何も言わず、小さめのアタッシュケースを投げ渡した。

 

「これは……?」

 

「使いたきゃ使え。草加!伏せろ!!」

 

「は?ウワァ!?一夏?」

 

突然飛んできた斬撃をかわし、懐かしい声と姿に驚いた。

 

「一夏!お前今までどこに!」

 

「んな事言ってる尺はねーんだ。さっさと片付けるぞ。お前も戦うんなら早くしろよ。」

 

「あぁ。変身!」

 

『Standingby』

 

『Complete』

 

過去のログ等を見ていたので、一通りの操作方法は頭の中に入っているようだ。

 

「1つ教えろ。あんたは俺の父親なのか?Check」

 

『Exceed Check』

 

「今は目の前の事に集中したらどうだ?」

 

『ENTER』

 

『Exceed Charge』

 

「俺の質問の方が重要だ。」

 

「父親だったらなんだ?」

 

「1発ぶん殴る。そして蹴り飛ばす。」

 

「面白い!やれるもんならやってみろ!」

 

親子揃ったと思ったら戦闘中に親子喧嘩が起こってしまった。敵は巻き込まれてるから問題は無いが。

 

「お前ら何でこんなところで親子喧嘩やってんだよ!?」

 

「「喧嘩を売られたからだ!」」

 

「目の前の鉄屑片付けてからにしろ!」

 

『ENTER』

 

『Exceed Charge』

 

「「「ハァァ!!!」」」

 

一夏が登場してから僅か数分。襲撃者の連れてきた無人機は全て機能を停止した。そして襲撃を仕掛けた女も、

 

「サンキューバジン。縛ってその辺に転がして置いてくれ。」

 

バジンが始末をしてくれていた。そして、一夏の指示通りにヒモで縛り、適当にその辺に転がした。

 

「一夏、お前……」

 

『Vehice Mode』

 

「じゃーな」

 

「あっ!おい!クソ親父待ちやがれ!!」

 

戦いが終わると、バジンに乗って何処かへと行ってしまい、再び姿を消してしまった。

 

「次見付けたらぜってー捕まえてやる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁ……危なかった。」

 

あの後一夏が向かったのは森の中である。変身が解除されると、かなりボロボロな状態だった。そして、一夏に近付いてくる足音が1つ。

 

「ようやく見付けましたよ。織斑君。」

 

「……村上か?」

 

「えぇ。その様子だと、そろそろ限界の様ですね。」

 

「目も耳もまともに動かないからな。触覚も味覚も嗅覚ももう残ってねーよ。」

 

「そうですか。バジン、起きてください。彼をスマートブレインまで運びますよ。」

 

「おいおい。今更治療しても治らねーだろ。」

 

「ジェットスライガー、その他ベルトの修理代。払って貰わなくては困ります。」

 

「ジェットスライガーはベルトでって言ったろ。」

 

「ベルトの修理代は含まれてませんよ。代金はキッチリ頂きます。そうですね……家族と残りの人生を過ごす。これで今回は勘弁しましょう。」

 

「性格が更に悪くなったんじゃないか?」

 

「今までの貴方へのお礼と思ってください。」

 

その後、一夏はバジンに運ばれスマートブレインへ。そして後のストーリーは、皆さんのご想像にお任せします。まぁ、本音に泣き付かれるのは回避出来ませんけどね。




後味悪くてごめんなさい。

『教えて!憲八先生!!』

ペンネーム「鉄血のブリュンヒルデ」さんからの質問です。「作者が転生するなら何の世界が良いですか?」はい。ズバリお答えしましょう。暗殺教室か銀魂ですかね。主人公達と過ごしたら楽しそうな毎日を遅れそうなので。少なくともクソゲー同様の現実よりかはマシでしょう。

この物語はこれが最終回!感想、評価をよろしくお願いします!

次回作もよろしくお願いします!
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