「よく生きてたわね」
「穴掘って道作ったからな態々」
「何日掛かった?」
「一年ぐらい」
「それやるより他の事した方がよかったんじゃないの?」
「言っとくが此処3年間でほとんど開通したからな」
「へぇ何処まで開通したの」
酒を器に注ぎ、酒を煽る。魔法の森と竹林は先言ったから確か、霧の湖、無縁墓地、太陽の畑とかその辺か後は香霖堂だな。妖怪に襲われない様に自分で色々工作を練ってした結果が結構行ける場所が増えた。
「あれ、私の神社」
「安心しろ、神社行ってた頃から穴掘ってて行けるから」
「あんたの気力は何処から湧いてくるのよ、穴ずっと掘り続けてて頭可笑しくならないのかしら」
「積極的に楽な道を作って後は頑張らないが俺のスタンス」
「最後の一言で台無しね」
「俺にそんな期待されても困るな」
「それもそうね。このお酒結構美味しい結構値段貼ったんじゃないの」
「買ってねぇよ自分で作ったわ」
お酒と俺を交互に見つめお酒に指を指す霊夢。
「考えてみろ収入が少ない、なら作った方がよくね?という発想から作った」
「なるほど」
「半分やるよ久しぶりの再会の記念に」
「本当にいいのね?」
「ああ」
「ありがたく貰うわ」
「そうしてくれ」
何だろうな。度数が高くて飲めない酒が有りすぎて霊夢にあげて飲めるかは分らんが次来た時にあげよう、試しに喉痛くするか吹き出すのどっちかだと思うがでも飲ませたい。まぁ、次回になるがな!
「そうそう、最近神社に人来たか?」
「そうねぇ魔理沙なら来たわよ」
「魔理沙....霧雨店の娘さんか」
「さっきの話と変わるけど、私が作った決闘ルールで魔理沙とたま―にやったりとかその辺かな」
「その決闘ルールは?」
「ざっくり言うと美しさを競うルールね」
「ホントにざっくりだなもうちょっと何かないのか」
「注文が多いわねぇ」
スペルカードルール、幻想郷内での揉め事や紛争を解決する為に人間と妖怪が対等に戦う場合や、強い妖怪同士が戦う場合に必要以上に力を出さないようにするための決闘ルールらしい、本人がそう呼んでるのだからそうなんだろう。
基本的に、あらかじめ技の名前と命名しておいた名前の意味を体現した技をいくつか考えておき、それぞれの技名を契約書形式で記した契約書を任意の枚数所持しておいて、先程の契約書は「スペルカード」と呼び、名前の通りカードが使われることがあるらしい、実際に見てみないと分からないから俺は何とも言えん。
対決の際には、決闘開始前に決闘内での使用回数を提示して、技を使う際には「カード宣言」をして体力が尽きるかすべての技が相手に攻略された場合は負けとなる。たとえ余力が残っていても提示した全枚数を攻略されたら、負けを認めなくてはならない。俺には無理だな美しさなんて。
このルールを使って異変解決するのか。理性がない妖怪の場合は退治か、殺し。
「感想としては良くも悪くもって感じだな」
「それはそうよ考えたのなんて最近なんだから」
「それもそうか」
霊夢から説明を受けて、なんとなく分かったが妖怪達はこのルールを飲むのか少し不安だ、正直な話。だが俺には関係ないけどな、自分で掘った穴作って移動するからな!土の中で生活する妖怪居ないだろうし居てたまるか、居たらこえーよ。
「もう夕方だけどどうする?帰るかもう少し居るか?」
「泊まるという選択はないのね」
「俺の飯が消えるからな」
「なら帰るわ」
立ち上がって玄関に向かって草履を履き、それじゃあねっと言い帰って行った。扉が閉まるまで見届け、居間にほったらかした布団を敷いて寝る。
夢の中でご飯食べたので幸せでした、起きるまでは。丸