IS 異世界から来た彼が望むものとは   作:ホーランド

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プロローグ
一話 悲しみの先にあるものとは?


ここは宇宙の卵....シェーシャが多くの人間の魂を喰らい其を媒介として生まれた場所、その最深部の一歩手前で激しい戦いが繰り広げられていた、一人は緑の服、背中には刀、腰には銃、つり目でソフトなモヒカン、もう一人は片手に刀、腰には銃、黒色の半袖のYシャツにジーンズと言ったラフな格好だった、しかし彼らの回りには男女の死体が転がっていた、そして男も右肩から左の脇腹までを斬られておりその他にも弾痕や火傷などと言った怪我をしている、男は目の前の男に話しかけた

 

???「グッ...それが....それがお前の出した答えか!?」

 

男は目の前の男に膝を付きながらも罵声を浴びせていた、男はすまないといった表情をしていたが言葉は無かった

 

???「あいつ等は....お前を信じていたんだぞ!どんな過去だろうとあいつらはお前を受け入れた!それなのに....それなのになぜダグザを選んだ!お前は俺達がそんなに邪魔だったのか!?なんでも一人で出来ていたのか!」

 

どんなに声をあらげても男は何も言わない、その代わりで隣の魔神が男に話しかけた

 

魔神「ふん、しょせんはその程度、一人では何も出来ない弱者の戯言だ、小僧もはやそいつは立つことも出来ん速く楽にしてやれ」

 

???「俺は死なない....イヤ...死ねない!俺には俺の帰りを待つ奴が居るんだ!ここでお前を殺して....クリシュナを俺が討つ!」

 

足に力を入れるが上手く立てない、魔力ももうない、悪魔も召喚出来ない、男は刀を杖のようにして、ようやく立ち上がる魔神はやれやれといった表情したのち彼に止めをさせと言った、彼は刀を構え走ってくる

 

???「(くっ....視界が....もうマトモに前が見えない、アイツが走って来る....せめて一撃でも一子報いてやる....)」

 

???「ナナシィィィィイ!!」

 

 

男は大声で彼の名呼びながらを彼に向かって行く、刀を振り上げ思い切り降り下ろすが....

 

グサッ

 

降り下ろす事は出来なかった、彼の刀が俺の心臓を貫いている、喉から何かが込み上げてくる、それを目の前の彼に吐きかけてしまった、よく見ると其は血だった....目の前が揺らいで来た、何も見え....ない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

--クッソ....体がまともに動かねぇ....今にも倒れそうだ--

 

 

--足にも力が入らない..だが倒れるわけには....--

 

 

--駄目だ力が入らねぇ....体も動かない--

 

 

--結局止められなかった....誰も助けられなかった....俺が....--

 

 

 

もっと.........強ければ......誰も死なずに....

 

 

そこで意識が途切れた

 

 

 

 

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???side

 

 

男「流石の君でも彼には勝てなかったか....君は只の人間としてはかなりメシアに近い存在だった。だがそれでも彼には手も足も出なかった....流石だよ、でも私達的には君はまだ死ぬには惜しい男だ、だから勝手な事をさせてもらうよ」

 

 

すると金髪の青年の横から腕を組みまるで骸骨の様な顔をし首に赤の長いスカーフをした悪魔が現れた

 

男「ふん、成る程貴様が俺をわざわざ呼んだのはこの為か、フッしかし貴様も随分と丸くなったものだなルシファー」

 

ルシファー「君も私のことは言えないんじゃないかな?ダグザ」

 

ダグザ「俺はあの旧き俺ではない、貴様もそれを理解した上で俺を呼んだのだろう、ならば答える義理はない」

 

ルシファー「流石だ、しかし君が我らの呼びかけに答えてくれるとは正直思わなかったよ、理由を聞いてもいいかい」

 

 

ダグザ「理由は簡単だ、アイツらから頼まれたからだこの世界のあの小僧を救ってやってくれとな、それに俺自身奴は気にっていたそれが理由だ」

 

???「あの子達らしいね」

 

そこに新たに二人現れた、一人は赤いスーツを着た車椅子の男にもう一人は小柄だが白で統一された服を着た少女がいた

 

 

女「フン、あれだけ大層な事を行っておいたにも関わらず、ここで果てるなど、この私が許さん、だいたいこんな姿になってまでも来たというのにつまらん」

 

少女は冷たい言葉を言いながらもどうやら心配しているらしい

 

男「まぁまぁ、いいじゃないかメルカバー彼は生き還るのだから」

 

メルガバー「フン、勝手にしろ、スティーヴン」

 

 

???side out

 

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男side

 

 

≪あれからどれだけの時が流れた....俺は結局....アイツに勝てなかった冷静さを失った結果か....いや他にもある俺にはアイツのように多種多様の武器を使いこなす事が出来なかった刀と銃この二つだけだった≫

 

スティーヴン「ようやく気が付いたようだね」

 

≪お前は....スティーヴン....なぜここに?≫

 

スティーヴン「此処は君の精神世界の様なものさ、それと君は彼との戦闘に敗れ、死んだ」

 

 

 

≪....やはり俺は死んだのか....フッ情けない話だ≫

 

ダグザ「ならばそのまま諦めて黄泉比良坂よもつひらさかに舞い戻るか?」

 

≪っ!? ダグザ!なぜお前がここに!≫

 

ルシファー「彼は私が呼んだのだよ」

 

≪どういうつもりだ!? ルシファー!≫

 

ルシファー「落ち着きなよ、彼は君の知っているダグザではない」

 

≪なに?どう言う事だ≫

 

訳が分からない、このダグザは俺の知っているダグザではない?どう言う事だ?

 

ダグザ「俺はお前の居た世界とは別の世界から呼ばれた存在だ、その世界はあの小僧が旧き俺ではなく仲間を選び共にクリシュナを討った世界だ」

 

≪なら1つ確認したい≫

 

ダグザ「なんだ」

 

 

 

≪旧き俺とはどう言う意味だ≫

 

ダグザ「そのままの意味だ、俺は母上から産み出された新たなダグザだ、そして旧きダグザはあの小僧の手で討たれた」

 

≪スティーヴン、こいつの話は本当....なのか?≫

 

 

スティーヴン「ああ、ダグザの話は本当だよ、無理にとは言わないが彼を信じてあげてくれないかな?」

 

スティーヴンから真剣な表情が見える、どうやら嘘では無いようだ

 

≪....わかった....全てとは言えないが信じよう≫

 

 

スティーヴン「今はそれでもいいさ、さてそろそろ本題に入ろう」

 

≪本題?≫

 

スティーヴン「そうさ、君には別の世界に転生させようと思う」

 

≪なぜわざわざ転生させるんだ?ダグザの力があれば蘇る事は容易いだろう?≫

 

スティーヴン「確かにそうだね、でも君は十分に絶望を味わった、私的には君には新たな世界で過ごして貰いたいのだよ」

 

 

メルカバー「そうすれば貴様が穢れに堕ちる事はないからな」

 

スティーヴン「まぁ幸いここは寿命の概念も時間もないからね、ゆっくり考えると良いさ、それにこの転生はただのものとは違うからね」

 

≪そうなのか?≫

 

ダグザ「そうだ、これは輪廻転生の枠からかけ離れた物だ、本来なら記憶及びこれまでの経験などは全て初期化されるが、今回のこれは体は赤子になるがお前の今までの記憶と経験は全て引き継がれる事になる、それに今までのアイテムとかはお前の仲間が預かっている因みに武器もスマホも含まれている」

 

全ての記憶と経験は引き継がれる....か....なら

 

 

≪なら1つあんた等に頼みたい事があるんだ、俺は銃と刀しか使えない、だからあらゆる武器を使いこなしたいんだ、何年経ってもかまわない、例え争いの無い世界だとしても俺はもう何も失いたくないからな....≫

 

スティーヴン「確かに此処なら出来ないこともないが良いのかい?」

 

≪頼む....少しでも可能性があるなら俺はやるだけだ≫

 

スティーヴン「わかった、君の頼みなら聞こう」

 

男side out

 

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あれからどれくらいの時が経ったのだろうか分からないが、スティーヴンやルシファー、メルカバーのお陰でほとんどの武器はマスターする事は出来た、ダグザ曰くこの経験も引き継がれるらしい、これで引き継がれなければ俺は泣く

 

スティーヴン「流石だよ、まさかここまでするとはね」

 

≪このくらいしなければ、意味がないからな≫

 

 

スティーヴン「もう満足したのかな?」

 

≪ああ、もう十分だ、やってくれ≫

 

ダグザ「その前に俺はお前が今後どのように生きていくのか興味がわいた、だから俺もお前と共に行こう」

 

まさかダグザがそんなことを言うとは思わなかった、てっきり俺を転生させたら元の世界に戻ると思っていた

 

≪まさかお前がそんなことを言うとはな≫

 

ダグザ「何ただの気まぐれだ、安心しろ小僧の時のように基本はスマホに入っておく」

 

 

≪わかった、なら早くしてくれ≫

 

その言葉にダグザは頷き此方に手を伸ばして来ると俺は意識を失った

 

 

スティーヴン「君がこれからどのように生きるのかじっくり拝見させてもらうよ、霧島 和也君」

 

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和也side

 

≪うっ..うぅ...どこだここは?≫

 

目を覚ますと知らない天井だった、どうもベットに寝かされている様だ....と言うよりも回りに木製の柵が見える、どうやら本当に赤ちゃんになっているようだ

 

≪これはある意味きついな、体も余り動かないし≫

 

???「おっ、サマナーよ目が覚めたか」

 

この声は聴いたことがある、初期から共に戦ってきた者の声だ

 

≪コジロウか....って言ってもわからんか≫

 

コジロウ「いや、分かるぞサマナー」

 

≪まじか!≫

 

まさか分かるとは思わなかった

 

コジロウ「とっ言っても我らが仲魔だからできるモノだがな、他人には聞こえんよ」

 

≪そうか、それよりコジロウお前以外にもだれかいるのか?なにやら知っている気配がするのだが....≫

 

コジロウ「ああ、居るぞ、アマテラスがな」

 

なぜアマテラスなんだよ、別に夫婦にでもなるわけではあるまいし

 

 

コジロウ「実はなぁ、流石に赤子のサマナーを他人に預けるのはあれだとアマテラスが言い出してな、なら同じ仲魔である我らが面倒を見ればいいじゃないかって事になってな、私はサマナーを守るためにアマテラスは自ら名乗り出た」

 

 

≪そうか、それはありがたい....ただ1つ問題がある≫

 

そう、これだけは絶対にどうにかしないといけない今の現代なら代用品はいくらでもあるがコイツらの生きた時代にそんなものはない、だから敢えて聞くのだ

 

 

 

コジロウ「なんだ?」

 

≪お前ら、俺の飯はどうするつもりだ?≫

 

 

そうこれが問題だ悪魔であるコイツら二人は食事は必要ないが俺にはある、もう少し成長すれば自力でなんとか出来るが今は何も出来ない、その時アマテラスが入って来た

 

アマテラス「あら、サマナーよ目が覚めましたか?そろそろお腹が空いたと思いやって来たのですが....」

 

頼みの綱の例のブツがない....これはアカン

 

≪アマテラス....どうやって俺に飯を食わせるのか?≫

 

 

アマテラス「そんなの直接に決まっているではありませんか!」

 

 

アカン、これはアカン真面目に

 

≪いや今の現代なら代用品があるからお前がしなくてもいいんだ!と言うか出らんだろう!?≫

 

 

アマテラス「物は試しで先程やってみた感じ出ましたのでお任せを さあ覚悟を決めてもらいますよ~」

 

そう言って胸を開けていく....コジロウは気付いたら居なかった、彼女の豊満な胸が露になり此方を抱き抱えようと手を伸ばしてくる....

 

 

 

 

 

≪俺のそばに近寄るなあぁぁぁ!!!≫

 

....

 

...

 

..

 

.

 

 

≪................チーン≫

 

 

アマテラス「案外、興奮しますねこれ、ハマりそう」

 

≪もう....やめて....くれ....せめて代用品にしてくれ....≫

 

アマテラス「あらあら~」

 

それからも代用品になることは無かった....

 

 

一話完

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうもホーランドです、大分内容を変更してます
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