二話 白騎士事件
アマテラスの食事事件から七年の月日が経った今では自分で料理をしている、この世に来てから変わったことと言えば中国の小学校に通うことになったことだろう、なぜ中国なのかは分からんがそれはどうでもいいだろう、そんなある日のことだったあの事件が起きた、俺が中国の小学校に通うようになってから半年経った、その日はなんのへんてつもない日常だった、あの電話が無ければ....
{♪~♪~~}
先生「誰ですか?学校にケータイ持ってきている人は?」
和也「すみません、俺です直ぐに終わるので出てもいいですか?」
ケータイの画面にはサイファーと画面に出ている、なぜサイファーなのかはルシファーがそう呼んで来れとのことだった
先生「もう仕方ないですね早くしてくださいね?」
俺はありがとうございますと一言言って廊下にでた
和也「どうした?」
サイファー『たった今日本に向けて2000発を超えるミサイルが発射された』
和也「なんだと!?」
サイファー「どうも何者かが軍にハッキングを仕掛けたらしい、このままではあの日の繰り返しになるよ」
あの日、忘れもしないさ神の御業戦争...全世界規模の核戦争、あれでアイツは自分の命と引き換えにマサカド公を....最悪俺が....
俺の頭の中に嫌な記憶が蘇る、それを振り払い急いで教室に戻った
バンッ!
和也「先生!急いで皆を避難させてくれ!」
先生「ど、どうしたのそんなに慌てて?」
俺は事の経緯を話しすだけ話して、俺は急いで教室を出た後ろから先生が呼んでいるが無視して走った、裏庭の人目が付かない処で右腕に付けた黒い腕輪と白い羽の着いた指輪をみる
和也「お前を使う時が来たようだな....」
これはルシファーとメルカバーから貰ったもの、先月篠ノ之 束と言う女が発表したIS 通称『インフィニット・ストラトス』これを面白がったルシファーが勝手にメルカバーと共に自身をコアに造ったものだ、アイツ曰くルシファーは火力と防御が優れていてメルカバーはスピードと火力が優れているそうだ、ただ1つ問題があるとすればこれにはシールドバリアーや絶対防御がないことだろうが生身で戦ってきた俺からすればどうと言うことはない(シールドエネルギーの代わりに表示されるのは生命エネルギー)
今はそんなことどうでもいい、俺はスピードが神速を超えるメルカバーをその身に纏った、全身を包む全身装甲、背中には三対六枚の純白の翼に顔は鼻から上を隠し口元が出ている、胸部から腹部にかけて目を閉じた白い顔があり脚の部分はまるで羽毛の様な装甲、更に右足には青い目をした顔がある、尾骨あたりから伸びる尻尾の先端はまるで化け物のようだ
和也「これがIS....か」
これなら....これなら行ける、あのミサイルは今の俺なら潰せる、確かな自信を持ちその翼を羽ばたかせた
....
...
..
.
空を飛び向かっているとハイパーセンサーに1つの機体が確認できた、その機体は迫り来るミサイルを迎撃しているが疲れが見える
和也≪....機体名、白騎士か....たったの一騎だけでここまでやるとはな、だがあれでは恐らく....≫
そう思った時、そのまま撃墜出来なかったミサイル群が日本に向った、俺はため息をつき片足に魔力を纏い自身の生命エネルギーを消費し回し蹴りの要領で魔力を解き放つ
ージャベリンレイン....ー
和也side out
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千冬side
数十分前....
千冬「おい束!いくらなんでもこれはやりすぎだ!」
束『大丈夫だって!ちーちゃんなら出来るからさ!』
その自信はどこから来るんだ!....今のところなんの問題なく進んでいるが....これではアイツの夢からかけ離れた物になってしまうぞ....
その後も次々に来るミサイルを撃墜するも疲れが出てきたこともあり捌ききれなくなってきた
千冬「くっ!束!流石の私でもこれは持たないぞ!」
束『ちーちゃん....落ち着いて聞いてほしいんだけど』
こんな時になんだ?
千冬「どうした!?こんな時に!」
どうも束の歯切れが悪い、珍しい事もある
束『....えぇっと、知らないISの...反応がある....』
千冬「なんだと!?」
どう言う事だ!?まだこの世にあるISはまだ此だけのはず、そんなことを考えていると、600を超えるミサイル群を見逃してしまった
千冬「しまった!」
ージャベリンレイン....ー
オープンチャンネルから少年の声が聞こえてくると同時に数多なレーザーが湾曲しながら600を超えるミサイルを全て貫通し破壊していく、レーザーが飛んできた方を見ると帯刀した天使が浮いていた
千冬「なんだ....あのISは....」
千冬side out
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和也side
なにやら放心しているが、今は残りのミサイルを撃墜する方が先か....俺は再び魔力を溜める今度は体全体にそれを包む用に両手を左右の肩まで持っていくとエネルギーを消費し、一気に解き放つ
≪ゼロス・ビート≫
先程と同じくらいのレーザーをぶちまけると残りのミサイルを全て打ち落とす
和也『さて、後は....』
コイツらだがどうするか、話の内容だとこの束がこの事件の首謀者か....ここで今後の不安要素を摘んでおくか?....いや、今はやめておこう
千冬「お前は何者だ」
和也「........」
千冬「黙りか....なら名を言え、それくらい良いだろう?」
和也「........熾天使 メルカバー」
千冬「熾....天使....だと」
まさか本気で言っているのかこいつは?馬鹿馬鹿しい天使など実在するはずがない
束『神の....戦車って』
千冬「束?どうした?」
和也「ほぉー?メルカバーを知っているか、流石は、天才か」
千冬「束どう言う事だ?神の戦車とはなんだ?」
神の戦車、またの名をメルカバーこの世を完全なる秩序をもたらすために神より遣われ熾天使、秩序を崩す者には一切の慈悲はないが、共に秩序担う者には最大限の恩恵を与えるとされている
千冬「だが、あれもISだ、本物じゃないそれに天使など実在するはずがない」
束『ちーちゃん!あれとは戦わない方がいい!画面越しなのに心臓を鷲掴みされてるみたいな感じがする、戦ってもまず勝てない....』
あの束がここまで言うとは、と言ってもこいつから向けられる殺気は並みのものじゃない、さっきから冷や汗が止まらない、子供が出せるものじゃない....戦っても手も足もでないで殺られる
和也「答えろ、お前らはこの世界を壊すつもりか?もしもそうならここで殺す、俺は今の世界が好きだそれを壊すなら....後は言わなくても分かるな?」
千冬「ッ!?」
さっきより、一層殺気が濃くなった⁉
束『壊すつもりなんてない、ただわからず屋の老害に私の造ったISを認めさせる為にしているだけだ、これがあれば宇宙に行ける』
成る程ある程度理解した、つまりこいつは自分が造ったものが理解されなかったから、その性能を見せ認めさせたかった訳か....
和也「愚かな....」
束『なんだと?この私が愚かだって?ガキのお前に言われたくないね』
和也「愚かでなにが違う?宇宙に行くから性能みせるためにミサイル打つ奴を愚かと言って何が悪い、お前のしたことは只々兵器としての性能を見せたに過ぎん」
束『兵器....としての性能....』
其のとき遠くから戦闘機の音が微かに聞こえた
和也「はぁー面倒な奴らだ、おい、俺がお前に対して愚かと言った理由だ、しっかり見ておけ....マサカド公の御守り≪マサカドゥス≫装備、『テトラカーン』」
その直後四方八方から弾道ミサイルが全弾和也に直撃し、千冬に向かった弾道ミサイルは全て弾き返された
千冬「なっ!?」
何が起きた!?ミサイルが向かっているのは分かっていただがコイツみ前に動けなかった、なのに全てが反射され、メルカバーは全て被弾した
戦闘機の無線が聴こえてくる
『やったか!?』
『なんだ!撃ったミサイルが跳ね返ってきやがった!』
『えぇい!ISと言うのは化け物か!』
『バカな!無傷だと!』
など反応はそれぞれだったがそれでも一人はやったと思っているようだ
≪コンセントレイト≫
≪消え去れ、『メギドラオン』!≫
上空に突如現れた光の大爆発に戦闘機が次々飲まれていくその中でまだ残る煙の中からニヤリと笑うメルカバーがチラリと見えた
≪まだまだ、『ラスタキャンディ』≫
≪『チャージ』....『零戦』+『物理ギガプレロマ』+『物理プレロマ』≫
それからは彼ただ一人の無慈悲な懐柔だった、あらゆる兵器の攻撃を無効かし、不可視の斬撃で次々とヘリや戦闘機が落とされていく、唯一安心したことは誰一人死人が無かったことだろう
和也「さて....邪魔者は居なくなったが篠ノ乃束、これがお前を愚かと言った理由だ、結局知れたのは兵器としてのあり方だ本来の用途に使われない可哀想な道具達だ....後は自分でどうするか決めるんだな天才さん」
彼はそう言い残し、飛び去って行った
千冬「束....お前には酷な話だろうが....正直私も彼と同じ意見だ、これではISはただの兵器になってしまう、お前の夢は宇宙に行く事では無いのか?その為のISだろろ?....暫く頭を冷やせ、私も戻るからな」
束『....うん....』
第二話完