その日を境に凰を見かけなくなった、何故かと思ったが凰は告白された次の日に転校したらしい、あの時なぜ悲しそうな顔をしたのかを理解した、だけどこれが世界の理だと思う出会いがあり別れがある、俺も前世で嫌でも理解させられた
和也「せめて彼女に幸せがあるように願う」
その後俺は学校を卒業し、今、コジロウとアマテラスと空港にいる、そろそろ搭乗時間になりそうなとき俺のスマホに連絡が来た、それは学校の担任からだった
担任「大変です!凰さんが....凰さんが!」
和也「落ち着け!どうしたんですか、凰に何があったんですか、要点を短く簡潔にお願いします」
内容はこうだテロリストから連絡があり凰 鈴音を拐ったと、そしてその目的は俺らしい、俺と引き換えに凰を解放すると云う感じだ
和也「....分かりました、その取引応じましょう」
担任「!....正気ですか!そうすれば霧島くん貴方は!」
和也「心配無いですよ、奴等には誰を敵に回したか後悔させてやりますから」
そう言って一方的に電話を切る
和也「....お前ら、依頼だ、敵の数は分からんが容赦する必要はない、全員始末しろ、俺のダチに手をだした落とし前をつけさせろ」
「「承知!」」
俺たちは空港を後にする
それから数時間、俺は黒いフード付のコートを着て日本の山奥にある廃屋に来ていた、その時俺のスマホからダグザが出てきた
ダグザ「小僧、気付いているか」
和也「あぁ、だがなぜこの世界に?」
そう、今まで感じた事が無かった悪魔の気配がこの廃屋からするのだ、気配的には雑魚ばかりだが最深部からは強力な悪魔の気配がするそれも知っている悪魔だ、だがアイツはそこまで強くはないはずなぜここまで強化されている....
ダグザ「おそらく、元々居た悪魔を人間が何らかの代償で仲魔にしたのだろう、だがそれも期限的だろう、おそらくいずれはうちなる悪魔に殺されるだろう」
和也「自業自得だ、だがだからと言って無関係な人達が死ぬのは後味が悪い、悪魔をこの館から出す....それだけはなんとかしないとな」
和也side out
➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰
鈴side
鈴「....んっ?」
何処ここ、さっきまで学校に居たはずなのになんで?
???「フフフ、ようやく目か覚めたのね」
誰!?ッて声が出ない!
???「声が出ないでしょ?貴女に憑けた悪魔のせいよ、でもおかしいわね、本当なら苦しむ筈なのに....」
悪魔ってなによ....アンタ私に何したのよ!?それにアンタ誰よ!
暗くて姿は見えないが声からして女一人だけみたいだ隙をついて逃げよう等と考えているが怖いものは怖い自然と顔が強ばる
???「あぁ....いいわァその怯えた表情今すぐにも私の作品にしたいわぁ、でもまだよ彼がきてから....でも、そんなに見たいのなら特別よ、貴女に私の姿見せてあげましょう」
暗い影からから下半身がまるでヘビの様な青肌の女が現れた
ヒッ!
な、なによこいつ人間じゃない!ば、化け物....
???「フフ、本当に堪らないわぁ~安心なさい、彼を殺したら貴女も直ぐに私の作品にしてあげるわ」
作品?そう言えばさっきから周りに人の石像みたいのがあるけど何あれ....
すると私の視線に気付いたのか化け物は心底嬉しそうな顔をしながら私に話しかけてきた
???「あれが気になる?フフ、あれはね元は人間よ?どこの人間かはどうでもいいけど、可哀想よね~貴女を助けるためとは言えこんなところで死ぬことになるなんてね!」
その言葉に私は怖くて泣いてしまった、理由は簡単だ、私のせいで沢山の人が死んでしまったこと、もう少ししたら私もあれと同じ様になってしまうと思うと涙が自然と出てくる
???「あらあら!泣き顔も堪らないわ....でも私が好きなのはもっと絶望している表情なのだから!」
???2「そのくらいにしなさいよ、メデューサ」
メデューサ「なによ、今いい所なのに邪魔しないでくれないかしら?」
何!今度は何が来るのよ!恐怖で考えが纏まらない出てくるのはまた化け物が出てくるんじゃないかという事だけだった、でもその姿を見て私は呆気にとられた
な、なんで....此処に....
???2「フフフ....」
なんで先生が居るのよ!?
先生「なんで私が此処に居るのか気になるみたいね、理由は簡単よ私が此処に連れてきたのだから」
先生が私を誘拐した犯人なんて....そんなそれじゃあの時のあれも....
先生「そう、あれも私よ、だけどまさかあそこで彼が来るとは思わなかったわ」
彼?先輩の事?なんで此処で先輩が出てくるのよ
先生「フフ、今なんで彼がって思ったでしょ、それは簡単よ、彼がこれからの計画に邪魔になるから今此処で消えて貰うのよ....だから貴女には彼を誘き出す餌になって貰うわ、安心なさい、彼を殺したら貴女も直ぐに楽になれるから....」
え....先生の顔が酷く歪んで見える....
怖い....嫌だ....
死にたくない....誰か....助けて....
誰か助けてよ!!
ガシャン!
と、大きな音を立てて扉を破壊したそれを見て私はまた言葉を失う
黄金の....龍
私の目の前にまるで私を守るように現れたそれは3本の角をもち金色の体、手足に色の付いた玉を持っていた
メデューサ「....まさか....まさか!?なんでこんなところに!コウリュウが!」
あのヘビの化け物が怯えている
先生「馬鹿な!こんな短時間にこれ程の悪魔をその身に宿すなんて!あり得ない....あり得ないわ!」
???「この程度で狼狽えるなんてサマナーとしては三流以下だな」
この声は!なんでこんなところに....和也先輩が....フードで顔を隠しているけど直ぐに分かった
先生「くっ!いつの間に....いいわ!メデューサ!やりなさい!」
しかしメデューサはあまりの驚きにより行動するタイミングを失った
和也「悪魔召喚プログラム、起動....破壊神、天津神召喚」
その場に青い雷が落ちるとそこに青い肌をした、腕が4本ある男と昔の日本神話の服装をしたまるで太陽の様な女性が現れた
先生「そ、そんな....馬鹿な!従える悪魔は一人一体なはず!なのになぜ複数の悪魔を!?」
和也「その質問には答えられない、貴様のしたことは万死に値する俺のダチに手をだしたこと死んで償え」
和也「シヴァ、アマテラス、コンセントレイト、そしてメキドラオンをかましてやれ、コウリュウお前も頼む手を貸してくれ」
先輩がそう言うと龍は頷き力を溜め始めたそして私の元に先輩がやって来た
先輩....
和也「凰、怖かっただろう、今お前の中の悪魔を祓う、だから少し寝ていろ」
先輩のやさしい声が聞こえた瞬間私は意識を失った
鈴side out
➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰
和也side
凰が気を失ったのを確かめると俺はその体を抱えあげ全力でその場から去る、流石にあの三体のコンセ+メキドラオンはヤバイからな俺は大丈夫でもただの人間の凰は死にかねん、そんなことを考えていると廃屋から出ることが出来たその瞬間廃屋が吹き飛んだ
和也「デスヨネー」
とまぁそんなことはさておき....
和也「まずはこいつの悪魔を祓らないとな....」
しかしあの女、小学生の体に龍神・コウリュウを憑けるとはなんとも酷な事をしやがる、だがこれはどういう事だ?なぜ拒否反応が出ない、普通このクラスの悪魔を無理矢理その身に入れるならば激しい激痛が襲うはずなのに凰の場合声が出なくなった程度、それにあのコウリュウなぜあの場に....それにあの女の動揺のしよう、予想外の事が起きたとしか思えない、しかし一体なにか........まさか!?
和也「そうか....そう言うことか....なぜこの世界のお前はなんの代償も無しに凰に味方したのか....やっと分かった....凰は....
凰はお前の生まれ変わり何だな....」
こんなこと彼女には伝えることが出来ない....だから俺はコウリュウに同意を貰い凰の心に封印した、来るべき時の為に....
その後凰は倒れている所を警察に保護され一命を取り留めた、俺は次の目的地イギリスに飛んだだがこの話はいずれ話そう
三話完
イギリス編は追々やって行こうと思います、次から本編に入ろうかと思います