翼姉との戦いが終わって俺は疲れて眠ってしまったらしく、約1時間後ぐらいに目が覚めた。
目が覚めたのは良かったが、その後俺が目を覚ましたことに気がついた響と切歌が突っ込んできて起き上がりで踏ん張れなかった俺は勢いで後頭部を壁にぶつけて気絶した。
気がついたときは未来とマリア姉に響と切歌が説教を受けていた。
その後、弦十郎さんと翼姉がやってきてさきほどの戦いで翼姉がやり過ぎたことを謝罪してきた。
俺は気にしてないって笑って許したけど、翼姉はそれじゃだめだとものすごい気迫で迫ってきたけどね。
それで翼姉を落ち着かせた後、弦十郎さんは半日は安静にしてなさいと言ってきた。俺は平気へっちゃらだったんだけど・・・・・・みんな安静にしろって言うからベッドの上で安静にしていることに・・・・・・
取りあえず、暇だったから奏姉に家に置いてあるゲームを取りに行ってもらったんだけど・・・・・・何故か翼姉がまたやってきた。ナース服で・・・・・・
どうやら、奏姉に何か変なことを吹き込まれたらしくて、ナース服を着た状態で俺に跨ろうとして、俺は必死に止めていたら、間が悪く、クリスが入って来て、現状を見て勘違いをしてしまったみたいでシンフォギアを纏ってミサイルを放とうとしてみんなで必死に止めた・・・・・・
そのあと、ゲームを持ってきた奏姉共々、クリスと翼姉はマリア姉に連行されて響と切歌と一緒にマリアと未来に説教を受けていたみたい。
俺もセレナと調からこの世界の裏事情を聞いた。悪魔や天使、堕天使のこと、悪魔が人間を転生させるのに使う悪魔の駒の事、悪魔が行うレーティングゲームのこと。人間が神から与えられる神器、その神器の中でも神を殺せるかもしれないと言われている神滅具。
だいたいのことが分かった。色々な問題とかもな・・・・・・悪魔は無理矢理人間を転生させることもあるらしく、そんな経緯で悪魔になった転生悪魔は主の元から離れてはぐれ悪魔になり、人間を襲っているとか・・・・・・
レーティングゲームには興味があるけど、無理矢理悪魔にするのは許せないな。
・・・・・・俺達が住んでいる地域を管理している悪魔のグレモリー家は眷属に情愛があるみたいでまともみたいだけどね。って、グレモリーって事はリアス先輩だよな。
セレナと調による特別授業のあとはゲームをしてすごした。プレイしたゲームは特に好きなゲームである、流星コーポレーションが開発したゲーム、マイティアクションX、爆走バイクにドレミファビートだ。
マイティアクションXはお菓子の国を舞台にした主人公のマイティがお菓子を食べてパワーアップして敵を倒すゲームだ。
爆走バイクはモータスを相手にして破壊、妨害何でもありのレースゲームだ。
ドレミファビートは音ゲーだ。
色々な面白いゲームがあるけど、特に好きなのはこの三つで、その中でもさらに好きなのはマイティアクションX。これには色々な思い出がある。
取りあえず、消灯時間までやっていて、消灯時間になったら寝た。
そして、次の日もご飯を食べるときとトイレ行く以外はゲームをして過ごした。
午後に入って、俺は昨日翼姉と戦ったトレーニングルームに呼び出されて、俺はアル作業をして、司令室に向かう。
「イッセー君、例の物は?」
「ええ、できました」
司令室に入るなり、弦十郎さんに聞かれて俺は天羽々斬以外の新しく生成した六つのシンフォギア眼魂を見せる。
大剣のかけらから天羽々斬のシンフォギア眼魂を生成したことから、おっちゃんは、もしかしたらと、他のシンフォギア眼魂を作ることが出来るのではないかと思い、眼魂を生み出せる物を用意したのだ。
ガングニールは奏姉の持つ槍の欠片、イチイバルは生成したアームドギア、アガートラームは作り出した短剣、イガリマはアームドギアの鎌の欠片、シュルシャガナは発射した鋸、神獣鏡は展開するミラーデバイスから眼魂を生成した。
「なあ、おっちゃん、本当にシンフォギア眼魂は作る予定なんてなかったのか?」
「ああ、ワシが作ったのは基本形態の眼魂と英雄の眼魂だけじゃ。シンフォギアの眼魂を作る気なんてこれっぽっちもなかったよーん」
おっちゃんは手でアガートラムの眼魂を弄りながら巫山戯て答える。
・・・・・・おっちゃんも知らない眼魂、コレは一体何だったんだ?
「・・・・・・もしかしたら、これがタケルの言っていた可能性なのかもしれんな」
「えっ? おっちゃん、今なんて・・・・・・」
「イッセー君、君に渡す物がある」
何かをつぶやいたおっちゃんに聞こうとしたら弦十郎さんに遮られた、弦十郎さんは持っていたアタッシュケースの中身を見せる。
そのアタッシュケースの中に入っていたのは・・・・・・眼魂?
「これは俺達が集めた眼魂だ。残念ながら十五コの眼魂ではないが、君の力になると思う。だから、受け取って欲しい」
ケースの中に入っていたのは、カメハメハ大王、ダーウィン、一休、シモ・ヘイヘの眼魂だった。
「ありがとうございます。弦十郎さん。ありがたく、使わせていただきます」
「ワシからもプレゼントじゃ! あれを見ろ!」
おっちゃんは後ろを指を指す。すると、地面がスライドして赤と白のバイク、Honda CRF250Ⅹが出てきた。
「イッセー、お前は確か、免許を持っていたな?」
「はい、バイクを買おうと思ってバイトしてました」
「なら、コレを使え! こいつには仮面ライダーに変身して乗ると・・・・・・特別な事が起きるんじゃ!」
テンションが高いままおっちゃんは話す。特別な事って何だろう?
「特別な事って何だよおっちゃん」
「それは乗ってみてからのお楽しみじゃ!」
「じゃあ、ありがたくいただくよおっちゃん」
俺はおっちゃんから鍵を受け取る。これが俺のバイクか・・・・・・。
何か、翼姉がキラキラした目で俺の持つバイクを見ている。
「他にもお前に役立つアイテムを制作しているから待っておれ!」
「分かったよおっちゃん。そういえば、響達は眼魔が見えるけど、幽霊も見えるのか?」
「いや、見えるのは眼魔だけじゃ。眼魔が見えるのも聖遺物のおかげじゃな」
「成る程・・・・・・」
おっちゃんの説明に納得する。クリスと切歌は幽霊苦手だから見えたら大変だろうし。
「な、なあ・・・・・・ここに幽霊は居るのか?」
すると、クリスは顔を青くして聞いてくる。・・・・・・・ちょっとからかうか。
「ああ、クリスの背後に・・・・・・」
「いやああああっ!」
俺の嘘を信じたクリスは俺に飛びついてきた。その時、クリスの胸は俺の顔にあたり、きつく抱きしめられる。
かなり柔らかい・・・・・・
「く、クリス、冗談だから! だから離して!」
「んだよ・・・・・・驚かすなよ」
俺が冗談と伝えると、クリスは安心してはなれる。
・・・・・・うん、クリスの背後には居ない。だけど、この部屋には三人ほどの幽霊が居る。
「幽霊ならここにいるよん!」
「わきゃああっ!」
突然背後に現れたおっちゃんにクリスは裏拳をたたき込む。おっちゃんは崩れ落ちる。
大丈夫かおっちゃん?
「いつものことだから気にしなくて良いわよイッセー」
おっちゃんのことを心配していると、マリア姉が耳打ちしてきた。いつものことなんだあれ・・・・・・
「さて、俺達の話はコレで終わりだ。イッセー君、君は家に戻りなさい。お母さんも心配してる」
「えっ? でも・・・・・・」
弦十郎さんは俺に帰るように言うけど、眼魔が現れたら・・・・・・
すると、弦十郎さんは俺の肩に両手を添える。
「心配するな。眼魔が現れたら君に知らせる。だから、今は家に帰ってお母さんを安心させてあげなさい」
「・・・・・・分かりました」
「じゃあ、一緒に帰るぞ〜イッセー」
弦十郎さんの言うことを聞いて俺は素直に帰ることにしたんだけど、奏姉が抱きついてきた。柔らかい感触が!
みんなの視線が痛い。特に翼姉と調の視線が!
「か、奏姉!?」
「んだよ。家同じなんだから良いだろ? それとも、あたしと一緒に帰るの嫌なのか?」
「嫌じゃないけど……」
「なら、帰るぞ!」
奏姉は俺の服を掴んで引っ張っていく。服伸びるからやめてー!
「良いなぁ奏さん」
誰かが呟いた。
免許を取って初めての運転は緊張と、背中に押し付けられた胸の感触でドキドキしてよく覚えてない。
家に帰ってくると、リビングで母さんが真剣な表情をしている。
弦十郎さんからの俺が仮面ライダーゴーストに変身したことを聞いたんだな。
「イッセー。あなた、仮面ライダーになったのね」
「うん。眼魔に襲われて覚醒したんだ」
「そう・・・・・・ごめんなさい。イッセー」
「えっ?」
母さんは俺に謝ってきた。・・・・・・何で?
「私がお父さんの力を受け継いでいたらあなたを戦わせずにすんだのに・・・・・・ごめんなさいイッセー」
泣きながら謝る母さん。
そうか・・・・・・母さんにはじいちゃんの力を受け継げなかった。だからそのせいで俺が戦う事になったと思っているんだ。
「謝らないでくれ母さん」
「えっ?」
「俺は天空寺の宿命とか知らないし、誰かに強制されたから戦う訳じゃない。これは俺が選んだことなんだ。奏姉達だけを戦わせたくない。俺も、みんなと一緒に戦いたいんだ」
これは弦十郎さんにも言われたことだけど、俺は俺の道を自分で選んだんだ。
「イッセー・・・・・・いつの間にかこんなに立派になったのね」
「おばさん、イッセーのことは私達がちゃんとサポートするからさ任せてくんないか?」
「ええ、気をつけてね。イッセー、きっと無茶するから」
「ああ、分かってる。昔から無茶する奴だし」
「ちょっ、二人とも酷くない!?」
「「あははははっ!」」
俺は俺のことを好き勝手言う二人に文句を言う。すると二人は楽しそうに笑う。可笑しいかな・・・・・・まあ、母さんが笑ってくれて良かったけど。
「イッセー、あなたに渡す物があるわ」
「俺に?」
「ええ」
母さんはそう言うと、一つの箱を取り出して俺に渡す。
「母さん、これは?」
「これはあなたのお祖父ちゃんがあなたが仮面ライダーに覚醒して戦う覚悟を決めたときに、渡してくれって言われてたのよ」
「じいちゃんが?」
俺はその箱を受け取る。中身は何だ? かなり軽いけど・・・・・・
その箱を持って俺は自分の部屋に行き、箱を開けた。
「これは・・・・・・」
箱の中には三つの眼魂が入っていた。眼魂はエジソン、ロビンフッド、ニュートンの三つでその三つには番号が入っており、エジソンは02,ロビンフッドは03、ニュートンは04だ。
眼魂の下には手紙が・・・・・・俺は、その手紙を開いてみた。
『イッセーへ、この手紙を読んでいるということは俺は死んでいるんだろう。そして、俺の力を受け継いで仮面ライダーゴーストになったということだろう。まずは、謝らせてくれ。すまない、お前に仮面ライダーとしての運命を背負わせてしまって。俺には英雄の眼魂を十五個全てを集めることは出来なかった。だが、イッセー、お前になら出来るはずだ。お前と仲間達ならどんな運命も乗り越えられる。イッセー、英雄の心を学び、英雄の思いをつないでくれ。俺が集めた英雄の眼魂を託す。頼んだぞ、未来の英雄、仮面ライダーゴースト、兵藤一誠!』
「じいちゃん・・・・・・ありがとう。大切に使うよ。じいちゃんが託してくれた力を・・・・・・そして、みんなを守ってみせる。英雄達と共に・・・・・・」
俺はじいちゃんの書いた手紙と三つの眼魂を抱きしめる。
じいちゃんに託された思いを胸に、俺は戦ってみせる。
でも、英雄の心を学び、英雄の思いをつなぐってどういう事だ?
「イッセー、おばさんが風呂沸いたから入ってくれだってよ」
「あー分かった」
手紙に書かれていることを気にしてると、部屋に奏姉が入って来た。風呂か・・・・・・いったん頭をリフレッシュさせるか・・・・・・
って・・・・・・何故か俺の服を掴む奏姉。
「何してんの奏姉」
「んー久しぶりに一緒に入ろうぜ」
「はあっ!?」
一緒に風呂に入ろうと誘う奏姉。久しぶりって、何年も前の話だよ!
「いや、もう俺達子供じゃないんだから・・・・・・」
「じゃあ、レッツゴー!」
「人の話を聞いて-!」
奏姉は俺の話しを無視して引きずって風呂場に連れて行く。
何があったかは・・・・・・言わないでおく。
今回はイッセーの戦力補充回ですね。
今日は奏さんの誕生日や。めでたいな。
次回予告です
『天才ゲーマーのゲームプレイ、見せてやる』
『あなたを歓迎するわ悪魔としてね・・・・・・』
『あんた達に力を貸すのは別に良いけど、あいつだけには力は貸せない』
『俺は認めないぞ! 絞りかす風情がオリ主である俺の邪魔をするな!』
『さて、試運転と行くか』
『カイガン! アガートラーム!』
『これが俺のッ! 正義の拳だッ!』
次回「オカルト研究部」
あと、活動報告にアンケートを採っているのでみなさん、投票お願いします