ハイスクールD×S×G   作:汰灘 勇一

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レジェンドライダー編、ドライブ!

すいません、前回書き忘れましたが、アガートラーム魂のマスクのデザインですが、籠手と短剣がマイクの上でクロスした感じです

スマホの充電するところが壊れて充電できない・・・・・・

シンフォギアXDとFGO、戦国アスカ零ができない・・・・・・


第七話「何故、幽霊と刑事はなぜ出会ったのか?」

 東京都、警視庁の参事官室。そこでは本願寺純参事官が、ある男を待っていた。

 

 すると、ドアをノックする音が聞こえる。

 

「どうぞ、入ってきてください」

 

「失礼します」

 

 ドアを開けて一人の長身のイケメン男性が入って来た。

 

「およびですか、本願寺参事官」

 

「待っていましたよ泊巡査部長。どうぞ、座ってください」

 

 そう、部屋に入ってきたのはかつて、警視庁 特状課に所属して数々の機械生命体犯罪を解決して機械生命体ロイミュードを撲滅した仮面ライダーの内の一人、仮面ライダードライブこと、泊進ノ介巡査部長である。

 

「分かりました。失礼します」

 

 進ノ介は頭を下げて備え付けられているソファに座る。

 

「早速ですが、泊ちゃん、あなたにある事件の捜査を頼みたいんです。駒王町の博物館強盗事件、知っていますか?」

 

 本願寺参事官も座り、用件を伝える。

 

「はい。確か、歴史上の偉人にまつわる物が盗まれたって・・・・・・確か、犯人はまだ捕まってないはずです。でも、参事官、管轄が違いますよね? 何で俺に捜査を?」

 

「それはこれを見てください」

 

 管轄が違う事件を調べさせようとすることに疑問に思う進ノ介に本願寺参事官はノートパソコンを開いて進ノ介に見せる。

 

 パソコンはある動画を映していた。

 

 それは夜の博物館で、警報を聞いた警備員達が展示場に向かっているときの映像。ドアを開け、展示室に入った警備員達だが、警備員の一人が突然吹っ飛んで壁にぶつかった。

 

 他の警備員達は何が起きたのか分からず、混乱した。その隙に一人、また一人と警備員達は吹き飛ばされていく。

 

「これは・・・・・・」

 

「そうです。泊ちゃんがネオシェードの事件の時、泊ちゃんを襲った眼魔と呼ばれる怪物と状況が似ているんですよ」

 

 そう、それは三年前、ロイミュードを撲滅した後に起きたネオシェードと言うテロ組織の残党を逮捕しようとしたときに現れた目に見えない怪物、眼魔という化け物と遭遇した。

 

 本願寺参事官は駒王町博物館強盗事件にも、眼魔が関わっていると睨んでいるのだ。

 

「成る程。だから、眼魔と関わりがある俺が選ばれたと」

 

「そうです。ですが、調べるのには注意した方が良さそうです。何か得体の知らない組織が関わっているかもしれません」

 

「どういうことですか?」

 

「実は、捜査本部を解散させて、事件の捜査を終了しろと政府が圧力が掛けたらしいです」

 

「政府が? 何故・・・・・・」

 

「分かりません。だけど、底知れない闇があるのかもしれません。もしかしたら、かなり危険な仕事になるかもしれません。それでもやりますか?」

 

 本願寺参事官はもう一度、聞く。進ノ介は一瞬、考えるが、直ぐに答える。

 

「やります。もしかしたら彼にも会えるかもしれないので」

 

「仮面ライダーゴーストですか?」

 

「はい。眼魔が関係していると言うことは、彼も居るはずです」

 

「分かりました。所轄には私が話を付けますので、お願いしますよ泊ちゃん」

 

 決意した進ノ介に本願寺参事官は頭を下げる。

 

 

 

 

 

「すみません、現さん。俺に付き合って貰って」

 

「気にすんな! 俺も暇だったしな!」

 

 本願寺参事官の命を受けた進ノ介は警視庁捜査一課 警部である追田 現八朗が運転する車で駒王町に向かっていた。

 

「しかし、不思議だよな。あれから三年経って現れるなんて」

 

「そうですね。眼魔は何を企んでいるんでしょうか」

 

「・・・・・・実はよう、進ノ介。お前には言ってなかったけど、実は前にお前のであった仮面ライダーゴーストに出会ってるんだ」

 

「え?」

 

 現さんの告白に進ノ介は驚く。

 

「108の事件、覚えてるよな?」

 

「ええ、忘れたくても忘れられません」

 

「あの時、108の所にお前を行かせるために未来のロイミュードを足止めしている時、現れてロイミュードを撃破したんだ」

 

「そうだったんですか・・・・・・」

 

 あの時、仮面ライダーゴーストが戦っていたことを知る進ノ介。

 

「これと、何か関係があるのか・・・・・・」

 

 進ノ介はポケットからR16 DRIVEと書かれている目玉のアイテム。眼魂だ。

 

 一週間前、突然、進ノ介のデスクに現れたのだ。何故、現れたのかは分からない。

 

「駒王町、何が起きているんだ?」

 

「鬼がでるか蛇が出るかだな」

 

 駒王町に向かう彼らを待ち受けるのは果たして何なのだろうか。

 

 

 

「・・・・・・あれから一週間か」

 

 俺は眼魔と初めて戦ったあの公園にやってきている。

 

 仮面ライダーゴーストになってから一週間経った。あれから不可思議研究所に依頼が来て捜査したり、はぐれ悪魔を討伐したり、眼魔を倒したりした。

 

 眼魂も一つ回収した。ウィリアム・テルの眼魂だ。十五個の眼魂ではなかったけど。

 

「何とか、仮面ライダーとして戦えてるかな。そういえば、この公園って俺が小さい頃、一人で遊んでいた公園だな」

 

 今更だが、俺は昔のことを思い出した。

 

 イリナが外国に引っ越した後、遊ぶ友達が居なかった俺はこの公園で一人でゲームをして過ごしていた。そんな中、一人の年下の子と知り合った。その子もゲームが好きで、一緒にゲームをやったり、二人で新しいゲームを考えたりした。

 

 一ヶ月ぐらい、一緒に遊んでいたのだが、その子も遠いところに引っ越さなければならなくなった。その子は思い出にその子の親が開発している最新のゲーム機とそのゲーム機で遊ぶゲーム『MIGHTY ACTION X』と書かれた黒いゲームガシャットと言われている、ゲームソフトを貰った。モノクロだったけど、面白かった。

 

 数ヶ月前、流星コーポレーションから『MIGHTY ACTION X』が発売されている。恐らく、彼女は会社関係者の娘だったんだろう。

 

今もあの黒いゲームガシャットは持ち歩いている。お守りとして。

 

 だけど、このゲームガシャット市販のガシャットとどこか違うんだよな。気のせいかな?

 

「君、ちょっといいかな?」

 

 俺は鞄からゲームガシャットを取り出して眺めていると、声をかけられて後ろを振り返る。すると、そこにはスーツを着た男性が二人いた。

 

 一人は長身のイケメン男性、一人は気むずかしそうな男性。二人とも、どこか、歴戦の戦士と思える覇気を感じる。

 

 俺は警戒して、何時でも逃げられるようにする。イケメンの方の男性はどこかで見たことある気がするけど・・・・・・

 

「あっ、俺達は怪しい者じゃないよ。警視庁 特殊犯罪捜査第4班 班長 泊進ノ介だ。よろしく」

 

「警視庁捜査一課 警部 追田現八朗だ。よろしくなボウズ」

 

 二人は警戒している俺に黒い手帳、警察手帳を見せてくれた。・・・・・・警察・・・・・・泊進ノ介・・・・・・はっ!

 

「あなたはもしかして、仮面ライダードライブの泊進ノ介さんですか!?」

 

「そ、そうだけど・・・・・・」

 

「俺、仮面ライダーの大ファンなんです! サインお願いしても良いですか!?」

 

「い、良いよ・・・・・・」

 

 泊さんは俺の気迫に押されながらも了承してくれて、俺が出した手帳にサインを書いてくれた。

 

「ありがとうございます! 俺、兵藤一誠と言います。ところで、何で警視庁の刑事さん達がここに? 管轄が違いますよね?」

 

「実は、こっちで起きた事件が東京で起きた事件と似ていて調べているんだ? 協力してくれるかい?」

 

「ええ、俺が出来る範囲なら」

 

「この前、博物館で起きた強盗事件で何か知ってることはあるかい?」

 

「っ・・・・・・」

 

 サインを書いて貰った手帳をしまいながら泊さんに聞くと、泊さんは博物館の強盗事件について聞いてくる。あれは眼魔が関わっていた事件・・・・・・泊さんも眼魔のことを調べているのか?

 

「その様子、何知ってるね。話してくれるか?」

 

「ええとですね・・・・・・」

 

 泊さんは俺の様子が変わったことで突っ込んで質問してくる。

 

 だが、そんな時、地面に火花が散る。

 

「っ!? 狙撃!?」

 

「どこから・・・・・・っ!」

 

 どこから銃弾が飛んだのか探っていると、寒気が・・・・・・

 

「ふふふふっ・・・・・・久しぶりだな。泊進ノ介」

 

「っ! この声! まさか!」

 

 声と共にコブラの形をした胸に001と書かれた骨の機械の生命体、ロイミュード001だ。

 

「何故、お前がここにいるロイミュード001、いや! フリーズ!」

 

 泊さんはロイミュード01に向けて激高する。

 

 何でそんなに、激高しているんだ?

 

 だけど、ロイミュードは全部泊さん達に撲滅させられたはず、ということは・・・・・・

 

「おいおい、進ノ介。ホイコーロ・・・・・・・じゃなかったロイミュードなんてどこにも居ないぞ?」

 

「現さんあそこに見えるでしょ!?」

 

「泊さん、あいつはロイミュードじゃないです! そうだろ! 眼魔!」

 

 追田警部が001の姿が見えてないことに泊さんは驚いている。普通の人間である追田警部に見えてないと言うことは、あれはロイミュードでないと言うことは眼魔だと言うことだ。何で泊さんに見えているのかは分からないけど、それしかありえない。

 

「イッセー君、君は何で眼魔のことを・・・・・・」

 

「その少年の言う通りだ。私はロイミュードであってロイミュードではない。言うなれば、ロイミュード眼魔とでも名乗ろうか・・・・・・はあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

 

 ロイミュード眼魔が力を込めると、素体である姿から鬼のような姿、進化体、フリーズロイミュードへ姿を変える。

 

「素体とした眼魔だと、進化体が限界か・・・・・・まあ、今の君たちにならこれで十分か」

 

「おいおい、何がどうなってるんだよ進ノ介、イッセー!」

 

「追田警部! これを!」

 

 眼魔の姿が見えずに困惑している追田警部に俺はニュートン眼魂を投げて渡す。・・・・・・あいつの身体が馴染む前に倒さないと!

 

「うおおっ! 何だコレ!? 何でロイミュードいるんだよ! また蘇ったのか!?」

 

「ニュートン眼魂!? イッセー君、君が何でそれを!?」

 

 眼魂を受け取った追田警部はロイミュードの姿を見て驚いている。泊さんは俺がニュートン眼魂を持っていたことに驚いている。泊さんはニュートン眼魂の事を知っているのか?

 

「とにかく、イッセー君、君はここから逃げろ! 俺達が時間を稼ぐだから・・・・・・」

 

「一般人の俺は逃げろ! ですか・・・・・・すいません、それはできないですね」

 

 拳銃を取り出して、フリーズロイミュード眼魔に向ける泊さんの前に俺は立つ。

 

「俺はあなたと同じ、仮面ライダーだから!」

 

 俺は腰に手をかざし、オレンジの炎と共にゴーストドライバーを出現させ、オレゴースト眼魂のスイッチを押して起動状態にしてベルトに装填する。そして、印を結ぶような動作をしてトリガーを引く。

 

〈アーイ!〉〈バッチリミナー! バッチリミナー!〉

 

 ドライバーから黒とオレンジのお化け、オレパーカーゴーストが召喚されて俺の周りをぐるぐると回る。俺は取りがーを押し込み、叫ぶ。

 

「変身!」

 

〈カイガン! オレ!〉

 

〈レッツゴー! 覚悟! ゴ・ゴ・ゴ! ゴースト!〉

 

〈ゴーゴーゴーゴー!〉

 

 俺の身体は黒い素体、トランジェントとなり、オレゴーストを纏って仮面ライダーゴーストへと変身した。

 

「ええっ!? ベルトから幽霊が出てきて、それを纏って変身した!?」

 

「君が・・・・・・」

 

「俺はゴースト、仮面ライダーゴースト! 命、燃やすぜ!」

 

 俺はガンガンセイバーをドライバーから取り出して、フリーズロイミュード眼魔へと向かう。

 

 

 

「はあっ!」

 

「ふっ!」

 

 ゴーストはフリーズロイミュード眼魔にガンガンセイバーを振り下ろすが、防がれてしまう。

 

「君の力はこの程度かい? こちらも反撃させて貰うよ!」

 

 フリーズロイミュード眼魔は零距離で氷の固まりを放つ。ゴーストは避けることが出来ずに、吹っ飛んでしまう。

 

「ぐっ・・・・・・エジソンさん!」

 

 吹っ飛ばされたゴーストはドライバーのオレゴースト眼魂を取り出して、代わりに白色と黄色の眼魂、エジソン眼魂を装填してトリガーを引く。

 

〈アーイ!〉〈バッチリミナー! バッチリミナー!〉

 

 オレゴーストは霧散して白と黄色の、頭にアンテナを付け半袖タイプのパーカーに手が電球を半分にしたような手で、黄色と銀色のエジソンゴーストが現れて、フリーズロイミュード眼魔に体当たりを喰らわせる。

 

「ぐっ・・・・・・」

 

 少しひるんだ隙に、ゴーストはレバーを押し込む。

 

『カイガン! エジソン! エレキ! ヒラメキ! 発明王!』

 

 トランジェントはエジソンゴーストを纏い、エジソン魂にフォームチェンジする。それと同時に、ガンガンセイバーを組み替えて、ガンガンセイバーガンモードに変形させる。

 

「ほう、英雄の力か・・・・・・いいだろう。見せてもらおうか。英雄の力を」

 

「はっ!」

 

 ゴーストはガンガンセイバー・ガンモードをフリーズロイミュード眼魔に向けて発砲する。フリーズロイミュード眼魔は銃弾をバリアーで防ぐ。

 

「その程度か、英雄の力は」

 

「なめるな!」

 

 ゴーストはガンガンセイバー・ガンモードをドライバーにかざす。

 

『ダイカイガン! ガンガンミナー! ガンガンミナー! ガンガンミナー! ガンガンミナー!』

 

 ガンモードの銃口に紋章が出現してゴーストはトリガーを引く、強力な電気エネルギーの弾丸を放つ。

 

『オメガシュート!』

 

「ぐっぐあああっ!」

 

 フリーズロイミュード眼魔は避けようとせず、弾丸が当たり、爆発が起きる。

 

「っ・・・・・・どうだ」

 

 ゴーストは寒さで身体を震えさせながら言う。

 

「ふはははははっ! 意外にやるではないか。仮面ライダーゴースト!」

 

 爆発が晴れるとそこには無傷のフリーズロイミュード眼魔がいた。

 

「なっ無傷だと!?」

 

「次はこちらの番だ!」

 

 フリーズロイミュード眼魔が両腕を広げると吹雪が起こり、ゴーストを凍らせる。

 

「ぐっああああっ!」

 

「イッセー君!」

 

「どうした? 貴様の力はこの程度か?」

 

「まだだ・・・・・・翼姉! 力を貸してくれ!」

 

 自分の方が強く優位な状況にいるので余裕そうなフリーズロイミュード眼魔。それに対して、ゴーストは白と青色の眼魂を取り出して、エジソン眼魂と交換して、ベルトのトリガーを引く。

 

〈アーイ!〉〈バッチリミナー! バッチリミナー!〉

 

 エジソンパーカーゴーストが氷と共に霧散してベルトから青と白の、両手が剣で頭の部分に大きなヘッドギアを付けたようなアメノハバキリパーカーゴーストがゴーストの周りを飛ぶ。

 

『カイガン! アメノハバキリ! その身は剣! 防人の歌!』

 

 トリガーを押し込み、トランジェントはアメノハバキリパーカーゴーストを纏って、マスクは剣とマイクがクロスしたような柄で、風鳴翼の纏う、天ノ羽斬によく似た姿、仮面ライダーゴースト・アメノハバキリ魂にフォームチェンジした。

 

「仮面ライダーゴースト、推して参る!」

 

 ゴーストは甲脚からアームドギアの柄を排出してそれを掴み、一降りの刀にして自慢のスピードで一気に近づき、刀を振るう。

 

「早いね・・・・・・だが、眼で追えない速さではない」

 

 かなりの速さで斬りかかるが、全て避けられてしまう。なら・・・・・・これだ!

 

 ゴーストは甲脚から小太刀を取り出して、フリーズロイミュード眼魔の影に向けて投げる。

 

「どこを見て投げている。巫山戯ているなら終わりに・・・・・・っ!」

 

 フリーズロイミュード眼魔は何事もなかったように動こうとしたが、動けなかった。

 

『影縫い』

 

 影に小太刀を投げて相手の動きを封じる技だ。

 

 なお、模擬戦の後に見よう見まねでこれを再現したこと翼がかなり凹んでいた。

 

「これで決める!」

 

『風輪火斬』

 

 ゴーストはもう一つ、刀を創り出し、もう一本の刀を柄で連結させて、炎を纏わせて印を結び、拘束で滑空してフリーズロイミュード眼魔を切り伏せようとした。

 

「よっしゃああっ! いけっ! イッセー!」

 

 これで倒せると思った追田警部は喜んだ。だが、甘かった。

 

「成る程・・・・・・それなりに強いが、まだまだだ。はああああっ!」

 

 フリーズロイミュード眼魔が力を込めると、全身から吹雪が発生して影に刺さっていた刀を粉々に砕き、ゴーストを吹き飛ばす。

 

「ぐああああっ!」

 

 ゴーストは木にぶつかり、崩れ落ちる。

 

「ふふふ、君もここまでのようだね・・・・・・」

 

(っ・・・・・・ダメだ痛いし、寒いし・・・・・・もう、限界だ。ごめん、みんな、俺、もう立ち上がれないかも・・・・・・)

 

 勝ちを確信して笑いながら近づくフリーズロイミュード眼魔。ゴーストは限界が来たのか、立ち上がろうとしない。

 

「ふふふふっ・・・・・・・ぐっ!」

 

 フリーズロイミュード眼魔の脚を一発の弾丸が止めた。

 

 泊進ノ介が拳銃を構えながら、ゴーストを庇うようにして、追田警部もゴーストに近づく。

 

「おい、大丈夫かイッセー! しっかりしろ!」

 

「追田警部・・・・・・泊さん・・・・・・どうして・・・・・・」

 

「どうしてって当たり前だろ! 市民を守るのが俺達の仕事だ! 仮面ライダーだろうと、お前も俺達が守る市民の一人だ!」

 

 進ノ介は拳銃を発砲しながら叫ぶ。

 

「だけど・・・・・・貴方達が、勝てる相手では・・・・・・」

 

「その少年の言うとおりだ。変身能力を失った君では私を倒すことはおろか、戦う事はできんよ」

 

「確かにベルトさんがいない今、俺は仮面ライダードライブにはなれない! だけど、ベルトさんがいなくても! 例え、変身できなくても、俺は仮面ライダードライブだ!」

 

 進ノ介は揺るぎのない決意を込めた目をフリーズロイミュード眼魔に向けながら、拳銃を構える。

 

「変身できなくても仮面ライダー・・・・・・」

 

「その目だ・・・・・・その目こそ、私に屈辱を与え、それを乗り越えることで超進化へと導く!」

 

 フリーズロイミュード眼魔は顔をかきむしり、両手に力を込めて鋭い氷柱を進ノ介に向けて放つ。進ノ介は逃げようとせず、拳銃を構える。

 

「うおおおっ!」

 

 ゴーストは力を振り絞り、進ノ介の前に立ち、氷柱を刀で切り伏せる。

 

「っ!? イッセー君!?」

 

「貴様、何故、立ち上がる? 貴様は弱い人間だ! 力の差も分からないほどおろかなのか!?」

 

「確かに俺は弱い! だから俺は強くなる! 俺はみんなと並んで戦えるようになりたい! だから走り続ける! トップギアで!」

 

 強くなるためにゴーストは立ち上がる。変身できなくても悪に立ち向かう、進ノ介のように強くなるために。

 

 すると、進ノ介の胸の部分が光り出した。進ノ介がスーツの胸に手を入れるとドライブの眼魂が光り輝いていた。

 

「これは・・・・・・そうか! イッセー君、これを!」

 

 何かを察した進ノ介はドライブの眼魂をイッセーに投げ渡す。

 

「っ! どうして泊さんがコレを!?」

 

「俺の・・・・・・俺達の力を使ってくれ! そして走り続けるんだ!」

 

「っ・・・・・・! はい!」

 

 ゴーストはアメノハバキリ眼魂を取り出して、ドライブ眼魂を装填する。

 

〈アーイ!〉〈バッチリミナー! バッチリミナー!〉

 

 アメノハバキリパーカーゴーストが霧散して、ベルトからドライブとよく似たパーカーゴーストが飛び出して、フリーズロイミュード眼魔を弾き飛ばす。

 

「ぬおおおおっ! お化け! ドライブのお化けだ!」

 

 ドライブパーカーゴーストが召喚されて驚いている追田警部を尻目に、ゴーストはトリガーを押し込む

 

『カイガン! ドライブ! 警官! 正義感! タイヤコウカン!』

 

 ドライブパーカーゴーストを纏い、ゴーストは仮面ライダードライブによく似た仮面ライダーゴースト・ドライブ魂にフォームチェンジした。

 

 フォームチェンジすると同時に、ハンドルについた剣、ハンドル剣とドアの形をしたドア銃を装備する。

 

「ひとっ走り付き合えよ! あれ? 身体が勝手に・・・・・・まあ、良いか!」

 

 叫んだ後、ゴーストはドア銃を発砲しながら近づいてハンドル剣で斬りつける。

 

 斬りつけた後、カーブして、ドア銃を発砲、ハンドル剣を振り下ろしてダメージを与えていく。

 

「くっ! 貴様、その姿!」

 

「俺もよく分からないけど、これはあんたを倒すための力だってことが分かるぜ・・・・・・これで終わりだ!」

 

 ゴーストの姿に驚くフリーズロイミュード眼魔。ゴーストはベルトのレバーを引いて押し込む。

 

『ダイカイガン! ドライブ! オメガドライブ!』

 

「はあああっ!」

 

 すると、どこからか、ドライブの乗る車、トライドロンが現れて周囲を高速旋回してトライドロンとフリーズロイミュード眼魔を交互に蹴りつけて反射・加速しながら連続蹴りをたたき込む。

 

「ぐああああっ!」

 

 フリーズロイミュード眼魔は倒れて爆発する。

 

『オヤスミー』

 

「やったなイッセー!」

 

「ナイスドライブだったぞ!」

 

「追田警部・・・・・・泊さん、ありがとうございます。二人のおかげで勝つことが出来ました」

 

 フリーズロイミュード眼魔を倒して、変身を解除してイッセーに戻ったら二人が駆け寄ってきた。

 

「何を言っているんだ。あいつを倒したのは君だ。礼を言うのはこちらのほうだ。三年前、俺は君のおかげで命を救われた。そのおかげで霧子も助けることが出来た」

 

「俺からも礼を言わせてくれ。お前のおかげで未来のロイミュードを倒せた。ありがとうな」

 

「えっ? 何のことですか? 俺、お二人と初めて会いましたよ?」

 

 二人にお礼を言われて心当たりのないイッセーは困惑している。二人も、困惑しているイッセーを不思議に思う。

 

「三年前、ネオシェードの事件で眼魔を倒したのは君じゃないのか?」

 

「あー、多分それ、俺のじいちゃんです。俺はじいちゃんから仮面ライダーゴーストの力を受け継いだんです。だから、たぶん泊さんが出会った仮面ライダーゴーストはじいちゃんだと思います」

 

「そうだったんだ。そのお祖父さんは?」

 

 進ノ介は祖父のことをイッセーに聞くが、イッセーは首を横に振る。その事で、彼の祖父がすでに無くなっていることを知る。

 

「ごめん、気に触ることを言って」

 

「いえ、気にしないでください。あの・・・・・・俺の上司を呼んでも良いですか? 眼魔と戦う組織に俺は所属しているんです」

 

「眼魔と戦う組織があるんだ。分かった。そちらの事情も気になるし」

 

 イッセーの提案で対策二課の面々を呼ぶことになったその時・・・・・・

 

「これで勝ったと思わない方が良いぞ泊進ノ介、兵藤一誠・・・・・・」

 

『っ!』

 

 ふらふらと倒れそうになりながらも立ち上がるフリーズロイミュード眼魔。

 

「やつらは我々ロイミュードを眼魔の技術を使って復活させようとしている。そうなれば貴様らに勝ち目があるかどうか・・・・・・」

 

「ロイミュードを復活!? そいつらは何者だ!?」

 

「・・・・・・怪人の活躍の影にいる存在。君たち仮面ライダーと因縁のある相手、アクセルが詳しいことを知っているのではないか?」

 

「それって・・・・・・」

 

「個人的には君たちの活躍を期待しているよ。私達の力が利用されるのも癪だからね・・・・・・」

 

 フリーズロイミュード眼魔はそう言い残すと、倒れて今度こそ、爆発して死んだ。

 

 

 

 

 

 

 

「もう、何で一人で無茶するの!?」

 

「私達が来るまで何で待てなかった!?」

 

「私達も仲間なんだから頼って!」

 

「無茶するのは響だけで十分だよ!」

 

「ご、ごめん・・・・・・わりと緊急事態だったから」

 

 フリーズロイミュード眼魔を倒し終わり、少しすると、イッセー君の仲間がやってきた。今はイッセー君は九人ぐらいの美少女に囲まれている。

 

「あいつ、かなりもてるな」

 

「そうですね。修羅場になりそうです」

 

 俺は現さんとイッセー君達を見てのんきに言っているけど、今はそんなのんきにしてられる状況でない。

 

「あいつらを見てると特状課にいる時を思い出すぜ。狭かったけど、楽しかったな」

 

「・・・・・・もしかしたら特状課の再編成しないといけないですね」

 

「だな。また、ロイミュードが復活するなら俺達の出番だよな」

 

 今回の事件で眼魔としてロイミュードが復活するかもしれないといけないことが分かった。しかも、眼魔は眼魂を持つ者しか見えない。大変なことになりそうだ。だから二課と警察の協力捜査も視野に入れないと行けないかもしれません。

 

「・・・・・・ベルトさん、平和な世界はまだまだ遠いぜ」

 

『何を迷っているんだ進ノ介。君は君らしく走り続けたらいい。START YOUR ENGINE!!』

 

「っ! ベルトさん!?」

 

「どうした進ノ介?」

 

 突然、ベルトさんの声が聞こえて周りを見るけど、ベルトさんの姿形はどこにもない。幻聴か・・・・・・

 

「いえ、何でもないです」

 

 俺は苦笑いして誤魔化す。

 

 そうだ。俺が変身できなくても、あいつらに対抗する力が、希望があるんだ。俺達は彼らのサポートをすれば良いんだ。そうだろ? ベルトさん。

 

 

 この時、俺はイッセーの持つドライブ眼魂が微かに動いたことに気がつかなかった。

 

 

「あっ、泊さん、これは・・・・・・」

 

 戦いが終わって俺はドライブ眼魂を返そうとした。

 

「いや、それは君が持っててくれ。走り続けるんだろ? なら、俺達の力が必要なはずだ。頑張れよ、後輩!」

 

「っ! はい!」

 

「これから俺達、警察もお前達と協力する事があるかもしれねえからよろしくなイッセー。俺の事は現さんでいいぜ!」

 

「はい、よろしくお願いします!」

 

 俺は泊さんと現さんの激励がとても嬉しかった。

 

 別れ際に泊さんとはラインを、現さんとはメアドを交換した。

 

 泊さんはツッコミが欲しいんだよってどこか遠い目して言ってたけど、どういう意味だろ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 フリーズロイミュード眼魔が撃破されて、二課の面々が来る前、爆発したフリーズロイミュード眼魔の身体から一つの眼魂が飛び出て近くに駐めてあった白い車の窓を通り、中に入る。

 

 眼魂は白いスーツを着た男性の手に落ちる。

 

「ご苦労様です。良いデータがとれました」

 

 白いスーツの男性はアタッシュケースに眼魂・・・・・・フリーズロイミュード眼魔眼魂をしまう。アタッシュケースの中には似たような眼魔眼魂が幾つも入っていた。

 

 白いスーツの男性はスマホを取り出して電話をする。

 

「実験の結果は良好です。眼魔の技術を利用した怪人の復活は研究の対象にもってこいだと判断できます。これからも投資を続けるべきです。はい・・・・・・引き続き、ロイミュードの眼魔眼魂を集めます。000、002、003、004、005、006に009の幹部級ロイミュードの眼魔眼魂はまだ誕生していませんが、回収する所存です。では、失礼します」

 

 白いスーツの男性は報告を終えると電話を切る。

 

「我々への資金援助は継続ですか? 財団X」

 

「ええ、これからのあなたの研究成果に期待しますよ西園寺さん」

 

 白いスーツの男性、財団Xの構成員は黒い帽子に眼鏡の男性に答える。

 

 財団Xとは様々な機関に資金援助する財団組織であり、兵器を開発する組織である。

 

「しかし、もう少し、データが欲しいところです」

 

「なら、私に考えがあります。任せてもらえますか?」

 

 構成員が悩むが、西園寺が構成員のもつアタッシュケースの中から一つの眼魂、『RV 007 SWORD』と書かれた眼魔眼魂を取り出して気味の悪い笑顔を見せる。

 

 彼らは一体何を企んでいるのか・・・・・・・




今回はレジェンドライダー編ドライブでしたが、どうでしたか?

泊さんや現さん、本願寺参事官などのドライブの登場人物がちゃんと書けたか不安です。

今回書きませんでしたが、泊さんと現さんの二人の嫁についてトークしたりする予定もありました。


今後もレジェンドライダー編はやっていきます。まだ平成ライダーの内、半分ほどしか思いついていませんが・・・・・・

次回予告

『写真の彼女を保護すれば良いんですね?』

『はうっ!』

『天才ゲーマーIのゲームプレイ、見せてやるぜ!』

『あれが欲しいのか?』

『アーシアは渡さない! 変身!』

『カイガン! ガングニール!』

次回『聖女と黒き戦槍』
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