同日投稿です
「バアル家の無能が―――」
ドゴンッ!
激しい打撃音! ヤンキーは言葉を全部言い切る前に―――サイラオーグさんの一撃で広間の壁に叩き飛ばされていたっ!
ガラッ……。
壁からヤンキーが崩れ落ちて、床に突っ伏していた。
――――― 一撃!
あんなに強い魔力を放っていたヤンキーをたったの拳一撃で!?
「言ったはずだ。最終通告だと」
迫力のあるサイラオーグさんの言動に、
「おのれ!」
「バアル家め!」
ヤンキーの眷属が主をやられた勢いで飛び出しそうになるが――――――
「主を介抱しろ。まずはそれが貴様らの「それには及ばねぇよ」……なんだと?」
サイラオーグさんの言葉を遮ったのは他でもない飛ばされたヤンキー
おいおい、凄い打撃音だったのに気絶もしてないのかよ!?
ごろりと転がり、仰向けになるヤンキー
「お前ら、今すぐ拳を収めろ。今回の件は俺が先に挑発したのが原因だ、これ以上こちらが醜態を見せるんじゃねぇ」
「しかし「良いから収めねぇか!!」はいっ!」
なんでだろうか、殴られる前よりも殴られた後の方が恐さは減ったけども迫力が増してる。
ヤンキーは立ち上がり、メガネの姉ちゃんに振り返る。
「アガレスの、今回はすまなかった。どうやら俺も興奮してたみたいでつい挑発をしてしまった。まだ会合まで時間はあるし、化粧を直してこい」
「え、ええ、わかりましたわ」
メガネの姉ちゃんは化粧を直しにどっかに行ってしまった。
「バアル家の、すまん助かった。お前が殴ってくれたおかげで上っていた血が下がった」
「いいや、礼にはおよばん」
「それでもだ、まだまだ俺も修行が足りねぇな」
首をゴキゴキと鳴らして言うヤンキー
「しかし俺は気絶させるつもりで殴ったのだがな?」
「ははは、耐えられた理由は簡単さ。過去に一度、お前よりも何もかもが上の拳を受けたことがあるからだよ」
なんだって、あれよりも凄いのを受けたことがあるのか!?
俺が驚愕しているとヤンキーは俺に近づいて来た
他の仲間達が警戒態勢を取る中、ヤンキーは俺の目の前に立ち
「お前、兵藤旅人って名前に聞き覚えはあるか?」
「………俺の兄貴ですけどもなにか?」
なんで兄貴の名前をこいつが知ってるんだよ?
「そうか、ならば旅人に伝えてほしいことがある」
ヤンキーは突然、俺に頭を下げてきた。
「お前の兄貴にグラシャラボラス家は多大なる恩がある、もしも力が必要になったら言ってくれ。その時はグラシャラボラス家が総力を持って助けると、これは俺ら一族の総意だ。最後にもう一度、一族の代表としてお前の兄貴、兵藤旅人に礼を言う。ありがとう」
それだけ言うとヤンキーは元の場所に戻って行った。
兄貴……あんたなにしたんだ?
会合から少し前
「おぉ……これはまた」
俺はアイラからもらったバイクで旅を続けている。
そして今日、ようやく街に辿り着いた
「なんか空は紫なのに東京みたいな街だな」
もしやここはパラレルワールドなのだろうか?
まぁ、冒険できるならあまり関係がないけど
「きゃぁぁぁああああああ! リアス様~!!」
五月蝿ぇ!
なんだと思って声がした方を見たら馬車の中から手を振るリアスがいた
「ほぅ、なかなかソックリじゃないか」
てか似すぎ、まるで本人みたいだもん
でもこんなところに居るわけないし、違うよな
今日はこの街に泊まっていこう
俺は宿を探しに行こうとしたら
「見つけたぞ! そこの貴様、待つのだ!!」
後ろから車に乗り猛スピードでやってくる集団
あいつらは数日前から俺を追ってきている
理由は簡単
あいつら警察、俺は密入国者
「捕まる訳にはイカンのだよ!!」
「逃がすかぁぁぁあああああ!!」
なんでカーチェイスをしなきゃならねぇんだ!
追ってくる警察の連中
だが舐めるな、アイラ印の改造バイクはそんなにちんたら走ってはくれないぜ!!
アクセルを全開にする
時速500kmほどの速度で走りだす
「え……?」
待て待て待て、落ち着け――――
「ギャァァァアアアア!?」
俺は風の如く都心部から離れて行ってしまった
いつかアイラに再開したら文句を言わなきゃな
予約投稿って久々にやった。
基本的に書き終わったらすぐに投稿しちゃう人なんで
テスト前だからこんなことやっていいのかな?
もう一回、投稿します