~お詫びとご連絡と生存報告~
2部が終わってから気が付いたら1年が過ぎてしまいました。
半年とか言っていたくせに1年たっても書き溜めが終わらなくて本当にごめんなさい。
そろそろ投降を再会出来そうなくらいには書き溜めが溜まってきたので
出来れば年内には投降を再開したいと考えております。
これだけお待たせして図々しいお願いではございますが
再会の際はまたお付き合いいただければ幸いです。
これだけだと流石にアレなので息抜きに書いた短編を一つ上げておきます。
あと前回のドルフロネタにもオマケを追加しました。
!注意!
今回も前回のエイプリルフールネタと同じく本編とまったく無関係のクロスオーバーネタです。
フロムソフトウェアの隻狼~SHADOW DIE TWICE~のネタバレを若干含みます。
そういったネタが嫌い、或いは上記作品を未プレイの方は読まない方が良いです。
この話を飛ばしても、本編には一切影響はございませんのでご安心ください。
「いやぁ、なんやかんや色々あったけどなんか全部すっきり解決しちゃったな!」
「そうですね!なんか色々あった気がしますがとりあえずなにもかもすっきり一切合財終わりましたね!指揮官様!」
そう、なんやかんやでドルフロ世界に転生した石壁だったが、結局この世界でもなんやかんや色々全部終わった後なのである!具体的に何があったのかは一切分からないがなんやかんやはなんやかんやできっちり解決したのだ!
「そんなわけで僕はもう寝るよ、お休み!」
「おやすみなさいませ指揮官様!」
***
「……はっ」
「……目覚めたようじゃな」
ふと気がつくと石壁はボロボロの荒れ寺で薄汚い筵を布団代わりに寝かされていた。起き上がった彼の前には襤褸衣を纏った老人がいた。彼はどうやら仏像をほっているところであった。
「ここは……て、あれ??」
そして気がつく、無くなっていたハズの右腕に義手がくっつけられていた。しかもどう見てもローテクな木製の義手なのに、なんか魔法じみた制度でぬるぬる動く、すごく不思議な義手である。
「ソイツの名は忍び義手。きっとお前さんの役に立つじゃろうて」
「え、いやまって、ここ何処とか貴方誰とか、忍び義手ってなんだよとかそれ以前の問題としてーー」
石壁が失われた右腕の位置に存在する義手を動かす。
「ーーこれ、左腕なんだけど???????」
両腕が左腕になった石壁のその言葉に、荒れ寺は静寂に包まれた。
「……まあ、せいぜい気張りな」
「いやいやいやまって!!お願いまって!!こんな『余ったガンフ●ラの腕適当にくっつけました★』みたいな状態で放り出すの待って!!お願いお爺さんちょっと待ってええええええ!!!」
かくして、隻腕の石壁、略して
「始めるな!!無理やりナレーションで進めるな!!あと略せてないっていうかそのルビだとただの読み間違いだ!?」
始まったのである!
***
「そなたなど、まだまだただの土壁よ」
「僕の名前はそういうランク制だったの!?」
***
「隻腕の石壁……そうじゃなこれより貴様は
「だからそれじゃただの読み間違いだって言ってんだろうが!!」
***
「久しいな、御子の壁よ」
「なんだよその呼び方!それだと僕御子の敵みたいだろうが!」
***
「俺は……葦名を守りたい……!!」
「ああもうわかった!!わかったから!!」
石壁は叫んだ。
「全部一切合切護ってやるから力をかせ弦一郎!!」
またしても運命を捻じ曲げてしまった彼の、新たな戦いが始まる!!
SEKIKABE STOMACH DIE TWICE、近日公開!!
しません!!
誤字チェックにソフトーク(ゆっくり)で文章を読み上げていると
石壁を「せきかべ」と読んでくる事から思いついたネタ
ちなみに関係ないが鈴谷は「すずたに」になって笑いました