みなさんって幽霊とか信じる派ですか?
自分は信じちゃいますね。鏡とかみると後ろに写ってそうで怖いです。
湖から少し離れた場所に、魔理沙は館らしきものを発見した。
(これが噂の紅魔館ってやつか。なんだか所々壊れてとても人が住んでいるようには見えないんだけど...。とりあえず入ってみるか。)
魔理沙はドアを開けようと手を伸ばしたその時!
キィィ...
なんとも気味が悪い音がなり、ドアが自然と開いたのである。
「うわっ!び、びっくりさせないでよ...。誰かいるのか?」
問いかけには誰も反応せず、シーンとしていた。それにしても不気味である。
(とりあえず探索してみるか。そのうち誰か出てくるだろう。)
魔理沙が洋館の中に入ると突然ドアが閉まった。彼女は急いで開けようとするも何故か開く気配がなかった。魔法もいくつか試したが、傷一つ付かなかった。
「どうなってんだよ一体...。ここは少し変な感じがするぜ...。
とにかく別の出口を探さないと。」
魔理沙は屋敷内を探索していると、近くの部屋から音が聞こえてきた。
(な、なんだ!? 今度は急に音が鳴り出したぞ...。そこに誰かいるのかな...。)
恐る恐る部屋を覗いてみると、人は見当たらず、ヴァイオリンの音だけが部屋中に響き渡っていた。
「う、うわぁぁぁぁ!!!」
魔理沙は恐ろしくなり、必死に出口を探して走り回っていた。だが、彼女を追うようにヴァイオリンの音は近づいてくる。
「一体全体なんなのよぉ!!私が何か悪いことでもしたの?
勝手に屋敷に入ったことは謝るから許してよ...!!!」
涙ぐみながら必死に謝っていると、突然ヴァイオリンの音が止んだ。
「止まった...?もしかして助かったのか...?良かっ────」
魔理沙がホッとして後ろを振り向いた時、目の前にヴァイオリンを持った女の子がいた。魔理沙は驚きを通り越し、気絶してしまった。
それから数時間後、彼女は目を覚ました。
「...っ!? 助かったのか。それにしてもここは一体どこなんだ...?」
「私の部屋よ。人間ってほんと面白い反応をするわね。」
「で、でたぁぁぁぁ!!!」
「まるで幽霊を見たと言わんばかりの反応ね。あながち間違ってはいないけど。私達はここで暮らしているの。」
「ほんと心臓に悪い種族だぜ...。達ってことはまだいるのか?」
「えぇ、三姉妹なの。私が長女のルナサ・プリズムリバー。妹達が、メルランとリリカよ。あの2人はライブで今いないけど。」
プリズムリバー三姉妹... 彼女達は騒霊であり、演奏するのが大得意。実力もかなりのものらしい。
「私は魔法使いの霧雨 魔理沙だ。気になることがあるんだが、ここは紅魔館で合っているのか?」
「紅魔館?残念ながらここはただの廃洋館よ。せっかく来たんだし、私の演奏を聴いていってよ。と言っても聞くまで返さないけどね。」
「出られないなら仕方ない。聴いていってやるぜ。その代わり上手く演奏してくれよ?」
その後、彼女の素晴らしい演奏を聴いた魔理沙はなぜか暗い気持ちになったのである。
「あぁ、ごめん!つい鬱の音を出しちゃった。しばらくすれば戻るから。」
ルナサは手厚く魔理沙を介抱した。
今回は少しホラー気味にしてみました。
紅魔館を探検するという話でしたが、あれは嘘だ!(すいません。)
こんなの実際にあったら行ってみたいですね。
もちろん怖いです(笑)。ただ、何故か好奇心が湧いちゃうんですよね。